このページのまとめ
- 企業が自己PRを聞くのは、就活生のスキルやキャラクター性がマッチするかを見るため
- 自己PRのダメな例は「抽象的」「平凡な内容」などが当てはまるので注意しよう
- 自己PRのダメな例を参考にして何が悪いのかを理解すれば、改善につなげられる

「自分の自己PR、これで本当に通るのかな?」と不安を感じている就活生も多いのではないでしょうか。特に3月の本選考解禁を控えた時期は、焦りから「ダメな例」を避けて正解を知りたくなるものです。
この記事では、自己PRのダメな例とその改善方法を具体的に解説します。また、自己PRをより良くする構成も紹介するので、失敗を未然に防ぎ、自信を持って選考に臨むための準備を整えましょう。
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- 企業が自己PRを問う理由
- 企業側が求めるスキルや強みがあるか
- 入社後に強みを発揮できるか
- 学生のキャラクター性が企業と合うか
- 自己PRのダメな例文7選と改善方法を解説
- 1.強みとエピソードの関連が薄い
- 2.エピソードが抽象的すぎる
- 3.経験や実績などの内容が平凡でありきたり
- 4.経歴や賞歴の自慢になっている
- 5.アピールしたい強みを絞りきれていない
- 6.他者批判や環境のせいにするマイナス表現を用いている
- 7.生成AIのままで「自分の言葉」がない
- 自己PRは構成も重要!ダメな例から抜け出す基本の組み立て方
- 結論をはじめに述べてテーマを明確にする
- 結論を根拠付けるエピソードで説得力を持たせる
- 仕事への活用法で締めて入社後の活躍を期待させる
- アピールポイントがダメな理由?自己PRで伝える強みの見つけ方
- 1.情熱を注いで成果を得た経験を振り返る
- 2.能動的にチャレンジした経験を見つける
- 3.失敗から「学び」を得て改善した経験を探す
- 4.応募先の業界や企業で活かせる強みか考える
- 自己PRのダメな例に該当していないか不安なあなたへ
- 自己PRの作成に不安を感じる方からのFAQ
- Q.自己PRのエピソードがしょぼいときの対処法は?
- Q.自己PRで、改善力を強みとした例文が知りたい
企業が自己PRを問う理由

自己PRは就活の書類選考や面接において必ず問われる項目です。何のために自己PRをするのか把握すれば、何を書けばよいか悩んでいる人も書きやすくなるでしょう。
そのためには、企業側の視点で、自己PRから読み取りたいことを把握するのが大切です。ここでは、就活で企業が自己PRを聞くおもな理由を紹介します。
企業側が求めるスキルや強みがあるか
新卒の就活において、企業は自社の業務や経営戦略に必要なスキルや強みを持った「自社に貢献してくれる学生」を見つけようとしています。
就活生は志望先のニーズを満たすため、企業が必要とするスキルや強みを持っている点や、それらを活かして貢献する意思をアピールすることが重要です。
入社後に強みを発揮できるか
企業は、学生が過去に挙げた実績そのものよりも、その経験を通じて培った強みが「自社の環境でも再現できるか」をチェックしています。どれほど優れた実績があっても、それが一度きりの成功や、特定の環境下だけで発揮されたものであれば、再現性が低く入社後の活躍は期待できません。
自己PRでは、直面した課題に対して「どのように考え、行動したか」というプロセスを具体的に伝えましょう。困難を乗り越えた再現性のあるエピソードを示すことで、採用担当者に「この人なら入社後も自ら課題を見つけ、自走してくれそうだ」という確信を持たせることが重要です。
学生のキャラクター性が企業と合うか
企業側は「その人の価値観やキャラクター性が自社とマッチするか」にも注目しています。
これは、「周囲の仲間とうまくやっていけるか」の確認にもつながっており、今後の社会人生活に関わる大事なポイントです。そのため、経験や実績を伝えるだけでなく、人柄を盛り込むことも意識しましょう。
自己PRに自信が無い方は、第三者に添削してもらうのがおすすめです。自己PRの添削について知りたい方は、「自己PR添削はどうすればいい?依頼先やセルフチェックのコツも紹介」をご参照ください。
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自己PRのダメな例文7選と改善方法を解説
自己PRのダメな例を具体的に知ることは、自分の強みを正しく伝えるための第一歩です。ここでは、よくあるダメな例とその改善方法を例文付きで詳しく解説します。
自分の文章が「抽象的」や「一方的な自慢」になっていないか、客観的にチェックしてみましょう。
1.強みとエピソードの関連が薄い
「私の強みは、誰とでもうまくやっていける社交性です。
私は学生時代、ダンス部に所属しており、高校1年生の文化祭で部員全員でのステージを披露した経験があります。私は幼少期からダンスを習っていた経験を買われ、ダンスステージのセンターに抜擢されました。
はじめはプレッシャーから堂々と踊ることができなかったのですが、部長から「自分らしく踊るのが一番大切」とアドバイスを頂き、肩の荷が下りた気持ちになり、無事センターとしてステージを成功させることができました。~(略)」
解説
この文章では、最初に述べた強みである社交性と、根拠として提示したエピソードの関連が薄く、説得力がありません。そのため、強調したいはずの社交性という強みが伝わらず、自分の魅力をアピールしきれていない自己PRになっています。
強みとエピソードの関連をより濃くするため、以下のように改善してみましょう。
強みとエピソードの関連を濃くした例文
「私の強みは、誰とでも交流できる社交性です。
私は学生時代、ダンス部に所属しており、高校1年生の文化祭で部員全員でのステージを披露することが決まりました。当時、上級生と下級生の交流が薄かったダンス部は、練習の空気や部自体の雰囲気がよくありませんでした。
しかし、私は部が団結してステージを成功させるには密なコミュニケーションが必要だと思い、先輩にも積極的に話しかけるようにしました。私が盛り上げ役に徹したことにより、部内の雰囲気がよくなり、無事ステージの成功につながりました。
入社後は、この社交性を活かし、上下関係を気にせず意見を交換できる、風通しのよい貴社の社風に貢献していきたいです。」
2.エピソードが抽象的すぎる
「私の強みは、地道に努力を重ねる継続力です。
私は学生時代、陸上部に所属していました。最初は部員の中で一番遅く、目標意識もほとんどありませんでした。
しかし、夏の県大会を目指すようになり、私の心に変化が訪れました。それからは毎日練習を欠かさずに続けた結果、県大会に出場できました。~(略)」
解説
この文章の改善点は、エピソードが抽象的すぎるところです。人柄や長所以前に、陸上部の中で、本人が置かれていた状況も見えてきません。
エピソードを伝える際は、詳細をはっきり明示し、相手に想像しやすくするのが大切です。この悪い例を具体的にする場合、以下のようなポイントを加えます。
・長距離、短距離など、どの競技に注力したのか
・部員は何人いたのか
・何の大会で、なぜその県大会を目指すようになったのか
・心に変化が訪れたきっかけは何か
・何をしたことで県大会に出場できたのか
これを踏まえて、以下のように変えてみましょう。
エピソードを具体的にした例文
「私の強みは、地道に努力を重ねる継続力です。
私は学生時代陸上部に所属していました。入部当初、30人いた部員の中で、私は一番長距離の記録が遅く、陸上部員としての目標意識もほとんどありませんでした。
しかし、同じ陸上部だった親友が怪我をしてしまい、目標だった夏の県大会に出られなくなってしまったことをきっかけに、親友の代わりに目標を果たしたいと強く思うようになりました。
その日を境に、朝晩の走り込みと、練習記録と分析ノートの記載を毎日続けました。その結果、夏の県大会に出場できました。
この経験を活かし、どんなに高い目標でも、継続した努力を忘れず、必ず達成していけるような人材になりたいです。」
3.経験や実績などの内容が平凡でありきたり
「私は学生時代、野球部に所属していました。入部後1ヶ月で希望していたピッチャーのポジションを外され、キャッチャーとなってしまいました。
しかし、どんなポジションからでも得られるものはきっとあると気持ちを切り替え、3年間キャッチャーの役目を全うしました。
入社後も、持ち前の前向きさを活かし、会社の実績に貢献していきたいです。」
解説
この自己PRは、一見すると強みである「前向きさ」を伝える内容になっています。
しかし、誰にでも書けるようなありきたりな文章になってしまっている点を改善すべきです。これでは面接官の印象に残る、効果的なアピールにはつながりにくいでしょう。さらに、結論から書き出していない点も改善の余地があります。
自己PRは、最初に結論を述べた後、面接官の印象に強く残るような、自分にしか書けないオリジナリティのあるエピソードを伝えましょう。
自分だけのオリジナリティを加えた例文
「私の強みは、逆境でも役割を見出し、前向きに取り組める点です。
私は学生時代、野球部に所属していました。幼少期から憧れていたピッチャーを志望して入部しましたが、実力不足からわずか1ヶ月でポジションを外され、キャッチャーへの転向を命じられました。
当初はショックから身が入らない時期もありましたが、父から『どのポジションからでも、チームに貢献できる道はある』と励まされたことを機に、気持ちを切り替えました。それからはキャッチャーを単なる『守備のポジション』ではなく『チームの司令塔』と捉え直しました。
具体的には、対戦相手の癖を分析したノートを自作し、投手の長所を引き出すリードを独学で研究し続けました。結果、3年間キャッチャーの役目を全うし、チームの勝利に貢献することができました。
入社後も、この前向きさを活かし、どのような環境下でも『今自分にできる最善は何か』を考え抜き、貴社の発展に貢献いたします。」
4.経歴や賞歴の自慢になっている
「私の強みは、順応性です。
私は大学入学時、小学生の頃から続けていたサッカー部に入りました。しかし、入部1ヶ月で足を怪我してしまい、続けることができなくなってしまいました。
そこで、足の速さを重視しない競技として、卓球部への入部を決めました。持ち前の順応性を活かし、すぐに試合でも結果を出せるようになりました。
大学の3年間で、県大会で2度の優勝と世界大会の選抜メンバー抜擢という実績を残すことができました。~(略)」
解説
この自己PRは、ただ自身の賞歴を述べているだけになってしまっています。
肝心の強みである順応性を説明するエピソードが抜けており、なぜ順応性を得たのか、ただ単に卓球の才能があっただけなのか、といった判断ができません。
このままでは効果的なアピールにつながらないため、以下のように、その結果に至ったプロセスや葛藤をしっかり伝えましょう。
経歴や賞歴に至ったプロセスを述べた例文
「私の強みは、順応性です。
私は大学入学時、小学生の頃から続けていたサッカー部に入りました。しかし、入部1ヶ月で足を怪我してしまい、続けることができなくなってしまいました。
そこで、足の速さを重視しない競技である、卓球部への入部を決めました。しかし、はじめは右も左も分からず、試合にも負けてばかりでした。
私は状況を打開し卓球という競技に順応するため、サッカーの経験で培った洞察力や瞬発力を応用できないか考え、実際に活かし取り組んでみました。すると、次第に結果につながっていき、県大会で優勝できるまでになりました。
貴社に入社した際、慣れない環境に移ったとしても、今までの経験を活かした順応力で戦力となっていきたいです。」
5.アピールしたい強みを絞りきれていない
「私の強みは、統率力や責任感、辛い時でもやり遂げる粘り強さです。
私は学生時代、広告研究会に所属していました。全大学をまたいで開催された「大学広告コンテスト」のチームリーダーに選ばれ、優勝を目標に全力を尽くしました。
最初はチームをうまくまとめきれず、他チームより格段に企画の進みが遅かったことで、諦めそうになってしまいました。
しかし、自分のせいでチームに迷惑をかけたくないという気持ちと、最初に掲げた「優勝」という目標を必ず達成させるんだという強い心で、やりきることができました。~(略)」
解説
この自己PRでは、アピールする強みが複数あり、何を伝えたいのか分かりにくい文章になってしまっています。
「統率力」「責任感」「粘り強さ」の3つの強みを述べようとした結果、エピソードが複雑になってしまい、自分の魅力を引き出せていません。
以下のように改善すれば、内容が分かりやすくアピールポイントも効果的に伝わるでしょう。
強みを一つに絞って強調した例文
私の強みは、辛い時にこそ発揮される粘り強さです。
私は学生時代、広告研究会に所属していました。全大学をまたいで開催された「大学広告コンテスト」のチームリーダーに選ばれ、優勝を目標に全力を尽くしました。
しかし、他チームより格段に企画の進みが遅く、このままだと出場自体も難しいという状況になってしまいました。
何度も諦めそうになりましたが、最初に掲げた「優勝」という目標を絶対に達成させたかったので、自分なりに優勝を狙える企画書を1日で20通り作り、諦めかけていたメンバーに粘り強く提案しました。
その結果、誰もが納得するような企画案が誕生し、コンテストでは見事優勝することができました。
貴社に入社した際は、この粘り強さを活かし、どんな目標でも最後まで諦めず貪欲にチャレンジしていきたいです。
6.他者批判や環境のせいにするマイナス表現を用いている
「私の強みは発想力があるところです。
大学時代に所属していた観光学部のゼミでは、自治体と連携して観光コンテンツを盛り上げる活動を行っていました。周りの学生はアイデアが出ずに、なかなか活動が進みませんでしたが、私は持ち前のアイデア力で次々と企画を提案し、実際に取り入れられました。
その結果、観光客の人数が、昨年比の2倍を達成しました。
これからも、私はアイデアを生み出し続けます。」
解説
この例文は、他の学生を下げて、自分の実績をアピールするような内容になっている点が問題です。自己PRは応募者の人柄を確認する項目でもあるため、他者批判につながる表現は避けてください。
また、入社した後、強みをどのように活かすか述べていない点も改善する必要があります。
以下のように改善すれば、人柄が伝わるアピールになるでしょう。
自分の人柄が伝わる例文
「私の強みは発想力があるところです。
大学時代に所属していた観光学部のゼミでは、△△市と連携して観光コンテンツを盛り上げる活動を行っていました。活動1年目の頃、企画会議で、既存コンテンツの魅力を上げるためのアイデアを出す機会がありました。
なかなか案が出ずに会議が難航している中、私は複合的に考えるのもよいかもしれないとひらめき、「単体で考えず、既存の観光資源を組み合わせてみてはどうか」と提案しました。
すると、「やってみよう」と賛同してくれ、今ある観光資源の洗い出しから、それぞれの内容にあわせた導線の持たせ方、さらに魅力を上げる見せ方など、次々とアイデアが生まれてきました。
そして、そのアイデアをすべて実行した頃には、観光客の人数が昨年比の2倍を達成しました。
入社後はこの経験を活かして、失敗を恐れず思いついたアイデアを提案し、貴社の発展に貢献していきたいです。」
7.生成AIのままで「自分の言葉」がない
「私の強みは、既存の課題を的確に分析し、戦略的な解決策を提示できる高度な改善力です。
学生時代に注力したカフェのアルバイトでは、オペレーションの効率化が急務でした。私は現状のフローを徹底的に可視化し、スタッフ間のコミュニケーションを最適化する新たな仕組みを導入しました。この取り組みにより、リソースの有効活用が実現し、店舗全体の生産性を飛躍的に向上させることができました。
入社後もこの高い問題解決能力を存分に発揮し、貴社の持続的な発展と事業目標の達成に向けて、多角的な側面から貢献したいと考えております。」
解説
生成AIで作った文章は、構成が整っている反面、誰にでも当てはまる「どこかで見たことのある内容」になりがちです。採用担当者は数多くのESを読んでいるため、定型文のような表現は「熱意がない」「自分の頭で考えていない」とネガティブに捉えられるリスクがあります。
AIを補助として使うのは問題ありませんが、最終的には自分自身の「感情の変化」や「当時の生々しい苦労話」を肉付けし、人間味のある「自分の言葉」に昇華させることが、選考を突破する鍵となります。
「改善力」や「主体性」を自分の声で届けた例文
「私の強みは、現場の課題を自分事として捉え、泥臭く解決へ導く改善力です。カフェのアルバイトでは、混雑時のオーダーミスが多発し、お客様からお叱りを受ける日々が続いていました。
周囲は「忙しいから仕方ない」と諦め気味でしたが、私は「お客様を減らしたくない」と危機感を抱き、改善を提案しました。具体的にはスタッフの動線を一週間観察し、ミスが特定の狭い通路でのすれ違い時に起きていることを突き止めました。
そこで独自の「声掛けルール」を考案し、店長に配置の見直しを直訴。最初は難色を示したベテラン店員にも、ミスの実態を共有し対話を重ねることで、協力を得ることができました。
結果、半年後にはミスがほぼゼロになりました。入社後も自らの目で課題を見つけ、周囲を巻き込み改善に励みます。」
自己PRの職種別の例文について知りたい方は、「自己PRとは?書き方や強み・職種別の例文と合わせて回答のポイントを解説」をご覧ください。
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自己PRは構成も重要!ダメな例から抜け出す基本の組み立て方
自己PRは、伝わりやすい文章の構成を理解した上で作成することで、信頼性や説得力が増し、面接官や採用担当者の心を掴めるでしょう。
ここでは、自己PRの基本の構成を紹介します。
結論をはじめに述べてテーマを明確にする
まず、「私の強みは~です」という結論を最初に伝えましょう。自己PRの内容は、短時間で自分の魅力をアピールしなければなりません。そのためにはまず簡潔に結論を述べ、話の流れを分かりやすくすることが大切です。
たとえば、最初に「私は大学時代、△△を経験し△△を達成しました」と、経験や実績のエピソードから伝えると、採用担当者は「何の話が始まるのか分かりにくい」と感じてしまいかねません。
はじめに自分の強みを簡潔に提示することで、その後のエピソードがスムーズに入ってきます。
結論を根拠付けるエピソードで説得力を持たせる
結論を述べたら、次にその結論を根拠付けるためのエピソードを提示し、説得力を持たせましょう。「△△を改善するために、△△を行いました」など、具体的に経験したエピソードを伝えてください。
エピソードがなかったり、薄かったりする自己PRだと、強みの根拠が示せません。結果、自分が持っているはずの能力や人柄が伝わりにくくなります。さらに、「本当のことを言っているのか」と採用担当者に疑問を持たれかねません。
書類選考や面接では、自分しか語れないオリジナリティのあるエピソードを盛り込み、説得力とインパクトを与えましょう。
仕事への活用法で締めて入社後の活躍を期待させる
最後は、自分の強みが仕事でどのように活きるのか説明して締めます。実績や強みを語って終わるのではなく、「この経験から得た△△の強みを、貴社の△△で活かします」のように伝えましょう。
その際、必ず志望企業の採用ニーズにあった人物像とマッチしていることが大切です。企業が求める人材を理解し、それを踏まえた自己PRができていれば、面接官の心を掴むことも難しくないでしょう。
また、最初に述べた結論が変わっていないかも注意してください。書類選考や面接では話に一貫性を持たせ、採用担当者が納得するような伝え方をするのが大切です。
作成した自己PRと「適性検査」に矛盾がないか見直す
選考で実施される適性検査の結果を学生が知る機会はほとんどないため、事前に自分自身で対策を講じることが重要です。まずは、市販の診断ツールや就職支援サイトが提供する模擬試験を活用し、客観的に自分の性格特性を把握しておきましょう。
適性診断で「客観的な自分の姿」を知り、自己PRの内容と診断結果に大きなズレがないかを確認しておくことが大切です。自身の本質とアピール内容の整合性を事前に取っておくことで、選考全体を通して一貫した人物像を提示でき、企業からの信頼を得やすくなります。
適性検査の種類や特徴について知りたい方は、「就活の適性検査とは?検査の種類や特徴、受ける際のポイントをご紹介!」をご覧ください。
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アピールポイントがダメな理由?自己PRで伝える強みの見つけ方
自己PRで「ダメな例」を回避し、採用担当者の印象に残る強みを伝えるには、自分自身の経験を深く掘り下げることが不可欠です。特別な実績が必要だと身構える必要はありません。
大切なのは、日常の行動や過去の選択の中に隠れている「あなただけの価値観」を見つけ出すことです。

ここでは、企業が求める「再現性のある強み」を効率よく見つけるための方法を紹介します。
1.情熱を注いで成果を得た経験を振り返る
情熱を注いで継続し、実績につながった経験がないか振り返ってみましょう。自分史を用いながら、取り組んできたことを時系列で書き出すのもおすすめです。
大きな実績でなくても、困難だった壁を乗り越えた経験や、継続によって成果が得られたことなど、物事に情熱を持って誠実に向き合った結果、達成につながった経験を探してみてください。
情熱を注いだ経験から得た強みを伝えれば、「仕事にも熱意を持って取り組んでくれそう」と、採用担当者から評価を得られるかもしれません。
2.能動的にチャレンジした経験を見つける
自己PRに使う強みは、自主的に動いてチャレンジした経験から導くのもおすすめです。ただし、自分では普通の行動だと思っていることもあるかもしれません。そのため、他人から「よくチャレンジしたね」「自分にはできない」などと言われた経験がないかも振り返ってみてください。
また、最初のきっかけは他者の影響だったとしても、自分で考えさらに改良したことや、新しい可能性を見つけて取り組んだことなどの経験もよいでしょう。
自主的に課題を見つけPDCAを回せる人や、チャレンジ精神があり積極的に行動できる学生を求める企業は、「自社の課題解決や売り上げに貢献してくれそう」と好印象を持ってもらえる可能性が高まります。
3.失敗から「学び」を得て改善した経験を探す
過去の失敗からの学びは、自己PRにおいて大切な材料になります。企業は完璧な人間を探しているのではなく、困難に直面した際に「どう立ち直り、何を学んで次に活かせるか」という改善力や精神的なタフさを評価しているからです。
まずは、物事が上手くいかなかった時のことを思い出し、その原因を自分なりにどう分析し、具体的にどのような行動を起こしたかを整理しましょう。
失敗を単なるミスで終わらせず、その後の成長の糧にしたプロセスを伝えることで、入社後の「自走力」や「伸びしろ」を強く印象づけることができます。
4.応募先の業界や企業で活かせる強みか考える
応募する業界や企業で活かせる強みから導くのもおすすめです。
たとえば、「△△の技術を用いているなら△△の強みが役に立ちそう」「自分のこの強みは、△△の課題解決に貢献できそう」など、業界・企業研究を入念に行い、自分の強みのうち応募先に貢献できるものを選んでください。
自社の取り組みをよく理解し、業界についても調査・分析できている人材だと、高評価につながる可能性があります。
自分の強みが分からない方は、自己分析による自己理解を深めるのがおすすめです。自己分析の方法について知りたい方は、「自己分析とは?就活におすすめの簡単なやり方9選や目的・活用例を解説」を参考にしてください。
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自己PRのダメな例に該当していないか不安なあなたへ
自己PRのダメな例は、内容が抽象的過ぎることや企業のニーズにマッチしていないことなどが挙げられます。まずは企業が求めるニーズと自分の強みが合っているか確認した上で、具体的かつ簡潔で分かりやすい内容にすることが大切です。
自己PRの悪い例文を参考にして改善を重ね、採用担当者への効果的なアピールにつなげましょう。なお、自分が作成した自己PRをダメな例と比較しても、本当に大丈夫か心配な人は、就活エージェントやキャリアセンターに相談してみてください。
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自己PRの作成に不安を感じる方からのFAQ
「本当にこの内容で通るのか」「自分には誇れる実績がない」と、自己PRの作成中に立ち止まってしまう方は少なくありません。
ここでは、就活生から特によく寄せられる悩みについて、解決のヒントをQ&A形式でまとめました。不安を解消し、自己PRの作成に役立ててください。
Q.自己PRのエピソードがしょぼいときの対処法は?
A.エピソードの凄さで合否が決まるわけではないため、実績が「しょぼい」と悩む必要はありません。企業が知りたいのは、結果そのものではなく、その過程であなたがどう考え、行動したかという人柄や思考プロセスです。
たとえば「アルバイトのレジ打ち」という経験でも、ミスを減らすために自分なりに工夫した点があれば、それは立派なアピール材料になります。派手な実績を探すよりも、日常の中にある「自分なりの工夫」を言語化し、オリジナリティを加えることが大切です。
Q.自己PRで、改善力を強みとした例文が知りたい
A.改善力をアピールするときは、「状況が良くなった」という結果だけでなく、課題の背景にある「自分なりの気づき」や「周囲への働きかけ」を強調することが大切です。
「私の強みは、現状の課題を分析し、相手に寄り添った解決策を提示できる改善力です。個別指導塾のアルバイトでは、担当生徒の小テストの点数が伸び悩んでいることが課題でした。
私は単に『勉強不足』と片付けるのではなく、生徒の集中力が途切れるタイミングを観察、その結果、説明が長くなると生徒の理解が追いついていないことに気づきました。
そこで、一方的に教えるスタイルを改善し、5分解説したら1題解いてもらう『スモールステップ方式』を導入しました。その結果、担当生徒の点数は3割向上し、教室全体の志望校合格率も前年を上回ることができました。
入社後も、現場の小さな変化を見逃さず、常にベストな形を模索して貴社のサービス向上に貢献します。」
上記の例文のように、「なぜその解決策を選んだのか」という思考プロセスを具体的に示すことで、入社後も自ら考えて動ける人材であることを採用担当者に印象づけられます。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。