このページのまとめ
- インターンシップとは、学生が企業で実務(またはそれに準ずるもの)を体験する制度のこと
- 仕事内容の説明会や模擬体験の場を設ける企業もある
- インターンシップは、企業説明会型とグループワーク型、仕事体験型の3種類に大別できる
- インターンシップの段階では、なるべく多くの企業を選択肢に入れよう
インターンシップの実施形式は、企業説明会型、グループワーク型、仕事体験型の3種類に大別できます。インターンシップを行う企業は増加傾向にありますが、参加者にはどのようなメリットがあるのでしょうか。
ここでは、実施形式ごとのインターンシップの特徴や参加するメリット、企業選びのポイントをご紹介します。就職成功のために、当コラムをぜひチェックしてください。
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インターンシップとは
インターンシップは、学生が企業で実務(またはそれに準ずるもの)を体験できる制度です。企業側はインターンの実施により自社を宣伝できるほか、企業理解を深めてもらうことで入社後のミスマッチを防げるというメリットがあります。
学生にとっても、具体的な仕事内容や職場の雰囲気などWebサイトだけではわからないことを知れるので、貴重な機会といえるでしょう。
ただし、機密情報の取り扱いなどの事情から、就業体験を実施するのが難しい企業も。その場合、代わりに仕事内容の説明会や模擬体験の場を設けているようです。
実施期間は、かつては5日間程度が主流でしたが、現在では1日だけのインターンシップ(1dayインターンシップ)もあれば、1ヶ月以上のものもあります。
1dayインターンシップの場合、午前中に社員が具体的な仕事内容を説明し、午後に体験プログラムを実施している企業が多いようです。
インターンへの参加を考えている人の中には、遠方の企業を志望している人もいるでしょう。遠方だと交通費が高くなるため、経済的な負担を考慮して応募を躊躇するかもしれません。
しかしインターンによっては、給与や交通費が支給されるケースもあります。給与・交通費の支給は長期インターンに多い傾向があり、全額支給のところもあれば、上限額を設定している会社もあるようです。
交通費の支給に際して、領収書や印鑑が求められることも。確認不足でトラブルが生じないよう、注意事項をしっかり把握した上で参加することが大切です。
交通費が支給されない企業の場合は、回数券を活用したり夜行バスを使ったりすると経済面の負担を抑えられるでしょう。
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インターンの種類:企業説明会型
企業説明会型は、座学中心のインターン。社員が業界の特徴や自社の魅力を伝え、学生たちに理解を深めてもらうのが目的です。
企業説明会型インターンの実施期間は、1~2日間が多い傾向にあります。比較的頻繁に開催されて募集人数が多いため、参加のハードルは低めといえるでしょう。
第一志望の業界・企業でなくても、インターンに参加することで志望度が変わる可能性があります。本選考の直前に焦ることがないよう、積極的に参加して多くの業界、企業について知っておくのがおすすめです。
企業説明会型インターンでは、同日に社員との懇談会や職場見学が行われることがあります。社員から仕事の話を聞いたり職場を訪問したりすれば、会社の雰囲気がわかり自分との相性を確かめられるでしょう。
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インターンの種類:グループワーク型
グループワーク型インターンでは新規事業の企画・立案などを体験し、成果物の提出や発表を行います。
グループワーク型の場合、プロジェクトのフローを知れたり、ほかの学生から刺激を受けたりできるのがメリット。また、プレゼンテーションの後は社員からフィードバックがあるので、職種の適性を考える際に役立ちます。さらに、本選考でグループワークを行う企業は多いため、練習の場としても活用できるでしょう。
グループワーク型のインターンについても、1日完結型のものが多い傾向に。企業によっては5日~1週間かけて行うところがありますが、その場合は社員との交流会や職場見学も実施するケースが多いようです。
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インターンの種類:仕事体験型
仕事体験型は、文字通り職場で業務を体験できるインターンです。企業によって携われる仕事の範囲は異なり、職場見学に近いものもあれば、社員と取引先に赴いて業務を体験するものもあります。
仕事体験型インターンでは業務の流れや職場の雰囲気を知れるため、志望度が高い企業には応募することをおすすめします。企業理解を深められれば説得力のある志望動機を作成でき、本選考の際はインターンでの経験を基に応募先企業の魅力を伝えられるからです。
仕事体験型のインターン期間は、企業説明会型やグループワーク型と比べてが長い傾向があるので、その分実施する企業の負担が大きくなります。募集人数は少ないため、事前に企業研究を入念に行い、エントリーシートや筆記試験、面接などの対策をしっかりしておくことが大切です。
企業によっては内定直結の仕事体験型インターンを実施しているので、募集要項や選考への影響などをしっかり調べた上でエントリーしてください。
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広い視野で企業を探そう
先述のとおり、インターンシップは企業理解を深める絶好のチャンス。インターンの段階ではなるべく多くの企業を選択肢に入れ、実際に参加してから志望企業を絞るのがおすすめです。
「あの企業も応募しておくべきだった…」と後悔するのを防ぐためにも、広い視野で企業を探すようにしてください。
もし志望企業の選択やインターンの選考対策に不安があるなら、OB・OGに相談するのも1つの方法。志望する企業、職種で働いている先輩に、参加したインターンや対策のポイントなどを聞いてみると良いでしょう。
その際は、自己PRや志望動機を読んでもらったり、面接官役になってもらったりして助言を得るのがおすすめ。第三者からアドバイスをもらうことで、自分では気づかなかった改善点が見つかるかもしれません。面接を繰り返し練習すれば自信につながるので、選考を有利に進めるためにもしっかり対策しましょう。
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