【IT業界徹底解説Part2】就活生必見!覚えておきたいIT業界用語

本コラムでは、IT業界への就職を目指す方に向けた知識を全4回にわたってお伝えします。IT業界の構造や将来的な動き、活躍している職種など、IT業界のこれからとご自身のキャリアを考えるのに役立つ情報が満載です!
 

IT業界詳細解説
【Part1】IT業界で働くための基礎知識
【Part2】就活生必見!覚えておきたいIT業界用語
【Part3】IT業界の変遷と今後の動向
【Part4】IT業界に関わる職種やキャリアについて

Part2では、IT業界の理解を深めるうえで、覚えておきたいトレンドキーワードについて解説していきます。知っている用語でも今一度確認し、業界の動向をつかんでいきましょう。
 

 覚えておきたいIT用語解説

今までに登場している語も含めて、改めて覚えておきたいIT業界用語を解説していきます。

IoT

IoT(アイオーティー)の正式な名称は「Internet of Things」といい、日本語に訳すと「モノのインターネット」になります。
従来インターネットは、パソコン同士を接続するものでしたが、IoTではタブレットや家電、自動車といったさまざまな物がインターネットでつながるようになりました。

IoTはインターネットにつなぎたい物にセンサーをつけることで、その物を操作したり、その物の状態(動き、位置など)を知ることができる技術。IoTを使えば、スマートフォンで外出先からエアコンのスイッチを入れたり、センサーつきの首輪を介して外出先からペットの動きや位置を知ることができます。

IoTはすでにさまざまな分野での活用が進んでおり、インターネットに常時接続している自動車(コネクティッドカー)では、自動運転が実現されつつあります。また、医療や介護現場でも、ウェアラブル端末を使ったバイタル測定が開始されるなど、IoTに注目が集まっています。

AI

AI(エーアイ)の正式名称はArtificial Intelligenceといい、「人工知能」という意味です。人工知能とは、人の知能による振る舞いをコンピューターに行わせる技術で、1950年代からその研究が始まりました。
近年注目されている「機械学習」は人工知能の一種で、コンピューターが事例となるデータから規則性や関連性を見つけだし、それを新たなデータに当てはめて分析・予測を行うことを指しています。

機械学習では、人間が「色に注目しなさい」「形に注目しなさい」という風に指示を出す必要がありますが、それをさらに発展させたのが「深層学習(ディープラーニング)」という技術。

深層学習では人が指示を出さなくてもコンピューターが自分自身で学習するため、自動運転などの高度な判断を必要とする分野で活用が進みつつあります。
機械学習や深層学習には大量のデータが必要とされますが、最近はソーシャルネットワークやスマートフォンのセンサーから得られる情報が劇的に増え、AI研究は大きな発展を見せています。

ビッグデータ

ビッグデータとは、通常のデータベースでは管理できないほどの大量のデジタルデータのこと。量的なインパクトに加えて、「さまざまな形式がある非定型データ」「日々大量に生成されるリアルタイム性」といった側面を持ち、今まで見過ごされていたデータに着目することで、ビジネスの新たな知見や仕組みを見出せるとされています。

ビッグデータの例として挙げられるのは、スマートフォンの位置情報やネットショップの購入履歴など実にさまざま。IoTを使って手に入るデータや、ポイントカードの利用者から手に入るデータ、新事業の創出を目的に国や自治体が公開しているデータもあります。

ビッグデータのビジネスでの活用例としては、タクシー会社がGPSで集めたデータを使って、乗客が多い場所や曜日を特定するといった試みが挙げられるでしょう。かつてはITとのつながりが薄いと思われていた農業分野でも、畑にセンサーを設置して気象データを収集し、生産性を向上させるといった事例があるようです。

フィンテック(FinTech)

フィンテックは2000年頃からアメリカで使われ始めた用語で、「金融(Finance)」「技術(Technology)」という2つの言葉を掛け合わせた造語。
フィンテックはひと言でいえばITを使った金融サービスであり、具体的にはスマートフォンで決済を行う「Apple Pay」や、AIによる投資の助言といったサービスが挙げられます。
フィンテックでは決済や送金、融資がより迅速かつ低コストで実現できるようになったため、それまで金融サービスと縁の薄かったIT企業が続々と参入するようになりました。
世界的にはアメリカやイギリスを中心にフィンテックを推進する動きが見られ、日本国内でも、メガバンクや地方銀行がフィンテックへの対応を積極的に進めています。

ブロックチェーン

ブロックチェーン(分散型台帳技術)はビットコインの開発過程で生まれた技術で、多くの仮想通貨の基盤となるものです。
ブロックチェーンでは、取引の履歴を「トランザクション」、複数のトランザクションのまとまりを「ブロック」といい、複数のブロックが鎖のようにつながった状態をチェーン、つまりはブロックチェーンといいます。

ブロックチェーンは銀行のような特定の機関に保存されるのではなく、仮想通貨を利用する各ユーザーのコンピューターに保存されるのが特徴。関係者全員がデータを共有するため災害・テロに強いことや、ユーザー同士で監視するので改ざんが困難な点が、従来のデータベースと比べたメリットです。

シェアリングエコノミー

1つのものを複数人で共有し、交代あるいは分けあって使う経済のことを指しています。
最近では、資産を所有する人とそれを利用したい人を結びつけるインターネット上のシェアリングサービスが次々に登場し、個人が持つ住居や服、乗り物、家具、無形のスキルを、簡単に誰かと貸し借りすることができます。
シェアリングサービスを使えば、近所の人同士で家事やペットの世話をしたり、使わない車を他人に貸し出したりすることが可能。貸し借りできるものの種類はサービスごとに異なりますが、「必要な物は必要な時に他人と共有すれば良い」という考えの人から人気を集めているようです。
シェアリングエコノミーは若い人を中心に普及が進んでおり、今後市場規模は拡大していくと予想されてます。

eSIM

そもそも「SIMカード」とは、スマートフォンや携帯電話をインターネットに接続したり、通話したりするのに必要なカードのこと。電話番号を特定するための情報が記録されており、SIMカードなしで通話することはできません。

携帯会社が販売する端末では基本的にその会社のSIMカードを使うことになっていて、契約する事業者を変える際はSIMカードを差し替える必要があります。
SIMカードの1種であるeSIM(イーシム)はこの仕組みを変える次世代SIMであり、eSIMでは物理的にカードを差し替える必要はなく、通信経由で契約情報を書き換えることが可能です。

そのため利用者は店舗に行ってSIMカードを入手する必要がなくなり、簡単に契約する事業者を変更できるようになります。極端に言えば、「今日はA社と契約し、明日はB社と契約する」といったことも可能で、eSIMを使えば「海外旅行の間だけ現地のキャリアに切り替える」という契約の仕方もできるでしょう。

HR Tech

HR(Human Resource)とテクノロジー(Technology)から成る造語で、人材の採用や育成、評価の際に、ビックデータやAIといったIT技術を用いて業務を効率化することを指しています。
HR Tech(エイチアールテック)はクラウドの普及とともに広まりつつあり、企業は優秀な人材を確保し、最先端のテクノロジーで社員を支えて生産性アップにつなげるといった目的でHR Techを活用し始めています。

HR Techがカバーする領域は、採用管理、組織マネジメント、求人検索、面接管理、社員の健康管理と幅広く、具体的には、採用から勤怠を一括管理するサービスや、労務処理をWeb上で完結するサービスなど展開されています。
HR Techが普及していけば、人事は書類作成といったルーティン作業から開放され、戦略人事といったより価値の高い仕事に集中できるようになるでしょう。


今回は8つのトレンドキーワードを紹介しましたが、この他にも注目されている技術は多くあります。IT業界の成長スピードはすさまじく、技術の進歩によってトレンドキーワードは変わっていきます。次はどんな技術が注目されるのか、皆さんもアンテナを張って業界の動向を探ってみてください。


さて、次回はIT業界の変遷と今後の動向について解説していきます。IT業界の動向は産業革命が大きく関わってきます。産業革命によってどう技術が進歩していったのか、またそれによって今後は雇用がどう変化していくのか、しっかり把握して業界への理解を深めましょう。

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