内定のお礼状のマナーを2つの例文付きで解説!封筒の書き方も紹介

このページのまとめ

  • 内定のお礼状は、通知の翌日までに送るのがベスト
  • 内定のお礼状は白の便箋や封筒を使用し、ビジネスマナーを守って作成する
  • お礼状では、内定をもらったことへの感謝の気持ちと入社意欲を伝えよう

内定のお礼状のマナーを2つの例文付きで解説!封筒の書き方も紹介のイメージ

「内定のお礼状の書き方が分からない」「マナーを間違えたくない」と悩む就活生もいるでしょう。内定のお礼状は、適切な便箋や封筒を使い、正しい形式で書く必要があります。

この記事では、内定のお礼状の基本的なマナーや書き方のポイントについて、例文を交えながら解説。便箋の選び方や封筒の書き方も分かりやすく紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

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目 次

内定のお礼状の構成と書き方

内定のお礼状を書く際は、ビジネス文書の基本構成を守るのが重要です。ここでは、内定のお礼状の書き方をステップごとに詳しくまとめました。基本の構成に沿って、感謝の気持ちや入社後の決意を言葉にしてみましょう。

1.頭語

内定のお礼状の書き出しは、「頭語」から始めるのがマナーです。頭語とは、手紙の冒頭に置く「こんにちは」に代わる挨拶のようなもので、最後を締めくくる「結語」とセットで使用します。

ビジネスやフォーマルな場面で最も一般的に使われる組み合わせは、「拝啓(はいけい)」と「敬具(けいぐ)」です。より丁寧な印象を与える「謹啓(きんけい)」と「謹言(きんげん)」も使われますが、新卒のお礼状であれば「拝啓」で問題ありません。

頭語は行の最初から書き始め、その後に一文字分空けるか、改行して時候の挨拶へとつなげましょう。

2.時候の挨拶

頭語のあとには、季節に合わせた「時候の挨拶」を続けます。 時候の挨拶とは、その月の季節感や天候を表す言葉。たとえば、4月は「陽春の候(ようしゅんのこう)」、6月は「深緑の候(しんりょくのこう)」、10月は「清秋の候(せいしゅうのこう)」などを使うとスマートです。

もし、季節に合わせた言葉選びに迷う場合は、一年中使える「時下」を用いましょう。「時下(じか)」とは「現在」という意味で、お礼状が月をまたいで届く可能性がある場合にも重宝します。どちらを使う場合も、続けて企業の繁栄を祝う言葉を添えるのがマナーです。

3.本文

本文は、内定のお礼状におけるメインパート。採用していただいたことへの感謝や入社への意気込み、今後の指導をお願いする言葉を中心に綴ります。回りくどい表現は避け、自分の率直な気持ちを丁寧な言葉遣いで記してください。

内定のお礼

本文の書き出しでは、まず「内定をいただいたことへの感謝」を伝えましょう。 「この度は、内定のご連絡をいただき誠にありがとうございました」と、感謝の意をストレートに表現します。

面接官の対応や社風に触れて感銘を受けた経験などを交えると、より気持ちのこもった内定お礼状になるでしょう。

就職後の抱負と決意

感謝を伝えたあとは、入社に向けた前向きな抱負と決意を記してください。企業は、内定を出した学生が「入社後にどのように活躍してくれるか」を期待しています。そのため、自分の強みをどう活かしたいか、あるいはどのような社会人を目指しているかを簡潔に述べましょう。

「一日も早く戦力となれるよう、自己研鑽に励む所存です」「貴社の発展に貢献できるよう、誠心誠意努めてまいります」などと意気込みを示せば、入社への熱意を改めてアピールできます。

指導のお願い

本文の最後には、今後の指導をお願いする言葉を添えましょう。 未経験の新卒として、学ぶ意欲があることをアピールすることが大切です。

「入社後はご指導を仰ぐことも多いかと存じますが、何卒よろしくお願い申し上げます」といった一文を入れれば、誠実さが伝わります。内定お礼状は、上司や先輩との人間関係の第一歩。謙虚に指導をお願いする姿勢を言葉にしておくことが重要です。

4.結びの挨拶・結語

お礼状の終わりには、「結びの挨拶」と「結語」を置きます。結びの挨拶は、相手の健康や繁栄を祈る言葉を綴るのが一般的です。「貴社のますますのご発展を心よりお祈り申し上げます」といった定型句を使い、文章を締めくくりましょう。

手紙の最後には、頭語に対応する「結語」を書き入れます。「拝啓」で始めた場合は、「敬具」で終わらせるのがマナーです。

5.日付・署名・宛名

結語のあとには、お礼状を書いた「日付」、自分の「氏名」、そして「宛名」を記します。日付は本文より2~3字分下げて和暦(令和△年△月△日)で書き、氏名は便箋の下端あたりで書き終わるように大学名・学部名とともに記載しましょう。

宛名は、日付や氏名よりも高くなるように、行の最初から書き始めます。企業の正式名称、部署名、役職、担当者氏名に加え、敬称も忘れずに記してください。

就活での手紙はビジネスマナーに沿った書き方が大切」の記事では、就活で手紙を送るときのマナーを紹介しています。内定先に好印象を与えるため、ぜひご参照ください。

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内定のお礼状の例文

ここでは、内定のお礼状の例文を紹介します。自分の状況に合わせて内容をアレンジし、感謝の気持ちを伝えましょう。

1.内定を承諾する場合

拝啓

時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
この度は、内定のご連絡をいただき、誠にありがとうございました。

かねてより第一志望としておりました貴社より内定をいただき、身の引き締まる思いとともに、大きな喜びを感じております。一日も早く戦力として貴社に貢献できるよう、入社までの期間、精一杯の努力を重ねる所存です。

今後ともご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。
末筆ながら、貴社のますますのご発展と皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。

敬具

令和△年△月△日
△△大学 △△学部
△△ △△(氏名)

株式会社△△
人事部 採用担当 △△様

2.内定承諾書の添え状として送る場合

拝啓

時下ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
この度は、内定通知書をお送りいただき、誠にありがとうございました。

同封の書類を確認いたしました。つきましては、必要事項を記入した内定承諾書を同封いたしましたので、ご査収のほどお願い申し上げます。

貴社の一員として働けることを光栄に感じております。残りの学生生活においても学業に精進し、社会人としての自覚をもって入社の日を迎えたいと考えております。

今後とも変わらぬご指導を賜りますよう、お願い申し上げます。
略儀ながら、書中をもちまして内定のお礼を申し上げます。

敬具

令和△年△月△日
△△大学 △△学部 △△学科
△△ △△(氏名)

株式会社△△
人事部 採用担当 △△様

就活における内定とは?獲得から入社までの流れや採用との違いを解説」の記事では、内定獲得後の流れを紹介しているので、ぜひご一読ください。

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内定のお礼状を送る際の封筒の書き方と郵送のポイント

内定のお礼状を送る際は、内容だけでなく封筒や郵送の方法にも細心の注意を払いましょう。ここでは、封筒の表面・裏面の書き方や便箋の扱い方について解説します。企業への敬意を示すためにも、マナーを確認しておいてください。

1.表面には正式な宛名を書く

封筒の表面には、略称を使わずに企業の正式名称と担当者名を記載します。 株式会社を(株)と省略するのはマナー違反です。

住所は都道府県から正しく書き、ビル名や階数も省略せずに記入します。宛名は封筒の中央に最も大きな文字で書き、担当者名には「様」、部署宛ての場合は「御中」を使いましょう。

また、左下に赤字で「内定承諾書在中」や「お礼状在中」と記載し、四角い枠で囲んでおくと、採用担当者に内容が伝わり、開封漏れを予防できます。

2.裏面に差出人を記載する

封筒の裏面には、自分の住所と氏名、大学名を記載しましょう。差出人の情報がないと、企業側が誰からの手紙かを判断できません。封筒のつなぎ目の左側に、表面より一回り小さい文字で差出人を丁寧に書きましょう。

3.便箋の折り方と入れ方にも気を配る

便箋の折り方は、「三つ折り」が基本です。

折り方の手順

まず便箋の下から3分の1を上に折り込み、次に上から3分の1を重ねてください。このように折ると、開封して広げたときに、真っ先に書き出しが目に飛び込んできます。

便箋の入れ方

封筒を裏側から見たとき、三つ折りしたお礼状の書き出し部分が右上にくるように便箋を入れましょう。封筒と便箋の向きを合わせると、相手が開封した際にお礼状をスムーズに広げられます。

仕上げ

便箋を入れたら糊でしっかり閉じ、「〆」や「封」などの封字を書きましょう。封字は、途中で誰にも開封されていないことを証明する印です。

就活とは?基本的な流れやスケジュールとあわせて成功のポイントを解説」の記事では、就活の流れを解説しています。内定をもらったあとの流れも紹介しているので、スムーズに対応を進めるためにご覧ください。

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内定のお礼状はいつまでに出す?タイミングを解説

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お礼状は、内定通知を受けた当日もしくは翌日に投函するのが理想です。企業から内定という結果をいただいたことに対し、感謝の意をいち早く伝えることが、社会人としての第一歩といえます。

もし、やむを得ない事情で準備が遅れる場合でも、内定から一週間以内には届くように手配しましょう。万が一、提出が遅れてしまった場合は、文中に「お礼が遅くなり申し訳ございません」とひと言添えるのがマナーです。

内定をもらったらどうする?入社までの流れや電話・メールでの返答方法を解説」の記事では、内定後の流れについて紹介しています。メールや電話で内定のお礼を伝える方法も解説しているので、ぜひあわせてご確認ください。

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内定のお礼状を送る際に新卒が知っておきたいマナー

内定のお礼状を送る際は、ビジネスマナーを押さえた対応が必要です。厚生労働省の「令和5年若年者雇用実態調査の概況」によると、新卒採用においてマナーを重視する企業は半数を超えていました。

※上位5項目を抜粋

企業が新卒選考で重視した点 重視した企業の割合(複数回答可)
職業意識・勤労意欲・チャレンジ精神 79.3%
コミュニケーション能力 74.8%
マナー・社会常識 58.6%
組織への適応性 53.2%
体力・ストレス耐性 36.2%

参照:厚生労働省「令和5年若年者雇用実態調査の概況(p.7)表4 採用区分、若年正社員の採用選考の有無及び採用選考にあたり重視した点別事業所割合

新社会人としてスタートダッシュを切るため、内定を獲得したあともマナーを守った対応を心掛けましょう。

参照元
厚生労働省
令和5年若年者雇用実態調査の概況

1.なるべく手書きする

内定のお礼状は、パソコン作成よりも手書きをおすすめします。デジタルでのやり取りが主流な現代にあえて手書きのお礼状を送ると、熱意や感謝の気持ちがより深く採用担当者に伝わるからです。

字の美しさに自信がなくても、一画ずつ丁寧に書けば「この企業で頑張りたい」という誠実な姿勢が伝わるでしょう。

2.白の便箋に書く

お礼状に使用する便箋は、白を選ぶのが基本です。色付きや柄入りの便箋、キャラクターものなどはカジュアルな印象を与えるため、ビジネスシーンでは避けましょう。

便箋のサイズは、ビジネス文書の標準であるA4サイズか、少し小ぶりで手書きに適したB5サイズが一般的です。罫線(行の線)が入っているタイプは、文字が曲がらずきれいに書けるため、正式な手紙に慣れていない人にとっても扱いやすいでしょう。

縦書きと横書きはどちらも可

基本的に、縦書き・横書きどちらの便箋を用いて内定のお礼状を書いても問題ありません。 より丁寧で伝統的なフォーマルさを重視するのであれば、縦書きを選択するのが無難です。

横書きは親しみやすさや現代的な印象を与えます。企業の社風が自由でカジュアルな場合や、書き慣れているスタイルを選びたい場合は横書きも検討してみましょう。

どちらの形式を選ぶにせよ、文字の大きさや行間を揃えて、読みやすいレイアウトを心掛けることが大切です。

3.黒のボールペンか万年筆で書く

内定のお礼状を書く際は、黒のボールペンもしくは万年筆を使います。鉛筆やシャープペンシル、こすると消えるボールペンなどはビジネスシーンにふさわしくないため、使用を控えましょう。

書き間違えてしまった場合は、修正テープを使わず、新しい便箋に書き直すのがマナーです。

4.白封筒に入れる

内定のお礼状を郵送する際は、必ず「白封筒」に入れて送りましょう。中身が透けないように、二重構造になっている封筒や、紙質がしっかりしたものを選ぶと、より丁寧な印象を与えられます。

なお、茶封筒は主に事務的な書類や請求書の送付に使用されるものであり、お礼状には適しません。茶封筒だとほかの事務書類に紛れてしまう恐れもあるため、お礼状を送付する際は白封筒を使いましょう。

封筒のサイズ

使用する封筒のサイズは、便箋を三つ折りにして入れられるものを選んでください。A4サイズの便箋を使用する場合は長形3号、B5サイズであれば長形4号が一般的です。

基本的にお礼状を送る際は、履歴書を送るときに使う大きな封筒は必要ありません。コンパクトなほうがスマートな印象を与えます。ただし、内定承諾書に同封する場合は、A4サイズの書類を折らずに入れられる角形2号の白封筒を選んでください。

就活マナーの基本を解説!失敗しないための準備と対策」の記事では、就活の基本マナーを解説しています。内定を出してくれた企業に誠意をもって対応するためにも、マナーを再確認しておくのがおすすめです。

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内定のお礼状の送り方に悩むあなたへ

内定をもらったのはうれしいけれど、「お礼状の書き方が合っているか不安」と悩んでいる人もいるでしょう。お礼状を送る際は、マナーを守って企業側に敬意を示すことが重要です。

もし、内定後の対応に不安がある人には、就職エージェントの活用がおすすめ。キャリアチケット就職エージェントでは、就活のプロが選考対策だけでなく、内定獲得後のフォローや入社準備も徹底して行っています。

マナーはもちろん、入社前に解消しておきたい疑問や新生活に向けた心構えなどもプロの視点でアドバイス。自信を持って社会人の一歩を踏み出せるようにサポートします。

もし、「今の内定に心から納得できていない」と感じるなら、改めてあなたに最適な企業を一緒に探すことも可能です。後悔のない決断をするために、まずは今の率直な思いをご相談ください。

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内定のお礼状に関するQ&A

内定のお礼状を作成するにあたって、就活生が抱きがちな疑問をQ&A形式でまとめました。細かなルールやマナーを確認し、自信をもって感謝の気持ちを伝えましょう。

Q.内定後にお礼状を出さないと印象が悪い?

A.お礼状を出さないからといって、極端に印象が悪くなることはありません。 しかし、お礼状を送ると「丁寧な学生」「礼儀正しい人物」というポジティブな印象を強く残せるのは事実です。

多くの学生がメールだけで済ませるなかで、あえて手紙を送るという行為は、誠実な姿勢として評価されます。必須ではありませんが、第一志望の企業や特にお世話になった担当者がいる場合は、お礼状を送っておくのが望ましいでしょう。

Q.高校生の場合も書き方は同じ?

A.はい、高校生の場合も大学生や社会人と書き方の基本ルールは同じです。 縦書きの白無地便箋に、頭語や結語を用いたフォーマルな形式で作成しましょう。

学校を通じて内定連絡を受けた場合は、進路指導の先生に報告し、お礼状の書き方を確認するのも一つの手です。マナーに沿った正しいお礼状を送れば、入社前から社会人としての基礎力があることをアピールできます。

Q.お礼状をパソコンで書くのはNG?

A.お礼状をパソコンで作成しても、マナー違反にはなりません。 近年はビジネスのデジタル化が進んでおり、読みやすさや正確性を重視してパソコンで作成されたお礼状も一般的です。特に、IT業界やスピード感を重視する企業では、パソコン作成の文書が好まれることもあります。

一方で、手書きのお礼状は「手間を掛けた」という誠意や温かみが宿りやすいのがメリット。「伝統を重んじる企業に送付する」「自分の個性を出したい」という場合は、手書きを選ぶのがおすすめです。

Q.メールを送ったあとも手紙を出すべき?

A.基本的には、メールでお礼を伝えたのであれば、重ねて手紙を出す必要はありません。 内定通知に対しては、まずはスピードを優先してメールで返信するのが現代のビジネスマナーとして定着しています。

もし「手書きで感謝を伝えたい」という思いがある場合は、後日改めて手紙を送っても構いません。その際は、内容が重複し過ぎないよう注意し、メールで伝えきれなかった具体的な感謝や抱負などを書きましょう。

内定のお礼メールの書き方については、「内定のお礼メールの書き方を例文付きで紹介!承諾や保留のマナーも解説」の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

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