このページのまとめ
- チャレンジ精神は、何事にも積極的に取り組み挑戦しようとする気持ちや態度のこと
- チャレンジ精神は、ポイントを押さえて伝えれば大きなアピールになる
- チャレンジ精神があると思う根拠を具体的なエピソードで伝えることで説得力が増す
- チャレンジすることで得た学びを企業でどう活かすかを伝えることがポイント
- チャレンジ精神は言い換え表現を用い、挑戦に伴うリスクへの対処法も伝えると良い
就活でチャレンジ精神をアピールしたいと考える就活生も多いでしょう。実際に、何事にも臆せず挑戦できるチャレンジ精神を持った人材は、多くの企業で求められています。このコラムでは、チャレンジ精神を効果的にアピールするためのポイントを紹介します。一歩間違えるとマイナスな印象を与えてしまうこともあるチャレンジ精神。ポイントを押さえて上手にアピールしましょう!
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「チャレンジ精神」とは?
「チャレンジ精神」とは、何事にも積極的に取り組もう、挑戦しようとする気持ちや態度のことです。昔から、日本人はチャレンジ精神に欠けると言われ、どちらかといえば失敗しないことを良しとして、安定を好む傾向にありました。しかし、挑戦がなければ成長することはできません。古いしきたりにとらわれることなく、結果を出すための新たな方法を生み出していける「チャレンジ精神」は、今後ますます多くのシーンで必要とされるでしょう。
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「チャレンジ精神」はアピールになる?
「チャレンジ精神」は大きなアピールになります。国内では少子高齢化の影響で多くの分野での需要が先細りになりつつあり、社会のあり方自体も急速なスピードで変化しています。その中で、企業も変革を求められており、現状を打破し、新しい風を吹き込んでくれる「チャレンジ精神」を持った人材を求めているのです。また、「チャレンジ精神」がある人は、あらゆることに興味を持ち、自ら勉強したり、積極的に行動したりするため、仕事での活躍や企業への貢献が期待できます。さらに、何事も前向きに捉え、考える力を持っているため、失敗をしてもくじけないメンタルの強さがあるという面も企業にとっては大きな魅力です。
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「チャレンジ精神」を効果的に伝えるためのポイント
チャレンジ精神を効果的にアピールするために欠かせないポイントを解説します。「企業にプラスとなるチャレンジ精神がある」と採用担当者が納得するような自己PRを作成するために、しっかりとポイントを把握しましょう。
チャレンジ精神があると思う根拠を伝える
ただ「チャレンジ精神がある」といっても、会ったばかりの採用担当者はあなたのことを知らないので、言葉だけで納得することはできません。チャレンジ精神という強みを裏付けるには、根拠となるエピソードの提示が不可欠です。エピソードは、あなたの人柄や強みが浮び上がるような工夫をし、「チャレンジ精神がある」とだれもが納得できるような内容にしましょう。
具体的なエピソードを伝える
伝える内容に説得力をもたせるためにも、具体的なエピソードを盛り込むことが大切です。エピソードには「どんな行動を起こしたか」のほかにも、「なぜその行動を起こそうと思ったのか」という動機の説明もいれましょう。行動する理由には人柄や主体性、その人の価値観が現れるからです。さらに、課題に対しての努力や工夫、試行錯誤の過程も大切です。課題や問題への向き合い方からは、行動力や発想力が伝えられます。
チャレンジから得た学びを伝える
チャレンジすることで直面した課題に対しての努力や工夫に加え、試行錯誤の結果、どのようなことを学び、何を得たのかを具体的に伝えましょう。ただチャレンジするだけで得た学びがなければ、仕事をするうえでも成長や活躍は期待できません。チャレンジが学びへとつながったことを伝えることではじめて、チャレンジ精神をあなたの強みとしてアピールできるのです。
仕事でどう活かすかを伝える
取り組みの結果得た学びや経験、自分の強みが仕事でどう活かせるのか、どう活かしていきたいと考えているかを伝えましょう。チャレンジから得たものや仕事での活かし方が明確になっていると、採用担当者も、あなたを採用するメリットや入社後の活躍をイメージしやすくなります。
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「チャレンジ精神」は使い方に注意!
「チャレンジ精神」という言葉は抽象的で、伝え方によっては「向こう見ずな人」と受け取られ、評価を下げてしまうことがあります。また、「チャレンジ精神」をアピールする就活生は多いため、印象に残りにくいのも難点。「チャレンジ精神」を使うときに注意する点を説明します。
チャレンジ精神は言い換えて伝えよう
チャレンジ精神と一言でいっても、表す内容や受け取り方はさまざま。諦めずに前進する姿勢や向上心、好奇心など、プラスの印象になることもあれば、向こう見ず、計画性がないといったマイナスな印象になってしまうこともあります。チャレンジ精神をアピールするときには、「未経験の分野に果敢に挑戦する力」「逆境にもめげず前に進む力」「あらゆる手段を考え目的を達成する力」といった具体的な言葉に言い換えると良いでしょう。ほかの就活生と同じことを言っている、という印象にもならず、採用担当者も応募者の人物像をイメージしやすくなります。
チャレンジに伴うリスクの把握が大切
チャレンジというと前向きで力強い印象を受けますが、未知の挑戦にはリスクや危険が伴います。仕事をするうえでは挑戦も大切ですが、万一の場合の対応策やリスク回避の用意はそれ以上に重要です。チャレンジ精神だけを強調すると、採用担当者によっては「社内の業務を安心して任せられない」と思われてしまう可能性もあります。チャレンジ精神をアピールするときには、前もってリスクを把握していた点、失敗したときの責任の取り方を考えていた点もあわせて説明し、「向こう見ずな人」と思われないように工夫しましょう。チャレンジ精神に加えて計画性や思考力をアピールできれば、応募者に対する入社後の期待が高まるはずです。
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チャレンジ精神を自己PRでアピールする際の例文
チャレンジ精神を自己アピールする例文を紹介します。参考にして、自分なりの自己アピールを考えてみましょう。
例文1
私の強みは、何か新しい何かをはじめるときに、躊躇なく挑戦できるチャレンジ精神です。大学で東南アジアの経済について学んだことで、貧困による教育格差の解決に貢献したいと考えるようになり、大学2年生のときにカンボジアでのボランティア活動に参加しました。言葉も思うように伝わらず、馴染みのない土地での活動で苦労も多く、すぐにには思うような活動ができませんでした。しかし、困難な状況でもあきらめず活動を続け、大学3年生のときに再度カンボジアへ渡った際には、現地でのチームリーダーを務め、問題の解決に貢献することができ、常に前向きにものごとをとらえ挑戦することの重要性を学びました。貴社(御社)においても、この姿勢を崩すことなく、貢献してまいります。
例文2
私の強みは、高い目標を掲げ、その目標達成のために常に努力を惜しまないところです。高校生のころから英語が苦手でしたが、大学を卒業するまでにTOEICで800点を取ることを目標に掲げました。目標のために、英語教室でアルバイトをしたり、留学生とも積極的に会話をしたりするなど、可能な限り英語に触れることができる環境をつくりました。また、大学3年生のときには、カナダへ語学留学をし、英語力を高める努力をしました。その結果、目標の800点を超えるスコアを取ることができました。貴社(御社)においても、目標に向かって努力し続ける姿勢と向上心を活かして活躍し、貢献してまいります。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。