このページのまとめ
- 自己PRで問題解決能力は企業から評価されやすいスキル
- 自己PRでの問題解決能力は営業やマーケティングで評価される
- 自己PRで問題解決能力を伝える際はエピソードが重要
「自己PRで問題解決能力を伝えるにはどうしたらいい?」「どのような職種だと評価される?」などと考える就活生も多いでしょう。問題解決能力を伝える際には、エピソードが重要です。問題解決までのプロセスと、その成果を意識して伝えてみましょう。
この記事では、自己PRで問題解決能力を伝えるポイントを解説します。魅力的なアピールをするために、例文も紹介しているため、参考にしてください。
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- 問題解決能力は自己PRでアピールしやすいスキル
- 自己PRで問題解決能力が評価される理由
- 仕事の成果につながりやすいから
- コミュニケーション能力の高さにつながるから
- 企業が求める問題解決能力
- 状況を正確に把握できる力
- 改善点を提案できる力
- 課題解消に向けて行動できる力
- 自己PRするために問題解決能力を鍛える方法
- 客観的な視点で物事を考える
- 論理的に物事を考える
- PDCAサイクルを回す
- 問題解決能力が求められる職種
- 営業職
- マーケティング職
- クリエイティブ職
- 自己PRで問題解決能力を伝える際のポイント
- エピソードはシンプルにまとめる
- 独自の着眼点で問題を解決できたとアピールする
- 自己PRで問題解決能力を伝える際の例文
- サークル活動からアピールする例文
- アルバイト経験からアピールする例文
- 自己PRで問題解決能力をアピールして内定を獲得したいあなたへ
- 自己PRで問題解決能力を伝える際によくある質問
- Q.問題解決能力とはどんな能力?
- Q.自己PRで問題解決能力が評価される理由は?
- Q.問題解決能力を言い換えるとどうなる?
問題解決能力は自己PRでアピールしやすいスキル
自己PRを伝える際、問題解決能力はアピールしやすいスキルです。ビジネスではPDCAサイクルを回し、成果を出すことが求められるため、問題解決能力が評価されます。
しかし、問題解決能力をアピールしようと考える就活生は多く、差別化をしなければ内定を獲得できません。どのように伝えれば評価されるか、アピールのポイントを確認しましょう。
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自己PRで問題解決能力が評価される理由
問題解決能力を自己PR材料にすることで、問題が発生したときに対処する能力があることを伝えられます。また、物事を考えたり状況把握したりすることはコミュニケーション能力にもつながるため、社会人としての資質があると判断されるでしょう。
仕事の成果につながりやすいから
問題解決能力が評価されやすいのは、仕事の成果につながりやすいからです。仕事を完璧に進めるのは難しく、優秀な人材にも失敗やトラブルは発生します。
仕事で大切なのは、発生した問題に対して、どのように対処するかです。発生した問題を解決できれば、成果につながります。また、失敗から学べる内容も多いため、問題を発見して解決できる能力は、自己PRで評価されます。
コミュニケーション能力の高さにつながるから
問題解決能力は、コミュニケーション能力の高さにもつながる点が評価される理由です。物事を考えたり、状況を把握する姿勢がコミュニケーション能力につながります。
たとえば、お客様との間で問題が発生するケースもあるでしょう。その際、お客様が何を考えて、何を望んでいるかを察せれば、問題解決につながります。相手を理解し、適切な行動をとれるのは、コミュニケーション能力の高さがあるからです。
仕事はチームで行う場合が多く、コミュニケーション能力は欠かせません。他者との間でも問題は発生しやすいため、コミュニケーション能力の高さを備える問題解決能力が評価されます。
コミュニケーション能力の伝え方については、「コミュニケーション能力をアピール!面接での伝え方とは」で解説しているため、あわせて参考にしてください。
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企業が求める問題解決能力
自己PRで企業が求める問題解決能力は、「状況を正確に把握できる能力」や「改善点を提案できる能力」です。具体的に、どのような部分が評価されるのかを把握して、アピールにつなげてください。
状況を正確に把握できる力
企業が求める問題解決能力の1つが、状況を正確に把握できる能力です。ビジネスの場面では状況判断が必要なケースはよくあります。問題解決の場面だけではなく、目標達成に向けて分析を行う際にも、状況を性格に把握する能力は欠かせません。
また、状況を把握できる人材は、広い視野を持ち合わせています。自分の状況だけではなく、同僚や会社全体など幅広い視点で考えられる点も、自己PRで評価される部分です。
改善点を提案できる力
問題解決能力には、改善点を把握できる能力も含まれます。問題を発見するだけではなく、改善に向けて意見を出せる人材は貴重です。
状況を把握しても、「具体的に何をするか」がなければ、問題は解決できません。社会人には、問題解決に向けて積極的に提案を行う姿勢が重要。問題解決能力をアピールする際には、改善点の提案を行ったエピソードを伝えられると、さらに評価されるでしょう。
課題解消に向けて行動できる力
課題解消に向けて行動できる点も、問題解決能力が評価される点です。状況を把握し、改善点を提案しても、行動しなければ問題は解決しません。
課題解消に向けて行動できる人物は、通常の仕事でも積極的に行動できると捉えられます。自分で考えて行動する主体性も評価されるでしょう。
社会人になると、受け身の姿勢よりも自分で行動する主体性が重要です。問題解決能力のアピールでは、行動力があるかもみられています。
企業がどのような人物を求めているかは、企業研究を行って調べましょう。「企業分析を行う方法とは?やり方とポイントを詳しく解説!!」を参考に行ってください。
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自己PRするために問題解決能力を鍛える方法
問題解決能力を鍛えるためには、「論理的に物事を考えたり」「PDCAサイクルを回したり」するのが有効です。ここでは、問題解決能力を鍛えるための、3つの方法を紹介します。
客観的な視点で物事を考える
問題解決能力を鍛えるために、客観的な視点で物事を考えましょう。状況を正確に判断するためには、主観的な視点では難しいからです。
第三者の意見を聞いたり、自分を客観的に見たりしながら、物事を考えます。自分の意見だけを信じると、考えが偏り、問題解決が遠のく場合があるため注意してください。
論理的に物事を考える
問題解決能力には、論理的に物事を考えられる力も大切です。原因を把握し、解決するためには、論理的に1つずつ課題を解消しなければなりません。
論理的に物事を考えるために、1つの物事についてより深く考えてみましょう。たとえば、問題が起きた際には、「なぜ問題が起きたのか」を深掘りするクセをつけるのが重要です。
また、自分の考えのクセを改善するためにクリティカルシンキングも試してください。自分の考えを批判的に捉え、先入観にとらわれない考え方も大切になります。
論理的に考える方法については、「ビジネスシーンに役立つ!ロジカルシンキングの考え方とは?」も参考にしてください。
PDCAサイクルを回す
問題解決には、「PDCAサイクル」も重要です。PDCAサイクルとは、次の4つの手順を繰り返し、物事の改善を続ける考え方になります。
・DO:実行
・CHECK:評価
・ACTION:改善
PDCAサイクルは、問題を発見し、改善するために適した考え方です。勉強や部活、アルバイトなど、日常の出来事にも使用できます。普段からPDCAサイクルを意識して物事に取り組めば、問題解決能力の成長が期待できるため、試してみてください。
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問題解決能力が求められる職種
自己PRで評価されるには、問題解決能力が求められる職種を志望するのが大切です。ここでは。問題解決能力が求められる3つの職種を紹介するため、参考にしてください。
営業職
営業職では、問題解決能力が求められます。お客様のニーズを理解し、必要な商品やサービスを提供する力が必要だからです。
たとえば、企業が抱える問題を理解し、問題解決に必要なサービスを提供する場合があります。「残業が多くて従業員が疲れている」が課題なのであれば、「効率化が必要なのか」「人材が足りてないから採用が必要なのか」などの状況を把握し、改善するための提案が求められるでしょう。
営業職は商品をアピールし、販売するだけが仕事ではありません。お客様の抱える問題を解決するために提案できる、問題解決能力も求められています。
営業職の自己PRについては、「営業の自己PRはどうやって書く?求められるポイントや例文をご紹介」でも詳しく解説しているため、参考にしてください。
マーケティング職
情報を分析し、必要な施策を考えるマーケティング職も、問題解決能力が求められる仕事です。状況を冷静に判断し、論理的に考えられる人材に向いています。
たとえば、新商品の販売促進を行うとしましょう。その際、新商品の強みを分析し、どのような年代や性別にアピールするかを考えるのがマーケティング職です。適切なアプローチを行うためには、分析と論理的思考を兼ね備えた問題解決能力が欠かせません。マーケティング職を目指す場合にも、問題解決能力をアピールすれば、評価されやすいでしょう。
クリエイティブ職
クリエイティブ職にも、問題解決能力が求められます。たとえば、デザイナーであれば、求められているデザインを分析し、課題解決に必要なデザインを提案する力が必要だからです。
問題解決能力が高ければ、ユーザーに求められるデザインを考案できます。クリエイティブ職は斬新なアイデアだけではなく、求められる条件に応じて適切な提案を行う能力も評価されるため覚えておいてください。
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自己PRで問題解決能力を伝える際のポイント
自己PRで問題解決能力を伝える際のポイントを紹介します。エピソードをまじえて、強みが明確に伝わるように心がけましょう。
エピソードはシンプルにまとめる
自己PRで伝えるエピソードは、シンプルにまとめてください。長々とアピールしてしまうと、要点がわからずに伝わらなくなってしまうからです。
また、エピソードでは、問題発見から解決までのプロセスを整理して伝えましょう。「どのような問題が起きたか」「どのような工夫を行って解決できたか」の2つが必要です。問題解決能力を発揮した結果、どのような成果を得られたかも含めて伝えましょう。
独自の着眼点で問題を解決できたとアピールする
問題解決能力をアピールする際は、独自の着眼点があるのも大切です。問題解決能力を長所にする就活生も多いため、埋もれないように注意してください。
同じ問題であっても、注目した部分や解決手段によってプロセスは変わります。エピソードでは、ほかの人が気付かない問題に、自分だけが気付いて解決できたエピソードなどがあると、評価されやすくなるでしょう。
自己PRの伝え方については、「自己PRってなに?答え方のコツや注意点を例文付きで解説」でも詳しく解説しているので参考にしてください。
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自己PRで問題解決能力を伝える際の例文
ここでは、自己PRで問題解決能力を伝える際の例文を紹介します。魅力的な自己PRを作るためにも、参考にしてください。
サークル活動からアピールする例文
野球部では、部員約100名の部費数千万円を、私を含めたマネージャー数名で管理します。しかし、会計に関する知識や経験が全くなかったため、適切にお金の運用ができていませんでした。また、部費を有効活用できていなかったり、会計報告書についても全員が納得のいくような説明ができていなかったりする点も課題でした。
そこで、「部費の効率的な回収・管理」という目標を掲げ、クラウド会計ソフトの導入を試みました。ネット環境さえあればどこからでも入金確認が行えるようになったおかげで、銀行ATMに足を運ぶ時間や会計処理の時間が大幅に短縮され、予算を決める際も部の意思決定がスムーズになりました。貴社でも業務のさまざまな問題に取り組み、作業効率の向上に貢献したいです。
アルバイト経験からアピールする例文
私がアルバイトをしていたレストランでは、集客が少ないのが課題でした。そこで、目玉となる新メニューを考案し、SNSを利用して宣伝することを提案しました。私はお菓子作りが得意だったので、デザートの部門でメニューの見直しに参加しました。
そして、SNSでお店の雰囲気や料理の写真を積極的に情報配信したところ、他店舗との差別化ができ、集客アップが実現しました。また、ポイントカードを作ったり、メルマガを配信したりして、リピート率の向上にも貢献できています。
この経験を活かして、どんな仕事でも日々改善を繰り返すことで大きな成果を生み出せるよう、努力していきたいと思います。
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自己PRで問題解決能力を伝える際によくある質問
自己PRで問題解決能力を伝える際に、よくある質問に回答します。魅力的な自己PR作成に向けて、参考にしてください。
Q.問題解決能力とはどんな能力?
A.問題解決能力とは、「問題を発見し、問題解決の方法を考え、解決に向けて行動する能力」です。問題解決能力を鍛えるためには、客観的に物事を見たり、論理的思考を練習したりしましょう。
Q.自己PRで問題解決能力が評価される理由は?
A.自己PRで問題解決能力が評価される理由は、ビジネスで成果を出すために必要な能力だからです。状況を正確に把握し、改善点を提案し、解決に向けて行動できる能力があるため、どのような職種・企業でも評価されます。
Q.問題解決能力を言い換えるとどうなる?
A.問題解決能力を言い換える場合は、「論理的に考えられる」「困難があっても諦めずに行動できる」などと言い換えられます。
問題解決能力は多くの就活生がアピールする能力です。差別化を図るためにも、伝え方を工夫しましょう。自己PRの伝え方については、「就活における効果的な自己PRの伝え方や締め方は?」もあわせて参考にしてください。
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