自己PRで長所をアピールする大事なポイントは?やり方や例文もご紹介

このページのまとめ

  • 自己PRでアピールする長所は仕事での活躍に繋がるものを選ぶ
  • 自己PRは結論から説明する
  • 自己PRは客観的に説得力があるかを常に意識する
  • 自己PRでアピールする長所は企業が求める要素と結びつける
  • 自己PRは長所の羅列にならないよう注意する

自己PRで長所をアピールするには、具体性と説得力が必要。
つまり「どんな状況でどう考え、どういう結果を挙げたのか」を明示し、自分で思ったことだけでなく、誰が読んでも納得できるような状況説明をすることです。
内容は、論理に一貫性があれば、決して特別なことでなくとも構いません。当コラムで、自己PRのポイントを押さえて、企業に効果的なアピールをしましょう。

自己PRで長所をうまくアピールするためには?

長所は「自分の人柄の良いところ」であり、自己PRは「自分が企業でどのように活躍できるのかをアピールするもの」です。
よって、自己PRに盛り込む長所は、仕事での活躍に繋がると判断されるものである必要があります。自分の長所がどのように仕事に繋がるのか考えながら、内容を構成しましょう。

仕事で活かせそうな自分の長所は何かを考える

まず、自分の長所をいくつか考えてみましょう。その際には「なぜ長所だと思ったのか」という理由と、それに関する具体的なエピソードも一緒に挙げるようにしてください。
しかし、「のんびりとした癒やし系」など、実際に魅力的な特徴であっても、テキパキと仕事をできるか疑問を抱かれてしまうような長所は避けましょう。

企業が求める人材、要素と結びつける

次に、自分が応募する企業では、どのような人材が求められているかについて考えてみましょう。企業によって、人材に求める資質が違うので、その企業がどんな人材を求めているかを分析する必要があります。

しかし、自己PRにそのまま使うと、「表面的にしか見ていないのではないか」と判断されてしまう可能性が。言葉や表現をそのまま持ってくるのではなく、自分の言葉で表現するようにしましょう。

長所が企業の利益につながると伝える

「長所」は「自身の良いところ」です。一方、自己PRは「長所を通じて企業へ自分を売り込むこと」。
長所を書いただけの自己PRも多く見られますが、それだけでは、質問の意図が分かっていないと受け取られます。企業が知りたいのは、「その長所を通じて、どう企業に貢献してくれるのか」ということ。どう貢献するのかという部分を明確にしましょう。

自己PRの構成例

まずは、結論から説明するのが基本。「結論→概要→課題→行動→結果→貢献」の順で構成すると分かりやすいです。
それぞれの過程を確認していきましょう。

1. 結論

「私の強みは〇〇です」と主張を最初に持ってきましょう。
最初に主張がくるので、面接官もその主張を頭に入れながら聞くことができ、話の展開が頭に入ってきやすいというメリットがあります。

2. 概要

次に、主張の背景を説明します。強みだと思った理由にまつわるエピソードの説明です。状況が誰にでも伝わるよう、客観的に見てわかりやすい説明を心がけましょう。

3. 課題

エピソードの中で、自分が直面した課題についても説明しましょう。この課題を自分の強みを使って乗り越えたというエピソードであれば、アピールとして非常に強力です。
困難に関する言及がないと、強みに対する理由づけが弱くなってしまうので、必ず入れましょう。

4. 行動

困難についてどのように行動したのかについて説明します。
自分視点だけでなく、人から見ても十分効果的かどうか、振り返ることも大切です。困難に対してどのように考え、行動したのかを論理的に説明しましょう。

5. 結果

行動の結果、どのような成果を挙げたのかの説明です。数字など、客観的に分かりやすいデータがあると説得力が増します。主観的ではなく、客観的に説得力があるかどうか、他の人に見てもらうのも効果的です。

貢献

「自分の強みを企業でどのように活かしていけるか」についての主張です。企業は、強みを活かして自社に貢献してくれる人材を求めています。貢献できる内容は、企業の求める人材像とマッチさせるように心がけましょう。

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自己PRで長所を伝える際の4つの注意点

ここでは、自己PRで長所を伝える際にしてしまいがちな注意点について解説します。
自分に当てはまらないか、もう一度確認してみましょう。

1.長所を詰め込みすぎていないか

自分をPRしようとするあまり、あれもこれもと長所を入れてしまっていませんか?
一番伝えたい長所一つに絞り、そのことについてできるだけ掘り下げた方が効果的です。

2.具体性を裏付けるエピソードがあるか

自分で「このような長所がある」と主張しても、その長所にまつわるエピソードが不十分だと、説得力がありません。客観的に見て納得できるような、具体的なエピソードを添えるようにしましょう。

3.長所が企業のニーズとズレていないか

あなたがどんなに素晴らしい長所を持っていたとしても、応募先企業のニーズと合っていなければ、欲しい人材とは看做されないため評価には繋がりません。企業がどんな人材を求めているのかを把握し、そのような人物像に近づくような長所を選ぶようにしましょう。

4.どの企業にも同じ自己PRをしていないか

複数の企業に、同じ自己PRを使うこと自体が悪いわけではありません。しかし、自己PRを「使い回す」という感覚だと、それぞれの企業の本質を見ようとしなくなってしまう懸念があります。
一つ一つの企業のニーズを確認し、それぞれに合った自己PRをするようにしましょう。

代表的な長所と自己PRの例文

最後に、よく使用される長所をもとに、自己PRの例文をご紹介します。

自身の内面に関する長所:前向き

私の長所は「困難に直面しても諦めない」ということです。
私は、高校時代ラグビー部に所属していました。大会に向け、チームで一致団結して練習に励んでいましたが、対戦相手が強豪校に当たった上、チームの主力選手が怪我で試合に出られなくなってしまいました。
段々とチームの士気が下がり、勝つことを諦めるような雰囲気になっていたところ、決して諦めたくない自分は、「自分の弱点を毎回振り返り、全員でお互いにFBする」ということを毎日試合まで続けることを提案しました。そして、試合当日までにチームの士気を上げ、万全の体制で試合に望むことができました。
その年の試合には負けてしまいましたが、試合前に提案した習慣はそれからも続け、次の年には準決勝に進出するまでになりました。
この強みを活かし、困難に当たっても、目標を達成するために必要なことを考え、具体的に動くという姿勢で貴社の業務に当たりたいと思っています。

人間関係に関わる長所:気配り

私の長所は「相手が求めていることを知り、要望に合った行動ができる」ということです。
私は、洋品店でアルバイトをしていましたが、お客様の求めている条件を詳細にヒアリングし、それにあった洋服の提案をしておりました。お客様が普段お持ちの色や好み、どんなものに合わせたいかという洋服の条件だけではなく、世間話で出てきた内容など、何度か来てくださったお客様の内容はきちんと覚え、その方とのコミュニケーションも大事にしていました。
そのうち、購入する際に私の接客を指名し、常連になってくださるお客様が増えたことで、店舗の売上がそれまでの1.5倍になり、店舗から表彰されました。
貴社での接客販売の仕事でも、「相手に寄り添い、ニーズをとことん考える」といった強みを活かし、お客様のニーズに合った接客をしていきたいと思っております。

問題解決、目標達成に関わる長所:企画力

私の長所は「問題に的確なアプローチをする提案ができること」です。
大学のギター演奏サークルで、定期的に公演をしていましたが、毎回中々観客が集まらずに皆困っていました。集客に関して諦めていたメンバーに、チラシに工夫をし、曲の聞きどころや、奏者のインタビューを載せて、より講演内容に親しみを持ってもらえるようにしようと提案しました。
また、最初はチラシをただ配るだけでしたが、配る際に可能であれば少し話をし、演目でおすすめの曲を話したり、チケットを様々な所に置いてもらう際に、楽しそうなポップを作ったり、メンバーの一言コメントを添えたりと、「公演に来たらこんな楽しいことがある」という働きかけを積極的に行いました。
その結果、観客数が少しずつ増え、これまでの1.4倍の観客を集めることに成功しました。反応が悪くても諦めず、色々な方法を試そうとする姿勢は、顧客のニーズをつかもうとするマーケティングの仕事でも活かされると考えています。

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