今回お話を聞いたのは、レバレジーズ株式会社の人事部で新卒採用のお仕事をしているYさん。学生時代にブライダル業界でアルバイトを経験したことがきっかけで、人生の節目に立ち合い喜ばれる仕事に興味を持ったといいます。そのほか、Yさんはどんな就活の軸を持っていたのか、就活時にどんな苦労があったのか、バックグラウンドも合わせて当時の担当アドバイザーがお話を聞いています。
Yさん
23年大学院卒業。学生時代は学業の傍ら研究や結婚式場でのアルバイトに勤しむ。現在はレバレジーズ株式会社の人事部新卒採用チームにて、新卒者向けの採用や面談、就活イベントの企画・運営、内定者へのマネジメントなどに携わっている。
Webシステム・モバイルシステム・ソーシャルアプリ等の開発や、メディア構築、人材紹介サービス、M&Aコンサルティングなど多様な事業を行っているベンチャー企業。国内のマーケットに限らず海外のマーケットにも視野を広げ、時代を代表するグローバル企業を目指している
研究、ブライダルアルバイト、趣味と充実した学生時代。現在は新卒採用として、面接やイベント登壇、内定者マネジメントなどを担当
ーーYさんお久しぶりです! 本日は色々と質問させてもらえればと思うのでよろしくお願いします! それでは、Yさんの簡単な経歴や学生時代にやっていたことなどがあれば教えてください。
2023年にレバレジーズ株式会社に新卒入社したYと申します。学生時代は理系の大学院で日々研究に没頭していました。並行して、結婚式場で約6年間アルバイトをしていたので、結婚式場と研究室を行ったり来たりするような学生時代を過ごしていました。
ーーアルバイトの話を覚えています! たしか趣味もたくさんありませんでしたっけ?
趣味も多かったですね! サッカーはもちろん、ウェイクボードっていうマリンスポーツを2年間やって大会にも出ました。あとは将棋にもはまって結構強かったですよ(笑)
ーー振り幅広いですね(笑)それでは、現在のお仕事内容について教えてもらっていいですか?
人事部の新卒採用チームで働いています。業務内容はざっくり3つで、採用・企画・マネジメントといった感じです。
採用は面接や面談、企画は就活生向けのイベントに向けて集客の戦略を引くことからイベントの登壇まで一気通貫で行っているほか、プロジェクトにも参加しています。そのあいだで、内定者20名くらいのマネジメントにも携わっているので、結構忙しく動き回っていますね。
ーー職場の雰囲気や空気感っていかがですか?
レバレジーズ株式会社に対して、ゴリゴリしていて競争社会なイメージを持っていたので、「仕事ができないときついんだろうな」って思ってました。でも、分からないことは分からないって言える会社というか。隣のデスクは50代の男性ではなく、2〜3個年上の先輩方なので質問もしやすいんです。
初めのうちはできないことを前提に仕事を任せてもらえるので、フィードバックをもらいながら成長できる環境があると思いますね。
入社して2ヶ月で採用イベントに登壇。3年後の自分の姿がいい意味で想像できない環境は就活時代に求めていたものそのもの
ーーそれでは就活当時のお話を聞かせてください。就活の軸って覚えていますか?
就活の軸は3つありました。1つ目は多角的な領域に事業を展開している会社であること、2つ目は裁量権を与えてもらえる会社であること、3つ目は誰かの人生のターニングポイントに携わる仕事ができることでした。プラスアルファで、無形商材業界にも目を向けていましたね。
ーーなぜその軸を定めたのか、詳しく教えてもらってもいいですか?
多角的な領域に事業を展開している会社というのは、ぶっちゃけやりたいことが多すぎて絞ることが出来なかったというのが大きいですね。そこで、色々な経験ができる会社に軸を定めた感じです。
裁量権に関しては、単純に20代に突き抜けるキャリアを目指したかったからです。30代以降は子育てや家族との時間に充てたいので、20代のうちに経験が身に付いた状態にすることが目的です。
人生のターニングポイントに携わりたいっていうのは、もともと結婚式場でアルバイトをした経験が大きく関わっていると思います。誰かに喜んでもらえることに幸せを感じるので、人が喜ぶ人生の節目に立ち会える仕事がしたいと思い、この軸にたどり着きました。
ーー素晴らしいですね! レバレジーズ株式会社を選んだ理由についてもお聞かせください。
就活の軸に一番当てはまった会社だからです。プラスアルファでいうと、3年後の自分の姿が良い意味で思い描けなかった会社でした。実際、会社の規模感はこの3年で2倍に拡大しているし、毎年10~15ほどの新規事業が立ち上がっています。
成長産業に軸足を置いているので、安定感も得られつつ自分が挑戦できる環境が整っていることも、レバレジーズ株式会社を選んだ大きな理由ですね。
ーーありがとうございます。実際に入社してみて、どんな感想を抱きましたか?
入社前に期待していたことでもある、どの会社よりも裁量権をもって仕事ができるという部分は、期待以上でしたね。僕、入社して2ヶ月目くらいのタイミングで会社のイベントで登壇を任されたんですよ。
ーー2ヶ月目!? ってことは6月とかですか?
そうです。6月か7月に就活生向けのイベントに会社の顔として登壇しました。ほかの会社は若くて3年目とかエース社員と言われる方だと10年目とかの方とかだったと思います。新入社員で何の実績もない僕がアサインされたのでめちゃめちゃ大変でしたよ。
でも、そういった環境を求めて入社したのでとても良い経験でしたね。おかげで実力が身に付いたような気がして、3年後の自分はどうなっているんだろうって期待が持てました。
ーー逆に、期待していなかったけど良かったことって何かありますか?
部活動制度があって、会社の人たち同士の交流が盛んなんです。でも僕、入社したばかりの頃はちょっと尖ってて、土日に会社の人と遊ぶとかいやだなって思っていたんです。
そんな中、ゴールデンウイーク明けぐらいから少しずつ参加するようになって。スノボ部に混ぜてもらってからは集まりが楽しくって。2月なんてほとんどの休みが会社の人とのスノボで埋まってます(笑)休日も飲みに行ってますし、会社の仲間とこんなに仲良くなるなんて自分でも驚きです。
兄から教えてもらったキャリアチケット。自分の考えを言語化するコツを掴めたお陰で面接が楽しくなり、納得のいく意思決定へ
ーーキャリアチケットについて覚えている範囲で教えてください。Yさんはどういった経緯でキャリアチケットを使いましたか?
実は兄から教えてもらったことがきっかけなんです。「就活しているならキャリアチケットがいいよ、お前みたいなやつにも役立つから」って。(笑)
僕は日系の大手企業しか見ていなくて、名だたる企業さんのインターンに参加させてもらっていたんですけど、何かずっと違和感を感じていて。介在価値が発揮できることにやりがいを覚えていたので、それ以外の分野には興味が持てず全然楽しくなかったんですよね。
あと、10年後に課長職になるとか、20年後の未来が見えるとか、そういった状態がつまらないなと思って。もしかしたら大手企業だと自分に合わないんじゃないかって気付いたタイミングだったので、ベンチャー企業も探してみるために就活エージェントを使ってみることにしたんです。
ーーそうだったんですね。就活エージェントに対してどのようなイメージをお持ちでしたか?
ほかのエージェントも使っていたんですが、企業さんの情報とか色々なメールがくるので、これって大丈夫なのかなって不信感や戸惑いは若干ありましたね。でも、ちゃんと自分に合っている会社を探してもらいたかったので、評価の良かったキャリアチケットを使ってみることにしました。
ーーキャリアチケットを使ってみていかがでしたか?
面接対策や自己分析から自分に合う企業を探すところまで、トータルサポートしてもらえたのですごく助かりました。エントリーシートの添削もしてもらいましたね。
就活中、自分の考えを言語化することがすごく苦手だったのですが、面談の度にコツをつかむ練習ができて。言語化して腑に落ちるようになってからは、面談がすごく楽しくなりました。自分の担当者だけでなく、色々な方と面談を組ませてもらえたことも良かったですね。
た、担当者の方と一緒に自分の思考を整理できたので、納得のいく意思決定ができた気がします。
大好きな会社を学生さんも大好きになってもらえる瞬間がやりがい。ゆくゆくは新規事業立ち上げにも携わりたい
ーー今の仕事でやりがいを感じることがあれば教えてください
選ぶのは難しいけど、採用の仕事そのものですかね。僕、レバレジーズ株式会社が大好きなので、学生さんにとっても大好きな会社になってもらえる瞬間がすごくうれしいんですよ。自分の趣味を共有できたときに楽しいって感じる感覚に似てますね。
その学生さんがファーストキャリアとしてレバレジーズに入社してくれることって、学生さんにとっても僕にとっても会社にとってもうれしいことですし、やりがいにつながる瞬間でもあります。
ーー素敵ですね! でも、そのように思う背景って何かあるんですか?
一人ひとりの学生さんにかなり時間を割いて面接対策などを行っているんですよ。なので、レバレジーズ会社を第一志望として選んでくれた方が最終面接で受かったときはすごくうれしいんです。
学生さんにとって人生のターニングポイントでもあるので、そこに携われることはやりがいです。
ーー続いて、Yさんが今後やりたいことなどがあれば教えてください。
まだ先のことはあまり考えていないんですけど、レバレジーズで働くからには新規事業に携わってみたいという展望はあります。
現実的には、向こう3年くらいは新卒採用領域のプロフェッショナルになれるよう、勉強をしていこうと思っています。2年目にはリーダーになることを目標としているので、リーダーとしての時間の使い方やマネジメントなどを学んでいきたいですね。
あと僕、実は保育士になりたかったんですけど、待遇面や友達から大変だよって話を聞いて諦めていたんです。でも最近、保育士さん向けの転職エージェントが立ち上がったので、いずれは自分も事業に携わっていきたいなって思っていて。地元の友達を救えるように事業を大きくしていきたいです。
”やりたいこと”よりも”なりたい姿”を考えてみてほしい
ーー最後に、これから入社する後輩にメッセージなどがあればお願いします!
就活生に伝えたいことは「やりたいことよりもなりたい姿から定義してみよう」ということです。僕もそうだったんですが、やりたい仕事を探すと見つからずに焦る瞬間があると思うんです。また、やりたいことって直近の価値観とリンクする場合が多いので入社後のギャップにもつながるかなって。
でも、なりたい姿ってざっくりしている分、ぶれにくいというか。自分がこうなるためにどうすればいいのか、会社の条件を逆算して考えていければ就活もスムーズに進められるだろうし、入社後のギャップも少ないんじゃないかなと思います。