このページのまとめ
- 自己PRでの「負けず嫌い」は、向上心や粘り強さのアピールにつながる強みになる
- 自己PRで負けず嫌いが評価されやすい職種は、営業職や販売職
- 自己PRでの「負けず嫌い」は、自分に負けたくないというスタンスが好印象
自己PRで負けず嫌いな性格をうまくアピールする方法がわからず、悩んでいる就活生も多いでしょう。負けず嫌いは自己PRで使いやすい強みの一つですが、ただ「負けず嫌いな性格」と伝えるだけでは、企業から評価されるアピールにはなりません。
この記事では、自己PRで負けず嫌いを伝える際のコツや、例文を紹介します。最後まで読めば、どのように負けず嫌いをアピールすればよいかがわかり、選考通過を実現できるはずです。
- 自己PR「負けず嫌い」で企業が評価しているポイント
- 向上心がある
- 目標に向かって努力できる
- 逆境に強い
- メンタルが強い
- 自己PRで負けず嫌いをアピールする際の伝え方
- 1.強みが負けず嫌いであることを伝える
- 2.負けず嫌いを発揮したエピソードを伝える
- 3.仕事でどのように活かせるか伝える
- 自己PRで負けず嫌いをアピールするコツ
- どのような負けず嫌いか明確にする
- 自分に負けたくない思いを強調する
- 組織の中で発揮した負けず嫌いを伝える
- 自己PRの負けず嫌いが持たれやすいネガティブな印象
- 嫉妬心が強く見えやすい
- 頑固で協調性がないように見えやすい
- 勝ち負けにこだわり過ぎているように見えやすい
- 自己PRで負けず嫌いを言い換えてアピールできる言葉
- 向上心
- 努力家
- 粘り強い
- ストイック
- 自己PRで負けず嫌いが評価されやすい職種
- 営業職
- 販売職
- クリエイティブ職
- 自己PRで負けず嫌いをアピールする際の例文
- 自分に負けたくない気持ちをアピールする場合の例文
- 逆境に立ち向かう力をアピールする例文
- 努力家をアピールする例文
- 挑戦心をアピールする例文
- 自己PRで負けず嫌いをアピールしたいあなたへ
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自己PR「負けず嫌い」で企業が評価しているポイント
企業は、負けず嫌いという自己PRから、高い向上心や困難に立ち向かうメンタルの強さ・継続的な努力ができる姿勢を評価しています。ここでは、企業が評価している具体的なポイントを解説するので、ぜひ参考にしてください。
向上心がある
企業は、負けず嫌いという自己PRから、向上心が高く、成長を続ける人材であると評価します。
ビジネスでは、変化に対応し常にスキルや知識をアップデートする姿勢が必要です。負けず嫌いな人は、現状に満足せずより良い成果や高いレベルを目指して努力するため、継続的な成長が見込める人材として評価されやすい傾向があります。
たとえば、同じミスを繰り返さないように勉強し直した、同期に負けたくなくて資格取得に挑戦したなどの行動は、単なる負けず嫌いではなく、主体的に学び続ける姿勢の表れです。企業はそのようなエピソードに信頼を寄せ、将来的な期待を抱くでしょう。
自己PRで「負けず嫌い」をアピールするなら、過去の自分を乗り越えようとする努力や、学び続ける姿勢を具体的に示すことが、好印象につながります。
目標に向かって努力できる
企業は、負けず嫌いな人の目標に向かって粘り強く努力できる姿勢を高く評価しています。
仕事では、簡単に成果が出ない場面や、困難に直面することも多くあるでしょう。そのようなときに、あきらめずに目標を見据えて努力し続ける人は、成果を出し続ける人材として信頼されやすいのです。負けず嫌いな人は、目標を達成したいという強い気持ちがあるため、途中で投げ出すことが少なく、着実に前進しようとします。
たとえば、「営業目標を達成するために先輩のロープレを毎日見て改善を繰り返した」「資格取得に3回失敗してもあきらめず、最終的に合格した」などのエピソードがあれば、粘り強さと努力の証明になるでしょう。
自己PRで負けず嫌いをアピールするなら、目標に対して粘り強く取り組む姿勢や、継続的な努力を示すことで、企業に強く響く自己PRになります。
逆境に強い
企業は、自己PRで「負けず嫌い」をアピールする人の逆境に強いメンタルを高く評価します。ビジネスの現場では、予期せぬトラブルや失敗、プレッシャーのかかる状況など、思いどおりにいかないことも多々あるでしょう。そうした中でも、あきらめずにやり抜く姿勢は、企業にとって頼れる人材の証です。
たとえば、「就職活動で第一志望に落ちたが、気持ちを切り替えて自己分析をやり直し、納得のいく内定を得た」などの経験は、逆境に負けず前進できる姿勢を伝えるエピソードになります。
負けず嫌いは、逆境でも前向きに挑戦できる強さの象徴です。この点を自己PRで具体的に伝えることで、困難を乗り越える力のある人物として、企業からの評価を得られるでしょう。
メンタルが強い
企業は「負けず嫌い」という自己PRから、精神的なタフさ=メンタルの強さを評価しています。仕事では、突発的なトラブルやプレッシャーのかかる場面に直面することも。その際に、冷静さを保ち、ブレずに対応できるメンタル力は、安定して成果を出せる人材としての信頼につながるのです。
たとえば、予想外のミスやクレーム対応のような場面でも、「負けてたまるか」と気持ちを切り替えて行動できる人は、評価されやすくなります。プレッシャーに押しつぶされることなく、前向きに立ち向かう姿勢は企業にとって魅力です。
企業がどのような点を評価しているかは、企業研究で確かめておくのも大切です。企業研究の方法を「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」の記事で解説しているので、どのようなポイントを評価しているか調べておきましょう。
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自己PRで負けず嫌いをアピールする際の伝え方
ここでは、自己PRで負けず嫌いをアピールする際の伝え方を解説します。
1.強みが負けず嫌いであることを伝える
自己PRでは最初に、自分の強みが「負けず嫌い」であることを明確かつシンプルに伝えましょう。自己PRでは、何をアピールしたいのかがすぐに伝わることが重要です。最初に強みを簡潔に述べることで、採用担当者の印象にも残りやすくなります。
たとえば、「私の強みは、負けず嫌いな性格です」と、シンプルな一文で始めると、話の主軸が伝わりやすいでしょう。回りくどい表現は、内容がぼやけてしまう原因になりかねません。
まずは、強みを明確に伝えることで、自己PRの土台をしっかりと作りましょう。
自己PRの書き出しのコツについては、「自己PRは書き出しが重要!書き方のコツ・注意点や例文を紹介」の記事でも解説しています。
2.負けず嫌いを発揮したエピソードを伝える
次に、負けず嫌いな性格を活かした具体的な経験やエピソードを交えて伝えましょう。エピソードがあることで話にリアリティが生まれ、信頼感や説得力が増します。特に就活では、どのような行動をとったのかという過程が重視されるもの。
たとえば、「苦手なプレゼンを克服するために、何度も練習を繰り返し、最終的に学内コンテストで入賞した」といった経験は、負けず嫌いな性格が努力に結びついていることを伝えられます。
ただの性格紹介で終わらせず、「どう頑張ったか」という過程重視のエピソードでアピールしましょう。結果だけ伝えてしまうと、入社後にどのようにして負けず嫌いを発揮するのかがイメージできません。オリジナリティを発揮するためにも、過程を丁寧に伝えるようにします。
3.仕事でどのように活かせるか伝える
最後に、負けず嫌いという強みが仕事にどう活きるかを伝えましょう。企業が求めているのは、入社後に成果を出してくれる人材です。性格だけでなく、それを業務にどう結びつけられるかまで伝えることで、評価されやすくなります。
たとえば、負けず嫌いを活かして目標達成のために粘り強く取り組むことや、ミスを繰り返さないために改善を重ねる行動力などは良い例です。企業側の視点で「この性格が業務にどう貢献するか」を意識しながら、自分の希望職種に合った活かし方を具体的に伝えましょう。
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自己PRで負けず嫌いをアピールするコツ
自己PRで負けず嫌いをアピールする際は、どのような負けず嫌いかを明確にしておきましょう。伝え方のコツを解説するので参考にしてください。
どのような負けず嫌いか明確にする
自己PRでは、自分がどのようなタイプの負けず嫌いなのかを具体的に示すことが大切です。
負けず嫌いな性格と一口にいっても、「他人に負けたくないタイプ」もいれば、「昨日の自分を超えたいタイプ」もいるでしょう。性格の方向性によって、企業が受け取る印象は大きく異なります。
たとえば、「私は自分自身に負けたくないタイプです。過去にできなかったことを克服するため、計画的に努力することを習慣にしています」といった形で伝えられると、自律性や継続力もアピールできるでしょう。
また、「一番を目指して努力できるから」「苦手を克服しようと粘り強く挑戦できるから」など、なぜ負けず嫌いが強みになるのかまで説明できると、説得力がぐっと増します。
「どのような負けず嫌いか」「なぜそれが強みか」を明確にすることで、企業に好印象を与えられる自己PRになるでしょう。
自分に負けたくない思いを強調する
自己PRで負けず嫌いをアピールする際は、「自分に負けたくない」という姿勢を強調することが重要です。
「他人に負けたくない」という表現は、競争心が強過ぎる印象や、協調性に欠ける人物像を連想させてしまう恐れが。特に、チームでの連携が重視される企業では、マイナスに捉えられる可能性があります。
たとえば、「私は自分に負けたくないという思いが強く、どのように困難な状況でも解決に向けて粘り強く努力します」と伝えると、自発的に課題に向き合える姿勢が伝わるでしょう。さらに「目標達成のためには努力を惜しまず、自分の限界を超える挑戦を続けます」と加えることで、前向きで成長意欲の高い人物像を印象づけられます。
「自分に負けたくない」という負けず嫌いの伝え方なら、努力家・向上心・自己管理力といったプラスの評価につなげやすくなるでしょう。
組織の中で発揮した負けず嫌いを伝える
自己PRでは、組織の中で負けず嫌いを発揮したエピソードを伝えることで、協調性やチームへの貢献力も同時にアピールできます。
企業は個人の頑張りだけでなく、「チームでどのように行動するか」も重視しているものです。組織の中で目標達成のために努力する姿勢は、実際の職場でも活躍できる人材と判断されやすくなります。
たとえば、「部活動でレギュラー争いに負けた経験から、自分に必要なスキルを分析し、チーム全体で補い合える練習方法を提案した」といったエピソードであれば、自分の成長意欲と同時に、組織を巻き込む行動力も伝えられるでしょう。
また、「試合で勝つために後輩を指導し、自主練の輪を広げた」といった話は、リーダーシップや周囲への好影響を評価されやすくなります。
自己PRでの評価を高めるには、エピソード選びが大切です。自分をよりアピールできるエピソードの探し方を「自己PRのエピソードの書き方や探し方は?企業に評価されるポイントも解説」の記事で紹介しているので参考にしてください。
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自己PRの負けず嫌いが持たれやすいネガティブな印象
負けず嫌いは、努力家で粘り強いというポジティブな強みですが、伝え方によってはマイナスな印象を与えてしまうリスクもあります。企業に良い印象を持ってもらうには、負けず嫌いが持たれやすいネガティブな側面を理解し、ポジティブに表現することが大切です。
嫉妬心が強く見えやすい
嫉妬心が強いと受け取られると、人間関係をうまく築けない人と見られる可能性があるでしょう。
嫉妬心が強い人の中には、他人の成功に敏感に反応しやすく、無意識にライバル視する人も少なくありません。自分を大きく見せようとしたり、相手を否定するような言動が出てしまったりするおそれがあります。
たとえば、成果を上げた同僚に対して素直に称賛できず、自分の過去の実績をアピールし過ぎてしまうと、「自慢ばかりする人」と評価されかねません。自己PRで負けず嫌いを伝える際は、「他人を尊重したうえで、自分も成長する原動力になっている」といった言い回しにすることで、ポジティブな印象になります。
頑固で協調性がないように見えやすい
負けず嫌いな姿勢が頑固さとして伝わってしまうと、チームでの協調性に疑問を持たれる可能性があります。自分の考えが正しいと強く信じきっていると、周囲の意見を受け入れにくくなるからです。
たとえば、チームメンバーから改善案を提示されても、納得しない限り一切受け入れずに突き進むと、この人と一緒に仕事をしたくないと思われてしまうかもしれません。
自己PRでは、負けず嫌いで粘り強いけれど、周囲の意見も柔軟に取り入れる姿勢がある点も伝えることで、協調性もあわせてアピールできます。
勝ち負けにこだわり過ぎているように見えやすい
勝ち負けに過剰に反応する性格は、空気が読めない人として敬遠される可能性があります。ビジネスシーンでは、競争よりも協調を重視すべき場面が多く、勝ちにこだわる姿勢がかえってトラブルのもとになるためです。
たとえば、意見交換の場で必要以上に主張をぶつけたり、些細な議論にも勝とうとしたりすると、周囲が萎縮してしまい、チーム全体のパフォーマンスが下がってしまうことも。自己PRで「負けず嫌い」をアピールする場合は、必要な場面では競争心を発揮しつつ、協調も重んじるバランス感覚があると補足すると好印象です。
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自己PRで負けず嫌いを言い換えてアピールできる言葉
負けず嫌いを言い換えて強みとしてアピールするためには、以下のような言葉を使うことをおすすめします。ニュアンスの違いで、負けず嫌いを上手にアピールできるでしょう。
向上心
「向上心がある」ことも、負けず嫌いの言い換え表現として使える言葉の一つです。高みを目指して行動できる意味を持ち、負けず嫌いのニュアンスが含まれています。向上心が強いエピソードを伝えることで、「仕事上でも、常に高い目標に向かって前進できる」という評価も期待できるでしょう。
また、負けず嫌いは負けたくない気持ちが他人に向いているのに対し、向上心は自分を高めていきたい気持ちが見受けられます。
向上心を志望動機や自己PRでアピールしたい方は、「自己PRで向上心を伝えよう!就活が成功する上手な書き方と例文」も参考にしてください。
努力家
負けず嫌いな性格の人は、「努力家」とも言い換えられるでしょう。負けることに対する嫌悪感から、目標達成に向けてコツコツと努力し、成果を出せる可能性が高い傾向にあります。
真面目で熱心なイメージも与えられるため、負けず嫌いの言い換えとして「努力家」はおすすめの表現です。努力家をアピールしたい方は、「自己PRで努力をアピールするコツは?評価される構成や例文を紹介」も参考にしてください。
粘り強い
負けず嫌いな性格は、粘り強い性格とも言い換えられます。粘り強さは、「仕事を途中で投げ出さない」や、「最後まで責任感を持ち、物事を成し遂げられる」という印象を持ってもらえるでしょう。
「試合で勝ちたいという強い思いがあったため、毎日の大変な練習をこなし続けられた」といったように、粘り強い性格にまつわるエピソードを加えて、負けず嫌いを言い換えるのがポイントです。
粘り強い性格を志望動機や自己PRでアピールしたい方は、「自己PRで「粘り強さ」はアピールできる!ポイントや例文を紹介」でアピール方法を解説しているので参考にしてください。
ストイック
自分に厳しいという意味の「ストイック」も、負けず嫌いな性格を言い換える表現としておすすめです。ストイックな性格は、自分を律して目標を達成するために突き進める性格を意味します。
ただし、ストイック過ぎる性格は、スピードを求められるビジネスシーンにおいては「こだわり過ぎる」「周囲との協働が苦手」などネガティブに捉えられる可能性もあることを覚えておきましょう。
ストイックさをアピールする際は、「熱心に一つのことに対して続けられた成果」や、「真面目に努力して得たこと」などのエピソードを用いてアピールするのがおすすめです。
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自己PRで負けず嫌いが評価されやすい職種
ここでは、負けず嫌いな性格がポジティブな評価になりやすい職種をご紹介します。それぞれの職種・業界の特徴とともに、自分に合っているものを見つけてみてください。
営業職
営業職は、具体的な目標設定がされることが多く、負けず嫌いな性格の方に向いている職業です。特に、成果報酬やインセンティブ制度を設けている職場では、給料に直接反映されるため、仕事に対するモチベーションが上がるでしょう。
また、ライバルがいることにより負けじ魂が芽生えるのも、負けず嫌いな性格の特徴といえます。「自分が一番活躍する」という気持ちで仕事に臨む姿勢は、企業から評価されるでしょう。
営業職の志望動機については、「営業職の志望動機の書き方は?わかりやすい構成やアピールのコツを解説」の記事をおすすめします。より評価されるために、アピールのコツを学んでおきましょう。
販売職
販売職も、営業職のように目標や成績があるのが特徴の職種です。商品を売れば売るほど販売業績が上がり、それがそのまま自分の売り上げ成績となる点にも、やりがいを感じるでしょう。
また、販売職の場合は、店舗の運営を任せられる場合もあります。個人はもちろん、チームとして負けたくないと思う姿勢があれば、さらに評価してもらえるでしょう。
クリエイティブ職
クリエイティブ職も、負けず嫌いな性格を活かせる職種です。「ほかの人よりも良い作品を作りたい」「自分の作品を誰よりも印象に残したい」などの考えが強みになります。
「評価される作品を製作したい」という願望が強い傾向にあるデザイナーなども、負けず嫌いな性格の人に向いている職種といえるでしょう。
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自己PRで負けず嫌いをアピールする際の例文
以下では、負けず嫌いをアピールする例文を紹介します。
自分に負けたくない気持ちをアピールする場合の例文
私の強みは、「目標に向かって自分を高め続けられる向上心」です。
私は学生時代に、陸上部で長距離をしていました。運動神経が良いほうではなく、体力にも自信がありませんでしたが、現状よりも自分を高めていきたいという思いからチャレンジしました。
やはり体力がなかったので、最初のうちは練習についていくのが大変でした。しかし、私は向上心を持って行動する性格のため、記録を伸ばしたいという強い気持ちで練習に励みました。部活が終わったあとや休みの日にも、毎日10km走ることを目標とし、欠かさず練習を続けました。
努力を続けた結果、県大会のメンバーに選ばれ、ベスト3に入る結果を残すことができました。はじめは困難ばかりでしたが、あきらめずに続けたことで、今でも大きな自信になっています。入社後もこの経験を活かし、目標に向けて成果が出せるよう努力していく所存です。逆境に立ち向かう力をアピールする例文
私の強みは「困難な状況のときほど、意欲が湧いてくる」努力家なところです。
小学校から高校までサッカー部に所属していました。はじめは友人の誘いでスタートしましたが、すぐに「上手になりたい」という気持ちが強くなり、父の力を借りて練習量を増やしました。
継続的に努力した結果、中学校ではレギュラーの座を勝ち取ることができました。また、自主練習をほかのメンバーにも勧めたところ、みんなも練習に励むようになり、チーム全体の力が強くなりました。
高校では副キャプテンとして、大会で勝つために基礎練習に力を入れて、メニューの変更や追加を提案しました。最初からみんなが賛成してくれたわけではありませんでしたが、一人ひとりのメンバーに積極的に声がけしたり、プレーに対するアドバイスをしたりしているうちに、みんなのモチベーションが上がりました。
その結果、体力と団結力がアップしたことによって、県大会へ出場することができました。入社後は、目標に向かって努力し続けられる性格を活かして、チームの売上に貢献していきたいと思います。努力家をアピールする例文
私の強みは、自分に負けないように粘り強く努力し続けられる負けず嫌いな性格です。
アルバイトではじめて社員不在時の責任者を任されたときに、店舗内の売上を伸ばせず、悔しい思いをしました。当初は責任者の重みもわからないまま、いつもどおりアルバイトの一員として動いていました。
しかし、店舗責任者として入った日の売上は前年と比べて平均して10%落ちてしまいました。自覚をもって動けなかった経験が悔しく、次の店舗責任者の日には店全体の動きをしっかりと把握できるよう視野を広げました。
オーダーを受けていない時間が多いスタッフがいるときはキッチンに配備したり、会計間近のお客さま対応はレジ業務ができるスタッフにお願いしたりなど、店全体にしっかり気を配ることを意識した結果、無駄を省いた営業ができ、前年と比べて売上が15%アップしました。
初日に経験した悔しい思いをしないために、自分が入った日の95%は前年の売上を超え続けています。御社でも、営業成績を上げ続けられるよう、自分に負けずに努力してまいります。挑戦心をアピールする例文
私の強みは自分の弱い気持ちに負けず、あきらめずに挑戦できるところです。
大学のバドミントン部で、今まで戦ったことのないレベルの相手と試合をすることがありました。大学3年生の最後の試合だったので、「何としても勝ちたい」という気持ちが強く、今まで以上に練習に励みました。
試合は、やはり厳しく、何とか点差を狭めようと努力しましたが、体力的にも精神的にも消耗してしまい、後半では苦戦を強いられました。しかし、最後まであきらめないという一心で試合を続けたところ、なんと、一点差で勝利を掴むことができました。
この部活での経験を通し、自分の弱い心に打ち勝って結果を出すことができる、という自信が付きました。
貴社においても、持ち前の負けじ魂を活かし、掲げた目標に向かって努力することで、成果が出せる人材になりたいです。複数の例文を読むと、表現の幅が広がります。例文をそのまま参考にするのではなく、あなたらしい表現でアピールできるように、考えてみましょう。
自己PRの書き方や例文については、「自己PRの書き方は?就活で評価される構成と8つのコツを例文つきで解説」の記事も参考にしてください。
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自己PRで負けず嫌いをアピールしたいあなたへ
負けず嫌いな性格は、伝え方を間違えると業界や職種によってはネガティブな意味として捉えられてしまうことも。「ほかの人と争いそう」「協調性がなさそう」などのマイナスイメージを与えないようにすることが大切です。
負けず嫌いな性格は、向上心や粘り強さ、努力家、ストイックな性格とも言い換えられます。企業が求める人物像に合わせてニュアンスを変え、アピールを成功させましょう。
一方で、「自分の負けず嫌いな性格を十分に伝えられない」と悩む方も多くいます。自己PRに不安を抱える場合は、ぜひ就職エージェントのキャリアチケットに相談してください。
キャリアチケットでは、内定獲得に近づくために、自己PRや志望動機の伝え方や面接でのアピール方法などをアドバイスしています。就活のプロに相談し、伝わりやすく、好印象に残りやすい表現方法を学びましょう。
ほかの就活生をリードするためにも、就活エージェントのキャリアチケットを活用し、無料のサポートを受けてみてください。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。