自分のいいところの見つけ方!面接で長所を聞かれたときに悩まないコツ

このページのまとめ

  • 自分のいいところの見つけ方には、「自己分析」や「他己分析」などがある
  • 面接で自分のいいところを聞かれる理由は、企業との相性をチェックするため
  • 面接でアピールできる長所は、「協調性」「忍耐力」「責任感」「行動力」など
  • 自分のいいところとして相応しくないのは、入社後の業務に関係のない長所
  • 自分のいいところをアピールする際は、ポイントを一つに絞ろう

自分のいいところの見つけ方!面接で長所を聞かれたときに悩まないコツのイメージ

「自分のいいところって何だろう…」そんなお悩みを抱える就活生もいるのではないでしょうか。就活中は、面接やESで長所や短所に関する質問をされることが多いですが、苦手に感じる人も一定数いるようです。そこでこのコラムでは、自分のいいところを見つけるヒントや長所をアピールする際のポイントをまとめました。就活で効果的にアピールできる自分の長所を探し出し、採用面接を突破しましょう。



 

自分のいいところって何?長所を見つける6つのヒント

面接で「あなたの長所は何ですか?」「あなたのいいところを教えてください」と聞かれて困ってしまう就活生は少なくありません。この質問にうまく答えるためには、「自分のいいところ=長所」を見つけ、自覚することが大切です。

ここでは、自分のいいところ、つまり長所を見つけるヒントを6つご紹介します。「自分に長所なんてあるの?」と不安な人は、下記を参考に自分らしい長所を探してみましょう。

1.自分の性格や趣味、好きなことを書き出してみる

自分のいいところを探すためには、「自己分析」が有効です。自己分析といってもあまり難しく考えず、次のように考えてみましょう。初めに、自分の性格や趣味、好きなことなどを書き出してみてください。「よく笑う」「筋トレが趣味」「映画が好き」など、些細なことでもOKなので、自分の日常を振り返ってみましょう。

次に、書き出したものを深堀りして長所に変換してみてください。たとえば「よく笑う→小さいことを気にしない→ポジティブ」、「筋トレが趣味→毎日続けている→体力と継続力がある」、「映画が好き→年間100本見る→研究熱心」というようなイメージです。

2.人から褒められたことを思い出してみる

人から褒められたことや感謝されたことを思い出し、そこから長所を探ってみましょう。たとえば、「電車で妊婦さんに席を譲って周りにいた年配者から褒められた→気配りができ行動力がある」「友人の相談に親身になって対応したところ、その友人から感謝された→相手の立場で物事を考えられる」など、できるだけ具体的に考えてください。人から褒められたり感謝されたりしたことは客観的な意見なので、信頼性の高い長所になります。

3.友人や家族に聞いてみる

どうしても自分のいいところが見つけられない場合は、友人や家族といった身近な人物にアンケートを取り、自分の長所を聞いてみるのも手です。この方法は「他己分析」といい、他人からの客観的な評価を分析して自分の長所や価値観を探ります。一人で考えることに行き詰まったときは、周囲との関わり合いから長所を探してみましょう。

4.理想が高い場合は少しハードルを下げてみる

高い理想を持っていたり完璧主義だったりする人は、「長所はこうでなければならない」「失敗してしまったことは長所ではない」という思いが強く、自分のいいところに気づきにくい場合があります。そんな人は、理想とするハードルを少し下げてみるのがおすすめ。失敗したことではなく、うまくいった出来事に注目してみると、今まで気づかなかった長所が見えてくるでしょう。

5.短所を長所に変換してみる

自分のいいところは思い浮かばないけれど、悪いところはすぐに出るという場合もあります。そんなときは、以下のように、短所を長所に変換してみましょう。

・優柔不断でマイペース→物事に慎重に取り組める
・心配性→計画性がある
・流されやすい→協調性がある
・計画性に乏しい→行動力がある
・神経質→几帳面でミスが少ない
・長続きしない→瞬発力がある

短所と長所は表裏一体の関係です。短所は視点を変えるだけで長所に変換可能なので、自分のいいところを探す一つの方法として試してみると良いでしょう。

6.なりたい自分を想像して実践してみる

どんなに探してみても「自分にはいいところがない…」と感じてしまう人は、今まで何かに打ち込んだ経験がないだけの場合も。そんなときは、これから就職するにあたって、「こんな自分になりたい」というイメージを持ってみてください。

たとえば、「大きな仕事を達成させたい→資格取得など一つのことに打ち込み達成する」「仕事とプライベートを両立させたい→趣味を持ち、学業と両立させる」など、掲げた将来像(目標)に近い行動を取り、達成に向かって努力してみましょう。達成経験を積めば、それ自体が就活でアピールできる長所になるはずです。

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面接で「自分のいいところ(長所)」が問われる理由

自分のいいところ(長所)に関する質問が面接で頻出する理由は大きく2つあります。面接でアピールできる長所を探す場合は、この質問の意図を知ることが大切です。

自己分析をきちんと行い、自分を客観的に見れているか

企業はこの質問をすることで、候補者が自分について客観的に理解できているかを見ています。社会人として業務を遂行するうえでは、自分の置かれている状況を的確に判断する自己分析力が必要なためです。自分の長所を知っておけば、入社後にそれを強みとして活かして活躍の場を広げられます。反対に、自分を十分理解していなければ、問題が生じたときになぜ失敗したのかを考えられず、業務に支障が出る可能性があると判断されるでしょう。

企業の社風や募集職種との相性はどうか

採用担当者は候補者の長所から、企業の社風や募集職種、職場のチームとの相性などをチェックします。たとえば、「個人の実力主義」の会社で、チームワークを連想する「協調性」はあまり効果的なアピールにはなりません。反対に、「職場全体で一つのプロジェクトを達成する」という風土のある会社では、「協調性」は一つの武器になるでしょう。このように、自分のいいところはただ述べれば良いということはありません。企業との相性も考慮する必要があることを覚えておきましょう。

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面接でアピールできる「自分のいいところ」は?

ここでは、採用面接でアピールしやすい長所をご紹介します。長所探しに苦戦している人は、以下を参考に自分のいいところを探してみてはいかがでしょうか。

協調性

採用情報に、「職場のチームワークが魅力」「チームで一丸となって目標を達成」といった記載がある企業には、協調性が有用です。協調性がある人とは、意見が異なる相手や立場の人とも円滑にコミュニケーションを取り、目標を達成できる人を指します。ただし、「周りの意見に合わせる」「周囲と足並みを揃える」などのアピールは、「ただの流されやすい人」と思われてしまうので注意が必要。協調性だけでなく、自発的に業務に関わる姿勢を見せましょう。

コミュニケーション能力

コミュニケーション能力は、どのような仕事においても長所としてアピール可能ですが、とりわけ営業職や接客・サービスの分野で重宝されます。ビジネスにおけるコミュニケーション能力とは、相手の話からニーズを引き出す能力、相手を納得させる交渉力、信頼関係を築く力などです。アピールする際は、「コミュニケーション能力がある」とそのまま伝えず、「相手の立場になって考えられる」「相手に配慮のある言動ができる」「どんな人とも良い関係性を築ける」などと具体性のある表現にすると良いでしょう。

忍耐力

ルーティンワークで地道な作業が必要な事務職や配送ドライバー、堅実に業務に取り組む姿勢が評価される公務員や金融業界などにおいては、忍耐力をアピールするのが効果的です。「逆境や困難にも諦めずに立ち向かえる」「厳しい状況下でも目標に向かって努力できる」といった忍耐力がうかがえるエピソードを交えて伝えましょう。

責任感

責任感を持って働くことは、社会人になるうえで大切な要素です。「真面目」「結果を出す」といったイメージにもつながるため、職種を選ばずアピールできます。伝える際は、「自分に与えられた役割を途中で投げ出さずに最後まで全うできる」など、責任感の高さをアピールできる内容にするのがポイントです。また、一見短所として見られる「抱え込みやすい性格」は、「責任感がある」と変換することもできるでしょう。

行動力

「新しい分野に物怖じせず挑戦できる」「フットワークの軽さがある」「バイタリティが高い」といった特徴のある人材を求める企業には、行動力のアピールが効果的でしょう。行動力とは、自ら考え実行し、成果を出すことを意味します。「柔軟に新しいものを取り入れられる」という長所にしたり、「飽きっぽい」「計画性がない」などの短所の言い換えとして用いたりできるアピールポイントです。

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「自分のいいところ」を探す際に注意すべきNG長所

ここでは、自分のいいところを探す際の注意点として、就活の場にふさわしくない長所をご紹介します。見つけたいのはあくまで就活でアピールするための長所なので、以下のNG長所には気をつけてください。

仕事に活かせない長所

「大食い」「眠りにつくのが早い」など、仕事に活かせない長所は就活の場にふさわしくありません。ほかの就活生と被らなかったとしても、仕事と関係のない長所は、「質問の意図を理解していない」とマイナス印象を与えてしまいます。長所は、業務に役立つものを選ぶよう意識しましょう。

採用リスクがあると判断されかねない長所

「勘が鋭くギャンブルに強い」「酒をどれだけ飲んでも二日酔いしないタフさ」など、ギャンブル関係や公序良俗に反すると判断される内容は、仕事に支障が出る恐れがあるため長所にしてはいけません。

企業の価値観とマッチしない長所

企業の価値観や経営方針とマッチしていない長所も避けましょう。堅実な企業で「冒険心」をアピールしたり、革新的なベンチャー企業で「コツコツと努力できる」などを売り込んだりしても、印象に残らない可能性が高いです。企業が求める人物像を知るためにも、必ず企業の公式Webサイトや採用情報などをチェックしましょう。

「自称」で説得力のない長所

根拠のない長所は説得力に欠けるため、面接官に「自分でそう思っているだけなのでは?」と思われてしまいます。長所を伝えるときは、裏付けとなる経験や客観的な視点に基づいた内容であることを示すことが重要です。自分の思い込みや理想を語っただけの長所は、面接官にすぐに「自称」だと見抜かれてしまうもの。自己分析によって導き出された、間違いのない長所を選ぶことが大切です。

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面接で自分のいいところを効果的にアピールするコツ!

最後に、面接で自分のいいところを効果的にアピールするコツをご紹介します。長所は、「特別で一目置かれる長所」である必要はありません。何気ない長所も、ポイントを押さえれば面接官に響くアピールになるので、ぜひ実践してみてください。

アピールする長所は一つに絞る

自分の長所が複数あった場合でも、企業にアピールする長所は一つに絞るのがおすすめです。長所をいくつも連ねてしまうと、「責任感と忍耐力を兼ね備え、なおかつ行動力もあり、ときには協調性を重んじ…」というように、一つひとつの長所がぼやけてしまいます。また、採用担当に「結局何が言いたいのか分からない」というマイナスの印象を与える可能性も。長所は、応募先企業の社風や志望職種に合わせ、一つに絞るようにしましょう。

その長所を選ぶに至る具体的な根拠を示す

先述したように、アピールする長所を選ぶに至った具体的な根拠を示さなければ、採用担当者に「自分でそう思っているだけなのでは?」と思われてしまう可能性があります。「自称」と判断されないよう、長所を選んだ具体的なエピソードを添えてアピールするようにしてください。

結論から伝える分かりやすい構成を意識する

自分のいいところを答えるときは、「結論→根拠→仕事にどう活かすか」の構成にするのがポイントです。「長所は○○です。なぜなら~」という形にすることで印象づけられるうえ、その後の話が分かりやすくなります。結論を最後にすると、要点が途中でぶれてしまったり見失ってしまったりすることもあるので、次のような構成を意識してみてください。

1.結論

「私の長所は○○です」

2.長所を裏付ける根拠

「○○を活かし、△△に取り組んだ結果、□□に至りました」

3.仕事にどう活かすか

「○○を持って☓☓を達成したいと考えております」

結論を述べたあとは、それを裏付ける具体的なエピソードと仕事への活かし方を伝えましょう。根拠は、「3ヶ月間連続で売上がアップした」「前年よりも入場者が10%増えた」「2倍の練習量をこなして準優勝を勝ち取った」というように、具体的な数字を用いて説明すると説得力が増します。仕事への活かし方は、応募先企業で達成できる内容を考えることが大切です。入社後に達成できそうにない内容は「自社について理解していない」と悪印象を与えるので避けてください。

伝えるときは、自信を持って話そう

自分のいいところを伝える際は、ハキハキと自信を持ってアピールしましょう。「自分は…えっと…その…」と細切れになってしまったり、下を向いて話したりすると、「嘘をついている」「入社意欲が低い」と判断される恐れがあります。自信を持つには、普段から表情や姿勢、声の大きさに注意するのはもちろん、面接対策を徹底しておくことが重要です。人前で緊張してしまう場合は、家族や友人に面接官役を頼んで、繰り返し練習しておくと次第に慣れてくるでしょう。



 

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