グループディスカッションの種類ごとに対策方法はある?

選考のなかでも苦手な方も多いグループディスカッション。 グループディスカッションの中にも複数の種類があり、それぞれ対策法やよくあるテーマが違うことを知っておくことも突破方法のひとつです。 当コラムでは、グループディスカッションの進め方や事前準備についてまとめています。 苦手意識のある方は、当コラムを読んでグループディスカッションを突破しましょう!

目次
 

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自由討論型のテーマ例と対策法

自由討論型のグループディスカッションは、基本的に答えのない問題について、自由に討論する形式をとっています。

よくあるテーマは、専門的なものや難しいものではなく、誰でも意見が出しやすい一般的なテーマが多いようです。
・幸せの定義とは?
・働くことの意味とは?
・新しい国民の休日を考えてください 
・社会人に必要な能力は? など

自由討論型では、答えのレベルはあまり重視されず、「どう議論に取り組んでいたか」を重点的に見られることが多いようです。

具体的な対策法は
・テーマが抽象的なため論点がズレないよう気をつける(定義付けをしっかりと行う)
・他の人の話や意見をしっかり聞く
・安易に他の人の意見を否定しない
・時間配分に気をつける
・根拠を明らかにして意見を述べる
などが挙げられます。

「しっかりと自分の意見を言えるか」「チームワークを大切にしているか」という基本的な部分が部分が評価されるようです。

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選択型のテーマ例と対処法

選択型は、複数の選択肢の中から1つを選び出したり、順位をつける形式です。

よく出るテーマは、誰でも意見が出しやすいものから専門的なものまで、難易度の幅が広いことが特徴。
また、個人的な感情や主張が強くなりがちなテーマも多いため、合意形成が難しくなる傾向もあるようです。

・無人島に持っていくなら、ライター、懐中電灯、ナイフの中でどれ?
・このメンバーの中から一人を採用するとしたら誰?
・お金、親友、恋人に優先順をつけるとしたら? など

選択型グループディスカッションでは、グループの意見をいかにまとめるか、その経過と選んだ背景に注目されるようです。

具体的な対策法として、
・メンバー全員が納得できる基準を決める
・多数決は行わない
という点が挙げられます。

テーマの目的を達成するために重視するべき選択基準を先に決めておけば、個人の感情を抜きにした、メンバー全員が納得できる結論を導き出せるでしょう。

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ディベート型のテーマ例と対策法

ディベート型は、賛否の分かれるテーマについて、2つのグループに分かれて討論を行うグループディスカッション。

一般的に賛成派と反対派に分かれるテーマを出され、自分で好きな意見を選べるケースと、面接官が強制的にグループ分けを行うケースがあるようです。
よくあるテーマは、
・年功序列制度を廃止すべきか
・大企業と中小企業ではどちらが良いか
・原子力発電は必要か不要か など

ディベート型は賛否のあるテーマのため、「論理的な意見を述べられるか」「チーム内で論理をまとめられるか」など、論理思考力を重視される傾向があるようです。

対策方法としては、
・自己主張の押し付け合いにならないよう、相手の意見を受け止める
・相手の意見や主張を予想する
・PREP法を活用し、根拠を明確にしながら意見を述べる
などがあります。

特に、相手の意見を事前に予想し、その意見に対するカウンター意見を用意しておくことはディベート型グループディスカッションには非常に有効な方法です。

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