【IT業界徹底解説Part1】IT業界で働くための基礎知識

今回のコラムでは、IT業界への就職を目指す方に向けた知識を全4回にわたってお伝えします。IT業界の構造や将来的な動き、活躍している職種など、IT業界のこれからとご自身のキャリアを考えるのに役立つ情報が満載です!
 


Part1ではIT業界を大きく4つに分けて解説します。それぞれの業界でどんな製品を作っているのか、自分はどの分野に進みたいのか就活を始める前に把握しておきましょう。
 



 

 IT業界とは?知っておきたい基礎知識

そもそもITとは、「Information Technology(インフォメーション・テクノロジー)」の略称で、「情報技術」という意味を持っています。情報技術はコンピューターやネットワークに関連する技術の総称。具体的には、パソコンなどの機器やインターネット、ネットワークなどを組み合わせて活用し、企業の運営や人々の生活を便利にする技術と説明できます。

私たちの身近なところでは、スマートフォンや家電、自動車といった製品にIT技術が活用されており、今やITは人々の生活に欠かせないものといえるでしょう。
ITという言葉は2000年頃から使われ始めましたが、最近ではITに変わる言葉として、「ICT(Information and Communication Technology)」という言葉が用いられる場面も増えています。

そんなITを牽引するIT業界には、分野ごとにさまざまな業種や職種が存在します。IT業界は大きく4つに分けられるので、その詳細を見ていきましょう。

(1)ソフトウェア業界

ソフトウェアとは、コンピューターを動かすプログラムのことです。ソフトウェアは、OS(Operating System)と呼ばれるコンピューターを動かす基本ソフトウェアと、アプリケーションソフトウェアの2種類に大別されます。

OSの例として分かりやすいのは、マイクロソフト社のWindows、アップル社のMacOSなど。

アプリケーションソフトはユーザーが行いたい処理を直接実行するためのプログラムで、メールソフトや会計ソフト、表計算ソフトなどが例として挙げられます。法人向けには、勤怠管理ソフトや在庫管理ソフトなども展開されており、ニーズに対応してソフトの種類は増え続けているようです。

企業の例:マイクロソフト、オラクル、SPA

(2)ハードウェア業界

目で見えないソフトウェアに対して、ハードウェアはコンピューター自体やその周辺機器など、目に見える製品を指しており、モニターやマウス、キーボードなども当てはまります。
以前はパソコン関連の機器を指していましたが、最近はIT技術を活用する携帯電話や家電、ゲーム機などもその範疇に含まれます。

1990年代、日本のハードウェアメーカーは世界で高く評価されていました。しかし近年海外メーカーの台頭やパソコンの低価格化を受けて伸び悩む企業も多く、現在のハードウェア業界は苦戦しているという見方もあるようです。

ただ、最近はロボットやドローンのようにハードウェアが多様化していること、IoT技術のますますの活用が予想されることから、今後もハードウェア業界には高い需要があると考えられます。

企業の例:東芝、日立、富士通、NEC

(3)情報処理サービス業界

SI(システムインテグレーション)を手がける業界。SIはシステムの導入を検討する企業に対して、システムの開発・導入から運用に至るまで、一貫した支援を行うことを指しています。
また、SIを手がける企業はシステムインテグレーター(SIer)といい、顧客は官公庁から銀行、通信会社、学校までさまざま。また、メーカー系、独立系、ユーザー系の3つの系統に分けることができます。

SIerはソフトウェア開発を行う企業と連携してサービスを提供することが多く、ハードウェア業界とソフトウェア業界の垣根を超えて、ソフトウェアの開発からハードウェアの選定、システムが完成したあとの管理・保守までを手がけています。

また、企業によってはITを活用した戦略を提案するコンサルティングを行うこともあるようです。

企業の例:NTTデータ、ユニシス、野村総合研究所

(4)インターネット業界

インターネット業界には、企業向けのサービスと個人向けのサービスを行う企業があり、前者はWebサイト制作やインターネット広告、後者はSNSやECサイトなどを提供しています。近年はパソコンからスマートフォンへとネット閲覧の手段が広がり、インターネット業界はますます勢いを増している状況です。

当初検索エンジンを中心としていたGoogleやYahooは、動画サイトや地図サービス、メール、ショッピングなど多様な分野に事業を拡大しており、今後もさらなるサービスが開発されると期待できます。

また、医療や農業といったかつてはインターネットとは縁遠かった分野への進出も相次いでおり、業界の可能性はますます広がっていくのではないでしょうか。

企業の例:Google、Yahoo、サイバーエージェント


ひと口にIT業界・IT企業といってもこのように企業によって業態が異なることがわかったと思います。就活を始める前に、自分はどの業界で働きたいのかを考えてみてください。

さて、次回は引き続きIT業界基礎知識編として、IT業界用語について解説していきます。IT業界を目指すうえでよく目にする用語なので、しっかりチェックして知識つけましょう。



 

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