自分の良い面を人にアピールすることは、とても難しいものです。 このコラムでは、自己PRの見つけ方や着目するポイント、上手に伝える方法をご紹介します。 ぜひ参考にして、過去最高の自己PR文を準備しておきましょう!
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自己PRに成績の良さや実績は関係ない
面接では自己PRを求められる機会が多く、「自己PRがない…」と悩む人もたくさんいることでしょう。さらに、自己PRでは何かの実績を語らなければ…と思っている人も多数いるようです。
では、どのような点に着目して自己PRを行ったらよいのかを下記で見ていきましょう。
・成績は関係ない
・注目されるような話をしなくてもよい(留学経験、サークル立ち上げなど)
・実績が評価されるわけではない
・自分自身の人柄や思考能力、取り組みへの姿勢などを伝えることが重要
・一生懸命打ち込んだことに焦点をあてる
・経験を経て何を学んだのかを具体的に説明する
など
自己PRの強みは、頑張ったことよりも「成績」や「実績」だと思っている人が多い傾向にあります。
しかし採用担当者は、人から「すごいね!」と言われるような経験を聞きたいわけではありません。自己PRから知りたいことは、個人の成績や実績ではなく、一人ひとりの頑張った出来事とそのプロセスです。
自己PRでは、自分が一番頑張ったストーリーをありのまま話しましょう。
ポイントは、「具体的な内容」「活動に至った経緯」「取り組み方」「学んだこと」を伝えることです。
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自己PRの題材は長所探しからスタート!
自己PRに必要な経験談は、自分の長所探しからはじめてみてください。
まずは、自己分析から始めます。
これまでの経験を思い返して、共通する長所を探しましょう。
探すポイントは、「気配り」や「我慢強さ」、「リーダーシップ」といった行動から見えてくる内面部分を見ることです。
自分のプラスになる個性を探したあとは、過去の経験の中で一番懸命に取り組んだことに着目します。
結果に焦点をあてる必要はありません。
自身の長所が最も色濃く現れているエピソードを選びます。
一生懸命に取り組んだ一つの経験が見つかったら、学んだことや努力した過程を振り返りましょう。
実績のないものであっても、結果に向かって取り組んだ「姿勢」が重要です。
どのように行動したのか、どのように取り組んだのか…といった活動内容を詳しく思い出してみてください。
もし、自分では長所が思見つけられない…という人は、家族や友人、先輩、先生など、周りの第三者に意見を聞いてみるのも良いでしょう。
自分では見つけられなかった良い一面が見つかることで、その長所を軸に経験を遡ることができます。
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自己PRは結論から語り、嘘は語るべからず
長所探しも経験談も見つかったら、最後に自己PRの流れを調整しましょう。
まず先に述べるのは「結論」です。
次に結論の根拠となるエピソードを説明します。
その中で、行動に至った経緯や取り組んだ内容、思考、学んだことを簡潔に盛り込んでいきます。
最後に、行動の結果を通して、入社後に活かせる自分の強みを展開。未来の社員像を想像することで、企業側もモチベーションを挙げている可能性があります。
今後に結びつけてアピールすることはもちろん、あらゆる質問への答えを用意しておくことも大切です。
自己PRに最適な経験を探るポイントは以下を参考にしてみてください。
・学業(資格取得、語学の勉強)
・趣味、サークル活動(こだわり、信念)
・アルバイト(仕事経験)
など
エピソードを語るうえでやってはいけないことは、話を作ることです。
嘘偽りのない経験を話すことで、企業も就活者側も入社後にイメージが崩れ落ちてしまうことはないでしょう。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。