物流業の志望動機はどう作る?求められる人物像と作成のコツ

このページのまとめ

  • 物流業とは商品や材料などさまざまな荷物を目的の場所へ運ぶ事業で、生活になくてはならない存在
  • 近年では物流の工程を一貫して請け負うアウトソーシングサービス「3PL」により、業界再編の動きが活発化している
  • 物流業でのアピールポイントは「体力」「PCスキル」「コミュニケーションスキル」の3つがメイン
  • 志望職種によって評価されやすいポイントが異なるので、仕事内容や適性についてはよく調べておく
  • 志望動機は「物流業を選んだ理由」「志望企業を選んだ理由」「仕事を通じて実現したいこと」「自分がどのように貢献できるか」の4つで構成すると伝わりやすい

世の中のあらゆる荷物を届ける過程を担うのが物流業。物流業がなければ、私たちの生活が成り立たないくらい重要な事業です。
当ページでは、そんな物流業を志望する人に向けて、志望動機を作成するコツをご紹介しています。企業が求める資質を理解し、自分のアピールポイントを盛り込んで効果的な志望動機に仕上げましょう。



 

物流業とは

冒頭でもお伝えしたとおり、物流業とは商品や材料などさまざまな荷物を目的の場所へ運ぶ事業です。ショッピングを楽しめるのも、病院で薬を処方してもらえるのも、物流業があってこそ。極端な話、物流業がなければ日々の生活は成り立ちません。

物流業は輸送手段や工程によって、海運、空運、陸運、倉庫、フォワーダー(輸送業務代行業)の5分野に分かれ、各企業がそれぞれの専門領域に特化した形で事業展開を行うのが基本ですが、近年はその枠組み自体がなくなりつつあります。

その理由として挙げられるのが、「3PL(3rd Party Logistics)」のニーズが高まっていること。3PLとは、物流の工程を一貫して請け負うアウトソーシングサービスで、輸送だけでなく、保管、荷役、流通加工、包装も行います。
メーカーにおいて、事業拡大の壁になりがちなのが、専門外である物流ルートの構築を独力で行うこと。3PLの導入によって、効率的な物流ルートを確保し、貴重な経営資源を中核事業に充てることができます。導入する企業が増えているのも頷けるのではないでしょうか。

また、3PLのニーズが高まっていることに伴い、業務提携や、事業領域の拡大をしている物流企業も多いでしょう。顧客のニーズに対応できる組織づくりを軸に、業界再編の動きが加速しています。

業界全体としては、ネット通販の一般化や個人宅配のニーズが高まっていることによって好況が続いているようです。多様化・複雑化する商品管理や販売チャネルに対応するため、物流拠点の新設、商品管理のオートメーション化など、明るいニュースも多いでしょう。
少し前まで都市部を中心に拠点の新設ラッシュが続いていましたが、現在はエリアを広げて拠点を展開する企業も増えてきており、その動きはしばらく続きそうです。


物流業の職種として最もイメージしやすいのは、トラックで荷物を運ぶ配送ドライバー。通販市場の拡大により、人材不足が続いている状況です。
また、前述の3PLが普及したことによって職種も多様化。配送ドライバーのほか、倉庫管理、企画営業、システムエンジニア、幅広い職種の求人が期待できるのではないでしょうか。
経験者採用が中心ではありますが、通関士、貿易事務など専門職の求人が比較的多いのも特徴的。物流業界でキャリアを積んでいく中で専門職の道を考える人もいるかもしれません。



 

物流業でアピールできること

物流業界の企業に採用されるためには、どのようなことをアピールするのが効果的でしょうか。
下記にいくつか挙げましたので参考にしてみてください。

・体力
・PCスキル
・コミュニケーションスキル

物流業界では職種が多様化していますが、体力が必要な仕事が多いのも事実です。中でも、配送ドライバーは荷物を運ぶだけでなく、荷物の積み込みや積み下ろしといった、体力的な負荷の高い業務を行うことも。荷役も、荷物の積み込みや積み下ろしのほか、荷物の搬入や仕分けなど、力仕事を行うことが多いでしょう。

また、近年は3PL需要の高まりもあって、荷物の管理システムが大幅に進化。荷物の管理業務に携わる場合、PCスキルは必須と言えるでしょう。資格やアプリケーションを使ってどのようなレベルの処理ができるのか、というように分かりやすく具体的に伝えると評価に繋がるようです。

コミュニケーションスキルも、物流業では必要な資質の1つと言えます。営業職であればクライアントと信頼関係を築きながら、適切な提案ができること。ドライバーであれば届け先の担当者やお客様に良い印象を持ってもらうことが大切です。
事務を始めとする内勤職も社内の各部署とやりとりする機会があるため、周囲の人と良好な関係を保てるようなコミュニケーション能力は必要不可欠ではないでしょうか。



 

志望動機には何を盛り込む?

肝心の志望動機ですが、どのような内容を盛り込むべきか迷う人もいると思いますので、構成のポイントをお伝えします。

・物流業を選んだ理由
・志望企業を選んだ理由
・仕事を通じて実現したいこと
・自分がどのように貢献できるか

まず最初に伝えたいのが、物流業と志望企業を選んだ理由。物流業のどのような点に魅力を感じたのか、その中でもなぜ志望企業なのか…という点を具体的なエピソードを交えて伝えられると良いでしょう。裏付けがあることで納得感も増しますし、意欲も伝わります。
次に伝えたいのが、仕事を通じて実現したいこと。物流業界だけでなく、自分が希望する職種について理解し、具体的なイメージを持っていることがカギになります。
最後は自分がどのような形で貢献できるか。自分の能力と業務上の活かし方について示し、働いているところをイメージしてもらえるように内容を練りましょう。

そして書き方の基本ですが、結論は1文目に持ってくること。最初に回答があることで、その後の文章も読みやすくなる効果があります。具体的なエピソードは必要ですが、まず何よりも先に結論から始める癖をつけるようにしましょう。

また、魅力的な志望動機に仕上げるには、業界・企業研究が必須。納得感のある志望動機は信頼を生み、意欲を感じさせますが、それは業界や企業に対しての知識や理解があってこそできるものです。志望した企業だけでなく、競合他社についても調べ、業界全体でどのような位置にいるのかも把握しておくと良いでしょう。
求める人物像と自分の資質にマッチした要素があれば、それを軸にして作成することで評価されやすくなります。自己分析で得た情報と照らし合わせながら、ベースとなるアピールポイントもピックアップしておきましょう。

▼関連記事
物流業界の志望動機の書き方例



 

志望動機の例文

これまで物流業界の特徴や志望動機を作成する上でのポイントをご紹介してきましたが、その内容を踏まえて志望動機の例文をご紹介します。

例文(陸運業志望)

私が物流業界を志望したのは、「生活に欠かせないものを安定して供給し、人々の生活を支える」という役割に共感したことが理由です。私の故郷は東北の豪雪地帯なのですが、冬は降雪量の多さから生活用品の購入に通販を利用する機会が多くなります。生活の中で宅配便の方々に助けられてきた経験から、人々の生活を支えている物流業界、中でも陸運業に自然と興味を抱くようになりました。
貴社は、ビジネスモデルとして主流となりつつある3PL事業に注力されており、海外展開にも積極的な点に魅力を感じたため志望いたしました。
大学で学んだ国際物流の知識と語学力を活かし、営業職として事業のグローバル化に貢献できればと考えています。


今回は物流業界の特徴や志望動機についてご紹介しました。
業界研究や企業研究を丁寧に行うことで、志望動機に盛り込む内容を抽出することができます。なぜ業界に魅力を感じたのか、なぜその企業を選んだのかを洗い出し、説得力のある志望動機に仕上げましょう。

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