インターンシップの服装はスーツ?オフィスカジュアル?

このページのまとめ

  • インターンシップは期間や内容に関わらずスーツで参加するのが基本だが、企業から「服装自由」「私服可」という指示があった場合には、オフィスカジュアルで参加するのが無難
  • インターンシップに参加する際の服装は、スーツの場合は、男女ともに黒や紺などのリクルートスーツで、シャツは白の長袖、男性のネクタイは派手になりすぎないものを選ぶ
  • オフィスカジュアルの場合は、男性は襟付きのシャツにチノパンで、女性は派手すぎないシャツとスカートもしくはパンツが基本
  • 企業が私服を指定する理由は、参加者の個性をみるため、リラックスして参加してもらうため、社員が普段からオフィスカジュアルで仕事をしているためなどがある
  • インターンシップの時期にリクルートスーツを持っていない学生も多いが、就活が本格化すれば必要になるので、このタイミングで購入しておこう

インターンシップは、就活が本格化する前に行われるのが一般的。企業との最初の交流でもあり、会社や仕事、自分自身についても詳しく知ることができる、貴重な機会となるでしょう。
そんなインターンシップに参加する際、どんな服装をすればいいかご存知でしょうか。
基本的にはスーツでの参加となりますが、企業から「私服」という指定を受けることも。
このコラムでは、なぜ企業はスーツ以外の服装を指定するのか、「私服」を指定された場合、どんな服装で参加すればいいのかをご紹介してします。

 

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インターンシップに参加する時はスーツ一択?

企業が行うインターンシップは、数日といった短いものや数ヶ月単位の長期のもの、職場見学のようなものから実務を伴うものまで、その種類はさまざま。
こうした期間や内容に関わらず、企業から服装の指定がされていない場合は、スーツで参加するのが基本です。
インターンシップの内容によっては、企業から服装を指定されることがありますが、そういった場合は企業の指示に従いましょう。
「服装自由」「私服可」といった指示があった場合、アパレルなどの企業では、応募者のセンスをチェックしたいという意図があるため、企業やブランドのイメージに合った服を着ていく必要があります。しかし、そうでない場合は、オフィスカジュアルや企業の社風に合わせた服装で参加するのが無難です。

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基本の服装~男性編~

男性の場合の服装は、以下のとおりです。

スーツ

スーツで参加する場合は、一般的なリクルートスーツを着ていけば問題ありません。色は、黒か濃紺、ダークグレーで、派手な色やデザインのものは避けましょう。
ワイシャツは白い長袖のものを選びます。シャツはシワになりやすいので、家を出る前にチェックを忘れずに。ネクタイも、派手な柄やデザインでないものが無難です。
気をつけたいのが靴下の色。見えないだろうと気を抜いて派手な色のものを履いていくと、椅子に座ったときなどに見えてしまい、マイナスな印象になりかねません。スーツの色に合わせて、黒か濃紺、ダークグレーにするのがおすすめです。

私服

インターンシップに参加する際の私服は、普段着ではなくオフィスカジュアルを指します
オフィスカジュアルとは、スーツほどかっちりしていませんが、オフィスで仕事をする上で違和感のない服装のこと。
シャツは襟付きのものを選ぶのが無難です。会社の雰囲気によっては、襟のないシャツをジャケットの下に着ている場合もありますが、インターンシップ参加の場合などは冒険をしないほうが安心でしょう。
シャツの上から、ジャケットを羽織ると、かっちりした感じが出せるため、持っておくと便利です。
ズボンはチノパンを履いていくのが一般的。カジュアルだからといって、ジーンズを履いていくのはマイナスイメージになる可能性があります。
靴は、必ず革靴です。スニーカーなどのカジュアルなもの、デザインの派手なものは避けたほうがよいでしょう。

 

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基本の服装~女性編~

インターンシップに参加する際の女性の服装をご紹介します。

スーツ

男性と同じく、黒か濃紺、ダークグレーのリクルートスーツを着ていきましょう。パンツとスカートで迷う人も多いようですが、どちらを着て行っても問題はありません。
中に着るシャツは、無地の白色で長袖のものが無難です。
靴は黒パンプスで、ヒールの低いものが動きやすいのでおすすめ。夏場でもストッキングは必ず履いていきましょう。

私服

女性のオフィスカジュアルは、男性よりも少し自由に服装を選ぶことができます。
基本的には、派手すぎないシャツとスカート、もしくはパンツのコーディネート。シャツは、襟付きでも襟のないタイプでも問題ありません。色も、黒や白だけでなく、薄いパステルカラーのものを着れば、顔色が明るく見えるでしょう。
上からジャケットやカーディガンを羽織るとオフィスらしさが出るので、男性と同じく1枚持っていると便利です。
スカートは、短すぎない、リクルートスーツと同じくらいの丈のものを選びます。
ストッキングも忘れずに履き、靴はヒールが高すぎない、動きやすいものが良いでしょう。

 

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企業が私服を指定する理由

企業が、インターンシップに参加する学生に対して、私服で来るよう指定する理由には、以下のようなことが考えられます。

企業の意図

・参加者の個性を知りたい

学生にとってインターンシップは、企業や仕事への理解を深める機会となりますが、企業にとっても、面接などの選考だけでは見えない学生の姿を見ることができる貴重な時間です。そのため、参加者が皆、同じようなリクルートスーツを着るのではなく、個性の出る私服を着てもらうことで、より素の姿を見たいと考えています。

・社風として社員も私服で働いている

ベンチャー企業やIT企業などでは、社員が普段からスーツではなくオフィスカジュアルで働いている会社も少なくありません。
そもそもスーツを着る文化がないため、インターンシップに参加する学生にも、社員と同じように私服で来るように指示しています。

・リラックスして参加してほしいと考えている

慣れないスーツで参加するよりも、私服の方が学生が力を発揮できるのではないかと考えているためです。
企業がインターンシップを実施するのには、優秀な学生を見つけ出したいという意図もあるため、より自由に自然体で参加してもうために、私服での参加を呼びかけているのです。


スーツ以外の服装を指定された場合には、企業側にはこのような意図があることが考えられます。
インターンシップは企業にとっても学生にとっても、お互いを知るための貴重な時間です。有意義な時間を過ごせるよう、こういった社風や企業の意図を理解した上で参加しましょう。

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スーツを持っていない!今すぐ買うべき?

インターンシップに参加するタイミングでは、まだ就活が本格化していないことが多いため、リクルートスーツを持っていない学生も少なくないでしょう。
このコラムで紹介しているように、私服を指定される場合や、参加時の服装を自由としている企業であればスーツは必要ありませんが、すべての会社がそうというわけではありません。
スーツ着用を指定されているインターンシップに、スーツがないからといって私服で行くのはマナー違反です。
リクルートスーツは、就活が本格的に始まれば必要になるものなので、インターンシップ参加のタイミングで買ってしまっても問題はないでしょう。


今回は、インターンシップに参加する際の服装についてご紹介しましたが、いかがでしたか。
服装以外にも、就活についての不安や疑問がある人も多いのではないでしょうか。
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