このページのまとめ
- 新卒の面接では企業に合わせた自己PRを行い、成長意欲を伝えよう
- 二次面接ではより内容を深堀りされるため、詳細かつ説得力のある回答を考えておく
- 面接では限られた時間で気持ちを伝えるために、結論ファーストを心掛ける
新卒面接の質問集を探している方もいるでしょう。この記事では、面接で頻出の質問を分野ごとに整理し、回答のポイントや例文を紹介します。
就活を成功させるためには、面接官が求める回答のポイントを理解し、効果的にアピールできる方法を理解することが大切です。面接対策を強化したい方や、より自信をもって面接に臨みたい方はぜひ参考にしてください。
自分の価値観とあった企業に出会える!27卒のスカウト登録はこちら
- 【例文あり】新卒の面接で聞かれる質問集:自己紹介
- 自己紹介をお願いします
- あなたの特技は何ですか?
- あなたの趣味は何ですか?
- 自分の性格について
- そのほか自己紹介に関するよくある質問
- 【例文あり】新卒の面接で聞かれる質問集:自己PR
- 自己PRをしてください
- あなたの長所は何ですか?
- 自分の短所は何ですか
- そのほか自己PRに関するよくある質問
- 【例文あり】新卒の面接で聞かれる質問集:志望動機
- 志望動機を教えてください
- 当社は第一志望ですか
- (主に総合職)転勤があるが大丈夫か
- そのほか志望動機に関するよくある質問
- 【例文あり】新卒の面接で聞かれる質問集:ガクチカ
- 学生時代に力を入れたことを教えてください
- 学業以外で力を入れたことがあったら教えてください
- そのほかガクチカに関するよくある質問
- 【例文あり】新卒の面接で聞かれる質問集:業界
- 同業他社ではなく、なぜ当社を志望しているのですか
- 業界内での当社の強みについて教えてください
- そのほか業界に関するよくある質問
- 【例文あり】新卒の面接で聞かれる質問集:将来
- キャリアプランについて教えてください
- 10年後、どうなっていたいですか?
- そのほか将来に関するよくある質問
- 【例文あり】新卒の面接で聞かれる質問集:その他
- 自分を△△(動物・色など)にあてはめると?
- 学生と社会人の違いは何だと思いますか?
- その他のよくある質問
- 二次面接以降は深掘りした質問に注意
- 面接で好印象を残すための回答方法
- 結論を先に伝える
- 明るくはっきりとした声で話す
- 質問の意図を理解したうえで回答する
- 答えに詰まるときには、誰かに相談してみよう
【例文あり】新卒の面接で聞かれる質問集:自己紹介
面接の自己紹介では、聞かれた以上のことを長々と話す必要はありません。あくまで挨拶の一環として考え、簡潔にまとめることが大切です。自分の強みを無理にアピールしようとせず、自然な流れで話すよう心掛けましょう。
「例文でまるわかり!面接での自己紹介の答え方」の記事では自己紹介のポイントを紹介しているため、併せて参考にしてください。
自己紹介をお願いします
長過ぎる自己紹介は面接官の印象に残りづらく、飽きさせてしまう可能性があります。名前、大学、学んでいる分野、趣味や特技などを簡潔にまとめることが重要です。
○○大学○○学部4年の△△です。
大学では社会学を専攻し、特に地域コミュニティの活性化について研究してきました。卒業論文では、地域イベントが住民の交流に与える影響について分析を行っています。
趣味はカフェ巡りで、休日には新しいお店を開拓するのが楽しみです。店の雰囲気や接客の違いを観察することが好きで、日々の気づきをメモにまとめています。
本日はこのような貴重な機会をいただき、ありがとうございます。どうぞよろしくお願いいたします。
あなたの特技は何ですか?
どのような特技でも問題ありませんが、仕事に関連するものを選ぶのがおすすめです。たとえば、「整理整頓」「プレゼンテーション」「計画を立てること」など、業務で活かせそうなスキルを伝えると効果的です。
私の特技は、情報を整理して分かりやすく伝えることです。
大学ではゼミの発表やレポート作成の際に、複雑な内容を簡潔にまとめることを意識していました。たとえば、長い論文を読むときは、要点をノートにまとめて整理し、メンバーと共有することで議論をスムーズに進める工夫をしていました。
入社後もこの特技を活かし、分かりやすく伝える力を磨きながら、円滑なコミュニケーションを心掛けたいと思います。
あなたの趣味は何ですか?
趣味を聞かれる理由の多くは、応募者の価値観や性格を知りたいからです。そのため、ただ「〇〇が好きです」と答えるのではなく、趣味を通じて得た経験や学びを伝えましょう。
私の趣味は写真撮影です。
高校生のときに風景写真を撮る楽しさを知り、大学では休日を利用してさまざまな場所へ出かけて撮影しています。特に、同じ場所でも時間帯や天気によって違った表情を見せる点に魅力を感じています。
また、撮影を重ねるうちに、構図や光の使い方を工夫することで、より良い写真が撮れることを学びました。これは、物事を多角的に捉える視点をもつことにつながっています。
社会人になっても、仕事において一つの視点にとらわれず、柔軟な発想で物事を考え、最適な方法を見つける力を活かしたいと考えています。
自分の性格について
面接官は「自分の性格を理解し、それを仕事にどう活かせるのか」を見ています。抽象的な表現だけでなく、具体的なエピソードを交えて伝えましょう。
私は、粘り強く物事に取り組む性格です。
一度決めたことは最後までやり遂げるという信念をもち、大学時代もその姿勢を貫いてきました。
たとえば、ゼミの研究で統計データを用いた分析に初めて挑戦した際、当初はデータの処理に苦戦しました。しかし、参考書や論文を調べ、ゼミの先生や先輩に相談しながら試行錯誤を続けた結果、最終的に納得のいく分析を完成させることができました。
ときには1つのことにこだわり過ぎてしまうこともあります。そのため、優先順位を意識し、全体のスケジュールを見直す習慣をつけることで、柔軟に対応できるよう心掛けています。
入社後もこの粘り強さを活かし、困難な課題にも積極的に取り組み、着実に成果を出せるよう努力していきます。
そのほか自己紹介に関するよくある質問
そのほか自己紹介に関するよくある質問は、以下のとおりです。
・友人からはどんな人だと言われますか
・どんなタイプの人が苦手ですか
・苦手なことは何ですか
・なぜその専攻を選んだのですか
・研究内容を教えてください
・卒論のテーマは何ですか
・保有資格について教えてください
面接で聞かれる質問の対策をしたい方は、「就活の面接対策はどうする?よく聞かれる質問40選や選考突破のコツを解説」をぜひご覧ください。企業が見ているポイントや入退室のマナーも併せて解説しています。
自分の価値観とあった企業に出会える!27卒のスカウト登録はこちら
【例文あり】新卒の面接で聞かれる質問集:自己PR
自己PRは、面接において自分の強みをアピールできる最も重要なポイントです。「自分はこういう人間です」と伝えるだけではなく、「その強みが仕事にどう活かせるのか」を説明することが大切です。また、成功体験だけでなく、失敗から学んだことを交えれば、成長意欲を示せます。
自己PRを考える際のコツを知りたい方は、「自己PRは書き出しが重要!書き方のコツ・注意点や例文を紹介」もご一緒にご覧ください。
自己PRをしてください
企業は、あなたの強みが仕事にどのように活かせるのかを知りたがっています。単なる性格や姿勢の話ではなく、実際の業務に役立つ内容を意識しましょう。
私の強みは、粘り強く目標達成に向けて行動できることです。
大学時代、ゼミで地域活性化プロジェクトに取り組みました。私は地元の商店街の活性化を担当し、新たなイベントの企画を進めました。しかし、地元の店舗オーナーの協力を得るのが難しく、当初は思うように進みませんでした。
そこで、オーナーの方々と積極的にコミュニケーションを取り、個別にヒアリングを重ねることで、商店街の課題やニーズを把握しました。その結果、店舗ごとの特色を活かしたイベントを提案でき、最終的には10店舗以上が参加するイベントを成功させることができました。
この経験を通じて、相手の意見を尊重しながら粘り強く交渉を続ければ、目標を達成できるということを学びました。御社においても、チームで協力しながら、困難な課題にも粘り強く取り組んでいきたいと考えています。
あなたの長所は何ですか?
企業に貢献できる長所を伝えることで、採用後の活躍がイメージしやすくなります。
私の長所は、計画的に物事を進める力です。
大学では学業とアルバイト、サークル活動を両立させるため、毎週の予定を細かく管理していました。特に、アルバイトでは飲食店のシフト管理を任されており、希望が重なることの多い繁忙期でも、全員が無理なく働けるようスケジュールを調整しました。
その結果、急な欠勤が減り、店舗の業務がスムーズに回るようになりました。計画を立てることでチームの負担を減らせると実感し、それ以降も効率的なスケジュール管理を意識するようになりました。
御社においても、計画的な業務遂行を意識し、チームに貢献できるよう努めてまいります。
自分の短所は何ですか
短所を隠さず伝えれば、自己分析ができていることをアピールできます。そのうえで、どのように改善しようとしているのかを説明しましょう。短所を克服するためにどのような努力をしているのかを伝えることで、成長意欲をアピールできます。
私の短所は、1つの物事に集中し過ぎるあまり、視野が狭くなってしまうことです。
大学時代にゼミでチーム研究を行った際、自分の担当分野の調査に熱中するあまり、ほかのメンバーとの進捗共有が遅れてしまったことがありました。その結果、発表資料の統一感がなく、最後の修正に時間がかかってしまいました。
この経験を踏まえ、それ以降は定期的にチーム内で進捗確認を行い、ほかのメンバーの意見も積極的に取り入れるように心掛けています。その結果、研究の精度が向上し、チーム全体の成果にも貢献できるようになりました。
御社でも、一人で抱え込まず、周囲と連携を取りながら柔軟に対応できるよう努力していきます。
そのほか自己PRに関するよくある質問
そのほか自己PRに関するよくある質問は、以下のとおりです。
・挫折や失敗経験について教えてください
・自分のキャッチフレーズを教えてください
自分の価値観とあった企業に出会える!27卒のスカウト登録はこちら
【例文あり】新卒の面接で聞かれる質問集:志望動機
志望動機は、企業が気になる質問の一つです。この質問を通じて、応募者がどれだけ自社に関心をもち、どのように貢献できるかを評価します。そのため、どのようにその企業で活躍できるかを伝えることが重要です。
志望動機の基本的な作成方法を知りたい方は、「就活の志望動機はどう作る?基本的な構成や例文を解説」をチェックしてみてください。
志望動機を教えてください
志望動機を語る際は、企業の強みや、自分がその企業で成し遂げたいことを具体的に伝えると効果的です。「御社が好きだから」と伝えるだけでは単なるファンになってしまうため、どのような点に魅力を感じているのかを示しましょう。
私は、御社が提供する革新的な製品を通じて、より多くの人々に価値を提供したいと考え、御社を志望しました。御社は、業界で高いシェアを誇り、技術力の高さが際立っていますが、特に新しい市場に挑戦し続ける姿勢に強く共感しています。
大学時代には、マーケティング活動に携わり、データ分析を活用した戦略立案に取り組みました。この経験を活かし、御社の製品がより多くの消費者に届くようなマーケティング戦略を提案し、事業の成長に貢献したいと考えています。
当社は第一志望ですか
面接官は「第一志望か」を尋ねることで、志望度の高さや企業に対する本気度を見ています。たとえほかの企業も検討していたとしても、この企業が自分にとって魅力的である理由を説明しましょう。
はい、御社は私の第一志望です。
御社の企業文化や成長戦略に共感しており、自分のスキルを最大限に活かせる場所だと確信しています。特に、御社が積極的に新しい事業分野に挑戦している点に魅力を感じており、その一員として貢献したいと強く思っています。
(主に総合職)転勤があるが大丈夫か
転勤は仕事の一環として捉え、キャリアの成長や新たな環境での挑戦の機会として受け入れる意欲を示すことが大切です。
はい、転勤には問題ありません。
転勤によって、異なる地域や文化を経験することができ、自分の視野を広げるとともに、仕事のやり方や人間関係の構築においても大きな成長があると考えています。どの場所でも柔軟に対応し、御社の一員として貢献できるよう努力します。
そのほか志望動機に関するよくある質問
そのほか志望動機に関するよくある質問は、以下のとおりです。
・あなたの「企業を選ぶ基準」を教えてください
・入社後にやりたい仕事は何ですか
・業界の志望理由を教えてください
・希望職種は何ですか
・希望した部署に配属されなかったら、どうしますか
自分の価値観とあった企業に出会える!27卒のスカウト登録はこちら
【例文あり】新卒の面接で聞かれる質問集:ガクチカ
大学時代の経験を通じて、面接官はあなたの専門的な知識や能力だけでなく、問題解決力、コミュニケーション力、社会的な立ち回り方についても評価します。特に、学業以外でどのように成長したかや、人間関係をどのように築いてきたかが問われるでしょう。
インターンシップ、アルバイト、部活動、サークル活動、ボランティア活動などから得た教訓を具体的に伝えることは、面接において有利に働きます。
ガクチカの書き方を知りたい方は、「ガクチカとは?書き方のポイントや例文を徹底解説」を参考にしてください。
学生時代に力を入れたことを教えてください
直面した課題とそれをどのように解決したか、工夫した点や取り組んだ具体的なアクションを述べることが重要です。また、努力の結果どのような成果を得たか、そしてその経験から何を学んだかを明確に伝えましょう。
私が大学時代に力を入れたことは、効率的な単位取得と時間管理です。学業だけでなく、ボランティア活動やインターンシップにも積極的に取り組みたかったため、時間の使い方を計画的に管理することを心掛けました。
履修登録時はシラバスを詳しく確認し、上級生の先輩から実績やアドバイスを得て、空きコマを作らずに効率的に単位を取得しました。また、提出課題に関しても空き時間に取り組み、大学内で完結させるようにしました。
このように計画を立てて実行し、大学生活の時間を充実させることができ、ゼミに集中できる環境を作り上げました。
学業以外で力を入れたことがあったら教えてください
学業以外で力を入れた活動を通じて、自分の特性やスキルをアピールします。どのように取り組み、どんな成長を遂げたのかを具体的に示しましょう。
私は大学時代にサッカー部に所属し、サイドバックのポジションを獲得するために力を注ぎました。サイドバックを希望する部員が多く、ポジション争いは激しく、当初は体力に自信がありませんでした。そこで、毎日の練習前後に10kmのランニングを自分に課し、持久力を鍛えました。
その結果、持久力が向上し、試合で最後まで走り切ることができ、サイドバックのポジションを勝ち取りました。この経験から、どんなに困難な状況でも努力と戦略で結果を出せることを学び、御社でも粘り強く取り組んで成果を上げる自信をもっています。
そのほかガクチカに関するよくある質問
そのほかガクチカに関するよくある質問は、以下のとおりです。
・サークルや部活動はやっていましたか
・アルバイト経験について教えてください
自分の価値観とあった企業に出会える!27卒のスカウト登録はこちら
【例文あり】新卒の面接で聞かれる質問集:業界
業界に関する質問は、企業の志望動機と密接に関連しています。企業や業界に対する理解が深いことを示せば、面接官に強い印象を与えられるでしょう。業界内でのポジションや特徴を正確に理解し、その中でなぜその企業を選んだのかを説明することが大切です。
同業他社ではなく、なぜ当社を志望しているのですか
企業がどのような文化や価値観をもっているか、またその特徴が自分の価値観やスキルとどうマッチするかを具体的に説明することが大切です。他社との違いや、企業が特に注力している事業やビジョンを理解し、その強みに共感している点を伝えましょう。
個人の意思を尊重し、チーム全体で創造的に仕事を進めている環境に魅力を感じて、御社を志望しました。
大学時代、演劇サークルの活動で集客のためにSNS運用を提案し、単なる公演告知にとどまらず、役者の紹介やシーンの動画配信を行った結果、多くの観客を引き寄せることができました。この経験から、顧客の行動を分析し、アイデアを具体化することの楽しさを学びました。
御社の、社員一人ひとりが自由にアイデアを出し合い、視覚的に楽しい広告を制作しているという点に惹かれました。私もその一員として、顧客に届く広告を作り上げていきたいと考えています。
業界内での当社の強みについて教えてください
業界内で他社と比べてどう優れているのかを具体的に説明できると、企業に対する理解の深さをアピールできます。
私が考える御社の強みは、卓越した技術力と製品デザインにあります。特に、御社の製品は他社と比べて使い勝手が良く、デザイン性も優れており、消費者から高い評価を得ている点が特徴的だと感じています。
この技術力とデザインの融合こそが、御社が市場で競争力をもつ大きな要因であると思います。私もこの技術力を活かした製品開発に携わり、将来的には御社の看板製品を手掛けることで、さらに多くの人々に愛される製品を生み出していきたいと考えています。
そのほか業界に関するよくある質問
そのほか業界に関するよくある質問は、以下のとおりです。
・当社の弱みをどのように認識していますか
・弊社の商品やサービスで使ったことがあるものは何ですか
自分の価値観とあった企業に出会える!27卒のスカウト登録はこちら
【例文あり】新卒の面接で聞かれる質問集:将来
新卒の面接で、将来について質問されるケースがあります。将来の目標やキャリアプランを伝え、企業に対して自分が成長し続ける姿を描き、その企業で働く意義を示すことが重要です。将来を見据えた人材は、「入社後に長期的に活躍できる可能性が高い」と評価されるでしょう。
キャリアプランの例を知りたい方は、「キャリアプランの例文18選!面接での答え方や思いつかないときの考え方」をご覧ください。
キャリアプランについて教えてください
自分のキャリアビジョンとその実現方法を具体的に説明し、入社後にどのように成長していくのかを伝えましょう。
私のキャリアプランは、新規顧客開拓で社内ナンバーワンの営業職を目指すことです。入社後は、目標設定とその改善を繰り返し、5年後には若手社員の中で最も高い目標達成率を実現できるような人材に成長したいと考えています。
そのためには、既存の営業手法に加えて、今まで着手されていなかった大型案件の受注や異業界の顧客獲得にも挑戦し、御社の事業領域の拡大に貢献したいと思っています。
現在、私は学生団体やボランティア活動を通じて人脈力を磨いており、この習慣を社会人になっても続け、営業職として成果を挙げることで御社の利益拡大に寄与したいと考えています。
10年後、どうなっていたいですか?
企業の長期的な目標と自分の将来像を結びつければ、企業にとっても魅力的な存在であることをアピールできます。
10年後には、御社の企画部の中心的存在として、企業の成長を牽引する立役者になっていたいと考えています。私は幼いころから組織の成長に強い興味をもち、大学時代にはメンバーの少ないサークルで活動計画を立て、実行することでメンバーを増やしました。
この経験から、組織を成長させるために必要な戦略を学びました。
御社は、今後10年間を「躍進の期間」と位置づけ、社会貢献性や知名度アップを目標にしています。このような成長過程において、私は企画部の一員として御社の成長に貢献し、業界や社会からも求められる企業を作り上げていきたいです。
そのために、現在は企業の経営戦略や成功事例を学び、入社後は実務を通じて実践的な経験を積み重ねていきます。
そのほか将来に関するよくある質問
そのほか将来に関するよくある質問は、以下のとおりです。
・当社でどうなりたいですか
・〇年後はどのようになっていたいですか
自分の価値観とあった企業に出会える!27卒のスカウト登録はこちら
【例文あり】新卒の面接で聞かれる質問集:その他
新卒の面接で想定される質問の中には、あなたの個性や考え方を知るためにユニークな質問が含まれることがあります。これらの質問に答える際には、創造力や自己理解を示すとともに、柔軟に対応できる能力をアピールすることが求められるでしょう。
自分を△△(動物・色など)にあてはめると?
企業はこのような質問を通して、あなたの発想力や臨機応変な対応能力を確認しているのでしょう。
私を動物に例えると、カメレオンです。カメレオンは環境に応じて色を変えることで、どんな状況にも適応できる能力をもっています。私は、どんな環境でも柔軟に適応し、最適な結果を出すことを大切にしています。
大学でのグループワークやインターンシップの際に、メンバーそれぞれの得意分野や性格に合わせて、自分の役割をうまく調整してきました。
その結果、意見の対立を解決し、チーム全体で目標を達成することができました。この柔軟性を活かし、どのような変化にも迅速に対応し、チームの成果を最大化していきたいと考えています。
学生と社会人の違いは何だと思いますか?
社会人としての自覚や心構えをもっているかを評価するためのものです。企業は、学生気分が抜けていない学生よりも、社会人としての責任感や決断力をもつ学生を採用したいと考えています。
学生と社会人の大きな違いは、責任をもった決断を迅速に下さなければならない点だと考えています。学生時代は、先生や親の指示を待って行動することが多いですが、社会人は自分で考え、判断し、行動に移さなければなりません。
たとえば、大学のゼミでは与えられた課題に対して計画を立て、期限を守って完成させることが求められました。しかし、社会人としては、日々の業務やプロジェクトにおいて、自分の判断で最適な選択をし、業務の進行を決定しなければなりません。
このような責任感と決断力をもって、御社でも早期に成果を上げていけるよう努力していきたいと考えています。
その他のよくある質問
その他のよくある質問は、以下のとおりです。
・現時点で内定はありますか
・働くうえで大切にしたいことは何ですか?
・質問はありますか?
面接対策をきちんと行いたい方には、「就活の面接で聞かれる質問集40選!答え方のポイントや回答例も解説」の記事をおすすめします。逆質問の例や企業に好印象を与えるコツも紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
自分の価値観とあった企業に出会える!27卒のスカウト登録はこちら
二次面接以降は深掘りした質問に注意
一次面接では、基本的な質問が中心だったため、志望動機や自己PRをうまく伝えられた方も多いでしょう。しかし、二次面接以降ではより深掘りされた質問が増え、あなたの内面や行動の背景を詳しく知ろうとする面接官が多くなります。
二次面接では「なぜその行動をとったのか」「その考え方に至った経緯は?」といった、1つの質問に対してさらに具体的な答えを求められることが増えるでしょう。単に表面的な答えをするのではなく、過去の経験や考え方に基づく説得力のある説明が必要です。
念入りに準備をして、より具体的かつ深い質問にも自信をもって対応できるようにしましょう。
自分の価値観とあった企業に出会える!27卒のスカウト登録はこちら
面接で好印象を残すための回答方法
面接で好印象を残すためには、自分の意見をありのままに伝えるだけではなく、伝え方にも工夫が必要です。ここでは、面接で質問に対して効果的に答えるためのポイントを紹介します。
結論を先に伝える
面接で質問を受けた際は、「結論を先に伝える」ことを意識しましょう。面接官は限られた時間内で多くの質問を聞くため、回答内容をその場で理解してもらう必要があります。結論を最初に述べ、そのあとに根拠や理由を説明する形で回答を構成すると、相手に分かりやすく伝わるでしょう。
たとえば、志望動機を問われた場合、「私は○○という理由で志望しました」と結論を最初に述べ、そのあとに具体的な理由を説明します。このように結論→根拠→結論の流れを意識すると、答えが整理されて伝わりやすくなるでしょう。
逆に、結論をあと回しにしてしまうと話が長くなり、面接官にとっては答えが不明瞭に感じられる可能性があるため注意が必要です。
明るくはっきりとした声で話す
面接では「声のトーン」と「表情」も大切です。特に新卒の面接では、フレッシュさや元気の良さが求められます。アピール内容が素晴らしくても、表情が暗かったり声が小さかったりすると、せっかくの魅力が伝わりにくくなってしまいます。
普段より少し高めの声で話すと、自然と元気な印象を与えやすく、相手が聞き取りやすくなるでしょう。面接中は緊張して表情が硬くなりがちですが、笑顔を忘れずに、ポジティブな気持ちを表現することが重要です。
ポジティブなエネルギーを伝えることで、面接官に好印象を与えられるでしょう。
質問の意図を理解したうえで回答する
面接での質問に適切に答えるためには、面接官の質問の意図を理解することが大切です。面接官は、あなたのどの部分を見ているのか、何を確認したいのかを考えて質問を投げかけています。そのため、質問の背景にある意図を理解し、それにもとづいて回答することが求められるでしょう。
面接対策を行う以前に、「全体の流れを把握したい」「就活のやり方を見直したい」などと考えている方もいるかもしれません。そのような方には、「就活のやり方を徹底解説!基本的な進め方やスケジュールをご紹介」の記事をおすすめします。
自分の価値観とあった企業に出会える!27卒のスカウト登録はこちら
答えに詰まるときには、誰かに相談してみよう
「一人で面接対策をするのが不安」「回答を考えたけれど、心配なので誰かに見てほしい」などのお悩みを抱えている就活生は、就職エージェントに相談するのも手です。就職エージェントに登録すると、就活のプロであるキャリアアドバイザーに相談ができます。
なかでも「キャリアチケット」は、新卒の就活生に向けてサポートを行っています。求人紹介やエントリーシート・履歴書の添削、模擬面接などを行い、就活を全面的にフォローするので、行き詰まっている方はお気軽にご相談ください。
自分の価値観とあった企業に出会える!27卒のスカウト登録はこちら