このページのまとめ
- ゲーム会社への就職は難易度が高いが、自分の適性に合った職種を選べば内定獲得も可能
- ゲーム業界や志望している会社について知り、就職したい理由を深掘りすることが大切
- 新卒でゲーム会社へ就職するために、積極的に就職エージェントを利用しよう

「ゲーム会社への就職って難しそう…」とお悩みの就活生もいるでしょう。一般的にゲーム会社は高い専門性と熱意が求められるため、就職難易度も高いといえます。内定を勝ち取るには、職種ごとの役割を正しく理解し、必要なスキルや資格を戦略的に準備することが重要です。
この記事では、ゲーム会社に就職するためのステップや難易度、代表的な職種、役立つ資格などを解説します。ゲーム会社を志望している方はぜひご覧ください。
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- ゲーム会社への就職は新卒・未経験から可能
- ゲーム会社への就職の難易度は高い
- 「ゲーム会社は大変」と言われることも
- ゲーム会社に就職するには?6つのステップ
- 1.ゲーム業界について調査する
- 2.ゲーム会社に就職したい理由を深掘りする
- 3.未経験OKの会社に応募する
- 4.インターンシップに参加する
- 5.スキルや知識を身につける
- 6.就職エージェントを活用する
- 就職前に確認したいゲーム会社で活躍する主な職種
- プロデューサー
- ディレクター
- プランナー
- グラフィックデザイナー
- イラストレーター
- プログラマー
- サウンドクリエイター
- シナリオライター
- ローカライザー
- デバッガー
- ゲーム会社で間接的に制作に携わる職種
- 営業
- 広報
- カスタマーサポート
- ゲーム会社への就職で求められる5つのこと
- 1.ゲーム制作への意欲
- 2.トレンドやニーズへの敏感さ
- 3.コミュニケーション能力
- 4.心身のタフさ
- 5.学び続ける向上心
- ゲーム会社への就職に役立つ資格12選
- 1.ITパスポート
- 2.基本情報技術者
- 3.応用情報技術者
- 4.TOEIC600点以上のスコア
- 5.C言語プログラミング能力検定
- 6.Photoshopクリエイター能力認定試験
- 7.Illustratorクリエイター能力認定試験
- 8.CGクリエイター検定
- 9.色彩検定
- 10.映像音響処理技術者資格認定試験
- 11.MIDI検定
- 12.サウンドレコーディング技術認定試験
- ゲーム会社に就職したいあなたへ
- ゲーム会社への就職に関するよくある質問
- Q.ゲーム会社への就職で学歴は大事?有利な大学や学部は?
- Q.ゲーム会社への就職は難しい?やめとけって言われた…
- Q.文系から目指しやすいゲーム会社の職種は?
ゲーム会社への就職は新卒・未経験から可能
新卒の学生や業界未経験者であっても、ゲーム会社への就職を諦める必要はありません。「ゲーム会社へ就職するためには専門学校で特殊な教育を受けていなければならない」と思われがちですが、実際には一般大学の出身者が採用されるケースも多く見られます。ゲーム制作の現場では、プログラミングやデザインといった専門スキルだけでなく、企画力や進行管理、広報、営業など、多岐にわたる役割が必要とされるためです。
ただし、誰もが簡単に採用されるわけではありません。まずはゲーム会社への就職の難易度や実情を知ることから始めましょう。以下で詳しく解説するので、ぜひチェックしてみてください。
ゲーム会社への就職の難易度は高い
一般的に、ゲーム会社への就職難易度は高いといわれています。人気の業界のため応募者数が多く、業界全体として経験や実力を重視する傾向にあるためです。ゲーム会社への就職活動では、ゲームが好きという熱意だけでなく、それを形にするための専門性や論理的な思考力が問われるでしょう。
ここでは、ゲーム会社への就職が難しいといわれる具体的な理由を詳しく解説します。
大手のゲーム会社は応募者数が多い
ゲーム会社のなかでも大手企業は、知名度の高さに加えて安定した経営基盤や充実した福利厚生が魅力となり、毎年膨大な数の学生が応募します。特に、世界的なヒット作や有名タイトルを抱える企業には、国内のみならず海外からも優秀な志願者が集まるため、内定倍率は極めて高くなるのが一般的です。
こうした大手企業では、限られた採用枠に対して応募者が圧倒的に多いため、選考のハードルも必然的に上がります。選考の過程では、ポテンシャルだけでなく、学歴や実務に直結する高度なスキルが厳格に評価される傾向にあるでしょう。
そのため、ゲームに対する情熱があることは大前提のうえで、専門知識や実践的な能力を証明できなければ、採用ラインに到達するのは困難だといえます。その分、ライバルと切磋琢磨して内定を勝ち取れば、世界中のユーザーに届く大規模なプロジェクトに携われるチャンスが待っているでしょう。
業界全体として経験や実力を重視する傾向
中小ゲーム会社の場合は大手ほど採用倍率は高くないものの、少人数体制で業務を行うことも多く、新卒でも即戦力に近い人材が歓迎される傾向があります。新卒でも実力主義の採用が多いため、自主制作やインターン経験、チーム開発の経験などは強みとなるでしょう。
海外のゲーム企業でも、基本的には即戦力となる技術力をもった人材の採用が中心です。学歴よりもスキルや実績が重視されるため、自分の得意分野や実績を具体的に示すことが欠かせません。また、選考は英語や現地言語を使って意思疎通ができることが前提となるため、語学力の高さが就職の難易度を大きく左右するでしょう。
実力主義という側面はありますが、それは裏を返せば、若いうちから自分のスキルを正当に評価してもらえる環境があるということです。早い段階から制作現場の最前線に立ち、実戦を通じて成長を遂げられる点は、この業界ならではの魅力といえます。
「ゲーム会社は大変」と言われることも
ゲーム会社への就職は、入社難易度の高さに加え、仕事としての厳しさを「大変だ」と感じる人もいます。華やかなイメージの一方で、制作現場特有の責任の重さがあるからです。
まず、発売日に向けた厳格なスケジュール管理が求められます。最終局面ではクオリティ向上や不具合対応が重なり、プレッシャーの掛かる場面も少なくありません。近年は働き方改革が進み、労務管理を徹底する企業が増えていますが、作品を完成させるための粘り強さが求められる時期があるのは事実でしょう。
また、趣味と仕事のスタンスの違いに戸惑うケースも見られます。趣味のゲームは自分が楽しむためのものですが、仕事としての制作はユーザーを満足させ、ビジネスを成立させることが目的です。市場のニーズや予算に合わせて仕様を変更する場面もあり、自分の理想とのギャップを「大変だ」と感じる人もいるでしょう。
娯楽としてだけでなく、一つの商品として客観的にゲームを捉え、情熱をもち続けられるかどうかが、ゲーム会社で充実して働くための鍵です。
ゲーム業界ならではのやりがいや大変さを理解し、自分に合った会社を見つけるためには、事前の入念なリサーチが欠かせません。「業界・企業・職種の研究はなぜ重要?就活を効率的に進めるための基礎知識」の記事で調査の方法を解説しているので、あわせてご一読ください。
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ゲーム会社に就職するには?6つのステップ
実力主義の傾向があるゲーム会社ですが、新卒の場合はポテンシャル採用で就職できる可能性があります。内定を勝ち取るためには、まず業界や職種への理解を深めて志望理由を明確にし、インターンシップを通じて実務の空気に触れることが重要です。
ここでは、ゲーム会社への就職を実現するために、未経験者が就職活動で踏むべき具体的な6つのステップを解説します。

1.ゲーム業界について調査する
ゲーム会社への就職を実現するためには、ゲームの知識を深めるだけでなく、業界全体の動向を把握することが不可欠です。自分が好きなタイトルや有名企業に限定せず、モバイル市場の成長性やeスポーツの普及、VR・ARといった新しい開発技術など、多角的な視点で情報を集めましょう。
業界調査を丁寧に行うことで、自分がどの領域で活躍したいのか、どの企業が自分の志向に合っているのかを客観的に判断できるようになります。現在はインディーゲームの台頭やクラウドゲームの普及など、業界の構造も常に変化しているため、最新のニュースや市場レポートに目を通しておくことが大切です。
具体的なリサーチの進め方や効率的な情報収集のコツについては、「業界研究のやり方は?効率的に進めるコツや行う目的を解説」の記事で詳しく紹介しています。ぜひチェックしてみてください。
2.ゲーム会社に就職したい理由を深掘りする
ゲーム会社の選考を通過するためには、「なぜゲーム業界なのか」「なぜその会社なのか」という理由を徹底的に深掘りしておく必要もあります。面接官の印象に残るよう、自身の体験に基づいた具体的なエピソードを用意しておくのがポイントです。
たとえば、「ゲームを作りたい」といった抽象的な表現だけでは、十分なアピールにはなりません。「ゲーム制作を通じてどのような価値を届けたいのか」「なぜほかの業界ではなくゲーム会社でなければならないのか」を自問自答し、言葉に説得力をもたせましょう。
特に新卒採用では、入社後の活躍を予感させるポテンシャルのアピールが重要です。ゲーム制作に直結する専門スキル以外にも、コミュニケーション能力やリーダーシップなどは、多くの職種で高く評価されます。企業が求める人物像を正しく理解し、自分の強みと結びつけて伝えましょう。
まずは「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就職成功を目指そう!」の記事を参考に、志望先のゲーム会社についての理解を深めてみてください。
3.未経験OKの会社に応募する
ゲーム業界には、次世代の育成や組織の活性化を目的に未経験者歓迎の求人を出し、広く人材を募っている企業が存在します。まずはこうした未経験者が挑戦しやすい企業を探し、積極的にアプローチしてみることが、ゲーム会社への就職を叶える最初の一歩です。
ゲーム会社の求人は、プログラミングやデザインといった専門職だけではありません。プランナーやシナリオライター、さらには企業の運営を支える人事、総務、営業といった職種でも募集が行われています。
「プログラミングの経験はないが、文章力には自信がある」「営業として自社の作品を世界に広めたい」など、これまでの経験や自分の適性に合った職種を見極めることが大切です。自身の強みを活かせるポジションを探せば、未経験からでも就職の可能性を高められるでしょう。
4.インターンシップに参加する
ゲーム会社へ就職するために、まずはインターンシップに参加するのもおすすめです。実際の開発現場の空気を感じたり、現役のクリエイターから直接話を聞いたりすることで、外側からでは見えにくいゲーム会社の仕事のリアルを肌で感じることができます。
短期のプログラムであれば参加のハードルも低く、未経験者が業界の雰囲気に触れる貴重な機会となるでしょう。長期のインターンシップでは実務の一部を体験できるケースもあり、自分の適性を確認する絶好のチャンスです。興味のある企業がインターンの募集を行っている場合は、積極的に挑戦してみてください。
5.スキルや知識を身につける
志望する職種に合わせて、基礎的なスキルや知識を習得しておくことも重要です。ゲーム開発で主流となっている C++ や C#などのプログラミング言語、あるいは Unity や Unreal Engine といったゲームエンジンの操作スキルなど、志望企業で評価されやすい知識や資格を取得しておくと良いでしょう。
書籍やWebサイトを活用した独学のほか、体系的に学べるスクールなど、自分に合った学習スタイルを選んでみてください。まずは焦らず、自分の目指す職種でどのような技術やツールが標準的に使われているのかをリサーチすることから始めてみましょう。
スキルの証明にはポートフォリオが必要
ゲーム会社で活かせるスキルを身につけている場合、それを客観的に証明するためのポートフォリオの提出が求められることがあります。ポートフォリオとは、自分の実績や能力を周囲に伝えるための作品集のことです。自分が制作したプログラムのソースコードや描いたイラスト、考案した企画書などをまとめることで、得意分野や制作のプロセスを客観的に示すことができます。
具体的な成果物は言葉以上に大きな説得力をもち、実力を正当に評価してもらうための強力なツールです。就職活動が本格化する前からコツコツと作品をストックし、納得のいく形でまとめられるよう準備を進めておきましょう。
6.就職エージェントを活用する
新卒や未経験から効率良くゲーム会社の内定獲得を目指すなら、就職エージェントの力を借りるのがおすすめです。就職エージェントでは、専任のキャリアアドバイザーが自己分析のサポートから希望に沿った企業の紹介、さらには選考を通過するための具体的なアドバイスまで、一貫してサポートしてくれます。
特に、倍率の高いゲーム業界では、自分一人では気づけない強みの引き出し方や企業ごとの傾向に合わせた面接対策が合否を分けることも。プロの視点を取り入れることで、よりゲーム業界や志望企業に合わせた選考対策が可能になるでしょう。
就職エージェントの利用に際して不安がある方は、「就活エージェントはやめとけと言われる理由は?見極める方法を解説」の記事もぜひ参考にしてみてください。
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就職前に確認したいゲーム会社で活躍する主な職種
ゲーム制作の現場は、専門性の異なる多彩な職種の連携によって成り立っています。志望する職種によって求められるスキルや経験、制作への関わり方は大きく異なるため、それぞれの仕事内容を正しく理解しておくことが大切です。
ここでは、ゲーム会社への就職で目指せる代表的な職種を解説します。各職種の特徴を確認し、自分がどのようにゲーム作りに貢献したいのか、キャリアプランを描く際の参考にしてください。
プロデューサー
プロデューサーは、プロジェクト全体の予算管理やスタッフ編成、宣伝戦略などを統括する「ビジネス面の責任者」です。ゲーム制作を一つの事業として成立させるのが主な役割となります。
円滑な運営に欠かせないマネジメント能力や市場のニーズを読み解く力、社内外との高い交渉力などの多角的なスキルが求められるでしょう。多くの場合、制作現場で実務経験を積んだあとにキャリアアップすることで目指せる職種です。
ディレクター
ディレクターは、実際のゲーム制作における現場監督のような役割です。プロデューサーが定めた方針に沿って、プランナーやデザイナー、プログラマーと密に連携し、ゲームとしての面白さを具体的な形に仕上げていきます。
企画の細部から進行管理まで実務全般を監督するため、強いリーダーシップや判断力、スタッフへ意図を的確に伝える言語化能力が不可欠です。
プランナー
プランナーは、いわばゲームの設計図を作る職種です。具体的には、キャラクターの強さの設定やステージの難易度調整、メニュー画面の使い勝手などを細かく決めていきます。
自分の考えたアイデアを指示書にまとめ、プログラマーやデザイナーに正しく伝えるのが主な役割です。単に面白いことを思いつくだけでなく、その面白さを数値や図解で論理的に説明し、チーム全体を納得させて完成まで導く力が求められます。
グラフィックデザイナー
グラフィックデザイナーは、主にゲームの背景や登場するキャラクター、画面上のメニューなどを制作する職種です。企業によっては「2D・3Dデザイナー」や「エフェクトデザイナー」など、専門領域ごとに細分化されているケースもあります。
制作にはIllustratorやPhotoshopといったソフトのほか、3Dモデルを作成する専用ソフトを扱うスキルも必要です。作品の世界観を魅力的に描き出す独創性や想像力に加え、チームの意図を汲み取って形にする柔軟な表現力が求められます。
イラストレーター
イラストレーターは、ゲームに登場するキャラクターのビジュアルや背景、宣伝用のメイン画像などを制作する仕事です。最近ではスマートフォンのアプリゲームが増加しており、一枚絵としてのクオリティが重視される傾向にあるため、イラストレーターの需要も高まっています。
ときにはキャラクターの設定から考え、実際にデザインまで完成させることも。イラストの技量はもちろん、指示書の意図を汲み取って魅力を引き出す発想力や、作品の絵柄に合わせる柔軟性も求められる仕事です。
プログラマー
プログラマーは、プログラミングによってゲームを実際に動かすシステムを構築し、動作の安定性を管理する役割です。プランナーが作成した仕様書をもとに、キャラクターの操作や物理演算、ネットワーク処理などを実装していきます。
不具合が起きた際の原因特定や修正も担うため、論理的思考力が不可欠です。プログラミング言語スキルのほか、最新のゲームエンジンへの理解、数学や物理に関する知識などがあれば、より第一線で活躍できるでしょう。
サウンドクリエイター
BGMや効果音、ボイスの編集など、音を通じてゲームの世界観を演出するのがサウンドクリエイターです。プレイヤーの感情を揺さぶり、ゲームへの没入感を高めるために欠かせない役割を担います。
制作は主にパソコンを使って行われるため、作曲のセンスだけでなく、専用の音楽制作ソフトを使いこなすスキルも必要です。ゲームの演出意図を理解し、その場面に最適な音を作り上げる感性が求められます。
シナリオライター
シナリオライターは、ゲームのストーリーやキャラクターのセリフ、世界観の設定などを考案し、文章にする仕事です。プレイヤーを物語に引き込み、キャラクターに命を吹き込む構成力や文章力が重要になります。
あらすじから自分で考える場合もあれば、決められた案に従って膨大なテキストを執筆するケースなど、業務内容は会社によってさまざまです。近年は物語の深みが重視されるゲームが増えており、今後も需要が増していく職種といえるでしょう。
ローカライザー
ローカライザーは、日本のゲームを海外向けに、あるいは海外のゲームを日本向けに翻訳・調整する仕事です。単なる直訳ではなく、その国の文化や習慣、流行に合わせて表現を最適化するカルチャライズの視点が求められます。
語学力はもちろん、他文化への深い理解や、元の作品の良さを損なわずに伝える翻訳センスが重要です。
デバッガー
デバッガーは、開発中のゲームをプレイして不具合(バグ)を洗い出す品質管理の役割を担います。仕様書どおりに動作するかを徹底的に検証し、発見した不具合を開発チームへ正確に報告するのが主な仕事です。
根気強く検証を続ける集中力に加え、開発者に分かりやすく状況を伝えるコミュニケーション能力が必要な職種といえます。多くのゲームに精通していれば、より的確なバグの特定や、品質向上への提案ができるようになるでしょう。
ゲーム会社の代表的な職種は「ゲーム業界の今後の見通しは?職種や仕事内容から求められる人物像まで解説」の記事でも解説しているので、ぜひご参照ください。
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ゲーム会社で間接的に制作に携わる職種
ゲーム会社には、クリエイターやエンジニアといった専門職以外にも、営業や広報、カスタマーサポートなどの職種もあります。これらの職種は、ゲーム制作に関する知識やスキルがなくても、自身の強みを活かして挑戦しやすいのが魅力です。
ここでは、未経験からでも目指しやすい、ゲーム制作を間接的に支える代表的な3つの職種を解説します。ゲーム会社への就職の第一歩として、ぜひ参考にしてみてください。
営業
ゲーム会社の営業は、自社で制作したゲームを多くのユーザーに届けるため、小売店やプラットフォーマーにアプローチするのが主な仕事です。具体的には、ゲームショップや家電量販店などの売り場での取り扱いを交渉したり、効果的な陳列方法を提案したりします。
商品の魅力を伝えるためには、自社のゲームコンセプトやターゲット層を深く理解しておくことが欠かせません。近年では、ダウンロードコンテンツの普及に伴い、オンライン上での露出を高めるための施策も重要となっています。広報と連携しながらプロモーションを企画・実施したり、イベントを通じてファンを増やしたりするのも営業の重要な役割です。
キャリアチケットの「【2023年10月実施】25卒学生の就活状況についての調査」によると、営業職を希望する就活生は21%で、企画・マーケティングの次に多い数字でした。

競争率の高い職種だからこそ、企業研究や選考対策を徹底し、自分の強みがどう営業に活かせるかを具体的に準備しておきましょう。営業職としてのキャリアを目指す方は、「営業職の志望動機例文20選!アピールすべきポイントや書き方を解説」の記事も参考にしてみてください。
広報
広報は、自社のゲームをより多くの人に知ってもらうための架け橋となる仕事です。具体的には、テレビCMの企画やイベントの実施、メディアへのプレスリリース配信などを通じて、作品の認知度を高める宣伝活動を担います。ときには他社のアニメやゲームとのコラボレーションを企画し、話題性を作り出すこともあるでしょう。
近年では、SNSを活用したプロモーションやWeb広告など、発信の場が多角化しています。そのため、広報には時代のトレンドをいち早くキャッチし、ターゲットとなるユーザーのニーズに合わせて自社商品の魅力を最大限にアピールする感性と発信力が求められるでしょう。
カスタマーサポート
カスタマーサポートは、消費者から寄せられた質問やクレームに対応する仕事です。たとえば、ゲームの操作方法やエラーが起きた場合の対処方法といった問い合わせに対応します。そのため、自社のゲームやサービスに関する豊富な知識と、分かりやすく説明するスキルが必要です。
カスタマーサポートには、消費者からの理不尽なクレームや厳しい意見が寄せられる場合もあるため、忍耐力や臨機応変な対応も求められます。また、ユーザーから寄せられた貴重な意見をまとめ、制作チームにフィードバックしてゲームの改善につなげることも、カスタマーサポートの大切な仕事の一つです。
未経験者や文系出身者におすすめのゲーム会社の職種について知りたい方は、「ゲーム会社への就職は難しい?難易度が高いといわれる理由を解説」の記事をご確認ください。
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ゲーム会社への就職で求められる5つのこと
ゲーム会社へ就職するためには、ゲーム制作に対する揺るぎない熱意はもちろん、周囲と協力して作品を作り上げるための基礎的な素養を整えておくことが欠かせません。
ここでは、ゲーム会社への就職で求められる5つの素養を解説します。自分に足りない要素は何かを確認し、着実なステップアップに役立ててください。
1.ゲーム制作への意欲
ゲーム会社への就職を実現するためには、何よりも「ゲームを作りたい」という強い意欲が不可欠です。華やかなイメージの一方で、制作現場では緻密な作業の積み重ねや厳しいスケジュール管理が求められる場面も少なくありません。単に「ゲームが好き」という気持ちだけでは、プロとして理想と現実のギャップに直面し、立ち止まってしまう可能性があります。
大切なのは、「どのような体験をユーザーに届けたいのか」「制作を通じて何を実現したいのか」という自分なりの軸をもつことです。この想いが明確であれば、就職活動における強力なアピールになるだけでなく、入社後も高いモチベーションを維持しながら、納得感をもってキャリアを積んでいけるでしょう。
2.トレンドやニーズへの敏感さ
常に新しい驚きを届けることが使命のゲーム会社において、最新のトレンドや市場のニーズに敏感であることは、大きな武器になります。ゲーム制作では、ユーザーが今何を求めているのか、どのような技術が主流になりつつあるのかを素早く察知し、それを作品に反映させる柔軟性が求められるからです。
ゲーム開発の技術は進化のスピードが早く、昨日までの常識が通用しなくなることも珍しくありません。日常的に幅広いジャンルのゲームに触れたり、最新のデバイスや開発ツールの動向をチェックしたりする習慣をつけることが大切です。
3.コミュニケーション能力
ゲーム会社へ就職するためには、周囲と円滑にやり取りをするコミュニケーション能力も求められます。 ゲーム制作は、プロデューサーやディレクター、デザイナーなど、さまざまな役割の人とチームで進めるのが基本だからです。
単に仲良くするだけでも不十分で、制作についての情報の正確な共有が欠かせません。多くの部門が一丸となって一つのタイトルを完成させるためには、個人の技術力以上に、周囲と足並みをそろえて動く力が必要です。自分の考えを明確に伝えつつ、他者のアイデアにも柔軟に耳を傾けられる姿勢は、ゲーム会社で高く評価されるでしょう。
就職活動におけるコミュニケーション能力のアピール方法については、「自己PRでコミュニケーション能力を伝えるには?言い換え方やコツを解説」の記事をご覧ください。
4.心身のタフさ
前述したように、ゲーム業界では開発スケジュールがタイトになることや、品質を追求するあまり作業量が膨らむといった場面も少なくありません。そのため、長時間の作業に耐えうる体力と、思いどおりにいかない状況でも粘り強く取り組める精神力が求められます。
特に、納期やクオリティに対するプレッシャーのなかでも、諦めずにやり遂げる強さが必要です。激務のイメージが先行しがちなゲーム業界ですが、忙しい時期でも安定したパフォーマンスを発揮し、目標に向かって取り組める人は重宝される存在となるでしょう。
5.学び続ける向上心
ゲーム業界は技術革新のスピードが極めて速いため、常に最新の知識やスキルを身につけていく姿勢が求められます。プログラマーであれば最新のゲームエンジンやAI技術、デザイナーであれば新しい3D表現など、変化に対応できる柔軟さと探究心が欠かせません。
また、ユーザーのニーズや市場の動向を敏感にキャッチし、それを作品づくりに反映させていく努力も必要です。「もっと良いゲームをつくりたい」「多くの人に楽しんでもらいたい」といった情熱をもち、自主的に学ぶ姿勢がある人は、ゲーム業界に向いているといえるでしょう。
ゲーム会社が自分に向いているか確認したい方は、「向いてる仕事がわからない…大学生が就活で適職を探すときの見極めポイント」の記事を参考にしてみてください。
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ゲーム会社への就職に役立つ資格12選
ゲーム会社は実力主義の世界であり、資格があるだけで採用が決まるわけではありません。しかし、特定の資格を取得することは、志望職種に対する本気度や学習意欲を客観的に示す強力なアピール材料となります。
ここでは、ゲーム会社への就職活動で評価されやすい12の資格を紹介します。自分の目指す職種に合わせたスキルを身につけたい方は、ぜひご一読ください。
1.ITパスポート
ITパスポートは、ITに関する基本的な知識をもっていることを示す国家試験です。ゲーム開発の現場では、プログラマーだけでなく企画やデザインといったあらゆる職種でPCやネットワーク、各種ソフトウェアを日常的に使用するため、基礎的なリテラシーは必須といえます。
ITパスポートでは、技術的な知識だけでなく、経営戦略やプロジェクトマネジメント、著作権などの法務に関する知識も問われます。ゲーム業界を志望する学生にとっては、職種を問わず取得して損のない資格といえるでしょう。
2.基本情報技術者
基本情報技術者は、ITエンジニアとしての登竜門ともいえる国家資格です。コンピュータの仕組みからアルゴリズム、データ構造、さらには経営やマネジメントまで、ITに関する広範な知識を体系的に備えていることを証明できます。
決して簡単な試験ではありませんが、計画的に対策すれば学生のうちに取得することも十分に可能です。この資格をもっていれば、企業から「基礎的なITリテラシーが備わっている」「技術を体系的に学ぶ意欲がある」と判断され、プログラマー職だけでなく企画職などでもポジティブな評価につながるでしょう。
3.応用情報技術者
応用情報技術者とは、高度なIT技術をもっていることを示す国家資格です。エンジニア向けの資格のため専門性が高く、プログラマーをはじめとする専門職を志望している人は取得するとアピール材料となります。
エンジニア職を志望する学生のなかでも、応用情報技術者の資格を所持している人は決して多くありません。そのため、大手のゲーム会社の選考を受ける際にも強みになる資格です。
4.TOEIC600点以上のスコア
英語でのコミュニケーション能力を測るTOEICのスコアも、ゲーム会社の選考では効果的なアピール材料になります。ゲーム開発で使用する最新技術やツールのドキュメント、プログラミングに関する最新情報の多くは英語で発信されるため、英語力は情報の収集力として評価されるからです。
まずは、ビジネス英語の基礎が身についている目安となる600点以上のスコアを目指しましょう。近年は海外拠点との連携やグローバル展開に力を入れる企業も多いため、語学力は職種を問わず大きな武器です。
TOEICの学習のコツについては、「TOEICは就職活動で評価される?アピールの目安点数や勉強法を解説」をご確認ください。
5.C言語プログラミング能力検定
C言語プログラミング能力検定は歴史が長く、多くのシステム開発の基礎となっている「C言語」の習得度を測る試験です。現在のゲーム開発の主流はC++やC#ですが、これらはC言語の考え方をベースに発展したものです。
そのため、C言語の基礎的なアルゴリズムやメモリ管理の構造を理解していれば、ほかの高度な言語への応用力が格段に高まります。検定は3級から1級まであり、上位級を取得することで、開発職として必要な論理的思考力と実装スキルを客観的に証明する材料になるでしょう。
6.Photoshopクリエイター能力認定試験
Photoshopクリエイター能力認定試験は、画像編集ソフト「Photoshop」の操作スキルを測る資格で、ビジュアル制作に携わる職種を目指す方にとって有力な武器になります。Photoshopは、キャラクターデザインや背景画の編集、UIデザインなど、ゲーム制作のさまざまなシーンで活用されており、業界でも高く評価されているツールです。
試験はスタンダードとエキスパートの2段階に分かれており、実際に作品を制作しながらスキルを証明できる実践的な内容となっています。デザイナー職を希望するなら、早めにチャレンジしておきたい資格の一つといえるでしょう。
7.Illustratorクリエイター能力認定試験
Illustratorクリエイター能力認定試験は、ベクター形式のグラフィック作成ソフト「Illustrator」の操作力を測る資格で、ロゴやアイコン、UIパーツのデザインに関わる仕事を目指す方に適しています。IllustratorはPhotoshopと並ぶゲーム会社の定番ツールであり、両方を使いこなせれば、より幅広い制作業務に対応できるでしょう。
試験はスタンダードとエキスパートの2レベルが用意されており、レベルに応じた試験に挑戦が可能です。独学でも対策可能な模擬問題集も販売されているため、計画的な学習で十分に合格を狙えます。
8.CGクリエイター検定
CGクリエイター検定は、2D・3Dのコンピュータグラフィックス制作に関する知識と技術を評価する資格です。ゲームのビジュアル表現には、キャラクターや背景、モーションなど多様なCG技術が使われており、この検定はその基礎から応用までを幅広くカバーしています。
表現力やデザインの原則に加え、モデリングやレンダリングなどの実務的な内容にも踏み込んでいるため、クリエイターとしての総合力を示すことが可能です。ベーシックとエキスパートの2つのレベルがあるため、まずは基礎から固めることをおすすめします。
9.色彩検定
色彩検定は、配色や色の見え方に関する知識とセンスを身につけたい人におすすめの資格です。ゲームのビジュアルデザインでは、キャラクターの印象や世界観の演出に色が大きな影響を与えるため、色彩感覚の鋭さは重要なスキルといえます。
試験では、基礎から高度な色彩理論までを段階的に学べるほか、多様な色覚特性に配慮した「ユニバーサルデザイン(UC級)」の視点も習得可能です。世界中の誰もが遊びやすいゲーム画面を設計するうえで、非常に実務的な武器となるでしょう。
10.映像音響処理技術者資格認定試験
映像音響処理技術者資格認定試験は、映像と音響に関する技術的な知識を有していることを証明する資格です。ゲーム制作では映像と音の融合が求められるシーンも多く、特にサウンドエンジニアや演出担当を目指す方に役に立ちます。
試験では、音響や映像の基本的な技術はもちろん、著作権に関する理解も問われるため、現場で求められる実践的な知識を身につけることが可能です。ゲーム以外にも映像制作や舞台業界で活用できるでしょう。
11.MIDI検定
MIDI検定は、電子楽器やパソコンを用いた音楽制作の共通規格である「MIDI」の知識と技術を測る資格です。MIDIはゲーム内のBGMや効果音制作における基礎技術であり、サウンドクリエイターを目指す方にとって習得しておきたい必須スキルといえます。
検定は4級から1級まで段階的に構成されており、基礎から高度な制作・編集技術まで着実にステップアップできるのが特徴です。上位級を目指すには下位級の合格が必要となるため、それぞれの級の出題範囲に合わせた計画的な対策が欠かせません。音楽を扱う職種を志望するなら、早いうちから取り組むことで、確かな技術的背景を証明する強みになるでしょう。
12.サウンドレコーディング技術認定試験
サウンドレコーディング技術認定試験は、音声収録や編集のスキルを評価するための資格で、日本音楽スタジオ協会が主催しています。ゲームにおけるボイス収録や効果音の制作では、録音機材の扱いや音質調整のスキルが求められるため、資格を取得することで実務に直結する能力を証明できるでしょう。
評価はA~Eまでのランクで判定される形式で、マークシート方式のため初学者でも挑戦しやすいのが特徴です。音響関連の職種を目指す場合、就職活動のアピールポイントになります。
ゲーム会社の選考で取得した資格を効果的にアピールしたい方は、「自己PRで資格取得をアピールするには?例文3選と書き方のポイントを紹介」の記事をご参照ください。
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「ゲーム会社に就職したいけど、倍率が高くて自分には無理かも」「採用されるイメージがもてない…」と不安を感じている方も多いでしょう。確かに、ゲーム会社は人気が高く、即戦力に近いスキルを求める企業も多いため、新卒採用を勝ち取るには入念な準備と対策が欠かせません。自分の目指す職種を正しく理解し、選考で評価されるスキルや実績を一つひとつ着実に積み上げていくことが大切です。
もし一人での就職活動に行き詰まりを感じたり、効率的な対策方法に迷ったりしたときは、プロの視点を取り入れることも検討してみてください。
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ゲーム会社への就職に関するよくある質問
ここでは、ゲーム会社への就職に関するよくある質問に、Q&A形式でお答えします。
Q.ゲーム会社への就職で学歴は大事?有利な大学や学部は?
A.特定の大学や学部の卒業が必須になるわけではありませんが、職種により学んでおくと有利な分野は存在します。
たとえば、プログラマー志望なら、情報科学系や工学系でプログラミングや数学、物理を体系的に学んでいると、システム構築の技術力に直結するため有利です。デザイナーなら美術・デザイン系の専門性が活かせます。プランナーの場合は、学部よりも論理的思考力や企画力が重要です。
しかし、最終的には学歴以上に、ポートフォリオの質と専門スキルの証明が重視されるでしょう。
Q.ゲーム会社への就職は難しい?やめとけって言われた…
A.ゲーム会社の就職難易度が高いのは事実です。大手は倍率が極めて高く、中小は即戦力に近い実力を求めるため、情熱だけで内定を得るのは容易ではありません。また、納期前の多忙さやクオリティへのプレッシャーから「やめとけ」と言われることもあるでしょう。
しかし、近年では働き方改革を進める企業も増えています。厳しい環境を成長の機会と捉え、粘り強く取り組める人には非常にやりがいのある業界です。
Q.文系から目指しやすいゲーム会社の職種は?
A.プログラミングといった専門スキルを問われにくい営業や広報、カスタマーサポートなどが目指しやすいでしょう。これらは特別な技術よりも、対人能力や自社製品の魅力を伝える表現力が活きる職種です。また、物語を構築するシナリオライターや語学力を活かせるローカライザーも、文系の強みを発揮できます。
「文系におすすめの職業11選!人気業界や自分に合う仕事の探し方も紹介」の記事では、多くの職種のなかでも特に文系におすすめの職業を紹介しています。文系出身の強みを活かして働きたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。