ESや面接でも役立つ!就活ノートの作り方

このページのまとめ

  • 就活ノートとは就活で得られるたくさんの情報をまとめておくためのノート
  • まとめる内容は自己分析、就活スケジュール、業界や企業分析、会社説明会やセミナーの記録、面接の記録など
  • インターンシップが始まる3年生の夏ごろから作っておくとよい
  • 形式にとらわれすぎる必要はなく、自分が少しでも重要性を感じることがあればとりあえずメモしておく

就職活動をする上で、説明会やOB訪問、面接などで得た情報を整理する就活ノートは欠かすことができません。複数の企業の情報をストック・整理することで、企業を知ることができますし、その時の自分の気づきや感想を書くことで、自分のことを知るヒントにもなります。今回は就活ノートを作るメリットや活用するポイントなどをお伝えします。就活ノートを使って、効率的に就活を進めていきましょう。

 

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就活ノートとは?

就職活動では、説明会やOB訪問、面接など日々たくさんの情報を得る機会があります。そうした情報を整理する時に役立つのが就活ノートです。1冊のノートに情報を集約することで、ESを記入する時や面接の前に振り返りやすくなります。「重要なことは覚えているから大丈夫」という方もいるかもしれませんが、意外と忘れてしまうものです。就活ノートを作るメリットには下記のようなことがあります。

志望企業の情報を分析できる

就活において大切なのは志望企業のことをよく知ること。企業研究を行う際には、Webサイト、説明会、OB・OG訪問など情報を得る機会が多くあります。情報はストックするだけでなく、それをもとに思考を整理し、活用することに意味があります。就活ノートは集めた情報をまとめ、整理することで志望理由の作成などに生かすことができます。

自分を客観的に分析できる

就活ノートには得られた情報だけでなく、説明会・OB・OG訪問・面接などそれぞれの場面で自分が感じた気づきや感想を書きます。書いている時は自分を客観的に見ることはできないものですが、少し時間をあけてから振り返ることで、客観的に過去の自分を分析し、新たなことが分かるようになるのです。

 

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就活ノートの作成時期と作り方

それでは、就活ノートはいつから書き始めればいいのでしょうか?就活ノートを作るのに適切な時期と、作り方について解説します。

作成時期

就活ノートを書き始める時期としては、3年生の7月くらいがおすすめです。「就職活動が本格的に始まってからでいいんじゃないの?」と考える人もいるかもしれませんが、3年生の夏にはインターンシップが始まります。インターンシップで学ぶことは就職活動に大きな影響を与えることでしょう。そういった意味合いでも、インターンシップで学んだことを記録しておくことは重要です。

ノート選びのコツ

書くことが多いので、ノートはしっかりしたものを用意しましょう。A5程度のリングノートやルーズリーフなどがおすすめ。小さなメモ帳や薄いノートは避けた方が無難です。
就活では複数の企業の選考が同時に進んでいきます。普通のノートに書くと、一つの企業の情報がノートのあちこちに点在することになってしまいますが、ルーズリーフだと後から入れ替えができるので、便利です。
合同企業説明会やセミナーでは、きちんとした机と椅子がなく、立ったまま話を聞くこともあるので、表紙が堅くてしっかりしたノートの方が記録しやすいでしょう。

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就活ノートにまとめる内容

就活ノートには、就活に関するすべての情報を記録しましょう。後から確認しやすいように、どういったことを記録していくかおおよそ自分で決めておくと便利です。時期ごとに就活ノートにまとめておくとよい内容をご紹介します。

就活スケジュール

・インターンシップ日程、内容
・会社説明会、企業セミナーの日程
・エントリーシートの提出期限
・Webテストなどの筆記試験の日程
・面接試験の日程
・正式内定予定日

インターンシップ

・発言内容
・提出書類
・担当者氏名
・反省とメモ

自己分析

・自分史(これまで打ち込んだことや、挫折を乗り越えた経験など)
・自分史の分析
・モチベーショングラフ

業界・企業研究

・企業名
・業界
・事業内容
・代表者
・歴史
・経営理念、社訓
・競合他社
・労働条件(基本給、年間休暇、福利厚生など)
・本社所在地
・支店、営業所所在地
・連絡先

会社説明会・セミナー

・会社名
・登場した社員の部署名、名前
・説明会、セミナーの内容
・自分の質問内容とそれに対する回答
・説明会、セミナーの気づき
・会社や社員についての印象

面接

・面接形式
・面接のレベル(1次、2次など)
・面接官からの質問、それに対する回答
・面接官の反応
・結果と反省

必ずしもこの通りに書く必要はありませんが、これらを一冊にまとめておけば、後から自分にとって役立つものになるでしょう。

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ノート活用のコツ

就活ノートは上手に使えば、効果的に就活を進めることができます。どのように使えば就活ノートを最大限活用することができるのか、そのポイントをご紹介します。

きれいにまとめようとしない

就活ノートを作る際に大切なのは「キレイにまとめようとしないこと」。就活で得られる情報は多岐にわたります。「この情報は必要かどうか判断しづらいな」と迷う時は、形式にとらわれすぎずにすべてメモしましょう。その時に必要だと思わない情報でも後々、必要になる可能性があります。特に途中で志望業界が変わるなど大幅な軌道修正を行った場合には、新しい視点で物事を見ることが大切になります。その時、以前は気に留めていなかった情報が重要になることがあります。その時の自分の尺度で「この情報は必要」「いらない」と決めつけず、ひとまず形式にこだわらずすべてメモしておきましょう。

項目はテンプレでまとめる

就活ノートに記載する項目は「就活ノートにまとめる内容」に記載した内容にあるように、ある程度テンプレートでまとめておくと便利です。ただし、テンプレートに収まらない内容であっても、思いついたことはメモしておきましょう。

自分が使いやすいように工夫する

ここに書かれた内容だけでなく、就活ノートは自分で使いやすいように工夫してみましょう。例えば、「ルーズリーフにまとめて持ち歩きたい部分だけ持参する」「タブレット端末でメモをする」など活用方法はさまざまです。



いかがでしょうか?就活ノートにまとめる内容や活用のポイントの仕方などを解説しました。就活ノートはただ情報を記しただけでは意味がありません。得た情報を整理し、管理・活用していくことが大切です。
就活ノートを作成するのは「面倒だな」という方もいるかもしれませんが、自分で重要性を感じる情報をまとめたノートは就職活動において、大きな味方になります。
ぜひとも活用して、自分の納得のいく就職活動を進めてください。


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