このページのまとめ
- 最終面接は社長などが面接官となり、企業とのマッチ度や入社への熱意がチェックされることが多い
- 最終面接で落とされる理由は、志望度が低い、企業理解が足りない、発言に一貫性がないなどがあげられる
- 最終面接の前には企業情報を再確認する、応募書類やそれまでの面接を振り返る、模擬面接をするといった準備が必要
- 最終面接でよくある失敗は、意見を上手くまとめられなかった、緊張して話せなかったなどのほか、自分本位に話しすぎてしまったというケースがある
- 最終面接では笑顔で話す、誠実な受け答えを心がける、面接官とコミュニケーションをとることなども大切
一次面接と二次面接は通るのに、最終面接で必ず落ちてしまう…そんな悩みを持つ就活生は意外と多いようです。
就活生の間で囁かれる「最終面接は入社の意思確認」「最終面接で落ちることはない」そんな噂を信じ、きちんと対策をせずに最終面接に挑み落ちてしまった人もいるかもしれません。また、何が原因で落ちるか分からず悩んでいる人もいるでしょう。
このコラムでは、最終面接に落ちてしまう原因や落ちないための対策などをご紹介しています。
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就活の最終面接で落ちる理由は?
最終面接では、その企業の社長など役員クラスが面接官を務めるのが一般的です。
一次面接、二次面接と突破してきた学生あれば、その企業に入社できるだけの能力があると判断されたということ。そのため、最終面接では学生の能力面よりも、企業とのマッチ度や入社への熱意などがチェックされる傾向にあります。
それまでの面接とは見られている点が異なるため、最終面接に向けた対策を行っていない場合、落とされてしまうことも多いようです。
では、最終面接で落とされる原因として考えられるのはどんな点なのでしょうか。
志望動機が低いと思われる
お伝えしたように、最終面接では企業への志望度、入社への熱意が重要視されます。
そのため、「第一志望ですか?」と問われた際に少し間が空いてしまったり、返事に迷いが感じられたりすると、熱意がないと判断されることもあるでしょう。
「せっかく内定を出しても第一志望の企業に受かったら、内定を辞退されるのではないか」そのような懸念を抱かれた場合、不採用の原因になることも考えられます。
企業への理解が足りない
応募者のキャリアプランや、やりたい事などに企業の方向性とのズレがあった場合、企業研究が足りていないという印象を与えてしまいます。
入社後のミスマッチによる早期退職は企業にとっても避けたいこと。そのため、少しでも企業とのマッチ度が低いと感じられれば不合格となる可能性が高くなるでしょう。
主張に一貫性がない
最終面接でより自分をアピールするために、それまでと異なる自己PRや志望動機を伝えてしまう人もいるようです。しかし、応募書類はもちろん一次・二次面接での発言は最終面接の面接官にも共有されているため、それまでと異なる発言をすることはかえって評価を落としてしまうことになります。
最終面接は、実際に採用する学生を選ぶ場。そのため、一次・二次面接では、採用する可能性がある学生は合格にするという企業が多いのに対して、最終面接では採用を迷う学生は不合格にするという企業が増えるのです。
「最終面接は意思確認の場」と安心せずに、きちんと準備をして挑みましょう。
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最終面接前の準備とは?
前項で、最終面接前の準備が大切だとお伝えしました。この項では、面接に挑む前に必ず行っておくべき準備についてまとめたいと思います。
企業の情報を再確認する
応募する前に企業については十分研究をしているかと思いますが、時間が経つうちに忘れてしまったことや勘違いしている情報があるかもしれません。
また、最終面接の前には企業についてはもちろん、社長についての情報も必ず確認しておきましょう。
雑誌やインターネットに掲載されているインタビュー、公式サイトなどで、社長の発言や考え方を調べておくと企業理解を深めることもできますし、気になることなどを最終面接で質問すれば、入社意欲のアピールにもつながります。
ESや履歴書の内容、今までの面接を振り返る
前項でお伝えしたように、最終面接での発言が一次・二次面接と異なると印象が良くありません。
しかし、自分の中では一貫しているつもりでも、就活を続けるうちに少しずつ考え方が変わっている場合もありますし、応募企業について知るうちに仕事に関する希望が変化することもあるのではないでしょうか。
また、志望動機や自己PRなどは面接が進むにつれてブラッシュアップが必要なことも確かです。
そういった場合も自分の就活の軸がぶれていないかを確認するために、それまでの経過を振り返っておく必要があるでしょう。
第三者と模擬面接をしてみる
面接のマナーや話し方など、自分のイメージトレーニングだけでは上手くいかないこともあるのではないでしょうか。
特に最終面接で、これで内定が決まると考えると硬くなってしまう人も少なくありません。可能であれば模擬面接を行い、受け答えの練習をしておくことをおすすめします。
家族や友人でも構いませんが、面接官から問われそうな質問をしてくれる第三者にお願いするとより効果的です。
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最終面接でよくある失敗
最終面接に落ちた人がやってしまった失敗例としてよく挙げられるのが、以下のようなものです。
・言いたいことをまとめられなかった
・緊張してうまく話せなかった
・話しすぎてしまった
上の2つは、面接できちんと自分をアピールできなかったという例です。
どんなに準備をしていても、想定していない質問をされることは少なくありませんし、そういった質問に対してとっさに自分の考えをまとめられないことも珍しいことではないでしょう。
特に、面接のような緊張した場所であれば、普段であればすぐに考えられることでも頭が真っ白になってしまうことも大いにあります。
また一方で、話しすぎてしまったという失敗もあるようです。
考えてきた回答を伝えることに必死になって早口になってしまったり、面接官が質問する隙がなくなってしまったりすると、あまり良い印象は持たれないかもしれません。
面接の時間や企業側の都合も考えて、状況にあった受け答えができるような心の余裕を持つには、やはり模擬面接のような対策は必須なのではないでしょうか。
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最終面接で落ちないために
最終面接をクリアするために必要なのは、準備や対策だけではありません。
どんなに受け答えがしっかりしていても、面接官に「この人と一緒に働きたい」と思ってもらえなければ内定はもらえないでしょう。
お伝えしているように、一次・二次面接を突破してきたということは、能力的には問題がないと判断されているということです。そうであれば、志望度や熱意の高さ同様、入社後ほかの社員と上手くやっていける人かどうか、という点も重要になってきます。
険しい顔や自信がない表情で話す相手よりも、笑顔で受け答えをする相手に好印象を持つ人が多いのは当然のことでしょう。
また、分からない話や、答えがなかなか出ないときに、「勉強不足で申し訳ありませんが、もう少し教えていただけますか?」「考えをまとめるために少しお時間をいただけますか?」など素直に伝えることで、誠実な印象を持ってもらうこともできるのではないでしょうか。
自分の考えてきたことをただ伝えるだけではなく、面接官とコミュニケーションを取ろうとする姿勢を見せることも大切です。
笑顔で話すこと、誠実に答えること、この2つは面接を突破するためにとても大切な要素といえるでしょう。
今回は、最終面接にスポットを当てて、不採用になってしまう理由や内定を得るための対策などをご紹介しました。
先述している通り、どんな質問がされるか分からない面接では、きちんと対策をしても当日失敗してしまうということも少なくありません。
最終面接にどうしても受からないと悩んでいる方、就活に不安があるという方は、就活のプロのサポートを受けてみてはいかがでしょうか?
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