芸能活動、公務員試験、方向転換から始まった就活。内定までの道のりとは?


キャリアチケットのサポートを受けて就活を成功させた、2020年卒の先輩に聞く「就活体験談」。
就活を始めてから内定を獲得するまでの過程や大切にしていたポイントを聞いてみました。

今回お話を伺ったのは、芸能活動から就職へと方向転換したNさんと、公務員試験の面接につまづいたことをきっかけに就活を始めたKさんです。進路を変えるときにキャリアチケットでどのようなサポートを受けたのか、聞いてみました。

<Nさんの就活データ>

志望業界・職種:営業職

就活を始めた時期:大学4年の10月
キャリアチケット登録時期:同年10月
内定時期:同年11月
内定先:中古車販売会社
 
<Kさんの就活データ>

志望業界・職種:福祉系、公務員

就活を始めた時期:大学4年の9月
キャリアチケット登録時期:同年9月
内定時期:同年12月
内定先:製造請負事業会社
 

 

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進路を切り替えたのは秋頃。企業探しに苦労した就活


――就職活動はいつ頃から始めましたか?

N 僕は周りと比べたら遅くて、大学4年の10月からですね。実は大学2年の頃から芸能活動をしていて、4年になった当初は卒業後もそのまま芸能活動を続けるつもりだったんです。だから就活もそれほどしていなくて……。でもいろいろ将来を考えた結果、芸能活動を止めて就職するほうへ舵を切りました。

K 就活を本格的に始めたのは大学4年の9月に入ってからですね。私は大学で福祉を学んでいたので、最初は福祉系の公務員を目指していました。大学も公務員になることを勧めていましたし、周りの友達も公務員を目指す人が多かったので、じゃあ私も公務員かなと。

大学3年の8月頃から公務員試験の勉強を始め、4年の4月からはずっと試験を受けていました。でも、筆記試験には合格できても面接に通らないことが多くて……。さすがにこのままだと就職できないかもしれないという不安があったので、公務員から民間企業への就職に切り替えることにしたんです。それで自分に合う業界を探していろいろな企業情報を見てはいたんですが、ピンとくるものがなくて。8月まで大学の授業の都合で実際に動くことができなかったので、結局、民間企業への就活をちゃんと始めたのは4年の9月からでした。

――就活を始めて、どんなことに苦労しましたか?

N 4年の10月にもなるとすでに募集が終わっていることが多くて、企業を探すのに苦労しましたね。僕はたくさんの人と接する仕事が良いなと思っていたので、営業職で受けられる会社を探していました。そもそもそれまで一切就活をしていなかったので、業界や企業に関する情報が圧倒的に足りず、自分にはどんな会社が良いのかもわからなかったです。

K 大学に届く求人情報が福祉系に偏っていたので、ほかの業種の企業の情報収集に苦労しました。4年の9月以降も一応、公務員試験の勉強もしつつ合同説明会に行っていたので、就活に身が入らなくて……。結局、試験が終わってから就活に本腰を入れることになりました。

――キャリアチケットに登録したのはいつ頃ですか?

N 10月中には登録していましたね。Twitterでキャリアチケットの広告を目にしたんです。就活の知識も業界や企業についての情報もなかったので、ここはアドバイザーさんに頼ろうと思って登録しました。

K 私は9月中旬頃です。たまたま電車内で広告を見つけて登録してみました。福祉にかぎらず、人と関われるような仕事を紹介してもらいたいなと思っていましたね。

――アドバイザーとはカウンセリングでどんな話をしましたか?

N まず自己分析をしてみようということになり、学生時代に頑張ったことについて詳しく聞かれました。高校3年までサッカーをやっていたことや、芸能活動をしつつゼミ長をやっていたこと、大学間討論会の運営をしていたことなどです。そして自分は積極的な性格であるということや、人と接する仕事がしたいという希望を伝えました。ひと通り話したあと、アドバイザーさんが僕の適性に合いそうな会社を10社ほど抜粋してくれました。その中から営業職で受けられる3社に絞ってエントリーしました。

K 私も最初は自己分析をアドバイザーさんと一緒にやりましたね。どんな仕事が向いているか適性を調べるために過去の経験を掘り下げ、自分の強みや弱みを洗い出していったんです。すると、人に思いやりを持って接することができるのが長所で、引っ込み思案で消極的なところが短所だとわかりました。

今までアルバイトで接客の仕事をずっとやってきて、お客さんがよろこぶ顔を見るのが好きだったということもあり、アドバイザーさんからは接客や営業の仕事を何社か紹介してもらいました。

――その後の選考で苦労したことはありましたか?

N 面接で落ちるのが続いたことですね。自分では面接に苦手意識はなく、エピソードにも問題なし、アピールも上手くできているつもりだったのですが……。

K 私も面接が苦手でしたね。準備していた質問がこないことが多く、想定外の質問に上手く答えられなくて。「自分は会社の求める人物ではないのでは」と不安になり、どうアピールすればいいかわからなくなってしまいました。

――アドバイザーとはどんな対策を立てましたか?

N アドバイザーさんに相談したところ、「アピール内容は変えず、方法を変えてみよう」とアドバイスをもらったんです。具体的には、学生時代のエピソードをずらりと並べるのではなく、就活生には珍しい芸能活動のエピソードを中心に話すと良いのではと言われました。あとはその経験から得たことや、自分の強みを会社に入ってからどう活かすかをセットで話すと、入社後のイメージが湧きやすいということも教わりましたね。

K 私もNさんと同じように具体的な面接のアドバイスをもらっていて、もちろんその対策も助かったのですが、精神的な支えになってくださったのが何よりもありがたかったです。接客や営業の仕事で応募したものの上手くいかないことが続いていて……。そんなときアドバイザーさんが「焦らずにやりたい仕事を探していこう」と言ってくれたんです。そしてモノを介して人を支える技術職も視野に入れようということになり、企業を探すのを手伝ってくれました。

――内定先の選考はどのように進みましたか?

N 選考の前日にPCで適性検査を受け、当日の午前中はグループワーク、午後は面接という1Day選考でした。グループワークは提示されたお題を達成していくクイズに近いもので、メンバーと終始楽しい雰囲気で進められました。面接ではアドバイザーさんと話したとおりに芸能活動のエピソードを中心にアピールしたら、面接官の反応が良くて(笑)。

多くの人に影響を与えたい、という芸能活動の動機を、営業職の志望動機に応用しました。また、「挑戦すること」を大切にしている会社だったので、部活やゼミのエピソードから自分の行動力やチャレンジ精神をアピールしましたね。その日のうちに中古車販売を手がける企業から内定をいただくことができました。

K    私も内定した製造を請け負う会社では、適性検査と面接の1Day選考でした。面接ではありのままの自分を伝えることができたので、手応えがありましたね。その後、電話で採用の連絡をもらい、11月中旬頃に就活を終えることができました。

 

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人と関わる仕事もさまざま。業界を見て回ることが大切


――仕事の目標はありますか?

N 中古車販売という仕事を通して、たくさんの人に関わり、より良い思いをしてもらえたらいいなと考えています。あとは顧客満足度と販売実績を競う社内大会があるので、そこで上位を取れるように頑張っていきたいですね。

K 私は化粧品の製造部門に配属されたのですが、製造の現場にお客さまはいなくても、お客さまの手元に届くということを忘れずに、良い商品を作っていきたいですね。

――就活生に向けてアドバイスがあればお願いします。

N 僕は大学4年の10月から就活を始めたので、限られた会社しか見て回ることができませんでした。だからこれから就活を始めるという人には、いろいろな会社を見て回ってほしいです。余裕を持って就活を進めるために、なるべく早く始めることが大切だと思いますね。

K いろいろな業界を見て回って、自分にあった会社を探すのが大切だと思います。自分にどんな業界のどんな仕事が合っているかを掴むためには、やはりたくさんの会社と出会うことが重要だと思います。そのためにも、スケジュールの余裕をもって就活を進めてほしいです!
 

 

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