インターンシップ選考時の履歴書の書き方とは

このページのまとめ

  • 履歴書は企業が指定したものを使うのが一般的で、指定がない場合には大学で指定されたものや市販のものを使用する
  • 手書きかパソコン作成かも企業の指定に従う
  • 履歴書は項目ごとに細かい注意点があるので、それぞれ確認して正しい書き方を心がける
  • 履歴書の完成後には、記入漏れがないか、誤字脱字がないかを確認し、クリアファイルに挟んで提出する

インターンシップに参加するには、履歴書などの応募書類が必要となることがほとんど。
このコラムでは、インターンシップ用の履歴書の書き方について解説します。
インターンシップ選考のための履歴書作成に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

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履歴書の選び方

インターンに参加するために履歴書を作成しようと思った際、まず悩むのはどんなフォーマットの履歴書を用意するかではないでしょうか。

使用する履歴書は、企業の指定に従うのが一般的。特に指定のない場合は、大学指定の履歴書か、市販されている履歴書を使用します。
市販の履歴書にはさまざまなフォーマットがあるので、より自分のことをアピールできるものを選びましょう。学生が使用する履歴書としては、職歴欄が広く取られているものよりも、自己PRや志望動機の欄が広いもののほうがアピールしやすいです。

履歴書を手書きするかパソコンで作成するかも、基本的には企業の指示に従います。
指示がなければ、どちらを選ぶかは企業の雰囲気を見て決めると良いでしょう。
基本的には、歴史のある企業では手書きの履歴書のほうが好印象となり、ベンチャー企業などの新しい企業や外資系企業などではパソコン作成が好まれやすい傾向にあります。

 

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履歴書の書き方

履歴書の各項目の書き方や注意点を説明します。

日付

履歴書の日付は、手渡しする場合は持参する日を、郵送の場合には送付する日を記載します。また、メールの場合には送信日を書くようにしましょう。

写真

履歴書用紙に指定されたサイズの証明写真を貼り付けましょう。
基本的には3か月以内に撮影したものを使用し、カラー・モノクロは問いません。撮影時にはスーツを着用し、身だしなみにも気を使うようにします。

基本情報

氏名のほか、現住所や生年月日、電話番号などを記載します。
住所は都道府県名やマンション名を省略せず書くようにしましょう。
電話番号は連絡がつきやすい番号であれば固定電話ではなく、携帯電話の番号でも問題ありません。

メールアドレス

就活時は企業とメールでのやりとりをすることが多いため、アドレスにも気を使うようにしましょう。大学から支給されたアドレスか、就活用に作成したフリーメールのアドレスを使うのが一般的です。携帯電話のキャリアアドレスは、企業からのメールが受信できなかったり、添付ファイルのやりとりができなかったりする可能性があるため使用は避けるのが無難です。

学歴

就活時の履歴書の場合、中学校卒業から書くのが一般的です。
学校は「○○高校」のような短縮形ではなく、「△△市立 ○○高等学校 普通科」と正式名称で書き、学部や学科名まできちんと記載しましょう。
入学・卒業の年を書く際は和暦か西暦どちらかに統一するようにします。どちらを選んでも問題ありませんが、書類内で混じらないよう気をつけましょう。

職歴

基本的に、就活時の履歴書では職歴はなしとします。アルバイトなどの経験がある場合にも、記載しないのが一般的です。
ただし、他の企業で長期インターンシップなどアピールとなる経験を積んでいる場合には、それを書いても良いでしょう。

資格・免許

資格や免許はすべて正式名称で記入します。略称や通称などで書いてしまわないよう注意しましょう。
取得した順に上から記載していくのが一般的。持っている資格や免許の数が多い場合には、志望する企業や職種に関わりのありそうなものを優先的に記入します。

自己PR・志望動機

自分がなぜ希望するインターンシップに参加したいのか、その場所で自分のどんなスキルや経験を活かすことができるのか…などをアピールできるのが自己PR欄や志望動機欄。
企業が学生のやる気や志望度の高さを見るポイントでもあるので、他社の内容を使いまわしたり、適当な内容で仕上げたりせず、企業研究や自己分析をした上で丁寧に書くようにしましょう。

通勤時間

通勤時間は往復ではなく、片道の時間を記載します。最短時間を書くのがマナーです。
電車の乗り換えを検索できるサイトやアプリなどがあるので、それらを利用して通勤時間を調べると良いでしょう。5分刻み程度の細かさ(1時間23分かかる場合は1時間25分…等)で記載するのが一般的です。

履歴書の項目ごとの注意点を紹介しました。
それぞれのポイントに気を配り、より好印象を与える履歴書を作成しましょう。

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履歴書を書き終わったら

履歴書を書き終わった後にも、いくつか注意点があります。
完成したからと油断せず、最後まできちんと確認するようにしましょう。

記入漏れはないか確認する

履歴書に空欄が残っていないか、最後に確認します。
提出日や署名の横の捺印などは忘れやすいので、よく確認しておきましょう。
欄の内容によっては書くことがない場合があるかもしれませんが、その場合には記入漏れではないことを示すためにも「特になし」などと書きます。

失敗を見つけても修正液は使用しない

履歴書の完成後には、誤字脱字や間違いがないか確認します。そのときに修正したい点が見つかっても、修正液や修正テープなどは使用しないようにしましょう。
書類の改ざんが疑われてしまうため、公式な文書では修正液などの使用は禁止されています。
書き損じがあった場合には最初から書き直すのがマナー。しかし、どうしても書き直す時間がない…という場合には、二重線で訂正し、訂正印を捺印するという方法もあります。

完成後はコピーをとっておく

履歴書を手書きで作成した場合には、原本の提出後に書類を見直すことができなくなってしまいます。
面接で履歴書の内容を質問されたときに矛盾のない対応をするためにも、確認用にコピーをとっておくようにしましょう。

提出時にはクリアファイルに入れる

履歴書を持参する場合にも、郵送する場合にも、折れや汚れを防ぐためにクリアファイルに入れるのがマナーです。持参する場合には更に封筒に入れて渡すと丁寧な印象を与えるでしょう。


以上、履歴書作成時の注意点を紹介しました。
これらのポイントに気をつけて、インターンシップ用の履歴書を作成してみてください。

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