このページのまとめ
- 大学生のうちにやるべきことは、旅行や留学などの新しい経験
- 大学生のうちにやるべきことには、研究や資格取得などの勉強もある
- 大学生は時間に余裕を持ちやすいので、いろいろなことに挑戦するのが大事
「大学生のうちにやるべきことってなんだろう?」と気になる人もいるでしょう。「これは絶対にやるべき」というものはありませんが、旅行や留学など、自分が興味のあることには積極的にチャレンジしてみるのがオススメです。
この記事では、大学生のうちにやるべきことを、経験編・勉強編・就活編の3つに分けて30個紹介しています。最後まで読めば、今から自分は何をすればいいか明確になるはずです。
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- 大学生のうちにやるべきこと10選【遊び・経験編】
- 旅行して新しい土地を知る
- 人間関係を広げる
- 趣味に没頭する
- 海外留学する
- ボランティアをする
- 一人暮らしをする
- アルバイトをする
- サークル活動に参加する
- ビジネスを始める
- 恋愛経験を積む
- 大学生のうちにやるべきこと10選【勉強編】
- 専門分野の研究を行う
- 資格を取得する
- 一般教養を学ぶ
- 運転免許を取得する
- マネーリテラシーを学ぶ
- PCスキルやITスキルを身につける
- 語学を勉強する
- 自分磨きをする
- 読書をする
- 情報発信を行う
- 大学生のうちにやるべきこと10選【就活編】
- 長期インターンシップに参加する
- 短期インターンシップに参加する
- 自己分析を行う
- 業界研究を行う
- 企業研究を行う
- キャリアについて考える
- OB・OG訪問を行う
- ビジネスマナーを学ぶ
- 就活費用を貯める
- 就活エージェントに相談する
- 大学生のうちにやるべきことを選ぶ際の基準
- 人生経験になるかどうか
- 時間を多く必要とする出来事かどうか
- 社会人になると実現しにくくなるかどうか
- 就職活動にプラスに働くかどうか
- 大学生のうちにやるべきではないこと5選
- 大学をサボる
- お金の貸し借りをする
- 不規則な生活を送る
- 知識や経験が得られないアルバイトをする
- 同じ環境にとどまり続ける
- 大学生がやるべきだったと後悔したランキング
- 学業に真面目に向き合うべきだった
- 遊びなどのプライベートに時間を使うべきだった
- アルバイトを始めればよかった
- 友達や人脈作りを頑張るべきだった
- サークルやボランティアに参加しておくべきだった
- 今すぐ活用したい大学生ならではの3つのメリット
- 時間や金銭に余裕がある
- いろいろな人に出会える
- 設備の整ったキャンパスを利用できる
- 大学生活だけではなく将来も充実させたいあなたへ
大学生のうちにやるべきこと10選【遊び・経験編】
大学生のうちに、趣味や旅行など多くの経験を積んでおくのがオススメです。経験した内容の幅が広がれば、社会に出て役立つ場面もあるでしょう。
ここでは、大学生のうちにやるべきことを10個紹介します。
旅行して新しい土地を知る
社会人になると、長期休みがとれなかったり友人との予定が合わせにくかったりする場合もあるので、大学生のうちに旅行をしておきましょう。
新しい土地を訪れたり知らない人と出会ったりする経験は、よい思い出になります。また、その後の人生や考え方にも影響を与えるでしょう。
人間関係を広げる
大学は、新しい人間関係を作るチャンスです。ゼミやサークル、アルバイトなどを活用して人間関係を広げましょう。
学内では、サークルや学園祭実行委員などに属すると、学部を問わず友人ができるのでオススメです。また、アルバイトやボランティアであれば学外の友人も作れます。
趣味に没頭する
趣味を作り没頭するのもオススメです。大学生を機に、新しい趣味を見つけるのもよいでしょう。
たとえば、スポーツが好きな場合はスポーツ観戦をしたり、チームに所属したりできます。音楽やバンド活動、登山、車・バイクの運転など好きなことに打ち込むと、生活が充実するでしょう。
趣味を見つければ、就活でもアピールできるかもしれません。就活でアピールできる趣味を「エントリーシートの「趣味・特技」70選!アピールにつながる例文も解説」の記事で紹介しているので、こちらもぜひ参考にしてください。
海外留学する
大学生のうちに海外留学をするのもオススメです。日本とは言語も文化も違うので、海外の生活に触れるのはよい経験になるでしょう。
留学をすれば、語学力の向上にもつながります。語学力は就活でアピール材料になることも。就職活動で留学経験をアピールする場合は、「自己PRで留学経験をアピールするには?評価される強みや構成を解説」の記事を参考にしてください。
ボランティアをする
ボランティア活動に参加し、社会貢献を行うのもオススメです。地域のごみ拾いから災害支援まで、幅広いボランティアがあるので探してみましょう。
ボランティアの申し込みは、大学の学生センターからでも可能です。ボランティア団体もあるので、調べてみてください。
一人暮らしをする
大学進学を機に、一人暮らしをするのもよいでしょう。家事と勉強の両立の大変さを学ぶよい機会になります。
一人暮らしをする場合、各種手続きや公共料金の支払いなど、家族に任せていたことを自分で行わなければなりません。大変さはありますが自信になるでしょう。
アルバイトをする
アルバイトを行い、社会人として仕事をするときに備えて社会経験を積むのもオススメです。
独立行政法人日本学生支援機構の「令和2年度学生生活調査結果(p.11)」によると、アルバイトに従事している大学生は80.7%でした。現代では、大学生がアルバイトを行うのは一般的といえます。
アルバイトをするとお金を稼げるだけでなく、社会人に必要なマナーやコミュニケーションを身につけられるのがメリット。マナーや言葉遣いは就職活動でも必要なので、アルバイトを通して学んでおきましょう。
参照元
独立行政法人日本学生支援機構
令和2年度学生生活調査・高等専門学校生生活調査・専修学校生生活調査
サークル活動に参加する
大学には運動系から文化系までさまざまなサークルがあるので、興味のある活動を楽しみましょう。
サークル活動は、楽しむだけではなく、コミュニケーションや組織で活動する経験を積む機会にもなります。大学卒業後の友人関係もサークルで作れるので、参加するとよいでしょう。
ビジネスを始める
ビジネスを始めたり起業をしたりするのもオススメです。若いうちから挑戦すれば、もし失敗してもやり直しがしやすいからです。
また、ビジネスの経験は就活でのアピールにつながります。うまくいけば大学卒業後もそのまま仕事にできるので、やりたい事業があれば挑戦してみるのもよいでしょう。
ビジネスや起業を考えている就活生は、「起業したい大学生が押さえるべきポイントは?」の記事を参考にしてください。
恋愛経験を積む
恋愛経験も、人生を豊かにする経験の一つです。出会いは一期一会なので、大学での出会いも大切にしましょう。
社会人になると仕事が生活の基本となり、大学時代よりも出会いの機会が減ります。同じ学部だけではなく、サークルや部活、アルバイトなど幅広い出会いを経験できるのは、大学生ならではです。
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大学生のうちにやるべきこと10選【勉強編】
大学生のうちは勉強にも力を入れましょう。学生の本分は勉強です。サークル活動やアルバイトだけに集中しないように注意してください。
ここでは、大学生のうちにやるべき勉強について解説します。
専門分野の研究を行う
専門分野の研究を行い、深く学んでみましょう。完成度の高い卒業論文や卒業研究を完成させるためには、専門分野の勉強が必要です。
専門分野の研究を行うのは、文献を読み込んだり、資料を作成したりするので大変な作業です。しかし、勉強して知識をつけることで成長につながるでしょう。
資格を取得する
資格を取得して、スキルアップや就活に役立てるのもオススメです。大学生の場合、次のような資格取得にチャレンジしてみましょう。
・MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
・TOEIC
・宅地建物取引士
・ファイナンシャルプランナー
・社会保険労務士
・日商簿記検定
・秘書検定
・ITパスポート
・基本情報技術者
・公認会計士
大学生にオススメの資格については、「大学生のうちに取るべきおすすめの資格14選!文系・理系・業種別に紹介」でも詳しく解説しています。どのような資格を取ればよいかわからない場合は、ぜひ参考にしてください。
一般教養を学ぶ
新聞やニュースをチェックし、一般教養を身につけましょう。就活の面接では、時事問題について聞かれるケースがあります。
また、就活の試験では、ことわざや四字熟語、分数の計算など、中学・高校レベルの教養が必要になります。大学生になると忘れてしまう人も多いので、復習しておきましょう。
運転免許を取得する
大学生の間に運転免許を取得するのもオススメです。教習所に通うのが面倒なら、合宿で取得する方法もあります。
社会人になると自由な時間が少なくなり、働きながら免許を取るのは大変でしょう。仕事で車を使うケースもあるので、学生のうちに取得してみてください。
マネーリテラシーを学ぶ
マネーリテラシーとは、お金に関する判断力や知識のことです。社会人が経済的に自立するために、マネーリテラシーは欠かせません。
政府広報オンラインの「「金融リテラシー」って何? 最低限身に付けておきたいお金の知識と判断力」によると、次の4項目を身につける必要があるといわれています。
・家計管理
・生活設計
・金融と経済の基礎知識と、金融商品を選ぶスキル
・外部の知見の適切な活用
マネーリテラシーは、1人暮らしをしている大学生であれば徐々に身につくでしょう。しかし、学校や会社では教えてもらえないことなので、自分から情報を集めることが大切です。
参照元
政府広報オンライン
「金融リテラシー」って何? 最低限身に付けておきたいお金の知識と判断力
PCスキルやITスキルを身につける
PCスキルやITスキルも身につけておきましょう。ITが発達する現代では、仕事でも日常生活でもITスキルが求められます。
ITスキルを身につけるためには、次のような方法が有効です。
・ITパスポート検定を受験する
・プログラミングを学ぶ
・WordやExcelなどを学ぶ
・MOSの資格を取る
現代は、スマートフォンの普及によりパソコンを使わない学生も増えている状況です。しかし、仕事ではパソコンの使用が一般的なので、PCスキルも学ぶようにしてください。
語学を勉強する
英語や中国語などの語学を勉強するのもオススメです。時間がある場合には、留学も行ってみるとよいでしょう。
たとえば、TOEICや英検のような資格取得を目指す方法もあります。また、交流目的に語学を勉強するのもよいでしょう。英語を覚えておけば就活にも役立ちます。大学ではサークルや無料講座などが実施されている場合もあるので、活用してみてください。
自分磨きをする
内面と外見の両方に対して、自分磨きを行うのも大切です。自分磨きを行えば、「自信を持てるようになった」「交友関係が広がった」のように、ポジティブな影響が起こる場合もあります。
たとえば、いつもと違うメイクに挑戦してみたり、筋トレをしたりしてみましょう。
読書をする
本を読む時間を作り、新しい知識を学んだり、自分では思いつかない表現に触れたりしましょう。大学生であれば、大学の図書館を使えるのがメリットです。本を買わなくても無料で読書ができます。
「勉強しなきゃ」「将来に役立つ本を選ぼう」など難しいことは考えず、読みたい本を読むのがオススメです。いきなり難しい本を読むのはハードルが高いので、興味のある分野から試してみてください。
情報発信を行う
インターネットやSNSを使い、情報発信を行うのもオススメです。今ではスマートフォンで簡単に情報発信ができ、実施している大学生も多くいます。
情報発信を行うことで、文章力や表現力が成長します。また、動画編集のスキルを獲得できる場合もあるでしょう。
分かりやすく相手に伝える能力は、社会人として必要な能力です。情報発信を通じて、仕事で活かせる能力を身につけるとよいでしょう。
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大学生のうちにやるべきこと10選【就活編】
早めに就活の準備も進めておきましょう。大学3年生の6月ごろには準備を始めると安心です。
ここでは、大学生のうちにやるべき就活の準備について紹介します。
長期インターンシップに参加する
長期インターンシップに参加してみましょう。長期インターンシップとは、数ヶ月程度の期間、実際の業務を体験できるインターンシップです。
長期インターンシップに参加するメリットには、「企業の雰囲気を体感できる」「ビジネスマナーが身につく」「業務内容を詳しく理解できる」などがあります。志望企業の雰囲気や業務を体験できれば、企業研究にも役立つでしょう。
また、企業によっては内定に直結したり、選考の一部を免除してもらえたりする場合もあります。ほかの就活生よりも有利に就活を進められるので、参加するのがオススメです。
短期インターンシップに参加する
短期インターンシップに参加し、興味のある企業について詳しく調べてみましょう。1日から数日で行われるので、複数の企業のインターンシップに参加したい場合にオススメです。
キャリアチケットの「2026年入社予定学生のサマーインターン参加意識に関する調査」によると、インターンシップに参加予定だと答えた就活生の割合は約9割でした。多くの学生が、大学生のうちにインターンシップに参加すべきだと考えています。
短期インターンシップの場合、プログラムはセミナーや説明会形式が多くなります。実際の業務は体験できない場合もあるので、プログラムの内容を調べておきましょう。
長期インターンシップの場合は、期間が数ヶ月や半年程度行われる場合もあります。予定が確保できなかったり、複数の企業に参加するのが難しかったりする場合もあるので注意しましょう。
短期インターンシップであれば予定を合わせやすく、複数の企業に参加しやすい点がメリットです。インターンシップについては、「インターンシップとは?行う意味や期間別の特徴をご紹介」の記事も参考にしてください。企業によって期間やプログラムは異なるので、参加前に確認しておきましょう。
参照元
キャリアチケット
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インターンシップの参加時期
内閣府の「学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査結果について(概要)」によると、インターンシップへ参加する就活生は、大学3年生の7月ごろから増加します。
10月から12月はオータムインターン、1月から3月はウィンターインターンがあるため、それらに参加する就活生もいるようです。
「インターンシップにいつから参加しようかな?」と悩んでいる場合は、大学3年生の7月ごろを目安にするとよいでしょう。自己分析やインターンシップの申し込みなどもあるので、大学3年生になったらインターンシップ参加に向けて準備を進めるのがオススメです。
参照元
内閣府
学生の就職・採用活動開始時期等に関する調査
自己分析を行う
自己分析とは、過去を振り返り、自分の性格や考え方を明らかにする作業です。「どのような仕事がしたいか」「どのような能力や強みがあるのか」などを整理します。
就活を始める前には、自己分析を行い自分について理解することが重要です。自己分析が十分にできていれば就活の軸が定まり、志望する業界や企業が決まりやすくなるでしょう。自己分析の進め方は、「自己分析とは?おすすめのやり方と8つの注意点を解説」で詳しく解説しています。
業界研究を行う
業界研究とは、世の中にどのような業界があるのかを調べ、理解を深める作業です。業界研究で調べた内容が、企業の選択や志望動機作成につながります。
世の中には知らない業界も多く、業界研究を行えば新しい分野の発見ができます。イメージだけで業界を選んでしまい、失敗するケースも減るでしょう。業界研究の進め方は、「業界研究、おすすめの方法は?これから就活を始める人へ」で詳しく解説しています。
企業研究を行う
企業研究とは、一つの企業を調べ、業務内容や特徴、業界内での立ち位置などを調べる作業です。志望意欲を高め、ミスマッチを減らすために欠かせません。
企業研究を行うには、企業説明会の参加やOB・OG訪問の実施が有効です。就活が本格化する前から積極的に行動しましょう。企業研究の進め方は、「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」も参考にしてください。
キャリアについて考える
将来のキャリアについて、大学生のうちから考えておくのも大切です。「なぜ働くのか」「どのように働くのか」などを考えていないと、就活で失敗しやすくなります。
キャリアが曖昧な場合、適当に会社を選んでしまうかもしれません。ミスマッチで早期に退職した結果、何がやりたいのかわからず、次の仕事に就くまでに時間がかかってしまう可能性もあります。
大学生のうちからキャリアについて考え、どのような社会人として活躍したいか自分なりに決めておきましょう。
OB・OG訪問を行う
OB・OG訪問を行い、企業について教えてもらうのも一つの手です。実際に働く人の話を聞けば、就活に役立つだけではなく、働くうえでのモチベーションにもつながります。
OB・OG訪問のメリットは、説明会では聞けない内容も聞ける点です。リアルな話が聞けるため、企業選びや面接での参考になります。
知り合いのOBやOGがいない場合は、大学に相談してみましょう。キャリアセンターでOB・OGを相談してもらえる可能性があるので、聞いてみてください。
ビジネスマナーを学ぶ
就活に備えて、ビジネスマナーを学んでおきましょう。ビジネスマナーができている就活生は、就活でも好印象を与えられます。
就活の場面では、大学生気分のまま、マナーができていない就活生も多くいます。マナーを学んでおけば第一印象が良くなり、選考にもよい影響を与えるでしょう。
大学生のうちにビジネスマナーを身につけておけば、社会人になってからも活かせます。どのようなマナーが求められるかについては、「社会人としての心構えとは?必要なマナーや面接での答え方」の記事を参考にしてください。
就活費用を貯める
就活で必要なお金も、時間に余裕があるうちに貯めておきましょう。就活をしながらアルバイトを続けるのは、スケジュール的に大変です。
就活では、スーツやカバンなどの用意はもちろん、説明会や選考の交通費も必要です。どのくらい必要になるかを想定し、就活費用を貯めておきましょう。就活費用については、「就活中にお金はどのくらいかかる?内訳や出費をおさえる節約方法も紹介」の記事で解説しています。
就活エージェントに相談する
就活エージェントのサポートも受けてみましょう。就活のプロに相談すれば、就活をスムーズかつ効果的に進められます。
第一志望の内定を獲得するためには、自己分析から書類選考、面接対策など入念な準備が欠かせません。就活を初めて経験する学生にとっては、自分だけですべての対策を行うのは難しいでしょう。
就活エージェントに相談すれば、あなたに必要なアドバイスを的確にしてもらえます。キャリアチケットでも、アドバイザーがマンツーマンであなたに合わせた指導を行うので、ぜひ利用してみてください。
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大学生のうちにやるべきことを選ぶ際の基準
大学生のうちにやるべきことは、時間を多く使うものや社会人には難しいものなど、大学生ならではのものがオススメです。ここでは、大学生のうちにやるべきことを選ぶ基準をご紹介します。
人生経験になるかどうか
大学生のうちにやるべきかどうか迷ったら、人生経験になるかどうかで考えましょう。早いうちに経験しておくことで、同じような状況が起きた際に対処しやすくなります。
また、大学でしかできないこと、大学でしか出会えない人も多くいます。大学での経験が今後の人生に大きな影響を与えることもあるので、人生経験になりそうかどうかで行動を選んでもよいでしょう。
時間を多く必要とする出来事かどうか
時間が多く必要な出来事は、大学生のうちにやっておきましょう。社会人になると自由に使える時間が減り、実現できなくなることも増えるからです。
たとえば、「1ヶ月かけて海外旅行に行きたい」などは、時間を作りやすい大学生だからできることです。社会人になると1ヶ月も休みを取るのが難しく、長くても2週間程度になります。
大学生は長期休暇もあるので、時間を使うことにも取り組みやすいのがメリット。長時間や長期間かけて実現したいことがあるなら、大学生のうちにチャレンジするのがオススメです。
社会人になると実現しにくくなるかどうか
社会人になると実現が難しそうなことも、大学生のうちにやっておきましょう。時間はもちろん、大学生にしかない環境を活かすことも大切です。
たとえば、サークル活動に取り組めるのは大学生ならではの行動になります。社会人サークルもありますが、同年代の学生と活動できるのは大学生のサークル活動だからです。
また、研究や勉強も、大学生のほうがよい環境で挑戦できます。研究室で長時間研究したり、大学の図書館を活用したりなどは、大学生ならではといえるでしょう。
就職活動にプラスに働くかどうか
就職活動につながる経験も、大学生のうちにやっておきましょう。入社した会社によって将来のキャリアが決まるため、自分にあう会社に入れるよう準備するのが大切です。
たとえば、興味のある会社のインターンシップに参加し、どのような企業なのか経験してみるのもオススメです。また、就活では「学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)」が聞かれるので、サークルやアルバイトなどにも力を入れるとよいでしょう。
一見就職活動には関係ないようなものも、実はアピールできるエピソードになる可能性があります。どのような内容でもよいので、全力で取り組んだ経験ができれば、就職活動で活かせる場面が出てくるでしょう。
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大学生のうちにやるべきではないこと5選
大学をサボったり、不規則な生活を送ったりするのはやめましょう。ここでは、大学生のうちにやるべきではないことを紹介します。
大学をサボる
大学の授業をサボり、勉強しないのは良くありません。何のために大学に通っているのか考え直しましょう。
授業をサボってアルバイトをしたり、遊んだりしてしまう大学生もいます。しかし、大学には学費を払っているので、授業を受けないのであれば無駄になってしまいます。周囲に流されず、真面目に勉学に励んでください。
お金の貸し借りをする
お金の貸し借りには注意しましょう。大学生は自由に使えるお金が増え、管理を適当にしてしまいがちな人もいます。
お金の貸し借りをして返ってこない、または返さないなどの状況が起きた場合、人間関係にも影響が出ます。大きなトラブルに発展してしまう場合もあるでしょう。
また、お金を借りるのが当たり前になってしまうと、借金につながるかもしれません。お金の管理はしっかりと行い、トラブルを起こさないように注意しましょう。
不規則な生活を送る
夜更かしをして遅くに起きるなど、不規則な生活に注意してください。体調不良を起こしたり、生活に支障が出たりする可能性があります。
大学生になると、遅くに帰ったり夜勤のアルバイトで働いたりと、高校生のころと比べて生活リズムが変わる人もいます。その結果、大学をサボったり、寝坊して周囲に迷惑をかけてしまったりなど、悪影響を及ぼす場合もあるでしょう。
生活習慣が戻らなければ、授業に出席できず単位を落としてしまうこともあります。不規則な生活にならないように、時間や体調の管理をしっかりと行ってください。
知識や経験が得られないアルバイトをする
アルバイトのなかでも、新しい学びが得られないものは避けたほうがよいでしょう。知識や経験が得られないと、成長につながらないからです。
たとえば、人間関係や職場環境が悪い職場ではせっかくの成長を妨げてしまいます。
大学生の期間をアルバイトに使うのであれば、今後の人生につながる経験をできるものがオススメです。時給やシフトなども大切ですが、成長できるかどうかでアルバイトを選ぶのも大事です。
同じ環境にとどまり続ける
同じ環境にいるのではなく、新しい環境に身を置いてみましょう。同じ環境に居続けると刺激が少なく、成長につながらないからです。
大学生は、「学業」や「サークル」、「アルバイト」などのように、新しい環境にチャレンジしやすい時期です。また、留学や旅行のように、知らない土地に行きやすい時期でもあります。
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大学生がやるべきだったと後悔したランキング
大学卒業が近づいたり、社会人になったりしてから、大学生のうちにやるべきだったと後悔するケースもあります。ここでは、大学生がやるべきだったと後悔したランキングを紹介するので、同じような後悔がないように見ておきましょう。
学業に真面目に向き合うべきだった
「もっと学業を頑張るべきだった」と後悔する学生は多くいます。大学生は遊ぶ期間だと勘違いし、楽しむことに比重を置いてしまったためです。
卒業が近くなってから、「△△をもっと勉強してたら楽しかったのに」「△△の内容が仕事にもいかせたのに」と後悔するケースはよくあります。また、卒業論文作成が苦しく、「もっと勉強していれば」と思うこともあるでしょう。
学生によっては授業をサボりすぎて、卒業に必要な単位が怪しいこともあります。後悔しないように、学業を重視して大学生活を送るようにしてください。
遊びなどのプライベートに時間を使うべきだった
プライベートの時間が少なかったと後悔するケースもあります。勉強も大事ですが、同じように楽しむことも大事です。
たとえば、学業だけではなくアルバイトやボランティアに力を入れる学生もいます。休みの日も働き、真剣に取り組んでいた結果、遊ぶ時間が無くなってしまうことも。
大学生の人脈や時間があるからこそ、できる遊びもあります。プライベートも楽しむように心がけると、充実した学生生活を過ごせるでしょう。
アルバイトを始めればよかった
アルバイトをやっておらず、後悔する学生もいます。給料をもらうだけではなく、社会経験としても役立つのでチャレンジしてみるとよいでしょう。
アルバイトをしていない場合、仕事の経験がないまま社会人になってしまいます。仕事がどのようなものなのか、社会がどのような雰囲気なのかわからず怖くなってしまうこともあるでしょう。
アルバイトを経験しておくと、働くということがどのようなことかわかり、社会人になる際にも役立ちます。社会について知るために、アルバイトを始めるのもオススメです。
アルバイト経験は、就職活動でガクチカとしてアピールすることもできます。アルバイト経験をアピールするコツは、「「学生時代頑張ったこと」でアルバイト経験をアピールする6つの方法を解説」の記事を参考にしてください。
友達や人脈作りを頑張るべきだった
友達や人脈をもっと作っておくべきだったと後悔する人もいます。大学でしか出会えない人も多いので、チャンスを逃さないようにしましょう。
大学生の場合、「ゼミ」「サークル」「アルバイト」など、多くの場面で出会える人がいます。社会人になると会社の同僚との付き合いが基本となり、新しく友達や人脈を作る機会は減ってしまうのです。
より多くの人々とかかわりができるのは、大学生ならでは。友達などの人脈作りに力を入れるのもオススメです。
サークルやボランティアに参加しておくべきだった
サークルやボランティアなど、活動に参加しておくべきだったと後悔する人もいます。興味のある活動には、積極的に参加するとよいでしょう。
社会人になるとサークルに参加する時間も場所も少なくなります。ボランティアについても、仕事の合間に行うのは大変でしょう。
興味のあるサークルやボランティアに参加できるのは、大学生ならではです。「せっかくなら経験しておけばよかったな」と思わないように、興味のある活動に参加しておくとよいでしょう。
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今すぐ活用したい大学生ならではの3つのメリット
大学生には、時間に余裕があったり、いろいろな人に出会えたりとメリットがあります。ここでは、大学生ならではの3つのメリットをまとめました。
時間や金銭に余裕がある
大学生は、時間や金銭に余裕をもちやすい点がメリットです。高校時代よりも自由に生活しやすくなるでしょう。
大学の授業は自分で選択する形式であり、どのような内容を学ぶかも、どの時間で学ぶかも自由です。また、アルバイトができるようになり金銭的な余裕もできます。
さらに、夏休みや春休みの期間も2ヶ月前後あり、長期の休みを確保できます。自由な時間や金銭が増える点はメリットといえるでしょう。
いろいろな人に出会える
大学では、過ごし方次第でいろいろな人に出会える点もメリットです。普段の授業やゼミ、サークルには、同級生だけではなく、年上の学生や社会人から大学に入学した人など、さまざまな人がいます。
また、アルバイトを始めると、学生だけではなく社会人とも関わる機会が増えます。高校生のころに関わってこなかった人々に出会える点は、大学生ならではのメリットでしょう。
さらに、就職活動を行えば、企業の担当者と話す機会も生まれます。面接を社長が担当する企業もあり、新しい経験ができるでしょう。
OB・OG訪問の実施方法については、「OB訪問ってどうやるの?アポ取りから進め方まで徹底解説!」の記事で詳しく解説しています。
設備の整ったキャンパスを利用できる
大学生は、設備の整ったキャンパスを利用できます。学生証がないと利用できない施設もあるので、在学中に活用しましょう。
たとえば、大学の図書館には多くの資料があります。自分の専攻分野だけではなく、ほかの分野も調べてみるとよいでしょう。
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大学生活だけではなく将来も充実させたいあなたへ
大学生活だけではなく、将来を充実させるために努力することも大切です。就職活動を見据えて、大学生の早い段階から動いておきましょう。
就職エージェントのキャリアチケットでは、内定獲得に向けて、就活の準備段階からアドバイスを実施しています。就活がまだまだ先の方も、余裕をもって準備しておきましょう。
サービスはすべて無料で利用できます。大学生活だけではなく将来も充実させるために、キャリアチケットを利用してみてください。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。