このページのまとめ
- 新卒の面接の自己紹介に含める内容は、基本のプロフィールや学生時代の経験など
- 新卒の面接の自己紹介は、1分程度で簡潔にまとめることが大切
- 自己紹介で好印象を与えるには、面接官の目を見てハキハキと話すことも重要

「面接の自己紹介で何をアピールしたら良いか分からない」と悩む就活生もいるでしょう。新卒の面接の自己紹介では、氏名や所属、学生時代の経験などを簡潔に伝えるのがおすすめです。
この記事では、自己紹介で話す内容や例文を紹介します。さらに、面接官に好印象を与えるコツやNGな自己紹介も解説。自分の魅力が伝わる自己紹介を考えるため、ぜひ参考にしてみてください。
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- 新卒は面接の自己紹介で何を言う?盛り込む内容6選
- 1.挨拶
- 2.氏名や学校の情報
- 3.趣味や特技
- 4.学生時代の経験
- 5.応募先に魅力を感じた理由
- 6.感謝の言葉と意気込み
- 新卒の面接で自己紹介が求められる理由
- アイスブレイクのため
- コミュニケーション能力の確認のため
- 経歴や人柄の確認のため
- 第一印象やマナーを見るため
- 新卒の面接で好印象を与える自己紹介のコツ7選
- 1.1分程度で簡潔にまとめる
- 2.面接官の目を見てハキハキと話す
- 3.姿勢を正す
- 4.柔和な表情を意識する
- 5.丁寧な言葉遣いで話す
- 6.回答を丸暗記しない
- 7.企業が求める人物像に合わせた回答を心掛ける
- 新卒の面接で好印象を与える自己紹介の例文8選
- 1.簡単な自己紹介の例文
- 2.自己PRを含めた自己紹介の例文
- 3.志望理由を含めた自己紹介の例文
- 4.学業をアピールする自己紹介の例文
- 5.留学経験をアピールする自己紹介の例文
- 6.サークル活動をアピールする自己紹介の例文
- 7.アルバイト経験をアピールする自己紹介の例文
- 8.趣味を深掘りする自己紹介の例文
- 新卒の面接でNGな自己紹介
- 嘘をつく
- エピソードを盛り込み過ぎる
- ネガティブな表現を多用する
- 自己紹介と自己PRの違いを理解していない
- 就活の面接で自己紹介が不安な方へ
新卒は面接の自己紹介で何を言う?盛り込む内容6選
新卒の面接の自己紹介には、基本的なプロフィールのほか、学生時代に頑張ったことや応募先に魅力を感じる理由などを盛り込みます。1分程度で話し切ることを意識し、それぞれの内容を簡潔にまとめてください。
1.挨拶
自己紹介の冒頭は、丁寧な挨拶で始めましょう。挨拶は社会人としての基本的なマナーです。面接官の目を見て明るくはっきりと挨拶することで、好印象を与えることができます。
具体的には、「本日はお忙しいなか、面接のお時間をいただきありがとうございます」と、感謝の気持ちから自己紹介をスタートさせてください。
2.氏名や学校の情報
次に、氏名や大学名、学部学科名など、新卒の就活生としての基本的な情報を話しましょう。所属を伝えることで、面接官に専門分野を知ってもらえます。大学院生の場合は、修士課程や博士課程であることも付け加えてください。
3.趣味や特技
趣味や特技を自己紹介に盛り込むことで、短時間でも個性や人間性を伝えられます。単に好きなことや得意なことを羅列するのではなく、仕事への活かし方や経験から得た教訓などを交えて話すと、より面接官の興味を引くことができるでしょう。
4.学生時代の経験
学生時代に注力した活動について述べます。学業やサークル活動、アルバイト、ボランティアなど、最も力を入れて取り組み、成果を挙げた経験を選びましょう。
新卒の面接では自己紹介のあとに、「学生時代に力を入れたこと(ガクチカ)」について改めて質問される可能性があります。深掘りしてもらいたい内容について自己紹介のなかで触れておくと、面接全体を通して一貫した回答ができるでしょう。
5.応募先に魅力を感じた理由
自己紹介の後半では、なぜこの会社を選んだのかを端的に伝え、入社への熱意をアピールします。企業理念や事業内容、具体的なサービスなど、何に魅力を感じ、どうしてその企業を選んだのかを伝えましょう。
自己紹介のあとには、志望動機について聞かれる可能性があります。自己紹介の段階では深掘りせず、魅力を感じた理由を簡潔に伝えるのがおすすめです。
6.感謝の言葉と意気込み
最後に、「面接の機会をいただきありがとうございます」や「本日はよろしくお願いします」など、締めの言葉を述べましょう。「礼儀正しい」「熱意がある」という印象を与えるだけでなく、自己紹介の終わりの合図にもなります。
自己紹介にどんな内容を盛り込むべきか迷ったら、「自己紹介の基本的な項目とは?自己PRとの違いや注意点を例文つきでご紹介」の記事もご参照ください。
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新卒の面接で自己紹介が求められる理由
企業側が新卒の面接で自己紹介を求める理由は、「学生の緊張をほぐすため」「コミュニケーション能力や第一印象を見るため」などです。面接官の意図に合った回答をするためにも、自己紹介が求められる理由を確認しておきましょう。
アイスブレイクのため
自己紹介は、学生の緊張をほぐす「アイスブレイク」としての役割を果たします。面接は、かしこまった場で行われるので、場に慣れていない新卒の人は緊張してしまいがちです。
自己紹介は、氏名や大学名など自分の基本的な情報について話すものなので、「志望動機」や「入社後にやりたいこと」などの質問よりも答えやすいでしょう。
このあとの質疑応答をスムーズに行うために、学生が話しやすい雰囲気を作るという意図で自己紹介を求める企業があります。
コミュニケーション能力の確認のため
面接の自己紹介は、あなたのコミュニケーション能力を測るテストともいえるでしょう。面接官は以下の点をチェックしています。
・話を論理的にまとめる力
・表現力
・聞く力
・対応力
企業は、新卒の人に対してコミュニケーション能力を求めているようです。厚生労働省が2023年に実施した「令和5年若年者雇用実態調査の概況」では、企業が新卒の正社員選考で重視した点として、以下が上位5項目に挙げられていました。
| 選考で重視した点 | 重視した企業の割合 |
| 就業意欲・勤労意欲・チャレンジ精神 | 79.3% |
| コミュニケーション能力 | 74.8% |
| マナー・社会常識 | 58.6% |
| 組織への適応性 | 53.2% |
| 体力・ストレス耐性 | 36.2% |
企業が新卒採用の選考において重視する点として、コミュニケーション能力は「就業意欲・勤労意欲・チャレンジ精神」に次いで2位です。7割を超える企業が、コミュニケーション能力を重視しています。
また、コミュニケーション能力を重視する企業の割合は、2013年調査で67.0%、2018年の調査で71.1%と、継続して高いことも分かりました。
企業側は面接の自己紹介を通じて、入社後にチームの一員として貢献できる基本的なコミュニケーション能力をもっているかを確認しています。
参照元
厚生労働省
令和5年若年者雇用実態調査の概況
経歴や人柄の確認のため
面接の自己紹介は、面接官が応募者の基本的な情報と人柄を把握するための土台です。面接官は、履歴書やエントリーシートに記載されている情報を面接で再確認したいと考える傾向にあります。
また、どのような経験に重点を置いて話すか、どんな言葉を選ぶかによって、価値観や人柄を確認されることも。自己紹介で話す経験は、深掘り質問のきっかけになるため、面接官が「もっと話を聞きたい」と思える要素を盛り込むのがおすすめです。
第一印象やマナーを見るため
面接の冒頭で行われる自己紹介は、第一印象を左右します。面接官が具体的に確認しているのは、以下のポイントです。
・冒頭や締めの挨拶はできているか
・姿勢やアイコンタクト、表情は適切か
・熱意を感じられるか
・落ち着きや清潔感はあるか
どれだけ素晴らしい経験をしていても、表情が暗かったり、面接官に対して失礼な態度をとったりすると、良い印象を与えられません。明るく、丁寧な態度で自己紹介を行い、面接官に「一緒に働きたい」と思ってもらいましょう。
面接練習で自信をつけよう
面接で好印象を与えるためには、練習することが大切です。時間を測りながら鏡の前で自己紹介を行い、改善点を探してみましょう。
友人や就職エージェントのキャリアアドバイザーに自己紹介を聞いてもらい、フィードバックをもらうのもおすすめです。第三者に自己紹介を確認してもらうと、自分では気づけなかった改善点を見つけられる可能性があります。
練習を積み重ねることで、自信をもって面接に臨むことができ、面接官に好印象を与えられるでしょう。面接対策のやり方は、「就活の面接対策は何をする?具体的な方法とよく聞かれる質問50選」の記事をご参照ください。
また、キャリアチケットでも面接練習や模擬面接は随時実施しています。気になる方はぜひご相談ください。
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新卒の面接で好印象を与える自己紹介のコツ7選
面接官に好印象を与えるためには、内容だけでなく、話す時間や表情、話し方などにも工夫が必要です。自己紹介で好印象を残せれば、その後の回答も自信をもってスムーズに進められる可能性があります。
ここでは、新卒の人が面接で自己紹介するときの7つのコツをまとめました。コツを押さえて、自身の魅力が伝わる自己紹介を考えてみましょう。
1.1分程度で簡潔にまとめる
面接官から指定がない場合、自己紹介は1分程度を目安にまとめてください。長過ぎると要点が伝わりにくく、短過ぎると「熱意が足りない」と思われてしまいかねません。
要点を簡潔にまとめる力は、ビジネスシーンにおいても評価されます。氏名や所属、学生時代に頑張った経験、熱意など、最も伝えたいことを絞り込み、練習を通じて1分間に収まるように調整するのがおすすめです。
2.面接官の目を見てハキハキと話す
面接官の目を見て、はっきり話しましょう。視線が泳いでしまうと「自信がない」と思われてしまう場合があります。緊張で目をあわせるのが難しい場合は、面接官の眉間のあたりを見てください。
3.姿勢を正す
背筋を伸ばしてイスに深く腰掛け、正しい姿勢で面接官と向き合いましょう。姿勢が良いと、相手に快活で明るい印象を与えられます。また、自然と気分が前向きになり、緊張がほぐれる効果もあるでしょう。
4.柔和な表情を意識する
柔和な表情を心掛けながら話すことも大切です。面接官に「この人と一緒に働きたい」と思ってもらえるよう、笑顔を意識してください。
質問によっては真剣な表情で訴え掛けることも必要ですが、面接の最初の自己紹介においてはにこやかで明るい話し方が適切です。
5.丁寧な言葉遣いで話す
面接官に失礼がないよう、丁寧な言葉遣いを心掛けます。面接はビジネスの場。敬語で話すことはもちろん、略語や若者言葉を使わないことも重要です。
たとえば、「バイト」は「アルバイト」、「新歓」は「新入生歓迎会」など、正式な名称を使用して回答しましょう。丁寧で落ち着いた言葉遣いは、誠実で知的な印象につながります。
6.回答を丸暗記しない
自己紹介の内容を考えておくことは大切ですが、回答の丸暗記は避けましょう。丸暗記には以下のリスクがあります。
・棒読みになり感情が伝わらない
・緊張で忘れてパニックになる
・唐突な質問に対応できない
面接練習では話す内容の要点と構成の流れだけを覚えておき、本番では自分の言葉で話しましょう。面接官の反応を見ながら流れに沿って自己紹介することで、自然で説得力のあるアピールが可能になります。
7.企業が求める人物像に合わせた回答を心掛ける
面接の自己紹介の内容は、志望企業が求める人物像や募集職種に合わせてカスタマイズしましょう。
事前に企業研究を徹底し、企業が求める「主体性」「協調性」「論理的思考力」などの人物像を把握します。自己紹介では、その人物像に合致する経験やスキルを重点的にアピールしましょう。
たとえば、チームワークを重視する企業であればサークル活動やアルバイトでの協調性を強調し、専門性を求める企業であれば学業やゼミでの研究内容を深掘りするのがおすすめです。
冒頭の自己紹介で企業が求める人物像に合った経験やスキルをアピールすることで、面接官に「この学生は自社にマッチしている」という印象を与えやすくなります。
「就活のやり方と流れを解説!準備から内定までのポイントと相談先も紹介」の記事では、就活の流れや内定獲得のポイントを解説しているので、ぜひご確認ください。
オンライン面接で自己紹介するときのポイント
新卒選考のオンライン面接で自己紹介するときは、対面とは異なる工夫が必要です。特に、以下の点には注意しましょう。
・カメラレンズを見て話す
・通信環境が安定した場所で面接を受ける
・マイクやカメラが正常に作動するかを確認しておく
・シンプルな背景を選ぶ
・顔がはっきり映るように照明を調整する
・表情を豊かにする
・対面時よりも意識してハキハキと話す
オンライン面接を受ける際も、対面と同じように熱意をもって臨むことが、自己紹介を成功させる鍵となります。オンライン面接については、「Web面接で聞かれることは?質問内容・回答例・当日のマナーなどを解説」の記事もご覧ください。
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新卒の面接で好印象を与える自己紹介の例文8選
ここでは、新卒の面接で好印象を与える自己紹介の例文を8パターン紹介します。面接で「自己紹介をお願いします」と言われたときに自信をもって答えられるように、例文を参考に自分らしさが伝わる回答を考えてみましょう。
1.簡単な自己紹介の例文
簡単な自己紹介を求められたら、1分程度で基本的なプロフィールを伝えます。具体的な例文は以下のとおりです。
本日はお時間をいただき、誠にありがとうございます。◯◯大学◯◯学部4年生の△△△△です。大学では英文学を専攻し、イギリスの文化を研究するゼミに所属しています。
学業以外では、国際交流サークルに参加していて、外国人留学生との交流会の企画や運営に日々奔走しています。アルバイトも塾講師で英語を担当しているので、毎日英語漬けの生活です。
身につけた英語力を活かしたいと感じ、国際的にビジネスを展開されている御社を志望しました。本日は少し緊張していますが、精一杯頑張りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
30秒程度の自己紹介で伝える内容
面接で「30秒程度で自己紹介してください」と言われたら、「プロフィール」「学生時代に力を入れた活動」「感謝の言葉」に絞って簡潔に伝えましょう。30秒程度の自己紹介の例文を紹介します。
◯◯大学◯◯学部4年生の△△です。大学では体育学を専攻し、今はコーチングについての研究を進めています。学業以外では、陸上部のキャプテンを務め、現在も最後の大会に向けて練習中です。
本日は面接の機会をいただき、ありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。
2.自己PRを含めた自己紹介の例文
新卒の面接では、自己紹介と同時に自己PRを求められることも。自己PRを含める際は、強みを盛り込み、面接官に自分のことを深く知ってもらいましょう。
◯◯大学◯◯学部4年生の△△です。私の強みは、困難な状況でも冷静に分析し、解決策を見つけ出す問題解決能力です。ゼミでの研究活動では、非効率なデータ整理方法を改善し、研究スピードを30%向上させました。
この能力を活かして、御社の法人営業分野で貢献したいと考えております。特に、顧客の潜在的な課題を掘り起こし、当社のソリューションを導入することで、お客さまのビジネスを成功に導く存在になりたいです。本日はよろしくお願いいたします。
面接で自己PRをするには、自己分析で自分の強みや弱みを知ることが欠かせません。「自己分析とは?就活におすすめの簡単なやり方10選や活用例を解説」の記事も参考に、自己分析を深めましょう。
3.志望理由を含めた自己紹介の例文
面接では、「弊社の志望動機を含めて自己紹介をしてください」と言われることがあります。具体的な経験を交えながら、なぜその企業を選んだのかが伝わる自己紹介をしましょう。
◯◯大学◯◯学部から参りました△△と申します。私が御社を志望する理由は、「地域社会に貢献する」という企業理念に深く共感したからです。
特に、御社の地域活性化支援事業における「地元中小企業向けの経営コンサルティング」というサービスに魅力を感じました。アルバイトで培った顧客の潜在ニーズを引き出す傾聴力を活かし、貢献したいと考えております。よろしくお願いいたします。
4.学業をアピールする自己紹介の例文
研究職や専門職など、専門知識が重視される職種の面接では、自己紹介で学業についてアピールするのがおすすめです。学術的な成果だけでなく、その過程で得たスキルを強調しましょう。
◯◯大学◯◯学部の△△です。私は大学で経営学を専攻し、環境変化が企業経営に与える影響について研究しています。特に、膨大な量の文献を分析し、結論を導き出す過程で、論理的思考力と忍耐力を身につけました。
この論理的思考力や忍耐力を活かし、御社の経営戦略に貢献したいと考えております。よろしくお願いいたします。
5.留学経験をアピールする自己紹介の例文
新卒の人が面接の自己紹介で留学経験をアピールする際は、語学力だけでなく、異文化適応力や主体性、困難を乗り越えた経験などに焦点を当てるのがおすすめです。課題解決のためにどのような行動をしたか、何を身につけたかを伝えましょう。
◯◯大学◯◯学部の△△と申します。大学3年次にカナダへ1年間留学し、語学力の向上はもちろん、多様な価値観を持つ人々と協働する力を磨きました。
特に、現地のボランティア活動では、言葉の壁があるなかで積極的にコミュニケーションをとり、イベントを成功させた経験があります。
留学を通して身につけたコミュニケーション能力と異文化理解力を、御社の海外事業で活かしたいです。本日はどうぞよろしくお願いいたします。
6.サークル活動をアピールする自己紹介の例文
面接の自己紹介でサークル活動に言及する場合は、チームでの役割や成果を通じて、リーダーシップや協調性が身についたことをアピールしましょう。
組織で働くための資質をアピールすると、チームワークを重視する企業の面接官に好印象を与えられる可能性があります。
◯◯大学◯◯学部の△△です。私はイベント企画サークルで副代表を務め、約50名のメンバーをまとめながら、年間最大の学園祭イベントを成功させました。
特に、意見の対立があった際に、全員の意見を聞き出し、着地点を見つける調整力を発揮しました。この経験で培ったチームをまとめる力は、御社で多くの関係者と連携しながらプロジェクトを進めるうえで役立つと考えております。本日はよろしくお願いいたします。
7.アルバイト経験をアピールする自己紹介の例文
アルバイト経験は、社会人としての基礎的なマナーや顧客対応力、問題解決能力のアピールに役立つでしょう。新卒の人が面接の自己紹介に盛り込む場合は、単なる業務内容ではなく、そこで「工夫したこと」を伝えてみてください。
◯◯大学◯◯学部の△△と申します。大学4年間、カフェのホールスタッフのアルバイトに注力してまいりました。常にお客さまの期待を超えるサービスを意識し、新人の教育担当も務めておりました。
接客マニュアルの改善を提案・実行し、顧客満足度アンケートの数値向上に貢献した経験があります。この顧客視点と提案力を、御社のサービス職で活かしていきたいです。本日はどうぞよろしくお願いいたします。
8.趣味を深掘りする自己紹介の例文
面接の自己紹介で趣味について話すと、人間性や継続力、独自の視点などを伝えられるでしょう。仕事との関連性が薄い趣味の場合は、取り組み方から強みをアピールするのが大切です。
◯◯大学◯◯学部の△△です。私の趣味は写真撮影で、特に風景写真に熱中しています。美しい一瞬を捉えるためには、天候や光の条件を予測し、粘り強くその瞬間を待たなければいけません。趣味を通じて、計画性と粘り強さが養われました。
御社の開発職においても、粘り強く新技術の検証に取り組み、必ず成果を出したいです。よろしくお願いいたします。
面接を受ける際は、自己紹介以外の回答も準備しておきましょう。「就活の面接で聞かれる質問集40選!答え方のポイントや回答例も解説」では、自己紹介のほかに自己PRや学生時代に頑張っていたことなどの質問の答え方を紹介しているので、ぜひご覧ください。
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新卒の面接でNGな自己紹介
面接の自己紹介には、NGだといわれる行動が存在します。ここでは、面接官にマイナスな印象を与えてしまいやすい自己紹介の落とし穴をまとめました。
自己紹介で好印象を与えるためにも、事前にNGな行動について理解しておくことをおすすめします。
嘘をつく
面接の自己紹介で、経歴や実績について嘘をつくことは絶対にやめましょう。面接官は応募者の話に興味をもった場合、内容を深掘りするために質問を重ねます。その際、話に矛盾点があったり、内容が曖昧だったりすると、嘘を見抜かれてしまうでしょう。
嘘がばれると、企業側からの信用を失い、選考に落ちることに繋がります。新卒の選考では、自分のありのままの経験を正直かつポジティブに伝えることが大切です。
エピソードを盛り込み過ぎる
自己紹介は1分程度の短い時間で、基本的なプロフィールを伝える場。学生時代のエピソードをいくつも盛り込み過ぎると、話が散漫になり、結局何を言いたいのかが面接官に伝わりません。
自己紹介では最もアピールしたい強み一つに絞り、その根拠となるエピソードを簡潔に添える程度に留めましょう。エピソードの詳細は、自己紹介のあとの「自己PR」や「ガクチカ」の質問で掘り下げて話すのがおすすめです。
ネガティブな表現を多用する
新卒の人の面接では、前向きな姿勢が評価される傾向にあるので、自己紹介で過去の失敗やネガティブな経験を中心に話すことは避けましょう。「○○が苦手で…」「△△にあまり力を入れられず…」といったネガティブな表現を多用すると、面接官に「自信がない」「消極的」といったマイナスな印象を与える恐れがあります。
過去に困難に直面した経験があったとしても、「その経験から○○を学びました」「現在は△△のスキルを身につけました」といったように、ポジティブな結論で締めくくることを意識してください。
自己紹介と自己PRの違いを理解していない
面接で自己紹介と自己PRを混同するのはNGです。新卒の面接で求められる自己紹介と自己PRには以下のような違いがあります。
・自己紹介:基本のプロフィールを話す
・自己PR:強みや意気込みを詳しく話す
自己紹介の時点で長々と自己PRをしてしまうと、「質問の意図を理解していない」と判断されかねません。面接では、面接官の質問に合わせた回答を心掛けましょう。
「自己PRとは?企業が求める理由や回答のポイント・例文を紹介」では、自己PRについて詳しく解説しています。自己紹介と自己PRの違いも説明しているので、面接前にご一読ください。
身だしなみにも十分に注意しよう
面接では、話す内容や話し方に気をつけるのはもちろん、身だしなみにも十分注意しましょう。入室の直前に、以下のポイントを最終チェックしておくのがおすすめです。
・髪型は整えられているか
・スーツのボタンは適切に留められているか
・ネクタイにゆがみはないか
・靴や鞄に汚れがないか
準備が万全に整っていれば、自信をもって面接に臨めるでしょう。
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就活の面接で自己紹介が不安な方へ
面接の自己紹介は、面接官からの第一印象を左右するため、「うまく話す自信がない」「この内容で良いか分からない」と不安になりますよね。自信をもって自己紹介するには、面接対策を徹底することが大切です。
一人で面接対策を進める自信がない人は、ぜひ就職エージェントのキャリアチケットにご相談ください。専任のキャリアアドバイザーがマンツーマンで面接対策を実施します。
本番さながらの模擬面接で雰囲気に慣れられるほか、効果的な自己紹介の方法もアドバイス。志望企業ごとの選考対策もできるので、自信をもって面接に臨みたい人はぜひご利用ください。
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