インターン申込時の履歴書…書き方のコツはある?

このページのまとめ

  • インターン申込時の履歴書は黒のボールペンで、手書きで作成するのが基本
  • 住所や大学名、学科名などの基本情報は正式名称で書く
  • 資格や免許は取得した順に記入する
  • 志望動機や自己PRを効果的にアピールするために、企業研究や自己分析を念入りに行う
  • 用紙や書式に指定がないか確認しよう

インターンシップに申し込む際、作成する機会が増える「履歴書」。実際、「どのように書けば良いのか分からない」「書き方のマナーを知りたい」という人は多いのではないでしょうか。
こちらのコラムでは、履歴書作成のマナーや各項目別で気をつけたいことを説明しています。インターンの応募時、履歴書の書き方でお悩みの方は参考にしてみてください。
 

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インターンシップ申込時の履歴書はどう書く?

手書きで作成するのあれば、黒のボールペンを使用するのが基本です。
履歴書は、自分自身を正しく伝えるもの。脱字や誤字に対しては修正液などを使わずに、はじめから書き直します。
読みやすい大きさの字で、丁寧に書くことを心がけましょう。
記入する前に、あらかじめ学歴欄に書く卒業、入学の年月や、資格取得の年月を調べておくとスムーズです。
捺印欄がある場合は、擦れやにじみがないように、名前が真っすぐに見えるよう赤の朱肉で捺印します。
年号の表記は、西暦、元号のどちらでもかまいませんが履歴書内で統一しましょう。
また、急ぎで履歴書が必要になった時に備え、住所や学歴など、基本的なことのみを記入したものを数枚用意しておくと安心です。

 

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各項目を書く時のポイント!

ここでは、履歴書に記載する項目のコツを解説します。

日付

インターン先の会社に提出する日付を記載します。郵送の場合は投函する日、面接などに持参する場合はその日付を書きましょう。

基本情報

氏名や生年月日の他に、住所や連絡先を記載します。
住所は都道府県から記入し、マンションやアパートであれば建物名、部屋番号を省略せずに書きましょう。
番地はハイフンで区切らず、「○丁目□番△号」と書くのがマナーです。
ふりがなの記入は、漢字の部分のみでかまいせん。その際、「ふりがな」と書いてあれば平仮名で書き、「フリガナ」となっていたらカタカナで書きましょう。
連絡先は、直接電話がくることを想定し、連絡がつきやすい電話番号にしましょう。同様に、Eメールも確認しやすいアドレスを記載します。

学歴

1行目の中央に「学歴」と記入し、2行目から書いていきます。
どの学歴から書くのか決まりはありませんが、インターンの場合は「中学卒業」から始めるのが一般的です。高校や短大、大学までの経歴を記載し、学部、学科、専攻などは正式名称を書きましょう
高校の学科は、「普通科」「工業科」のように記入します。また、学歴の書き方は、「○○高等学校」が正しい表記なので気をつけましょう。
大学受験のための予備校は、書かないのが一般的です。

資格・免許

国家資格や民間の資格など、取得した順に全て書きます。
名称は省略せずに、「普通自動車運転免許」「日商簿記検定試験2級」などのように正しく記載しましょう。不安な人は、資格の証明書や免許証を見直すと、正式名称や取得年月日を確認できます。
記入欄の数よりも多く持っている場合は、応募先の会社や、一般的なビジネスの場面で活かせるものを選んで書きます。
また、現段階で取得に向けて勉強している資格がある場合、応募先にアピールできるものであれば、「学習中」という旨を記載しても良いでしょう。

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志望動機と自己PR例

履歴書には、意欲や自分の強みを伝えるために、志望動機や自己PRの欄があります。しかし、それをどのように変換すれば良いのか分からない人も多いでしょう。
志望動機を通して企業側が知りたいのは、「なぜ他社ではなくこの会社のインターンを志望するのか」ということです。
それを効果的に伝えるためには、しっかりと企業研究を行い、業界や事業内容、インターンで経験できる内容などを深く理解する必要がああります。
その上で、応募先の会社で「インターンを通して学びたいこと」を明確にして書きましょう
自己PRは、具体的なエピソードを深掘りし、そこから繋がる自分の強みを効果的に伝えることが重要です。
そのためには念入りな自己分析を行い、ゼミやサークル、部活などの学生生活や、アルバイト、ボランティアなどの実際に経験したことから得られる強みや意欲などをアピールします。

また、「自分はアピールできるような経験がない」という人は普段の生活で心がけていること、大切にしていることなども、アピールポイントに繋がるので、客観的に日常生活を振り返ってみましょう。

この項目では、例文をご紹介します。

志望動機の例文

私は大学で社会福祉学を専攻しており、少子高齢化社会を支える保険業界に興味があります。
多彩な保険プランを展開し、顧客の生活に密着したサービスを提供できる貴社に魅力を感じ、インターンを志望しました。
この度のインターンでは保険業界への理解を深め、新商品の提案体験ができるグループワークでは、他の学生の方と密接にコミュニケーションをとりながら進めていきたいと思います。 

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自己PRの例文

私の強みは、物事を最後までやり遂げることです。工場でのアルバイト経験がありますが、チームリーダーを任され、作業の管理などを行っていました。アルバイトの人数や、時間配分などに気を配ることを常に心がけていました。周りの状況を把握しながら効率よく動く、という経験を活かし、貴社に貢献していきたいと思っています。

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用紙や書き方が指定されていないか確認しよう

履歴書やエントリーシートなどは、提出書類に関して会社指定のものが用意されているケースや、書式を指定していることがあります。
履歴書は他にも、市販のものや大学独自のものなどがあるため、選ぶときには指定がないかしっかり確認しましょう。もし指定がない場合、自分の強みをよりアピールしやすいと感じたものを使うことをおすすめします。
手書きとパソコンどちらが良いか迷ったときも、規定を確認してルールに沿った方法で書くのがマナーです。
指定がない場合は、基本的には手書きで書くのがおすすめです。ITや外資、ベンチャーなどの企業では、パソコンで書いても良いでしょう。

 

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添付する写真も見られている!

履歴書に貼る顔写真は、印象を左右するものなので、頭や顔の位置、表情などに気をつけましょう。
スピード写真機は証明写真を手軽に撮れますが、顔の角度や服装の乱れなどを自分自身で気にかけて直すのは難しいもの。
心配な人は、写真館で撮影するのがおすすめです。プロのカメラマンであれば、証明写真の目的に合わせて、自分の良さをアピールできる写真を撮ってもらえるでしょう。
視線や顔の細かな表情、スーツや髪型の乱れといった身だしなみもチェックしてくれます。また、写真館の場合は撮影データを受け取れる可能性があり、Web上で履歴書を提出する際には、利用することができるので便利です。
どちらの場合も指定のサイズで撮影し、貼るときは履歴書内の添付欄からずれないように気をつけましょう。
また、手書きの場合は写真の裏に氏名や大学名などの簡単な情報を書いておくと、万が一提出後に剥がれた時も安心です。

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