自己PRで負けず嫌いを効果的にアピールするには?ポイントと例文をご紹介

このページのまとめ

  • 負けず嫌いな性格の人は、困難な状況を努力や工夫で乗り越えられる力が評価される
  • 負けず嫌いは、営業職や販売職などの職種に応募するときの自己PRでアピールしやすい
  • 「負けず嫌い」は「向上心」や「上昇志向」などのポジティブな言葉に言い換える
  • 負けず嫌いをアピールするときは、組織内で良好な人間関係が築ける点も同時に伝える
  • 組織への貢献度を具体的に述べ、抽象的な自己PRや自慢にならないよう注意を払う

自己PRで負けず嫌いを効果的にアピールするには?ポイントと例文をご紹介のイメージ

就活において、自己PRで負けず嫌いをどうアピールしたらよいかわからない就活生は多いでしょう。負けず嫌いを伝えるときには、言い換えの言葉を用いたり、協調性も備わっていることを述べたりすることを心がければ、企業により好印象を与えることができます。このコラムで負けず嫌いな性格について理解を深め、企業にアピールするときのコツを掴みましょう。

 

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自己PRで企業にアピール可能な「負けず嫌い」とは

「負けず嫌い」とは競争志向が強い性格のこと。ライバルとの競争やあらゆる勝負に勝つために努力を惜しまない意欲のことを指します。このタイプは、自分に限界を設けず不可能なことを可能にするための方法を模索して努力し、成果に繋げられる人物であるため、企業でも重宝されます。

負けず嫌いはどのように仕事に活かせる?

ビジネスにおいて、成績や売上が評価に繋がるケースは多々あります。営業職や販売職では、特にその傾向が顕著だといえるでしょう。結果に執着し、数字を出せる負けず嫌いな人物はまさに適任。また、失敗をばねにして諦めずにチャレンジできる力は、トライアンドエラーの繰り返しが求められる研究・開発職でも発揮できそうです。

負けず嫌いと向上心は違う?

「負けず嫌い」を表すときによく耳にする言葉が「向上心」。この2つの言葉には、明確な違いはありません。どちらも比較対象より能力や数字で上回ろうとする貪欲さを意味する言葉です。あえて違いを挙げるとすれば、比較対象の違いが挙げられるでしょう。比較対象を「他」、つまり相手や外におくと「負けず嫌い」。逆に、「向上心」は比較対象を過去や現在の自分自身である「内」においているという印象です。自己PRでは、負けず嫌いを言い表す言葉として、向上心も問題なく使用できます。

企業が求める「負けず嫌い」な人物像を掴もう

企業は、仕事で妥協することなく高いパフォーマンスを発揮してもらいたいため、成果への執着心や持続力がもともと備わっている就活生を採用したいと考えています。評価されやすいポイントを紹介しますので、自分の「負けず嫌い」な性格がどのような強みになるのかを認識し、企業へのアプローチの仕方を考えましょう。

目標に向かってとことん努力し、高みを目指せる人材

課題が与えられると、あらゆる手段で創意工夫しながら目標を達成しようとするあなた。熱意や問題解決力が評価に繋がるでしょう。

困難な状況にぶつかっても屈しない精神力を有した人材

どんなに困難が多くても、目標を達成するまでに長い時間がかかっても、諦めずに挑戦し続けられる折れない心や行動力が評価のポイント。経験してきた逆境や困難、ハードルが大きいほど、スキルの高さを採用担当者に印象付けることができます。
 

 

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自己PRで負けず嫌いを上手に伝える際のポイント

企業にアピールする際は、ただ頑張った経験だけではなく、目標達成のために改善点を自覚し、不十分な点を克服した経験を述べると説得力が増します。自己中心的な人物だと捉えられるのを避けるため、前向きな姿勢や言葉で伝えるのが印象アップの秘訣です。

「負けず嫌い」をポジティブな言葉に言い換える

負けず嫌いという言葉に抱くイメージは、人によって千差万別。就活生が考えている負けず嫌いと、企業が認識している負けず嫌いの定義が異なっている恐れもあります。誤解されないためには、以下のようなポジティブな言葉で負けず嫌いを言い換えてみるのも一つの手。誰もが想像しやすい言葉で伝えるのがポイントです。

・上昇志向
・向上心
・ハングリー精神
・人並みだと満足できない
・常にナンバーワンを目指したい
・チャレンジャー

ただ競争することが好きなだけの印象にならないよう、勝つことを励みに上を目指せる人物であることを主張しましょう。

具体的なエピソードや実績を盛り込む

自己PRでは、負けず嫌いな性格を発揮し、成果が出せたエピソードを取り入れましょう。アルバイトやボランティアといった学外活動に精を出した経験や、何年もの厳しい練習を耐え抜いてコンクールで優勝した経験など、自分がこれまで所属していた組織で取り組んだ事例をピックアップして粘り強さをアピールします。周囲の人を巻き込んで良い結果が出せた例や、課題や目標を数値化したものを示せるとなお良いでしょう。

人間関係構築力も同時にアピールする

負けず嫌いはアピールポイントになりますが、あまりにも前面に押し出しすぎると、「自己中心的なのでは?」「チームの和を乱しそう」と企業に懸念を抱かれてしまいかねません。負けず嫌いをアピールするときには、協調性があることも一緒に伝えましょう。所属している組織で成果をあげるために貢献したことや、チームメンバーとの絆が感じられるエピソードなどを述べるとベター。大人数の職場やプロジェクトではチーム力が求められるため、周囲と良好な人間関係を築くことができる力もチェックされます。

 

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負けず嫌いをアピールする自己PRを作ろう

あなたの長所である「負けず嫌い」な性格を、表現の仕方や切り込み方を工夫することで、魅力的にアピールしましょう。

強みが伝わる負けず嫌いの表現例

以下に「負けず嫌い」の表現の仕方をいくつか紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

・「誰にも負けたくない」という強い気持ちで貪欲にチャレンジを続けてきました
・子どもの頃から勝ち負けにこだわりがあり、勝つまでは決して諦めませんでした
・自分より優れている人がいると、尊敬の念とともに負けたくないという挑戦意識が湧いてきます
・中学・高校時代はサッカーの部活動に励んでおり、常にライバル達とトップを競っていました
・挫折した経験をばねに努力を重ね、試行錯誤しながら課題に取り組みました
・競争相手と切磋琢磨することに、成長できることの喜びやモチベーションを感じます

自己PRでは、単に「負けず嫌い」と述べるのではなく、負けたくない理由や姿勢を具体的かつ前向きに表現すると、競争心が強いというあなたの強みが人物評価に繋がりやすくなります。

好印象を与えられる自己PRの作り方

自己PRを作成するときは、まず結論から述べます。それから、理由やエピソードを述べて自身の強みに説得力を持たせたうえで、締めの言葉でまとめましょう。

1.私の強みは「負けず嫌いな性格」です。(結論)
2.「○○」のとき「○○」で活躍し、「○○」のような困難にぶつかりました。(経験と問題点)
3.問題を解決するため、「○○」を目標に「○○」に取り組みました。(目標と創意工夫点)
4.努力の結果、「○○」の成果をあげることができました。(実績)
5.この経験をもとに、「○○」で貢献したいです。(強調・抱負)

自分自身の負けず嫌いな性格がよく表れているエピソードを振り返りながら、まず上のような骨組みに当てはめて作成してみましょう。

負けず嫌いを強みにできる例文

ここで、実際に「負けず嫌い」を担当者にアピールする自己PR例をケースごとにご紹介します。

アルバイトでアピール

私は、いったん目標を立てたら最後まで粘り強く取り組めるところが長所だと思っています。昔から自分なりに目標を立てて、課題に取り組むということを心がけてきました。入学当初よりカスタマーセンターでのテレフォンオペレーターのアルバイトを始めて、もうすぐ4年になります。最初はクレーム対応が苦手で、対応が難しい電話は社員に対応してもらうこともたびたびありました。しかし、根っからの負けず嫌いな性格なので、クレーム処理で1位の実力をつけようと思い、自ら研修に参加したりベテランのスタッフに対応のコツを訊いたりと努力しました。自らクレーム処理チームに異動させてもらい、1日あたり200件近くのクレーム処理を続けた結果、どんなお客様にも受け答えできる対応力が身につきました。今では事業所にいる150名のスタッフの中でもトップクラスの評価をいただいており、チームリーダーとして新人スタッフの指導を行うまでになりました。諦めずに努力すれば結果は必ずついてくるということを実感しています。この経験を活かして、貴社でも積極的に課題に向き合い、結果を出していく所存です。

部活でアピール

私の強みは、持ち前の負けん気で人並み以上に努力ができる点にあると考えております。小学校1年生から高校3年生までの12年間サッカー部に所属していましたが、高校2年生のときに初めてレギュラー落ちを経験しました。悔しさをばねに、皆が週10時間練習していたところを、その倍の週20時間以上をトレーニングに費やしました。さらに、レギュラーメンバーのサポートをする傍ら、チームの勝利に貢献しようと相手チームの映像分析や戦術研究を徹底して行うようにしたところ、メンバーからの信頼度も上がったように思います。そして、自己管理を怠らずに練習を続けた結果、3年生に上がると再びレギュラー入りが叶い、インターハイでベスト8の好成績が残せました。この経験をもとに、大学時代もアルバイトやサークル活動などにおいて目標を立てて努力し、さらに成長できたと自負しています。貴社でも常に向上心を持って「どうすればより成長できるのか」を追求していきたいです。

一般に、自己PRでは大学時代のエピソードを述べる就活生が多いですが、上の例のように今の自分を形作っている核となるエピソードであれば、中学・高校時代の過去の経験を述べても問題ありません。

強みが伝わらない例文

抽象的な自己PRや、ただの自慢話は要注意。以下は、努力や苦労をアピールしているわりには、どのように大変だったのかということが具体的な数字やエピソードで述べられていないため、努力の程度が伝わらず評価に繋がりにくい例です。「たくさん」「あらゆる」などの言葉はできるだけ控えて、具体例を挙げて述べましょう。

私は負けず嫌いな性格だと思います。高校時代に入っていたテニス部でシングルス準優勝だったことが悔しくて、優勝を目指して頑張りました。まずは、サーブで確実にポイントが取れるようになることが大切だと思い、コントロールを磨くために毎日練習しました。練習時間を増やし、自主練習に加えてコーチに個別レッスンをしてもらいました。練習は厳しく辛いこともたくさんありましたが、努力のおかげで翌年は優勝することができました。仕事でもあらゆる場面で目標に向かって諦めずに取り組み、結果が出せるように頑張りたいと考えています。

自己PRでは、あなたが組織でどのように活躍できる人間なのかが見られています。「負けず嫌いをどのような場面で発揮して、どのような行動をし、どのような結果を出したのか」を上手くアピールし、自分がいかにチームに働きかけ、企業に貢献できる人物かを伝えましょう。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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