「あなたの長所・短所はなんですか」と聞かれたら?回答のコツと例文を紹介

このページのまとめ

  • 長所について聞かれたら、応募先企業や仕事内容に関連した強みを答える
  • 短所についての質問には、改善に向けてどのような努力をしているかを伝える
  • 長所・短所をアピールする際は、エピソードや第三者からの評価を入れると良い
  • 長所と短所はそれぞれ600文字程度でまとめ、結論→根拠→活かし方の順に伝える

「あなたの長所・短所はなんですか」と聞かれたら?回答のコツと例文を紹介のイメージ

就職活動において「あなたの長所・短所はなんですか?」と聞かれたとき、どのように答えるべきか悩む就活生も多いでしょう。適切な回答をするには、企業側の意図や回答のコツをあらかじめ知っておくことが大切です。 このコラムでは、長所・短所に関する質問の対策方法について解説。長所・短所をアピールするポイントや例文を参考に、自分らしい回答を考えてみましょう。



 

「あなたの長所・短所はなんですか?」と聞かれる理由

面接官は質問をすることで、以下の二つのことを知ろうとしています。

自分を客観的に分析できているかを知りたい

自分の長所や短所を理解している人は、客観的に自分を分析できているといえるでしょう。
長所を理解していれば仕事に活かすことができ、活躍が期待できます。短所を理解していれば改善に向けて努力することができるので、客観的な視点を持っているかどうかは企業にとって大事なチェックポイントです。

企業とマッチングしているかを知りたい

長所と短所を聞くことによって、自社に合っているかを見極めています。
応募者が求める人材と異なっていた場合、入社後思うように活躍できない恐れがあります。また、社風が合わないと、早期退職に繋がってしまう可能性が高まるでしょう。
企業は「採用した人材に長く活躍してもらいたい」と考えているので、長所や短所に関する質問によって、自社とのマッチング率を確かめています。

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長所・短所を伝えるために準備しておくこと

長所・短所を明確に伝えるためには、事前の準備が必要です。自分の性格を理解したうえで、面接に臨みましょう。

自己分析をする

自己分析をすることで、自分の長所・短所が分かるでしょう。たとえば、過去のエピソードを振り返り、どのようなことを経験し、その経験から何を得たかを書き出してみるのもおすすめです。成功したことだけではなく、失敗したことにも焦点を当ててみると、長所と短所のどちらも理解を深めることができます。

他人に聞いてみる

自分の長所・短所が分からない人は、他人に聞いてみるのも手段の一つです。自分のことをよく知る家族や友人に聞いてみることで、自分では気づかなかった長所・短所を教えてもらえる可能性も。また、客観的な意見を取り入れることで、より説得力が増します。



 

企業が魅力を感じる長所を伝えることが大事

自己PRで長所について聞かれた際には、ただ自分の良い部分だけを話すのではなく、企業にとって魅力的な強みを伝えることが重要です。

企業の仕事に活かせる長所であるか

応募企業の業種や仕事内容に関連した長所を伝えましょう。仕事に活かせる長所であれば、入社後の働いている姿もイメージしやすくなります。



 

長所をより良くアピールする作成のコツ

この項目では、長所を効果的にアピールする方法について紹介します。

第三者からの評価も取り入れる

第三者からの評価も取り入れることで、長所に対する説得力が増すでしょう。「私の長所は責任感があることです」とただ伝えるよりも、「責任感があると評価され、部活の部長を任された」といったような客観的な評価を交えることで、より具体的にアピールできます。

根拠となるエピソードを交える

根拠となるエピソードを交えることで、相手に長所が伝わりやすくなります。取り組んだ物事に対して、どのように長所を活かし、結果を残すことができたのかを明確にしましょう。

応募企業が求める要素と関連づける

面接官は長所を質問することによって、自社の仕事に向いているかどうかを見極めています。
企業のホームページや募集要項を確認し、その会社の価値観や経営理念、求める人柄、能力などを把握しましょう。そして、しっかりと自己分析を行い、応募企業が求める人材に関連づけて答えると効果的です。



 

長所を伝える際の注意点

この項目では、長所を伝える際の注意点について解説。注意点を押さえたうえで、長所をアピールしてみてください。

3分以内にまとめる

面接官が負担にならずに聞ける話の長さは、3分以内といわれています。そのため、長所に関する回答も全体で3分以内にまとめましょう。文字数にすると600~700文字程度です。
また、複数の強みをアピールしてしまうと、一つひとつの印象が薄れてしまう可能性も。より良い印象を与えるためには、要点を1つに絞り、分かりやすく簡潔に話すことが大切です。

話す順番は結論→根拠→入社後の長所の活かし方

聞き手は最初に結論を聞くことで、そのあとの話をイメージしやすくなるので、長所をはじめにに伝えましょう。その後、その長所の根拠となるエピソードを述べます。自分の長所が発揮された場面、成長した出来事を選びましょう。また、最後に長所をどのように仕事に活かすのかを具体的にアピールできれば、聞き手は一緒に働いている姿を想像しやすくなります。

自信を持って話す

面接では話の内容だけではなく、話しているときの表情や話し方もチェックされています。面接では声の大きさは適切であるか、明るい表情で話せているかを意識しましょう。しかし、長所であるからといって、相手が上から目線に感じる話し方は避けましょう。ほかの質問と同様に、面接を受けるにふさわしい態度と口調で話すよう心がけてください。

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短所を伝える際の注意点

この項目では、短所を伝える際の注意点について解説。
基本的な作成方法や伝え方は長所と共通していますが、短所だからこそ慎重に伝えなければならない点があります。

短所に対してどう向き合っているかを伝える

短所を克服するためにどのような努力をしたかを伝えましょう。
たとえば、「無口であること」を短所として話す場合、「人と話すときは笑顔でいることを意識しており、必要な場面では発言するよう心がけております」というように、短所を自覚したうえでどのように意識や行動を変えたかを示します。

同じ失敗を繰り返したエピソードを話さない

同じ失敗を繰り返すことを伝えると、「失敗から学んで改善することができない」と思われてしまう可能性があります。企業は自分で考えて行動する人材を求めているので、失敗を繰り返した体験を話すのは避けてください。

業務に影響のない短所を伝える

企業の信用を落としたり、損害やトラブルに繋がったりしそうな短所を伝えることは避けましょう。たとえば、「ルールを守らない」「嘘をつく」といった短所は、採用することにリスクがあると見なされる恐れがあります。

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長所別の例文

この項目では、長所別に例文をご紹介。「リーダーシップ」「協調性」「負けず嫌い」を長所にした例文です。参考にしながら、あなたの良さが伝わる文章を作成してください。

「リーダーシップ」をアピールする例文

私の長所は、リーダーシップが取れることです。私は大学1年生から本屋でアルバイトをはじめ、現在はバイトリーダーを任されています。
バイトリーダー就任後、業務を円滑に進めるために、スタッフ全体で情報共有ができるノートを導入しました。スタッフは気になったことや、お客様からの意見などを記入し、ノートを確認してから業務に入るように徹底しました。
その結果、スタッフみんながお店の状況を把握でき、当事者意識を持って業務に携われるようになりました。店長からも「あなたがバイトリーダーになってから、スタッフの意識が変わり、業務が効率良く進むようになった。」と言ってもらえました。
御社に入社できましたら、業績を上げて、チームを率いるポジションにつけるように励みたいと思っています。

リーダーシップをアピールする就活生は多い傾向にあります。そのため、エピソードに具体性を持たせて、ほかの学生との差別化を図ると良いでしょう。また、、第三者からの意見を取り入れることでより説得力が増します。

「協調性」をアピールする例文

私は、協調性を大切にしています。誰とでも分け隔てなく接し、仲良くなるのが得意です。実習などでのグループづくりや、クラス替えのときにクラスメイトの仲介役となるのは私の役目でした。
学生時代に所属していたバスケ部では、試合に負け続けモチベーションが下がった部員が増えてしまったとき、休みがちな部員やミスをして落ち込んでいる部員に積極的に声をかけました。それから、部員全員で練習方法や、部活のルールについて話し合う機会を設けました。部員の意見はもちろん、自分の考えも交えて話し合いをしました。その結果、結束力が高まり、試合も勝てるようになりました。
私が御社に入社した際には、チームワークを大切にし、メンバーの気持ちを一つにできるようにはたらきかけたいと思っています。

協調性は「自分の意見を発言しない」「自分の考えがない」と捉えられてしまう可能性もあるので、周りの意見に耳を傾けるだけではなく、自分の考えも取り入れつつ問題解決ができることをアピールしましょう。

「負けず嫌い」をアピールする例文

私の長所は、負けず嫌いな性格です。幼少時から、他人に競争で勝ちたいという気持ちを強く持っていました。特に学業の面では、試験の上位3位以内をキープするために、毎日必ず2~3時間は予習・復習の時間を確保していました。部活動でも、レギュラーから脱落しないために、他の部員よりも早く部活に行ってトレーニングを続けていました。
私が学業、部活動共に努力を継続できたのは、尊敬できる競争相手がいたおかげだと思っています。御社に入社できましたら、同僚と切磋琢磨し、さらに成長していきたいと考えています。

負けず嫌いであることをアピールする場合は、負けないためにどのような努力をしてきたかを明確に伝えることが大事です。困難な状況に立ち向かっていったエピソードがあれば、具体的に伝えると良いでしょう。



 

短所別の例文

ここでは、「せっかち」「人見知り」「緊張しやすい」を短所とした場合の例文をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

短所が「せっかち」である場合の例文

私の短所はせっかちなところです。私は大学時代に飲食店でアルバイトをしていました。バイトを始めた頃は「早く対応しなければいけない」と焦ってしまうことが多く、間違えてほかのお客様のメニューを持っていってしまうというミスを起こしたことがありました。この経験から、自分が焦っていると自覚したときには一度深呼吸をすることに決めました。その結果、平常心を保てるようになり、、忙しい状況でもミスをすることはなくなりました。
私が御社に入社できた際には、どのような物事に対しても冷静に対応していきたいと考えております。

せっかちな性格は「焦りやすい」「落ち着きがない」といった印象を与えてしまう可能性があるので、業務上ではせっかちな面を出さずに対応できることをアピールしましょう。

短所が「人見知り」である場合の例文

私の短所は人見知りな性格であることです。学生時代は吹奏楽部に所属していましたが、最初は分からないことがあっても声をかけることができませんでした。そのため練習についていけず、先輩や同級生にも迷惑をかけていました。
「このままではいけない」と思い、私は同じ楽器を担当する先輩に思い切って話しかけました。先輩は嫌な顔一つせず質問に応じてくれて、丁寧に教えてくれました。今それからは周りの人とコミュニケーションを取ることが増え、サークルでの活動が楽しくなったと感じることが増えました。
私は人見知りですが、勇気を出して一歩踏み出せば道が開けることを知っています。そのため、必要なときには積極的に話しかけることができるようになり、今では「自分は人見知りだ」と言うと「意外だ」と言われるほどになりました。
私が御社に入社できた際は、コミュニケーションを取りながら、皆さんと協力し合って業務に励みたいと思っております。

人見知りであることは、「コミュニケーションが取れない」「協調性がない」と捉えられてしまうこともあるため、業務上で困らないコミュニケーション能力があることを伝えたいです。人見知りを克服したエピソードや、人と接するうえで心がけていることについて伝えると良いでしょう。

短所が「緊張しやすい」である場合の例文

私の短所は緊張しやすいところです。特に大勢の人の前で話す場面だと緊張してしまいます。
学生時代にスピーチをしたときも、緊張から言いたいことが伝えられず、悔しい思いをしました。人前で緊張してしまう性格を直すために、まずは人から注目されることに慣れようと考えました。授業では率先して解答をし、部活動では自らまとめ役に立候補したり、日々の生活のなかで積極的に人前で発言するよう心がけました。その結果、前よりも緊張することなく、大勢の人の前で話せるようになりました。
私が御社に入社した際は、積極的に自分の意見を発言し、企業に貢献できるよう努めてまいります。

緊張しやすいことは、「人前で自分の意見を言えない」「人前に出ると黙ってしまう」といった印象を与えてしまう可能性があるので、業務上では自分の意見をしっかり発言できることを伝えましょう。また、短所を改善するために、どのような努力をしたかも伝えるとより効果的です。



 

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