自己PRでチャレンジ精神を適切にアピールする方法は?

このページのまとめ

  • チャレンジ精神を自己PRに書く場合は、エピソードを交え具体的に話す
  • 自己PRに書く際はチャレンジ精神を言い換えてアピールするのもアリ
  • キャッチフレーズは仕事に関係のある内容を伝える
  • チャレンジ精神を自己PRに書く際はマイナスイメージにならないように注意しよう

自己PRでチャレンジ精神を適切にアピールする方法は?のイメージ

チャレンジ精神を自己PRに書く際はどのように伝えると良いのでしょうか?効果的にアピールする方法について、悩む人も多いでしょう。このコラムでは、自己PRでチャレンジ精神を適切にアピールする方法についてご紹介。また、チャレンジ精神を自己PRに書く際の注意点についても解説します。チャレンジ精神をアピールしようと考えている方はぜひ参考にしてください。

 

25卒の就活について相談したい

 

チャレンジ精神は自己PRとしてアリ

チャレンジ精神は多くの企業が選考で重視する要素の1つです。現代では働き方や考え方が多様化しているため、柔軟に考えたり、新しいことにチャレンジしたりして結果を残す人材を求める傾向があります。現状を良くしようとする向上心があれば高い評価を得られるでしょう。

チャレンジ精神をアピールする4つのポイント

チャレンジ精神をアピールする際は、過去のエピソードを交えながら伝えると効果的です。アルバイトや学業でチャレンジしたことを振り返ってみて、アピールできる内容を考えておきましょう。

1.具体的なエピソードを用いる

アルバイトや学業を通して、自分が何に対してチャレンジをし、そこからどのようなことを学んできたかを明確に伝えることが大事です。過去にチャレンジしたことと、そこでどのような成果を残したかが評価に繋がるでしょう。
また、アピールする際は成果を出せなかったエピソードを書く方法もあります。成果が出なかったエピソードを話す際は、努力した経過とそこから次に活かしたことを伝えると良いでしょう。

2.チャレンジした理由を伝える

具体的なエピソードと交えてチャレンジしようと思ったきっかけや、そのとき自分の考えていたことを伝えると効果的にアピールできるでしょう。
面接官は就活生がどのようなスタンスで物事に取り組んできたかに注目しています。行動を起こすときの考え方を知れば、入社後も同じ心構えで業務に取り組んでくれるだろうといった印象を与えられるでしょう。

3.どのように仕事に活かすか伝える

自分のチャレンジ精神が業務にどれくらい活かせるか具体的に伝えることが大事です。仕事での再現性を伝えると企業からより高い評価を得られるでしょう。
チャレンジ精神は仕事で活かせるからこそ評価されます。仕事での活かし方が明確になっていない場合、評価されるのは難しいでしょう。
自分のアピールポイントを業務内容に絡めて話すと企業側もイメージしやすくなります。

4.自分なりのキャッチフレーズを考えておく

長所をアピールするためにキャッチフレーズを用意しておくと印象に残ります。たとえば「諦めずやり遂げるチャレンジ精神」のようなアピールポイントをキャッチフレーズとして伝えましょう。
ただし、仕事内容と関係のないキャッチフレーズは企業側からの評価に繋がらない恐れもあるので注意が必要です。
ほかの人と差をつけるためにも、自分だけのキャッチフレーズを考えて、チャレンジ精神をアピールしましょう。

チャレンジ精神を言い換えてアピールしてもOK

チャレンジ精神があることは、好奇心旺盛で向上心があるといえます。
好奇心旺盛はどのようなことにも興味を持ち、取り組むということ。興味を持ったことに積極的にチャレンジする人が多いので、行動力があるともいえます。企業側には「頼んだ仕事や新しい業務に、積極的に取り組んでくれる」という印象を与えられるでしょう。
また、向上心は現状に満足せず、高みを目指し努力できる心のこと。常に前向きで変化を求めている人が多いのも特徴といえるでしょう。向上心があることは、企業側に「入社後も進んで仕事を覚え、キャリアアップしてくれる」という印象を持ってもらえます。

▼関連記事
「チャレンジ精神」は印象が薄い?効果的な自己PRとは

 

25卒の就活について相談したい

 

チャレンジ精神を自己PRに書く際の例文

この項目では、チャレンジ精神を自己PRに書く際の例文を紹介します。

アルバイトで得たチャレンジ精神を自己PR

この項目では、アルバイト経験で得たチャレンジ精神をアピールする例文を紹介します。

【例文】
私は強みは好奇心を持って新しいことに挑戦するチャレンジ精神があることです。
大学時代はコンビニでアルバイトをしておりました。人と接することが好きで接客業に興味があったので、挑戦しました。仕事に慣れてくると、お客様目線に立って業務を遂行できるようになり、やりがいを感じることも増えました。来店した人が興味を惹くような商品のPOPを作成したところ、お客様の目に留まることが増え、売上アップに繋がりました。
大学時代のアルバイト経験を活かし、貴社でも好奇心を持って仕事に取り組み、成果を上げていきたいです。

学業で得たチャレンジ精神を自己PR

この項目では、学業で得たチャレンジ精神をアピールする例文を紹介します。この例文では、苦手なことに取り組む向上心があることをアピール。また、チャレンジしたこととあわせて、苦手なことも克服し、自分の強みにしていることも分かります。

【例文】
私の強みは苦手なことにも進んで挑戦する向上心があることです。
学生時代は勉強が苦手で成績も悪かったのですが、そんな自分を変えたくて積極的に勉強をするようになりました。学習したことは自分にとって確かな知識になることを知り、学ぶことの楽しさを覚えました。大学時代でも勉学に励み、自分のスキル向上のためにTOEICやMOSなどの資格も取得しました。
こうした経験から苦手なことにも積極的に取り組んでいき、自信を身につけるというチャレンジ精神を貴社でも発揮していきたいと考えております。

部活動で得たチャレンジ精神を自己PR

この項目では、部活動で得たチャレンジ精神をアピールする例文を紹介します。この例文では、チャレンジしたことに対してすぐに結果がついてこなかったものの、最後まで諦めずに取り組むことをアピールしています。

私の強みは結果が出なくても諦めずに挑戦し続ける、向上心があることです。
大学時代はテニス部に所属していました。私は未経験で周りは経験者の多い部活だったため、練習にすらついていけませんでした。レギュラーメンバーになることもできず、悔しい思いをしてきました。それでも諦めず自主練習に励み、先輩からアドバイスをもらいながら取り組んできました。その結果、練習試合で勝つことが増え、大学3年の頃にはレギュラーメンバーになることができました。
貴社でも、何事も諦めずに努力を惜しまないという長所を活かし、業務に取り組んでいきたいと考えております。

 

25卒の就活について相談したい

 

自己PRに書く際に注意したい3つのポイント

チャレンジ精神は効果的にアピールできれば企業側に良い印象を与えることができますが、伝え方によっては評価されない可能性も。この項目では、チャレンジ精神を自己PRに書く際に注意したいポイントについて解説します。

抽象的な表現は控えよう

企業はチャレンジした際にどのようなことをしたのか知りたいので、抽象的な表現は避けましょう。チャレンジ精神をアピールする際は、チャレンジしたことに対してどのように考え成果を出したのか具体的に伝えることが大事です。企業側がイメージしやすいように伝えることを心がけましょう。

マイナス要因にならないようにする

チャレンジ精神があることは見方を変えると「飽きやすい」「計画性がない」というマイナスな印象を与えてしまう可能性も。そのため、チャレンジ精神があることを伝える際はアピールの仕方がとても重要になります。マイナスなイメージを払拭しつつ、どのようなチャレンジ精神が身についているのかを企業側にアピールしましょう。
チャレンジ精神を自己PRで使う場合には、挑戦した理由と結果から学んだことを明確にすることをおすすめします。

「チャレンジ精神」を求めていない企業もある

歴史が長く変化を必要としない企業や、従来通りのやり方を守ることで事業を継続していく会社はチャレンジ精神を求めていない可能性があります。もし、そのような企業を志望している場合、チャレンジ精神を自己PRに書くのは避けた方が無難でしょう。
逆に変化が多い企業は常に新しいものを取り入れたいと思っていることが多いため、チャレンジ精神のある人材を求めている可能性が高いです。そのため、変化を求める企業に対しては積極的にアピールすることをおすすめします。
あらかじめ、志望企業が求めている人材について調べておくと良いでしょう。

 

25卒の就活について相談したい

 

キャリアチケットについて

キャリアチケットは、就活生の最高のキャリアスタートを支援するサービスです。