グループワークをどう乗り切る?テーマ別対策を解説します

このページのまとめ

  • 就活の選考にグループワークが実施される場合がある
  • グループワークの目的は決められた時間内に全員で協力し1つの結論を出すこと
  • グループワークは主に作業型とプレゼン型、ビジネスケース型の3種に分けられる
  • 応募者は採用側にグループワークでの言動を通じて、コミュニケーション力、ファシリテーション力、発想力などをアピールできる
  • グループワークで高く評価してもらうには、応募先企業がどのようなグループワークを行ったことがあるのかリサーチし、事前にシミュレーションしておくのがおすすめ

採用時、応募書類や面接などを通じて選考を行いますが、企業によって面接に加えてグループワークを課すところもあります。
採用側がグループワークを行う利点はどこにあるのでしょうか。
このコラムではグループワークについて掘り下げ、応募者がどのような対策を取るべきかを解説します。
就活を控えている新卒の学生や、グループワークでうまく自分をアピールできなかった方などに読んでいただきたい内容です。

グループワークの種類

応募する企業によっては、応募者の選考過程においてグループワークを実施する場合があります。
グループワークは作業型やプレゼン型、ビジネスカード型といった3のカテゴリーに分類することが可能です。

まず作業型では、応募者が3人~5人など適当な人数にグループ分けされ、採用側が出す議題に添って作業を行います。
次にプレゼン型では、ある問題についてグループ内で意見を交わし、最終的に出した結論を発表。
そしてビジネスケース型では、企業戦略会議で議論されるような具体的な課題に対する解決策をグループごとに考え、提案します。

グループワークでは時間内に作業を終えたり、採用側が納得するようなアイデアを出したりすることが最優先だと思う人もいるかもしれません。
しかし重要なのは、結論に至るまでの過程です。グループワークでの話し合いの姿勢や進行の仕方を通して、性格や能力などが評価されているということを覚えておきましょう。

グループワークのテーマ例

この項目では、3つに分類したグループワークの種類ごとに具体的なテーマ例について紹介します。

作業型

限られた時間で何をどのような方法で作るかを議論し、作業を行うのが作業型のグループワークです。

テーマ例

・決められた枚数のA4コピー用紙を使い、15分以内にできるだけ高いタワーを作る
・断片的な情報が書かれた複数のカードを頼りに、1枚のマップを完成させる
・新商品Aの販促用広告(ポスター)を作成する

プレゼン型

プレゼン型には社会全体が直面する大きな問題や、企業が抱える課題をどのように解決するかという議題が出題される傾向にあります。

テーマ例

・少子化問題の解決方法を考える
・海外旅行者を倍にするための方法を考える
・オリンピックでメダル獲得者数を増やすための方法を提案する

ビジネスケース型

ビジネスケース型はビジネス戦略会議のシミュレーションとも言える内容になるため、グループワークとしては難易度が高いと言えるでしょう。

テーマ例

・資料を読んで、2年後に収益を2倍にする方法を考える
・資料をもとに、企業の新商品Aを考える
・新商品のキャッチコピーを作成する

以上が主なグループワークのテーマです。どのパターンが出題されても対応できるよう、できるだけ事前準備をしておきましょう。

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グループワークでアピールできることとは?

複数人で行うグループワークで浮かび上がる良い部分を企業側にどれだけアピールできるかで、あなたが与える印象は変わってきます。
具体的にどのような点を企業側は評価しているのでしょうか。

コミュニケーション能力

仕事をしていく上で最も重要とも言われているものの1つに挙げられるのがコミュニケーション能力です。

しかし、グループワーク中にコミュニケーション能力をアピールしすぎようとすると、グループ内で悪目立ちしてしまい自己中心的な人物という印象を与えかねません。
かといって慎重になりすぎると消極的な人、あるいはコミュニケーションが取れない人と評価される恐れも。
バランス良くアピールするには「傾聴力」を身につけることも重要です。
他の人の話にしっかりと耳を傾けて意見を取り入れながらグループとしての結論を出せるよう、身近な人との会話から気をつけていくと良いでしょう。

ファシリテーション能力

グループワークでは、決められた時間内に互いに協力し合い1つの答えを出すことが必要になります。
ここで重要な役割を果たすのが進行役です。
ファシリテーション能力とは、効率良く物事を進める能力のことで、グループワークでは進行役に必要なスキルと言えます。
効率よく成果を出すには、物事に優先順位をつけることや作業を終えるのにどのくらいの時間がかかるのかなど、先を見通す力が求められます。
仕事に就くと、会議に参加する機会も増えますが、無駄な時間となるか有益な話し合いの時間となるかは会議の進行役次第とも言われています。
全体を見通して物事を進めるファシリテーション能力に自信があるのであれば、進んで進行役や司会を買って出るのも良いでしょう。

発想力

「発想力」と聞くと企画やデザインが主軸になるクリエイティブ系の職種で必要な能力と考える人が多いかもしれません。
しかし事務職や営業職など、あらゆる分野の職種において発想力は重要です。
発想力があれば、事務の効率をアップさせたり、クライアントの課題を解決したりするのに大いに役立つからです。
他の人が思いつかないアイデアを議論のなかでアピールできれば、企業にとって魅力的な人材と評価されるでしょう。

以上がグループワークで応募先企業に印象付けることができる代表的な能力と言えます。

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企業側のポイントと対策について

最後に、作業型やプレゼン型、ビジネスケース型のグループワークにおける、それぞれの採用側の評価ポイントと対策について解説します。

作業型のポイントと対策

作業型のグループワークで採用側が重要視しているのは「協調性」です。
この形式では、目的を達成するためにメンバーが協力し合って作業を行うことが求められます。

そのため、協調性が欠けていると思われるような言動は控えましょう。
「グループ内にリーダーとしての適任者がいると判断できれば、そのメンバーをサポートする側に立つ」「他のメンバーの同意を得ないまま、作業を一人で進めない」など協調性を意識した態度を心がけるのがベターです。

また、必ず時間内に終わらせることができるかも大切なポイント。
より高い到達点まで進めるには、効率的な作業方法を考えるのが要です。思いついたままに手を付けるのではなく、まず仮説を立てる、検証しながら進めるといった作業プロセスを考えることにも注意を払いましょう。

プレゼン型のポイントと対策

プレゼン型には形式にこだわらずにディスカッションさせる自由討論形式、ある課題を解決する課題解決形式、二手に分かれて議論をさせるディベート形式があります。

普遍的な問題や明確な答えが出ない問題が多いため、プレゼン形式は賛成・反対など、答えが二極化する場合が多いのが特徴です。
チーム内でよく話し合って意見をまとめられているか、ロジカルに考えられているかも評価の対象となります。

何かを選択して最終的に一つの結論として発表することが求められるテーマの場合、多数決での意見の集約は禁止されています。
できるだけ相手を説得するロジックと交渉により、まとめることが重要です。

ディベート形式の難しさは、自分の意見を主張しようとして思いがけずヒートアップすることです。
考えを押し通すことが目的ではなく、話の進め方や交渉の仕方が評価されるということを忘れないようにしましょう。

ビジネスケース型のポイントと対策

現状分析や問題の原因特定、目標の設定など、ビジネスケース型のワークではマーケティングの資質が問われます。
論理的思考能力を身につけることやマーケティングの専門書籍を読むことなどがおすすめです。
模擬ディスカッションに参加するのも良いでしょう。

企業によっては、グループワークの議題に過去に出題したテーマと類似点があるものを出題する場合もあると言われています。
過去の出題例を探って、対策を講じることがグループワークを制する1つの方法かもしれません。

いずれのグループワークにしろ、一人で準備を進めるのには限界があります。
複数人で参加する面接やグループディスカッションなどグループワーク対策を個人で行うのは難しいものです。
自分だけで進めるのが不安であれば、就活のプロを頼ってみてはいかがでしょうか。

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