都会学生との情報格差をなくすためには?|元地方就活生に聞く就活体験談【第1回】

地方学生の首都圏就活は、「お金や時間がかかる」「情報が入りにくい」などの障壁があり、不安や悩みが尽きないのではないでしょうか? 

そこで、キャリアチケットでは元地方就活生の方々に、不安を乗り越えどのように就活を進めたのかインタビューを行いました。地元を出て就活しようと検討している方や、今就活中の方はぜひ参考にしてみてください!
 

お話を聞いた方

W.Kさん

新潟大学を卒業後、ITコンサル企業に就職。現在入社2年目。
就活時は東京で20社ほどの選考に参加。OB・OG訪問など、直接人と会って情報収集することを大切にしてきた。

インタビュアー

キャリアアドバイザー・竹内

大学時代は学生団体の代表を務めながら、就活支援団体にも所属し、後輩の就活支援を行う。卒業後はレバレジーズ株式会社へ入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして学生のキャリア支援をしている。

「就活こそ頑張ろう」と早めに準備を進めていた


Kさんはいつ頃から就活を始めたんでしょうか?
 

3年生の4月です。就活支援団体が大学で開催していた就活キックオフセミナーに参加したことがきっかけです。

実は、それまでの学生生活で「これを頑張った!」と言えるものがなかったため、就活こそは誰よりも頑張ろうと決めていました。このセミナーをきっかけに就活が身近なものになり、より意欲的に考えるようになり、その後3年生の夏に何社かインターンシップに参加したころから、本格的に行動し始めましたね。


早い時期から就活を始めていたんですね。もともとはどんな業界・企業に行きたいと考えていたんですか?



最初は志望業界や志望企業についてあまり深く考えていませんでした。ただ、安定志向だったので、大手企業を狙うか公務員になろうかとは考えていました。民間企業だと「旅行が好きだから旅行業界もいいな」と思って、旅行会社のインターンには参加しました。

今思うと、旅行は好きだけど旅行を人に勧めることは興味を持てないので、途中で気づいて良かったなとほっとしています(笑)。



そもそも、なぜ東京に出ようと思ったんですか?



地元も地方で、大学も地方だったので、ずっと昔から違う環境に飛び込んでみたいという気持ちがあったんです。なので、最初から東京で就職することしか考えていませんでした。

私は刺激が多い環境にいるとワクワクするタイプの人間なので、多くの出会いや企業がある東京で働くことに憧れがありました。

あとは、若いときと歳を取ったときで住む場所は変えることができると思っていたので、都会で働くことは若いうちに経験しておきたいなと。なので、地方の企業は1社も受けませんでした。
 

志望業界で働く人の生な声を聞くように心がけていた




地方の場合、首都圏の学生と比べて就活の情報格差があるように思います。Kさんはどうやって就活の情報収集をしましたか?



人から直接話を聞くことが多かったです。もちろんネットの情報も見てはいたんですが、その情報は万人に合う情報で、自分のための情報ではないので、鵜呑みしてはいけないと思ったんです。

自分に合った情報を仕入れるには、自分自身でOB・OG訪問をしたり、東京に住んでいる友人から生の声を聞いたりすることが必要だと考えていました。



OB・OG訪問で会ったのは何人くらいですか?



業界を絞る際はその業界に働いている人の話を聞いてから業界を絞りたいと考えていたので、OB・OG訪問では15人ほどお会いしました。実際の仕事内容ややりがい、キャリアアップの流れ、その業界ならではの情報などを特に聞いていた気がします。



実際にいろいろな人に会って情報収集していたんですね。



そうですね。説明会や選考でお会いするのは基本的に人事の方で、そうすると自社を良く魅せようというバイアスがかかった情報が多い気がしたんですよね。

現場の社員の方であれば、採用関係なくありのままの話をしてくれるので、入社後のギャップを最小限に抑えることができるなと考えていました。



周りの就活生からは情報収集していましたか?



インターンシップで同じグループだった人に定期的に「飲みにいこう」と声をかけ、就活の状況や、先輩がどんな働き方をしているかなどの話を聞くようにしていましたね。

仕事のやりがいやネックとなるところや、自分の重要視しているポイントを叶えることができるのかを確認し、業界を絞っていきました。



選考は何社くらい受けましたか?



面接だけだと20社くらいで、インターンシップを含めたら40社くらいです。OB・OG訪問を含めたら50社くらいかなと思います。いろんな企業に足を運ぶごとに新しい発見があって、楽しかったですね。



就活をしていて、地方就活生と東京の就活生で差を感じることはありましたか?



持っている情報の「リアルさ」が違うと感じました。先ほどもお話ししましたが、東京の就活生は身近に東京で働いている人が多く、ありのままの情報を仕入れることができます。

それに対し、私の場合ではありますが、地方就活生は周りに東京で働いている知り合いがほぼいないため、東京に行かない限り、詳しい情報を手に入れることができません。なので、よりリアルで自分が欲しい情報を仕入れるためには、東京の就活生以上に自分から行動する必要があると思います。



就活で地方と東京の往復をしていて、困ったことはありましたか?



金銭面はだいぶ苦労しましたね。選考が多くなる3~5月は東京のシェアハウスに住んでいたので、家賃も払わないといけなくて。シェアハウスに住む前は月に1~2回、新潟から東京まで夜行バスで通っていたので交通費もかかりました。



総額どれくらいだったか覚えていますか……?



全部合わせて30万円以上はかかったと思います。大学3年までにアルバイトを頑張ってお金を貯めておけばよかったと、そのとき後悔しました(笑)。

東京で就職して良かったことは「選択肢の多さ」




東京で就職して良かったと思うことを教えてください。

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さまざまな機会が至るところに転がっている点ですね。地方で働くとなると企業数も限られてきますが、東京は企業数も多く選択肢がたくさんあります。

今はまだ転職を考えているわけではないですが、将来転職しようと思ったときも幅広い選択肢から自分に合った企業を選べると思います。



働き始めて、東京の人の印象はいかがですか?



また、自分の所感ではありますが、東京の人はアクティブな人が多いなと感じています。私もどんなことでも挑戦してみたいと考えるほうなので、そういった人たちと一緒に仕事をすることで刺激をもらうことができますし、自分自身の成長に繋がりそうです。



最後に、東京で働きたいと思っている地方就活生へアドバイスをお願いします。



地方就活生が東京で就活する際に一番大事なことは、情報収集するためにみずから動くことだと思います。実際にその企業に足を運び、社員の方に話を聞くだけで新しい発見がたくさんあるはずです。

お金や時間など行動障壁は大きいと思いますが、企業側から見ると都内の学生も地方学生も々「就活生」なので。そのため、東京の学生と同じように行動に移す必要があると思っています。

そして、情報収集をする際は地元の大学の先輩やOB・OGの方だけではなく、東京で実際に働いている方から話を聞いて、就活の考え方や仕事について比較することが重要です。

ネットの情報に頼ったり、特定の人だけに話を聞いたりしていると視野が狭まってしまいます。いろいろな人からの情報を得ることで、「自分はどんな仕事が向いているか」「どんな環境が合っているか」、正しい判断をすることができるはずです。



積極的に生の情報を取りにいくことで、視野が広がりそうですね。



そうですね、アクティブに行動していろんな人の話を聞いたたことで、「自分は本当は何がやりたいのか」と自分を見つめ直す時間にもなりました。

就活はどう行動するかによって得られるものもゴールも変わってきます。ぜひ後悔ないように行動してください!
 

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