キャリアチケットのサポートを受けて就活を成功させた、2020年卒の先輩に聞く「就活体験談」。
就活を始めてから内定を獲得するまでの過程や大切にしていたポイントを聞いてみました。
今回お話を伺ったのは、内定辞退を乗り越えて10月に就活を再開したSさんと、学校の都合で大学4年生の9月から就活を始めたIさんです。1カ月ほどの短期就活で内定を獲得できたポイントは、アドバイザーとの面接対策にありました。
志望していた業界・職種:女性が活躍できる営業
就活を始めた時期:3年生の12月⇒内定辞退。4年生の10月から再就活内定先:生命保険会社 営業職
志望していた業界・職種:エンジニア
就活を始めた時期:4年生の9月内定先:エンジニアリングサービス事業会社
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一番苦労したのは面接。話したいことが伝えきれなかった
――お2人ともどのようにして就活を始めましたか?
I 大学が忙しかったので、4年生の9月から就活を始めました。もともとプログラミングしたりパソコンをいじるのが好きだったので、エンジニア職で受けられる企業を中心に見ていました。ナビサイトに登録したり、「エンジニア 求人」などのキーワードで検索し、条件に合った会社を探したりしていました。ひと口にエンジニアといっても仕事の幅は広くて、中でも僕は自動車に関わるプログラムや、業務を効率化するプログラムの開発に興味があったので、それを中心に探していましたね。
あとは新しいものを取り入れていく柔軟性のある会社が良いなと考えていたので、SNSで企業が発信する先進技術に関する情報もチェックするようにしていました。
S 私は大学3年生の12月から合同説明会で企業を見て回って、1月に面接に進み、2月には不動産会社の営業職で内定をもらっていました。父が営業の仕事をしていて、その姿に憧れていたのでずっと営業職を目指していたんです。
でも、内定が出た会社の研修スケジュールがかなりハードで、内定式の前日に辞退してしまい……。内定を辞退したことでしばらく落ち込んではいたんですが、その年の10月には就活を再開しました。営業職という軸は変えずに、今度は福利厚生も重視して企業を探すようになりました。
――就活で苦労したことや失敗したことはありますか?
I 面接ですね。最初のうちは特に対策もせず面接に行っていたので、本番で事前にぼんやり話そうと考えていたことを忘れてしまったり、全く違うことを話してしまったりして、不採用が続きました。今になって、あのときちゃんと準備をしておけば良かったなぁと思いますね。あとは数を絞っていろいろな会社を見て回らなかったのも失敗したポイントですね。
S ずっと最初の内定先の会社で働くつもりでいたので、いざ内定辞退したときには卒論が提出期限ギリギリだったり、自動車教習所では勉強会も始まったり、ほかの会社の情報も持ってなかったりして。とても慌ただしい状態になり、大変でした。ほかの業界や会社も見て回れるような時間的余裕や広い視野は持てなかったですね。
――キャリアチケットに登録したのはいつ頃ですか?
I 就活を始めようとしたものの、今から自分で自己分析や企業探しをするのは難しいなと感じ、大学4年生の9月中にはキャリアチケットに登録しました。アドバイザーさんからは2社紹介を受け、10月前半には自動車関連のエンジニア職で内定が出ましたね。思ったより早く内定が取れて驚きました。
S 内定を辞退してから、大学4年生の10月頭にキャリアチケットに行きました。営業職を中心にいろいろな会社を紹介してもらい、中でも興味のあった会社を2社だけ選んでエントリーしました。10月中旬には内定を取ることができました。
――登録から内定までとてもスムーズですね。アドバイザーとはどんな話をしたんですか?
I 最初、アドバイザーさんから高校や大学でやってきたこと、楽しかったこと、やりがいに感じたことなどを聞かれたので、部活やサークルでのことをお話ししました。例えば高校生の頃にハンドボール部に所属していて、チームで定めた目標に向かい練習していたら県大会で優秀な成績を収めることができた、といったエピソードです。
それを聞いてアドバイザーさんは、「目標を定めて達成する力があるから、資格を取りつつランクアップしていく専門性の高いエンジニアが合っているかもしれない」と言ってくださって。もともとエンジニアの仕事に興味があったので、アドバイザーさんから背中を押してもらえてうれしかったですね。
S アドバイザーさんには、営業職が志望だということと、福利厚生が充実した会社が良いということを最初に伝えました。深夜にバイトをしていた時期もあったので体力に自信はありました。でも、いざ働くとなると体力的に無理はできない、ということを内定辞退した会社のハードな研修で実感していたので。アドバイザーさんから希望どおりの会社を紹介してもらったときにはとても助かりましたね。
――アドバイザーと具体的な就活対策はしましたか?
I 面接対策をしなかったせいで失敗した経験があったので、アドバイザーさんと面接の練習をしました。アドバイスしてもらったのは、始めに重要なことを言い、後で内容を補足するという伝え方を意識すること。そして、エピソードに数字を盛り込んで具体性を高めるということの2点ですね。
S 私もアドバイザーさんと面接の練習は何回もしました。模擬面接をしたあとに、「この質問にはこう返すのが良いよ」とフィードバックをもらって。面接の基本的なテクニックを学べたのも良かったですが、何よりも褒めてくれたり励ましてくれたりする言葉が自信につながりました。
――その後、就活はどんな風に進みましたか?
I 今働いている会社では、本来なら説明会・1次面接・社長面接という順序で選考が進むはずが、一次面接が免除されて、説明会の次にいきなり社長面接でした。でも、アドバイザーさんとしっかり事前に対策していたおかげで、今までで一番上手く話すことができました。社長の反応も良くて、面接直後に「これは受かったな」と確信が持てました。その後、1週間ほどで内定の連絡をもらうことができました。
S 第1志望の会社は、説明会・面談・1次面接・部長面接という流れでした。とくに印象深いのは部長面接で、部長と営業の話で盛り上がったことですね。質問を求められたときも営業の経験について質問して、緊張することもなく自信を持って面接に臨めました。
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先を見据えたキャリア構想。広い視野で就活を進めよう
――今後の仕事の目標はありますか?
I ゆくゆくは大手自動車会社に常駐するエンジニアとして活躍したいと考えています。アドバイザーさんと話していた、資格を取りつつランクアップするということも大切だと感じています。資格やスキルを習得して、早く大きなプロジェクトに携われるようになりたいですね。
S 営業でつねに上位をキープできるように努力したいですね。3年後には会社と相談して配置を考える機会があるので、営業を続けるか、もしくは人事担当になりたいと考えています。人事が魅力的だと会社も魅力的に見えますし、人事の人に惹かれて会社に入る人もいると思うので、そんな魅力ある人事になりたいです。
――最後に就活生に向けてアドバイスがあればお願いします。
I 自分に合っている会社を見つけることが大切だと思います。就活では会社を業界や業種で見ることが多いと思いますが、同じ業種の会社でも仕事内容が異なることがあります。だからなるべくその会社の仕事内容をきちんと把握して、自分に合っているかを判断してほしいですね。
S 納得いくまで就活を辞めないことです。「自分にはこれしかできない」「この会社しかありえない」と選択肢を狭めることはせずに、話だけでも聞いて回ったほうがいいと思います。将来的に今描いているキャリアとは別の道へ進む可能性も考えて、広い視野を持つことが必要だと感じています。
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