ビジネスシーンに役立つ!ロジカルシンキングの考え方とは?

このページのまとめ

  • ロジカルシンキングとは論理的思考能力という意味
  • ビジネスシーンだけでなくプライベートでも役立つスキルの1つ
  • 演繹法、帰納法、弁証法という考え方を用いる
  • ロジックツリーやMECEなどのフレームワークも用いると効果的
  • 結論ファーストや「なぜ」を繰り返すことで鍛えられる

コンサルティングや営業などの職種において、重要な能力の1つと言われるロジカルシンキング。スムーズなコミュニケーションにとても大切なことだと言われています。
ロジカルシンキングを身につけることで、就職活動はもちろん、プライベートにおいても役に立つでしょう。20代の早いうちからトレーニングして、強みを1つ増やしてみませんか?

 

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ロジカルシンキングってどういうもの?

ロジカルシンキングを直訳すると、「ロジカル=論理的」「シンキング=考え方」であり、論理的思考能力という意味を持ちます。
具体的に説明すると、物事を「抜け漏れなく・順序立てて・矛盾なく考える力」ということ。問題に直面した際の解決策の提示、企画書の作成、アイデア出し、プレゼンテーション、折衝など、ロジカルシンキングはさまざまなビジネスシーンで役に立ちます。
ロジカルシンキングは、与えられた情報を、ある手法や枠組みに従い体系的に整理・分析することで、わかりやすい解決策を導き出すことが可能です。
次項にて、手法や枠組みについて深掘りしていきます。

 

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ロジカルシンキングの基本的な考え方

ロジカルシンキングを高めるためには3つの手法が存在します。それぞれの手法を理解しておくことで、どのようなシーンでどの手法を用いるのが良いのかを判断することが可能。結果的にケースに応じた論理的な結論を導き出すことに繋がります。
それぞれの手法を見ていきましょう。

演繹法

演繹法(えんえきほう)とは、一般的で普遍的な決まり事を前提に、新たに得た情報を当てはめ結論を導き出す方法を指します。
例えば、一般的な決まり事「面接時はスーツを着用するのが基本」に対し、新たに得た情報「友人は私服で面接に行ってしまい、注意された挙げ句内定を逃した」を当てはめ、「面接ではスーツを着用しないと合否に響く」という結論を導き出すのが演繹法です。
言葉だけ聞くと難しく感じるかもしれませんが、「車は信号が青のときに進むことができる(一般論)」「目の前の信号は赤だ(新たな情報)」「今は進むことができない」というように、普段何気なく行えている思考方法の1つでもあります。

帰納法

帰納法(きのうほう)とは、さまざまな物事から導き出される共通点を挙げ、結論を出す方法を指します。帰納的推論とも言われており、演繹法とは逆の思考方法です。
例えば、「インターンに参加する学生が多い」「先輩からインターンへの参加を勧められた」「友人からインターンに参加して得られたメリットを聞いた」といった複数の情報に対し共通点を考え、「就活でインターンに参加することは意義のあること」だと結論を導き出すことができます。

弁証法

弁証法とは、1つの命題(テーゼ)に対し出た矛盾や反対意見(アンチテーゼ)のどちらかを否定するのではなく、両者を考慮しより統合案(ジンテーゼ)を導き出す方法です。
例えば、「雨が降りそうだから傘を持って行ったほうが安心だ」というテーゼに対し、「面接会場に傘を持ち込むと邪魔だし誰かに盗まれるかもしれないから持って行きたくない」というアンチテーゼが生まれたとします。
両者の意見を考慮した結果、「かばんに折り畳み傘を忍ばせておこう」というジンテーゼを導き出すことができるでしょう。

 

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ロジカルシンキングのフレームワーク例

演繹法・帰納法・弁証法が理解できたら、さらに具体的な結論を出すために、思考の枠組みであるフレームワークについてもおさえておきましょう。

ロジックツリー

課題に対し、考えられることを木の枝状に分解。どのような道筋で課題を解決するのが効果的なのかを導き出すことができるフレームワークです。
例えば、「せっかく買ったスーツが太って入らなくなったのでダイエットする」という課題を一段目に書き、二段目には「食事の量を減らす」「運動する」といったことが考えられます。
さらに三段目には、「食事の内容を見直す」「食事する時間帯を見直す」「自分にできる運動を考える」「三日坊主で終わらないような続けられる運動を考える」といったことが考えられるでしょう。
四段目には、「和食中心にする」「間食はしない」「18時までに夕食を済ませる」「お金がかからないウォーキングをする」「モチベーションを上げるために音楽を聞きながら歩く」とさらに具体的な案が生まれます。
それぞれに下調べが必要でより多くの項目を抽出することが大切です。課題によっては多くの作業時間を要しますが、1つの課題に対して多くの解決策を導き出すことができるというメリットが得られます。

MECE

MECEとは、Mutually Exclusive and Collectively Exhaustiveの頭文字を取ってできており、漏れがなく重複がないという意味を持つ言葉です。
ロジカルシンキングの基本概念と言われ、ミーシーやミッシーと呼ばれています。結論を導く上で、漏れがあったり重複があったりしては、正確なゴールが生まれないかもしれないため、MECEを用いて考えることは大切なことです。
MECEは、さきほど紹介したロジックツリーで項目を洗い出す際にも使用されますし、プロジェクトを洗い出すときや商品を企画するとき、調査対象・項目の選定など、ビジネスシーンで幅広く役立ちます。
例えば、女性をターゲットにしたアプリを開発するというプロジェクトにおいて、ターゲットの洗い出しを求められたとします。MECEをもとに考えてみましょう。
「主婦」「OL」「フリーター」「ニート」「シニア層」と細分化してみても、実はこれでは不十分です。
中には主婦とOLを兼務している人もいますし、シニア層のというくくりのままでは年齢層も不明瞭。また、学生も対象になると考えられます。
MECEを用いる際は、重複や漏れがないよう注意し洗い出すようにしましょう。

 

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ロジカルシンキングは就活でどう役立つ?

ビジネスシーンに限らず、就活でも幅広く役立つロジカルシンキング。具体的にどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。

・応募書類で、志望動機や自己PRを簡潔に伝えることができる
・面接で、準備していない質問を受けても慌てず落ち着いて回答できる
・問題解決能力やコミュニケーション能力、分析力の高さなどをアピールできる
・伝える内容に説得力を持たせることができる
・入社後に活躍できる人材であるということをアピールできる
・自己分析などにも役立てることができる

上記に挙げたとおり、ロジカルシンキングを鍛えることでできることはどんどん増えていきます。ロジカルシンキングの向上に伴い、自然と自信を身につけることができるでしょう。
就活において自信を持つことはとても大切なことです。応募書類や面接などでライバルに差をつけるためにも、早いうちからトレーニングを始めることをおすすめします。

 

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ロジカルシンキングはどう鍛える?

トレーニング方法を紹介する前に、今の時点でロジカルシンキングができているかどうか、下記項目にてチェックしてみましょう。

・理由を聞かれたとき、答えに困ることがある
・人に何かを説明することが苦手
・一方的に話すことが多く、人の意見をじっくり聞くことができない
・言っている意味が分からないと言われることがある

この例はロジカルシンキングができていない人の特徴です。ロジカルシンキングが身についている人は、上記の逆。相手に分かりやすく理由を説明でき、相手の言いたいことを理解することができます。
ぜんぶ当てはまってしまったという人でも、トレーニングで誰でも身につけることが可能。では具体的なトレーニング方法について見ていきましょう。

結論を最初に話す

相手に何かを話すときは、結論ファーストを意識しましょう。前置きを言ったあとに結論を言うことで、「話の論点はどこ?」「結局なにが言いたい?」と、混乱を招きかねません。
スムーズな会話のためには、結論・結論に至った理由・理由を裏付けるデータ、といった流れで説明します。より説得力が増し理解を得ることができるでしょう。

So what?を繰り返す

課題が出てきたときや問題が発生したとき、なぜそうなったのかを考えてみましょう。理由は1つだけではなく、最低でも3つ考えます。
1回めの「なぜ」で出てきた原因1に対してまた「なぜ」と考察。考察して出てきた原因2に対してまた「なぜ」と繰り返していく要領です。
子どもが「なんで?なんで?」と、いろいろなことに対して理由を求めるように、日頃から「So what?」を意識し考え癖をつけることをおすすめします。

反対の立場からも考察する

何かの議題であなたの意見と反対の意見が出たとします。ここで、自分の意見を正しいと思い込んでは視野が狭くなってしまいがち。反対意見もじっくり考察するようしましょう。
なぜそう思うのかを「So what?」の要領で考えることで、さまざまな角度から物事を分析できるようになります。

いかがでしたか?これらを実践して習慣づけることで、論理的な思考能力を身につけることができます。書籍やインターネットのサイト上に、ロジカルシンキングの例題がたくさん載っていますので、ぜひトレーニングしてみてください。

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