C-GABとは?出題内容や解き方のコツを解説!

このページのまとめ

  • C-GABは、計数・言語・英語・性格検査の4科目で構成されている
  • C-GABのボーダーは、一般的に6割前後が目安とされる
  • C-GABは制限時間が短いため、概算や設問先読みのコツを押さえて効率的に解こう

「C-GABはどんなテスト?」「どう対策すれば良い?」と悩む就活生もいるでしょう。C-GABは総合商社や外資系コンサルをはじめ、採用競争が激しい業界で広く使われる適性検査です。
本記事では、C-GABの出題科目や採用企業、ボーダーの目安など、合格ラインを超えるための対策を網羅的に解説します。活用できる問題集やツールも紹介しているので、ご一読ください。

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目 次

C-GABとは?出題科目や時間など基本情報一覧

C-GABは、日本エス・エイチ・エル株式会社が提供する適性検査のこと。主に総合職を希望する就活生を対象にしており、パーソナリティと知的能力を測定するテストです。C-GABには、以下のような特徴があります。

項目 内容 備考
受検形式 テストセンター方式 全国のテストセンターに出向いて受験
※「C-GABPlus」なら自宅でも受検可能
出題科目 ・計数
・言語
・英語
・性格検査
3つの能力検査と性格診断で構成される
制限時間 45分
※例題を解く時間を含む
性格検査はあらかじめ自宅で受検(制限時間なし)
電卓の使用 NG 会場で配布されるノートとペンで計算
C-GABを採用する企業の特徴 ・総合商社
・専門商社
・外資系コンサル
・証券/金融業界
限られた時間で大量の情報を処理するスキルが必要な業界で採用される傾向がある
ボーダー 5〜7割程度 企業によって異なる
※総合商社や大手外資系企業などでは8割以上のこともある

C-GABで求められるのは、単なる学力ではなく、業務の遂行に必要な論理的に考える力です。企業はスコアから論理的思考力やデータ分析力などを判断し、書類選考の合否判定に活かしています。

C-GABの出題科目の概要

C-GABは「言語」「計数」「英語」の3つの能力検査と性格検査で構成されています。

以下の表から分かるとおり、能力検査ではいずれの科目も、1問あたりにかけられる時間は約25〜30秒と極めて短いのが特徴です。それぞれの科目で求められる能力や、1問あたりのスピード感を把握しておきましょう。

科目 制限時間 問題数
計数理解 15分 29問
言語理解 15分 32問
英語 10分 24問

計数理解

計数理解では、統計資料やグラフを読み取り設問に合う数値を計算します。1つの図表に対して4つの設問が出される形式が中心のようです。

具体的には、「2024年度の売上高は前年比で何%伸びたか」といった、増加率や構成比を問う問題が頻出。電卓が使用できないため、おおよその数で計算する概算スキルが求められます。問題文や図表から求められる数値の計算方法を瞬時に判断するだけでなく、できるだけシンプルな式に直して効率的に解く力が欠かせません。

言語理解

400〜800字程度の長文1つに対し、4つの設問が出題されます。制限時間内で長文を8つ、計32問を解かなければならず、とてもタイトな時間設定です。

それぞれの問題では、以下の3つの選択肢から「本文から論理的に導き出せるもの」を選ぶ必要があります。

A:本文から論理的に導き出せる(正しい)
B:本文から論理的に導き出せない(間違い)
C:本文からはどちらとも言えない、または書かれていない(判断不能)

一字一句を丁寧に追うのではなく、段落ごとの要旨に注目し、筆者の主張の骨組みを素早く掴むことが大切です。

英語

英語は言語理解と同様に、論理的に正しい解答を導き出して選択するテスト形式です。50〜80語程度の短めの長文が8つあり、それぞれ3つの設問が設置されています。

「いつ・どこで・誰が・何を」といった事実関係を問うものから、文章の意図を問うものまで問題の内容はさまざま。返り読みをせず、英語の語順のまま理解する直読直解のトレーニングが必要です。

性格検査

自身の考え方や行動特性について回答します。能力検査とは異なり、あらかじめ自宅で受検しておく形式が一般的で、制限時間はありません。

性格検査では、あなたの価値観や行動特性、性格を問われる問題をひたすらこなします。必要以上に構えず、普段の自分の行動を思い返しながら回答しましょう。

この記事の後半で、科目ごとの効率的に問題を解くコツを解説しています。あわせて参考にしてみてください。

テスト対策に掛かる目安の時間

C-GABの対策に必要な期間は一般的に2週間から1ヶ月ほどであり、時間に換算すると10時間から20時間程度といわれています。以下のように、受検日から逆算して対策のスケジュールを立てましょう。

テスト当日までの対策期間 1日あたりの勉強時間 おすすめの勉強方法
1ヶ月 1時間 ・問題集を複数回解いて出題形式に慣れる
・苦手分野を重点的に対策する
・模擬試験を受けてC-GABのテスト形式に慣れる
2週間 2時間 ・問題集をひととおり解いて出題パターンを把握する
・模擬試験を受けてC-GABのテスト形式に慣れる
1週間 3時間 ・模擬試験やタイマーを使った演習など実践的な対策を優先する
・それぞれの科目のコツを頭に入れて練習問題に取り組む

なお、C-GABは効率的な対策をすれば短期間で得点アップを狙えるものの、早く対策を始めるに越したことはありません。応募先の企業の選考フローやテストの内容は事前に確認し、テストの受検日まで余裕のあるうちに対策を始めましょう。

【まだ間に合う】就活は3月からでは遅い?スケジュールやできる準備を解説」では3月から就活を始めるときのスケジュールを紹介しています。あわせて参考にしてみてください。

受検の流れ

C-GABを受検するときは、自分でテストセンターを予約する点に注意が必要です。基本的な流れを以下で紹介します。

受検の流れのイメージ

人気の会場や日時はすぐに埋まってしまうため、案内が届いたら速やかに予約を済ませるのがおすすめです。当日は免許証やマイナンバーカードなどの顔写真付き本人確認書類が必要なので、忘れないようにしましょう。

また、初めてテストセンターを利用する場合は、テストセンターIDを取得する必要があります。テストセンターの利用について詳しくは、「テストセンターのログイン方法は?受検までの流れやトラブルの対処法を解説」の記事をご確認ください。

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C-GABを採用している主な業界

C-GABは大量の情報を素早く処理する能力を測れることから、業務で高い論理的思考力を必要とする業界を中心に採用されています。以下に、C-GABを選考に取り入れる主な業界の特徴をまとめました。

業界 C-GABが使われやすい理由
総合商社 複数の事業領域を横断した情報処理・意思決定能力を重視する傾向がある
専門商社 総合商社に準じた高い処理能力・論理的思考力を求める企業が多い
外資系コンサルティング クライアントの課題解決に必要な分析力・情報処理速度を測定するために活用される
証券・銀行・保険 複雑な金融データを短時間で扱う能力を評価する選考指標として採用される
IT・情報サービス データドリブンな問題解決能力の選考指標として活用する企業が増えている

なかでも総合商社は、C-GABの採用実績が特に多い業界として広く知られています。大量の情報を短時間で処理し、的確な判断を下す能力が強く求められる総合商社の選考において、C-GABのスコアは重要な選考指標の一つです。

なお、C-GABのスコアはテストセンターでの受検結果を複数の企業間で使い回しできる点が大きな特徴となっています。一度高いスコアを取れれば、同じ形式でC-GABを採用する複数の企業の選考でそのスコアを活用することが可能です。ただし、スコアの有効期限や共有ルールは企業によって異なるため、各社の選考要項を確認するようにしましょう。

詳しい出題傾向や具体的な対策方法については、「C-GABが難しいって本当?英語理解など問題の種類や対策方法を解説!」の記事を参考にしてみてください。

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C-GABとほかのWebテストの違い

就活では、C-GABのほかにもGABやSPI、玉手箱などさまざまな適性検査が実施されています。それぞれテストを受ける環境や出題範囲が異なるため、違いを理解したうえでC-GABに適した対策をするのがポイントです。

ここでは、C-GABとほかの適性検査の違いをまとめたので、ぜひご覧ください。

WebGAB・GABとの違い

C-GAB・WebGAB・GABは、どれも日本エス・エイチ・エル株式会社が提供する適性検査ですが、受検場所や実施形式、受検科目に違いがあります。C-GABとWebGAB・GABの主な違いを表にまとめました。

  C-GAB WebGAB GAB
受検場所 テストセンター
※「C-GABPlus」なら自宅でも受検可能
自宅 管理監督者がいる場所
※企業の会場など
テストの形式 PCでの受検 PCでの受検 紙の問題冊子とマークシートでの受検
出題科目 ・言語
・計数
・英語
・性格検査
・言語
・計数
・性格検査
・言語
・計数
・性格検査
電卓の使用 NG OK NG

C-GABとほかのGAB検査との大きな違いは、英語が出題科目に含まれているかどうかです。また、C-GABでは電卓が持ち込み禁止で、問題を解くときに使えるのは支給されるノートとペンだけという点にも注意が必要といえます。

GABについてより詳しく知りたい方は、「GABテストとは?特徴や出題の傾向・合格するための対策5つを紹介」も参考にしてください。

CAB・玉手箱・SPIとの違い

C-GABは、同じ日本エス・エイチ・エル株式会社のCABや玉手箱、株式会社リクルートのSPI(SPI3)と比べると、以下のような違いがあります。

  C-GAB CAB 玉手箱 SPI 3
受検場所 テストセンター 自宅やテストセンターなど 自宅 自宅やテストセンターなど
テストの形式 PCでの受検 紙かPCいずれかの方法での受検 PCでの受検 PCでの受検
出題科目 ・計数
・言語
・英語
・性格検査
・四則逆算
・法則性
・命令表
・暗号
・性格検査
・言語
・計数
・英語
・性格検査
・言語
・非言語
・性格検査
※英語や構造的把握が課される場合もある
特徴 ・総合職向け
・地頭の良さや論理的思考力、処理能力の測定に使われる
・IT技術職やデジタル人材向け
・ポテンシャルや能力測定に使われる
・総合職向け
・短時間でバランス良く受検者の能力や適性を測定できる
・基礎力を測る問題が中心
・幅広い企業で採用されている

多くの企業で導入されているSPI 3の言語では、長文読解だけでなく言葉の意味や成り立ちといった基礎知識を問う問題もあります。また、非言語では文章問題形式で計算や推論に関して出題され、C-GABとは問題の形式が大きく異なるのが特徴です。

CABテストの特徴についてより詳しく知りたい人は「CABテストとは?出題傾向・対策法・得点アップのポイントを解説」、SPIについては「SPIとは?今さら聞けない出題内容や対策のコツを就活のプロが解説!」を参考にしてください。

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C-GABの出題パターンと解き方

C-GABを効率的に対策するには、まず「どんな形式の問題が出るのか」を把握することが大切です。

ここでは、科目ごとに出題パターンと解き方を解説します。事前にイメージをつかんでおくと、本番での対応力の向上につなげられるでしょう。

【計数】図表の読み取り問題

C-GABの計数では、売上・人口・割合といった統計データが描かれた表やグラフが1題あたり1つ提示され、それに対して4問が出題されます。問われるのは主に「増減率(前年比)」「構成比(全体に占める割合)」「絶対値の比較」の3パターンです。

正答するためには、グラフの数値を全部確認しようとせず、問題文が求めている情報だけを図表から拾い出しましょう。たとえば「2023年度の○○部門の売上は前年比で何パーセント増えたか」という設問なら、2023年度と2022年度の数値だけを確認すれば事足ります。

電卓が使えないため、概算スキルが必須です。問題集で計数問題を解く際は、常にタイマーを使い「1問30秒以内」を意識してスピードを鍛えてください。

【言語】論理的読解問題

C-GABの言語は、400〜800字程度の長文1つに対し4問が出題されます。選択肢はA「本文から論理的に導き出せる」B「本文から論理的に導き出せない」C「本文からはどちらとも言えない」の3択です。

一字一句を丁寧に読むのではなく、各段落の要旨を素早く掴む「段落読み」が攻略の鍵となります。特に「必ず〜である」「すべての〜が〜だ」のような強い断言が設問にある場合、本文でその根拠が明示されているかどうかを確認しましょう。根拠がなければ「B」や「C」を選ぶことになります。

練習の際は最初に設問の選択肢に目を通し、どのような観点を問われているかを把握してから本文を読む習慣をつけましょう。「設問先読み→本文精読」の流れをルーティン化すると、解答スピードと正答率が同時に上がります。

【英語】長文読解問題

C-GABの英語は、50〜80語程度の英文8つに対して各3問が出題されます。日本語の言語問題と同じく、A/B/Cの3択から「本文から論理的に導き出せるもの」を選ぶ形式です。

攻略のポイントは「返り読みをしない」こと。英語の語順のまま意味を理解する「直読直解」のトレーニングを積み重ねると、英文処理のスピードが格段に上がります。設問を先に読んでから英文に目をとおすと、どの情報に注目すべきかが明確になり、解答時間を短縮できるでしょう。

英語が苦手な場合は、まず日本語の言語問題と同じロジック(A/B/Cの3択判定)に慣れることが先決です。英語に苦手意識があっても、論理的に「本文に根拠があるかどうか」を判定するだけで良いため、語学力より読解の方向性を意識して練習しましょう。

【性格検査】解答のコツ

C-GABの性格検査は、あらかじめ自宅で受検します。同じ内容の設問が角度を変えて繰り返し出題されるため、前半の回答と後半の回答が矛盾しないよう、一貫したスタンスで臨むことが重要です。

「面接で有利そうな答え」に寄せようとすると、回答が進むにつれて疲れやブレが生じ、矛盾が生まれやすくなります。企業が見ているのは「学生の素の性格・行動特性が自社に合うかどうか」です。普段の自分の行動や価値観を正直に反映させた回答が、長期的に見てミスマッチを防ぐ最善の策といえるでしょう。

なお、性格検査は制限時間がないため、焦らずに取り組むことが大切です。能力検査のあとに受検するケースが多く、疲労を溜めた状態で挑むことになる可能性があります。体調管理も含めて事前に対策しておきましょう。

性格検査の一貫性を保つコツや、能力検査の具体的な学習ステップについては、「適性検査の対策法は?能力・性格検査別の学習のコツや突破のポイントを解説」の記事で詳しく解説しています。

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C-GABのボーダーは6割前後が目安

C-GABの合格ライン(ボーダー)は、一般的に全体の6割前後といわれています。ただし、ボーダーは企業や業界によって大きく異なり、さらに高い正答率を求められる可能性も。志望企業がC-GABをどの程度重視しているかを事前に調べておくと、対策の目標設定がしやすくなるでしょう。

C-GABは制限時間が45分(例題を含む)に対し、能力検査の問題数が計数29問・言語32問・英語24問の合計85問と非常に多く、すべての問題に解答できなくても合格できます。大切なのは「解いた問題のうち何割正答できるか」を高めることです。全問解答にこだわるより、確実に得点できる問題に集中し、分からない問題は素早く割り切る判断が高スコアにつながります。

科目別の優先度としては、問題数が最も多い「言語(32問)」と、計算力が直接影響する「計数(29問)」に重点を置くのがおすすめです。英語が苦手な場合も、まず言語と計数で安定した正答率を確保してから英語の対策を進めましょう。

時間配分のコツや、さらに正答率を上げるための具体的な対策ステップについては、「Web-CABとは?合格に向けた対策や正答率アップにつながるコツを解説」の記事をご一読ください。

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C-GABの対策方法3ステップ

志望している企業が選考でC-GABを使用していると分かっている場合、就活の早い段階から対策に取り掛かりましょう。ここでは、効率的なC-GAB対策を紹介するので、選考突破のための参考にしてみてください。

1.問題集を繰り返し解いて苦手を克服する

C‑GAB対策の基本は、問題集1冊を繰り返し解き、出題パターンを把握することです。C-GABは同じパターンの問題が頻出するため、1冊を完璧にすれば、問題文のどこに注目すべきか、どの数値を計算に使うべきかを素早く判断できるようになります。

具体的には、以下のように段階的な学習が効果的です。

1周目 解法を徹底的に理解する
2周目 正答率を高める
3周目 制限時間内に解答する

C‑GAB対策は「問題集を繰り返し解く → 出題パターンに慣れる → スピードUP」という流れがポイント。1冊を徹底的に学び、本番で問題に対応できる力を身につけましょう。

受検当日まで時間がない場合は、間違えた問題だけを何度も解き直し、苦手を重点的に潰していくのが効果的です。

2.時間配分や本番環境を意識して練習問題を解く

C‑GABで高スコアをとるためには、時間配分に慣れる必要があります。問題集を繰り返し解きながら、1問あたりに使える時間感覚をつかみ、本番でもテンポ良く解けるように練習しましょう。

先述したように、C‑GABは問題数に対して制限時間が短く、1問に時間を掛け過ぎると解き切れません。練習段階からタイマーで時間を計り、1問あたり20〜30秒程度で解くことを意識してください。

また、得意な問題は確実に素早く解き、分からない問題は潔く切り捨てる判断力も身につけましょう。

PCを使って練習する

C-GABはPCを操作し、画面上で問題に解答するテストです。そのため、紙の参考書だけでなく、PCの画面上で問題を解く練習が欠かせません。操作に慣れていなかったり画面上の問題を読むのに時間が掛かったりすると、それだけでタイムロスになるためです。

電子書籍版の問題集や、Webサイト上の模擬試験を活用し、マウス操作や画面の切り替えに慣れておきましょう。また、練習段階で画面上に線を引いたり書き込んだりできない環境を再現し、「PC上で問題を読む→計算方法や必要な数値を判断する→紙で素早く計算する」流れをシミュレーションしておくことも大切です。

電卓なしでの計算に慣れる

先述したように、C-GABでは電卓の使用が禁止です。当日使えるのは支給されるノートとペンだけのため、自力で計算する必要があります。

普段から電卓に頼っていると、本番で大幅なタイムロスにつながる恐れも。対策段階から筆算のスピードと精度を高める練習を徹底しましょう。

3.模擬試験を受けてテストの形式に慣れる

C‑GAB対策では、模擬試験を受けることも大切です。いきなり本番に挑むと、焦りや不安から思わぬミスやトラブルが生じることも。模擬試験で本番と同じような緊張感やタイトな時間設定のなかで、自分の実力を試してみましょう。

また、企業によるものの本番はテストセンターで受ける可能性が高いため、自室や自習室など静かな環境で練習していると、当日の人の多い環境にうまく適応できない恐れも。カフェや図書館など人がいる場所で模擬試験を受けると当日の雰囲気に近くなり、本番も集中しやすくなります。

なお、実戦感覚を身につけたい場合は、本命企業の前に別の企業でC‑GABを受けるのも一つの手段です。

適性検査の対策方法は、「就活の適性検査とは?検査の種類や特徴、受ける際のポイントをご紹介!」の記事でも解説しています。あわせてご覧ください。

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短期間で対策!C-GABで高得点を狙うコツ

制限時間に対して問題数が多いC-GABは、やみくもに取り組むのではなくコツを押さえて効率的にスコアを獲得する必要があります。そのため、丁寧に計算して確実に点を稼ぐよりも、「時間をかけずに選択肢を絞り込む」ことを意識して対策しましょう。

ここでは、C-GABで高得点を狙うコツを、出題分野別に紹介します。受検まで時間がなく焦っている方は、以下のコツを押さえて重点的に対策してみてください。

短期間で対策!C-GABで高得点を狙うコツのイメージ

【全科目】分からない問題に時間を掛けない

制限時間が厳しいC-GABで大切なのは、分からない問題に時間を掛け過ぎないことです。先述したとおり、性格検査以外の科目で1問に掛けられる時間は、多くても30秒程度。悩んでいるとすぐに時間が過ぎてしまい、本来解けるはずだった問題に取り掛かれません。

1問に1分以上かけて正解するよりも、分からない問題は直感で選んで次へ進み、できるだけ多くの問題を解くほうが、結果的にスコアは上がりやすいでしょう。分からないと感じたら潔く諦め、次に進む勇気をもちましょう。

【計数】概算でスピードを上げる

計数分野は、表やグラフを読み取る力、または計算力を問われる問題が出題されます。15分で29問を解く必要があるため、いかに効率的に計算できるかが高得点を獲得するためのカギです。計数で高得点を狙うコツは、「概算(丸め計算)」を使いこなすことといえます。電卓が使用できないため、正確な筆算をしていると時間が足りません。

たとえば、「3,458÷12,100」を「3,500÷12,000」と端数を丸めて計算し、選択肢のなかから最も近い数字を瞬時に選ぶ練習を繰り返しましょう。C-GABの計数では、細かい計算力よりも、素早く情報を処理する能力が重要です。

【計数】図表の読み取りに慣れる

C-GABの計数は、計算力以上に「必要な情報を図表から探し出す力」が試されます。限られた時間で効率的に必要な情報だけを把握するために、以下のポイントを意識してみましょう。

・最初に問題文を読んで必要な数値を抜き出す
・計算に関係ない数値は確認しなくてOK

たとえば、ある商品の過去5年間の売り上げが分かるグラフがある場合。最初に各年度の数値や年ごとの推移を確認しがちですが、問題文では「2023年の売上は〜」のように、特定の年度の数値について聞かれているパターンが多い傾向にあります。そのため、まずは問題文を読み、答えを出すために必要な数値だけ抜き出しましょう。

項目ごとの数値を丁寧に確認しようとすると、時間はあっという間に過ぎてしまいます。1問に掛けられる時間は30秒程度なので、無駄な作業をしないことが大切です。

【言語・英語】設問から目を通す

言語と英語で高得点を目指すためのコツは、本文を読む前に設問の選択肢に目を通すことです。先に設問を確認すれば、文章のどこに注目すべきかを明確にできます。

また、設問と選択肢に目をとおしておくと、文章全体の内容を大まかに把握できるのもメリットです。いきなり読み進めるよりも、読解・解答に掛ける時間を短縮できます。

【英語】文章のおおまかな構成を最初に把握する

英語では一字一句を丁寧に和訳している時間はないため、段落ごとの役割を素早く掴むことが攻略のポイントです。たとえば、最初の段落では多くの場合、そのトピックに対する主題や主張が述べられています。次に具体的な例、最後に結論やまとめを述べている構成が基本です。

文章の細部にこだわるのではなく、「この文章は問題提起をしている」「この段落は主張の根拠について書かれている」といった大枠を把握する練習を繰り返すことで、解答のスピードと精度が向上します。

【性格検査】一貫性のある回答にする

性格検査では、無理に受けの良さそうな選択肢や本来の自分とかけ離れた答えを選ばずに、検査の回答全体で一貫性をもたせるのがコツです。C-GABの性格検査は、似たような選択肢が角度を変えて何度も出てきます。

最初は自分を良く見せようとして回答を選んでいても、進めるうちに疲れを感じたり以前の回答を忘れたりして、本来の自分に合った回答をしてしまうもの。結果的に検査の結果内で矛盾が生じ、「自分を良く見せようとしている」と評価される恐れがあります。

性格検査で企業がチェックしているのは、学生の適性や性格が自社に合うかどうかです。答えを偽って性格検査を突破しても、のちのちミスマッチを感じて自分が苦しくなりかねません。普段の自分の行動や考え方を振り返ったうえで、自分らしい選択肢を選ぶよう心掛けましょう。

適性検査の対策に自信がないときは、第三者のアドバイスを受けてみるのもおすすめです。「就活のやり方と流れを解説!準備から内定までのポイントと相談先も紹介」の記事では、就活に関する不安や悩みの主な相談先を紹介しています。ご一読ください。

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C-GABに活用できる問題集やツール

C-GAB専用の問題集は少ないものの、玉手箱や出題形式が近い問題集を活用すれば、十分な対策が可能です。ここでは、C-GABの対策に活用できるおすすめの問題集と、無料で使えるアプリ・サイトを紹介します。

おすすめ問題集3選

以下の問題集は、C-GABの出題形式(図表読み取り・論理的文章読解・英語長文)と傾向が近く、繰り返し演習すると解答スピードと正答率の両方を高められます。

1.CAB・GAB完全対策テキスト&問題集(SHL監修・最新版):C-GABを開発した日本エス・エイチ・エル社監修の問題集。C-GABと出題形式が最も近い
2.転職・就活のための完全版GAB問題集(最新年度版):計数・言語・英語をバランス良く練習できる定番の問題集
3.玉手箱対策問題集(最新版):玉手箱はC-GABと同じSHL社の問題のため代用として有効。特に計数・言語に強い

無料で使えるアプリ・サイト

無料ツールを活用すると、スキマ時間でもC-GABの形式に慣れる練習ができます。以下のサービスが特に活用しやすいでしょう。

1.日本エス・エイチ・エル社 公式練習テスト(shldirect.com/ja/practice):C-GABを提供している企業の公式サイト。練習テストを無料で受けることができる
2.玉手箱対策アプリ(各アプリストア内):計数・言語の問題を繰り返し解ける。電車内や隙間時間に最適
3.SPIテストセンター対策サイト(各種就活メディア提供):GAB/玉手箱に対応した練習問題を掲載しているサイトが複数ある

問題集・アプリはただこなすだけでなく、「解き方を理解してから解くスピードを上げる」という順番を意識することが重要です。最初の1周は丁寧に解法を理解し、2周目以降はタイマーを使ってスピードアップを意識しましょう。

「何から手を付ければ良いか分からない」という方は、「【守破離で勝ち取る内定術 #1】 適性検査、何から対策すればいいかわからない人へ」の記事で適性検査対策の正しい進め方やステップをチェックしてみてください。

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C-GABについてキャリアアドバイザーのアドバイス

C-GABを攻略して内定を得るには、第一志望の企業のテストまでに、複数回テストセンターでの受検を経験するのがおすすめです。実際、学生さんから「いつもとは違う雰囲気に緊張してしまい、本領を発揮できなかった」という相談を多く受けます。

しかし、面接やグループディスカッションと同じように、このような緊張感には経験を積んで慣れていくことが大事です。もし本命の企業でテストセンター形式の適性検査があるなら、同じ形式の選考がある企業を探し、練習として受けに行きましょう。受検日は自分で選べることが多いので、うまくスケジュール調整をして本番前に場数を踏んでおくのが理想です。

あわせて「電卓ではなく、メモ用紙での計算スピードを上げておく」ことをおすすめします。C-GABのテスト会場には、電卓を持ち込めません。配布されるメモ用紙と筆記用具を使い、手計算で進めなければいけないため、いつも電卓を使っている場合は必ず手書きでの計算スピードを上げておきましょう。

適性検査の対策については、「適性検査の種類22選を紹介!就活で使われる理由や対策も解説」の記事もご覧ください。

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C-GABの概要や対策について知りたいあなたへ

就活生のなかには、「C-GABは難しそう」「ボーダーを超えられるか不安」と悩む人もいるでしょう。C-GABは、SPIをはじめほかの適性検査とは形式や出題傾向が異なるため、早めに特徴を理解し、出題形式や解き方に慣れることが大切です。

適性検査について不安がある場合は、ぜひキャリアチケット就職エージェントにご相談ください。キャリアチケット就職エージェントでは、就活のプロであるキャリアアドバイザーが、一人ひとりの状況や志望業界に合わせた企業を厳選してご紹介します。

C-GABをはじめ、企業が指定している適性検査の解き方のコツや効率的な勉強法を丁寧にアドバイス。慣れないテストや苦手分野もキャリアアドバイザーが丁寧に解説するため、受検日までに不安を解消できます。

面接やエントリーシートの対策も無料で丁寧にサポートするので、内定獲得を目指す人はぜひキャリアチケット就職エージェントのサービスをご活用ください。

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C-GABに関するよくある質問

ここでは、C-GABに関するよくある質問を紹介します。「C-GABの検査より先の選考に進めないのはなぜ?」「制限時間が短くて解ききれない」といった疑問に回答しているので、ぜひ参考にしてみてください。

C-GABの過去問を使ってテスト対策したいです

C-GABの過去問は公開されていないため、テスト対策には使えません。ただし、C-GABの練習問題を解ける無料のサイトやアプリ、問題集など、テスト対策に使えるツールや書籍は複数あります。まずは気軽に挑戦できるサイトやアプリを使って、出題形式や問題の難易度を確かめてみましょう。

また、すでに玉手箱の問題集を持っている場合は、テスト対策に活用できます。同じ会社が作成しているテストで、問題の傾向が似ているためです。

C-GABを受けて選考に落ちてしまう主な原因は?

考えられる主な原因は、対策不足です。C-GABはSPIなどと比べて1問あたりの時間が極端に短いため、練習不足のまま本番に臨むと、半分も解けないうちに終了してしまいます。その結果、企業が設定する合格ラインに達せず、選考落ちとなってしまうのでしょう。

また、テストセンター特有の環境に馴染めない点も理由の一つ。多くの受検者と一緒に受ける環境や電卓を使えないことなどでストレスや緊張を感じ、練習の成果を思うように発揮できない場合もあるでしょう。

C-GABの制限時間が短く、毎回すべて解ききれません…

結論からいうと、すべて解ききれないのは珍しいことではありません。 C-GABは制限時間が短いうえに問題の難易度も高い傾向があるため、練習でスピードを上げられたとしても最後まで解くのは難しいと割り切る姿勢も大切です。

効率的により多くの問題を解く努力は必要ですが、練習で時間内に問題を解ききれなかったからといって過度に不安視する必要はありません。

C-GAB受検時の服装はスーツにするべき?

受検時にテストセンターに着ていく服装は、私服で問題ありません。C-GABの受検前にはデジタル写真撮影があるものの、これは会場側が本人確認を行うためのものであり、合否には関係ないといえます。

ただし、写真は替え玉受検防止のため企業に送られるため、最低限の身だしなみや清潔感は意識するのがおすすめ。気になる方は、オフィスカジュアルを意識した服装で行くのが無難です。

C-GABの結果は使い回しできますか?

C-GABはテストセンターで受検するため、一度受けたスコアを複数の企業の選考で使い回しできます。これはテストセンター方式の大きなメリットの一つです。高いスコアをとっておくと、同じ形式でC-GABを採用する複数の企業の選考を有利に進められるでしょう。

ただし、スコアを共有できる期間や条件は企業ごとに異なります。一般的には受検から1〜2年以内のスコアが有効とされているケースが多いですが、詳細は各企業の選考要項を必ず確認しましょう。また、あえて再受検して新しいスコアを提出することも可能なため、最初のスコアが低かった場合は改めて対策して再挑戦するのも一つの方法です。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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