就活が長引く人ができていない、たった1つのこと

コロナ禍において就活市場は変化しており、「早く就活を終えることができるのか」と不安に感じる就活生も多いかと思います。

今回取り上げるのは、「早めに内定を取ることができる人と、そうでない人の違いは何か」という相談です。そこで、今回は内定を取るためにどんなことを意識すると良いのかご紹介します。
 

【学生からの相談】
22卒として早めに就活を始めました。就活では毎年早期に内定が出る人と、ずっと内定のないまま長期化する人に分かれると思います。自分は内定がなかなか出ないタイプじゃないかと不安です。早めに内定が出る人と、そうじゃない人の違いはどんなところにあるんでしょうか。
 
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内定が出る人と出ない人の特徴は?


就活には次の2つの側面があります。
 
1. 自分に合う会社を見つける、キャリア形成の側面
2. 自分を雇うメリットを伝える、売り込みの側面

多くの就活生は自分について考え、今後どういったキャリアを形成したいかを考えることはできているので、1はクリアしています。しかし、企業が採用するメリットまで考えられている就活生は、必ずしも多くありません。

企業側の視点で考えることができていると当たり前ですが、上手く自分を売り込むことができます。そして、就活のスタートの段階でこの考え方ができているかどうかが、早期に内定が出るか出ないかの大きな差となります。

とはいえ、今まで人を雇った経験はほとんどの就活生はないと思いますし、いきなり採用する企業側の視点で考えようとするのは難しいでしょう。考えるときは「相手の感情」「相手が大事にしている価値観」「相手の利益」の3点に着目してみてください。

その中でも特に「価値観」と「利益」の部分は、ビジネスにおいて大事な観点になります。企業の「価値観」との一致状況、また企業が自分を雇うことでどういう「利益」があるかまでを考えられると、自分のどの部分を売り込めばいいかわかりやすくなります。そうすると自己PRはもちろん、志望動機も考えやすくなるはずです。

では、広告業界の志望動機を例に考えてみましょう。
 

業界を見るきっかけを伝えるのであればAで良いのですが、上手くいく人といかない人の大きな違いは、Bの視点を持つことができるかどうかです。Aの理由のみの場合、企業側としてはほかの学生との差別化もしづらく、「この学生を採用したい」という気持ちにまでなりにくく、「(弊社の広告のファンとして)ありがとうございます」という気持ちで留まってしまうでしょう。


また、企業側の視点を持っていない就活生には、ほかにも特徴があります。
 
1. 性格の良さをアピールしようとする
2. 素の自分を評価してもらいたがる
3. 業界分析と企業分析をしない

1つ目に関しては、企業がどういった人を求めているかを考えていないため、「真面目」や「協調性がある」など一般的に好まれる要素を話してしまいがちです。実際に入社して働くくときは、「どう真面目なのか」「協調性を発揮して周りにどういう影響を与えるのか」など、強みを体現しなければなりません。そのため、企業側の採用像を把握したうえで、自分の強みは何かを掘り下げて企業に伝えていく必要があります。

2つ目に関しては、ありのままの自分について話してしまうということです。「人と話すことが苦手」や「自分の意見は曲げたくない」など、企業が自分をどう評価してくれるかを考えずに話してしまう就活生もいます。素の自分を受け入れてくれる企業から内定をもらえることが一番ではありますが、その話をした際に企業はどう思うかを、ぜひ意識してみてください。

また、3つ目に関しては、「その業界・企業で自分は何をしたいのか」を考えられていないと、何を話せば良いか整理できません。結果、自分の話ばかりしてしまい、アピールにつながらないため注意しましょう。
 

企業側の視点を持つ練習を


企業側の視点を持つためには、身近なところで考える癖ををつけると良いでしょう。もし、アルバイトをしているのであれば、ぜひアルバイト先の求人について考えてみてください。
 

この4つの視点を持つことで採用側の気持ちを理解することができるはずです。では、この視点を持って個別指導塾の塾講師のアルバイトを例に考えてみましょう。
 

   切り口  具体例
 1   業務内容 ・塾講師として、高校受験生に英語を教える
 2 業務の目的 ・生徒の英語の成績を上げることで、できるだけ長く塾に通ってもらい、受け持ちの生徒からの売上を最大化する
 3 必要な適正 ・高校受験英語の理解度の解説力
・宿題を必ず履行させる強制力
・やる気を引き出すマネジメント力
 4 見極める質問 ・明らかにやりたくないことを人にやってもらうとき、何に気をつけて依頼しますか
・部活でやる気のない部員に対して、どう対処しましたか
・人から相談を受けるとき、心掛けていることはありますか


このように、まずは身近なところから考えて、慣れていくことで、「この企業はどういう人を求めているのか」と想像できるようになります。

22卒以降の学生は本選考が本格的に始まるまで少しだけ時間があるはずです。企業視点を持つために、アルバイト先の仕事について考えてみたり、企業の早期選考に採用側の視点を持って臨んでみたりしてください。

「相手目線に立って物事を考える」ということは、就活だけではなく今後就職し仕事をするうえでもとても重要なことです。就活において周りに一歩リードできるだけではなく、入社してからも同期に差をつけることができるでしょう。ぜひ、自分を売り込む方法を考えながら、早期内定を取れるよう行動していってください。

 

この記事を書いたキャリアアドバイザー

竹内 聖織(たけうち・さおり)

大学時代は学生団体の代表を務めながら、就活支援団体にも所属し、後輩の就活支援を行う。卒業後はレバレジーズ株式会社へ入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして学生のキャリア支援をしている。

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