【共同エンジニアリング】現場にこだわる私が、派遣技術者の道を選んだ理由

【共同エンジニアリング】現場にこだわる私が、派遣技術者の道を選んだ理由のイメージ

今回お話を聞いたのは、 技術者派遣・受託事業を展開する共同エンジニアリングの技術社員として活躍中のTさんとMさんです。現在は派遣先の設備会社で電気の施工管理に携わっています。お二人の仕事内容や勤務環境、また、就活時にはどんな苦労があったのかなど、バックグラウンドも合わせて当時のキャリアアドバイザーがお話を聞いています。

Tさん 共同エンジニアリング(施工管理)

大学時代は災害社会学という社会学の中でも災害に特化した分野を専攻し、2022年に大学を卒業。現在は共同エンジニアリングの技術者として勤務。九州を拠点に持つ九電工という電気設備会社に電気工事施工管理として派遣しており、現場で倉庫を建てる際の施工管理の仕事をしている。

Mさん 共同エンジニアリング(施工管理)

2022年に大学を卒業。現在は共同エンジニアリングの派遣技術社員として日比谷総合設備株式会社に勤務。電気設備の改修工事を担当し、入居や転居に伴うさまざまな工事に携わっている。

共同エンジニアリング
国内外に豊富な実績を持つ建設コンサルティング企業。全国に拠点を構え、技術者派遣や受託事業を展開。建築・土木・設備の専門家が在籍し、企業に合わせた人材を派遣している。

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目 次

現在は派遣技術者として設備会社で活躍中。風通しの良い現場と、充実したキャリアサポート

現在は派遣技術者として設備会社で活躍中。風通しの良い現場と、充実したキャリアサポートのイメージ

ーー本日はよろしくお願いいたします! はじめに、お二人の簡単な自己紹介をお願いします。

Tさん
Tと申します。大学では災害社会学といって社会学の中でも災害に特化した分野を学び、2022年に大学を卒業しました。学生時代はイベント運営のサークルに入り、学園祭の警備などに携わりました。

Mさん
Mです。私も同じく2022年に大学を卒業しています。

ーー続いて、現在活躍されている企業さんの情報を教えてください。共同エンジニアリングはどんな業界の会社なのか、そしてお二人はどのような職種で活躍されていますか?

Tさん
共同エンジニアリングは建設業界において人材派遣を行っている会社です。今は九電工という電気設備会社に技術社員として派遣されていて、現場で倉庫を建てる際の施工管理の仕事をしています。

Mさん
私は日比谷総合設備株式会社という設備事業を行っている会社で、電気設備の改修工事を担当しています。入居や退去に伴う間仕切り工事やLED化工事、修繕工事がメインです。

ーーチームで進めるお仕事かと思いますが、職場の雰囲気っていかがですか?

Tさん
今の現場はまだスタートして間もないのでチームメンバーは5、6人なのですが、最終的には増員して15人ほどになる予定です。

実は今一緒に働いている方々は、入社後に初めて派遣された先でお世話になった方ばかりで、ほとんど知っている顔ぶれなんです。皆さんとは知り合って2年くらいになるので、ときには一緒に飲みに行ったりと仲良くさせてもらっています。

堅苦しいというよりもやわらかい関係性が築けていて、風通しのよさを感じています。

Mさん
私の現場も、チームの雰囲気がすごくいいです。

ーー派遣技術者ということで会社のサポート体制などはいかがですか?

Tさん
営業担当が必ず1人付いているので、電話やメールで「仕事はどう?」と連絡があります。担当者の年代も近く、自分から発信しなくても定期的に声を掛けてくれるので相談などもしやすいです。どんな些細なことでも親身になって聞いてくれてレスポンスも早いので、ありがたいなって思います。

また、キャリアに関する相談などはキャリアサポートの部署に電話で相談することもできるのでありがたいですね。

Mさん
あとは、半年に1回アンケートがあり、直接話したいと返信するとすぐに折り返しがもらえて。現場に来てくれて直接お話をする機会を作ってくれます。

担当者が現場近くに来ているときは連絡をくれて、少しの時間会いに来てくれることもありますね。

ーーサポート体制が手厚いですね! 仕事とキャリアの相談窓口は別々なんですか?

Mさん
そうですね。仕事の相談は営業担当にすることが多いですけど、キャリアについては専門部署に相談します。でも、営業担当とキャリア部署の方が一緒にお話に来てくれることもあります。

ーー派遣先に配属されていても共同エンジニアリングの社員として気に掛けてもらっている感じでサポート体制は万全ですね! ちなみに配属先の希望とかって出せるんですか?

Tさん
希望は伝えられますが、必ずしも希望通りになるわけではないですね。でも、相手先の企業と面談をすることで、双方の相性をしっかり見てくれています。

はじめから完成するまで、自身の目で見届けられるのがやりがい。決め手は”人の良さ”

はじめから完成するまで、自身の目で見届けられるのがやりがい。決め手は”人の良さ”のイメージ

ーーお二人が共同エンジニアリングを選んだ理由をお聞かせください。

Tさん
現場で働いている親族の影響もあり、私の就活の軸は建築業界に進むことでした。営業だと現場を実際に見られないので、技術者として活躍できる仕事がしたいと思ったのが理由です。

そこで、文系の私でも技術者として就職できるかを探していた結果、人材派遣に強みを持つ共同エンジニアリングにたどり着いたという感じです。

Mさん
私はもともと大学で照明舞台について学んでいたので、ゆくゆくはその道に進みたいと思っていたんですが、コロナの時期だったので照明事業が低迷していて。就職先が見つからない状況で悩んでいたんです。

ほかの選択肢を考えた結果、設計の仕事をしている父と同じ建築業界もいいかもなって。でも、建築を学んだ経験もないし、文系出身なので、キャリアアドバイザーの方に「私でも大丈夫ですかね?」って相談したら「全然大丈夫だよ」って言ってもらえたので紹介をお願いしました。

ーー 数ある企業の中から共同エンジニアリングを選んだ決め手は何でしたか?

Tさん
決め手は会社の規模の大きさでした。規模によっては派遣先も限られてしまうかなと思ったので。

あとは、人ですね。面接の際もいい意味でフランクな感じがあり、人事の方も親身になって話を聞いてくれたんです。弊社ならのびのびとやりたい仕事ができそうだと思いました。

Mさん
私も人の部分は大きかったです。面接のときは人事の方が色々と深いところまで話を聞いてくれました。人事の方とお話をして職場の人間関係の良さを伺えたところも決め手の1つでした。

ーー 実際に入社していかがでしたか? 期待とのギャップなどはありましたか?

Tさん
施工管理の派遣として現場でバリバリ働きたいと思っていたので、現状入社前に思い描いていた通りの仕事ができています。色々な職人さんとやり取りをしながら仕事を進める部分に関しても期待通りでしたね。

なかでも、電気施工管理の仕事は最初から最後まで見届けることができるんですよ。進行を見ながら建物が完成するまでが仕事なのでやりがいも大いにあります。

また、電気設備ではスピーカーや火災報知器など、細々とした電気設備の工事を経て1つの完成形を見られるんです。お客さまが実際に使用するものを作れるうれしさもありますね。

Mさん
正直、初めは建築の施工管理に興味があったのですが、営業担当から「舞台照明を学んでいるなら電気の施工管理のほうが楽しいよ」って言われて。当初は電気の施工管理はキャリアとしては考えてなかったですね。(笑)

ーーちなみに、電気の施工管理というと具体的にどういうことをされているんですか?

Tさん
基本的に建物を対象とした電気設備全般に関わります。たとえば、スプリンクラー設備や火災報知器、スピーカーなどの音響設備、照明器具など、実際に設置したり、配線を考えたりしています。

Mさん
私は改修がメインで、今は大規模複合ビルで間仕切り工事を担当しています。作業内容はTさんとほとんど変わらないのですが、新築ではないのでお客さまがいる中で作業をしていくって感じです。

自分だけでは就活をどうやればいいのか不安だったのでキャリアチケットを利用。レスポンスの早さと真摯な対応がよかった

ーーキャリアチケットを使った経緯について教えてください。

Tさん
キャリアチケットを使ったきっかけは覚えていないのですが、大学時代に紹介を受けてお話を聞いたときに「すごくいいな」「相談しやすそうだな」という印象でした。

Mさん
私は東京の大学に通ってたんですけど、コロナで授業がほとんどリモートになってしまったので、実家の福島県に帰っていたんです。もちろん、学校のキャリアセンターを利用することもできなかったので、ネットで調べてキャリアチケットにたどり着きました。

ーーどういった目的からキャリアチケットを利用してみようと思いましたか?

Tさん
自分で調べられる就活の情報って限られていて、知りたいことがどこに載っているのかも分からなかったんです。大学には相談窓口がありましたがコロナ禍だったので全然予約も取れなくて。「今知りたい」という感じだったので、キャリアの専門家に相談してみようと思ったんです。

Mさん
私は舞台に関わるお仕事ができないのなら、同じように色々な方々と関わっていけるチームのお仕事がしたいというのが軸にあって。でもどうやって探せばいいのかが分からなかったのでキャリアチケットに相談したという感じでしたね。

ーー使ってみての印象っていかがですか?

Tさん
レスポンスの速さに驚きましたね。面談日もすぐに決まって。動きが早かったのでとてもありがたかったです。

Mさん
私もレスポンスが早いなって思いました!私はチームの仕事という軸しか決めていなかったので悩むところがすごくあったんですけど、担当者の方とLINEでやり取りができたので聞きたいことも気軽に聞けました。

メールだと「敬具」とか「お疲れ様です」とか文章を作るだけで面倒になるので、フランクに相談できるところが使いやすかったですね。LINEだと絵文字も使えるので感情も載せられますし(笑)

長文で送ったLINEに対しては「その話、電話で聞かせてもらってもいいですか?」と連絡してくれて。向き合ってくれている感じがすごくいいなと思いました。

様々な職種の人と関わって一緒に仕事ができるのが楽しい。課題は”先を見据えること”と”決断力”

ーーありがとうございます。それでは、今の仕事で楽しいなって思うことはどんなときですか?

Tさん
各社下請けの方たちとのやり取りがすごく楽しいですね。一見怖いのかなと思う方たちもいるんですが話せば愉快なおじさんたちばかりで。聞いたら何でも教えてくれます。

Mさん
確かに一見怖そうな方多いですよね(笑)

Tさん
そうそう、パッと見ね。でも、仲良くなると「バーベキューに来るか?」って会社の集まりに呼んでくれることもあるんですよ。

Mさん
私も人と関わっていくことがすごく楽しいですね。

1つの空間を作るために、電気・建築・空調・設備などさまざまな専門職の方々がいて、皆それぞれ違うけど同じ現場で一緒に仕事ができるのが良いなって思います。

他職種の方から「これ分かる?」質問されて「分からないです」って答えるといろいろ教えてくれるんです。横のつながりみたいなものが持てるのも楽しいですね。

ーー楽しんで働かれているのが伝わってきます。逆に、お二人が課題に思うことなどがあれば教えてください?

Tさん
私はこの現場で初めて職長という立場を経験していて、職人さんを呼ぶタイミングや各種連携先とどうやってやりとりをしていくかを考えたり、タイムフレームを理解して工程を組んだりと、これまで以上に先を見なければならないと思っています。

これまでとは責任の重さも違うので、しっかりと先を見通す力を付けていくことが今後の課題かなと思っています。

Mさん
私は決断力をつけることが今後の課題です。「ここどうしたらいい?」って聞かれてもすぐに答えられないことが多いので、全体を把握して自信をもって指示が出せるようにならないとって思います。

また、私のところ職長はデスク作業が忙しいので、アシストする役目として現場では私が職長の分まで活躍できるようになることが課題です。

向いているのは、コミュニケーションが好きな人。現場では”報連相”が鍵

向いているのは、コミュニケーションが好きな人。現場では”報連相”が鍵のイメージ

ーー最後に、共同エンジニアリングに向いている人ってどんな方だと思いますか?

Tさん
コミュニケーションを取ることが好きな人ですね。分からないことは何でも気軽に聞いてほしいですし、自分から話しかけてくれる方だとすごく助かりますね。

Mさん
「昨日何食べました?」くらいのテンションで聞いてくれるといいですね(笑)

Tさん
職人さんから重要なことをさらっと言われることもあるのでそういった面でも「現場でこんなことありました」って話してもらえると問題回避にもつながりますし、ありがたいですね。

Mさん
たしかに、現場では報・連・相はすごく大事。

現場では「分からないんですけど、どうすればいいですか?」って相談すれば、ベテランの方たちが助けてくれることもよくあるんです。チームで動く仕事なので知識がなくてもコミュニケーションを大事にできる方ならきっと活躍できると思います!

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