「就活ってどう進めれば良いの?」「自己分析のやり方がわからない」「面接で落ちてしまう」……など、就活に悩みはつきもの。レバレジーズの執行役員・間山が就活生のお悩みにズバッとお答えします!
就活を始めたばかりで業界研究のやり方がわかりません。どのように進めると効率的なのか、おすすめの方法を教えてほしいです。
アドバイザー
間山 哲規(まやま・あきのり)
レバレジーズ株式会社 執行役員
若年層就職支援サービス「ハタラクティブ」、アパレル業界特化人材サービス「FASSIONE」、新卒向け就職支援サービス「キャリアチケット」など主に若年層のキャリアに関わる複数事業を統括。YouTubeチャンネル『就活トーク』『キャリアチケット』出演中。Twitter:@aki_mayama
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業界研究の方法論は3つ
きっとこの相談をしてくれた方は、慎重で、何事も計画を立てて効率的にやりたいという方だと思います。
ちなみにこれをキャリアチケットのカウンセリングで活用している「FFS理論」に基づいて分析すると、「保全性」が高い傾向にあると言えます。
ちなみにFFSが何か気になる人は、ぜひFFS診断を受けてみてください(無料ですので)。
さて、方法論が気になる人はオーソドックスですが、まずは就活の全体像から捉えていくことが大事です。
具体的な方法論が知りたいと思いますので、書いていきたいと思いますが、次の3つでいかがでしょうか?
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①仲の良い先輩から話を聞く
自分で自覚しているかどうかは別として、なにか新しいことを始めるときにまず方法論が気になるタイプは「きっともっといい方法がある」という風に考える傾向があります。
そのため、手っ取り早く、すでに就活を経験している先輩たちに、どうやって就活を進めたかを聞いてしまいましょう。先輩たちの経験則を自分自身に当てはめることで、不要な失敗を避けられる可能性が高いからです。
聞くべきは具体的な事実と具体的な方法論です。
いつから就活を始め、どの時期に何をどのようにしたか?
自己分析、業界研究、企業研究、ES作成、面接対策など、関係性がある程度構築できている先輩には可能な限り、具体的な方法論を、そしてどんなツールやどんなサービスを使ったのかなどを聞いてみてください。
先輩から聞いた具体的な方法論のうち、自分にとって一番簡単そうなもの、納得感が高いものを選択し、まずは動き出してみましょう。
その場合、めちゃくちゃ壮大な目標は掲げないように注意してください。最初は小さく、難しくない目標を立て、確実にクリアし、積み上げていくように就職活動を行っていきましょう。
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②体系的に書かれている就活本を読む
中には
という人も少なくないでしょう。
私もそうでしたし、就活生の相談を受けていると比較的多いように思います。そんな人は今すぐBOOKOFFに走って、『絶対内定20xx』など定番の本を3冊くらい購入してきてください。もちろんAmazonでも楽天ブックスでもOKです。
ちなみに、就活のオンライン化などで内容の細かいところに変化はありますが、自己分析や業界研究などは、大枠としての就職活動で必要な行動は変わっていないので必ずしも最新版の本である必要はありません。
ま、気になる人は最新版を買ってもいいですが、読んでいるだけで就活が上手にはならないですし、どうせ1回かせいぜい2回しか読まないので中古で十分ですし、就活は意外とお金もかかるので不要な支出を控えるのも大切です。
どんな本を選ぶべきか、という観点ですが、方法論が気になる方は具体的なサンプルが載っているもののほうが安心すると思うので、パラパラッと中身を見て確認してください。
ここで大事なのは全体像をつかむことです。全体像をつかんでもらいたいのは、「就活」を必要以上に「大変なこと」だと思わないでもらいたいからです。
簡単ではないし、楽勝でもないですが、先人たちが作り出してくれた方法論を知り、それに則ることである程度は効率的に進めることができます。
それに成功も失敗も、実際に就職して何年か働いてみないことにはわからないですし、なんなら実際に何年か働いても、結局成功なのか失敗なのかわからないことのほうが多いです。
むしろ、20年近くを経験している今の自分でも分かりません。キャリアにおいて誰にでもあてはまるような正解はないんで、自分自身で決めていくことが必要不可欠です。
話がそれましたが、続けます。
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③YouTubeの動画を制覇する
本を読むことは別に友達が少なくてもできますし、古本を購入するのでも良いのですが、書籍代を捻出するのも厳しい人はしょうがないのでYouTubeに頼りましょう。
キャリアチケットのYouTubeチャンネルでも業界研究の動画を作成予定ですが、まだ十分でないので、それができるまでは『名キャリ就活』さんを見ることをおすすめします。わかりやすいです。
ちなみに筆者が役員をしているキャリアチケットの運営元、レバレジーズも取材してもらいました。
キャリアチケットでも一部の企業の説明会を公開してますが、より多くの企業をということであればワンキャリアさんのチャンネルを見ましょう。
ただ、これらの動画で取り上げているのは、YouTubeの特性上、社名で視聴者が集まる大手企業・人気企業が中心です。これを見て特定の会社に絞って就活すると、木を見て森を見ず、になりかねないので要注意です。
やっぱり方法論としては「大きいところから小さいところへ」が基本だと思いますので、できれば就職四季報や業界地図などのように興味関心に関係なく、ある程度網羅的に紹介している書籍から入るのがベターです。
まとめます。
方法論なんて気にならない人はいきなり動き出してOKです。ただ、気になる人は全体像をつかむことが大事。
以上、就活ってどういうものなのか、そして業界研究のより効率的な方法として、
②よく読まれている定番の本から就活の全体像をつかむ
③Web説明会、就活系YouTubeを興味関心にとらわれずにたくさん見る
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