このページのまとめ
- ゲーム会社への就職が難しいといわれるのは、倍率が高くスキルが重視されるから
- ゲーム会社には総合職やデバッグ・品質管理など、挑戦しやすい職種も存在する
- 質の高いポートフォリオを作り上げるのが、ゲーム会社へ就職するためのポイント
「ゲーム会社への就職は難しい?」「就職するにはどうしたら良い?」などと気になる就活生もいるでしょう。ゲーム会社は人気が高く難しい業界ですが、適切な対策を講じれば内定獲得を目指せます。
この記事では、ゲーム会社への就職が難しい理由や狙い目の職種、内定を勝ち取るためのコツをまとめました。ゲーム会社への就職を実現するため、ぜひ参考にしてみてください。
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- 新卒でゲーム会社に就職するのは難しいが十分可能
- 新卒でゲーム会社への就職が難しいといわれる理由
- 倍率が高いから
- スキルが求められるから
- ゲーム業界に就職するための狙い目の会社と職種
- 総合職・運営職:文系から内定を狙える
- デバッグ・品質管理:未経験から挑戦しやすい
- 開発受託会社:隠れ優良企業で技術を磨ける
- スマートフォンアプリ業界:新卒採用枠が多め
- ゲーム周辺業界:視野を広げて探せる
- 就職が難しいゲーム会社から内定を勝ち取るためのコツ
- 遊ぶ側から作る側に視点を切り替える
- スキル習得と作品作りに挑戦する
- インターン参加で経験を積む
- 業界研究や企業研究を徹底する
- なぜこの会社かを志望動機で明確にする
- ポートフォリオを第三者に確認してもらう
- 就職が難しいゲーム会社を目指す際におすすめの資格
- ゲーム会社への就職を目指すあなたへ
- ゲーム会社への就職に関する就活生の疑問
- Q.ゲーム会社に就職できる学生の特徴は?
- Q.「ゲーム会社はやめとけ」といわれるのはなぜ?
- Q.ゲーム会社の求人の探し方は?
新卒でゲーム会社に就職するのは難しいが十分可能

新卒からゲーム会社へ就職することは、事前の対策を徹底すれば十分可能です。
確かに、大手のコンシューマー(家庭用ゲーム)メーカーや、経験が求められるディレクターなどは難しいといわれることもあります。しかし、総合職やデバッグ職など、新卒から狙えるポジションが数多く存在するのも事実です。
「難しそう」と諦める前に、業界や仕事への理解を深め、内定獲得に向けた一歩を踏み出しましょう。
新卒や未経験からのゲーム業界への就活について知りたい人は、「ゲーム会社へ就職するのは難しい?内定獲得までのステップや役立つ資格を解説」の記事を参考にしてください。
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新卒でゲーム会社への就職が難しいといわれる理由
ゲーム会社への就職が難しいといわれるのは、倍率が高く、スキルも求められる傾向にあるからです。ここでは、ゲーム会社が難しいといわれる理由を2つ紹介します。
倍率が高いから
ゲーム会社が難しいといわれるのは、誰もが知る大手ゲーム会社や有名タイトルをもつ企業に全国から応募者が殺到するためです。ゲーム業界は就活生からの注目度が非常に高く、常に激しい競争が行われています。
職業情報提供サイト(job tag)の「ゲームクリエイター」によると、家庭用ゲーム機やスマートフォンのゲームを制作するゲームクリエイターの有効求人倍率は0.43倍でした。これは就活生2人に対して、求人が1件に満たない状態を意味しており、狭き門であることは間違いありません。
多くのライバルが集まるなかで採用枠を勝ち取るためには、ほかの就活生に埋もれないアピールが不可欠です。
参照元
職業情報提供サイト(job tag)
ゲームクリエイター
スキルが求められるから
ポテンシャルだけでなく、入社後に活かせる実務的なスキルが評価基準になりやすい点も、ゲーム会社への就職が難しいといわれる理由の一つ。特に、ゲームの形を作る「開発職」では、即戦力に近い技術が求められる傾向にあります。
プログラミング言語の習得や3Dモデリング技術の習熟など、一定の専門知識をもっていることがスタートラインです。事前のインプット量や実際に手を動かして作った作品のクオリティが、合否に直結すると認識しておきましょう。
職種別の難易度
ゲーム業界の職種は大きく「開発職」と「総合職」に分かれ、それぞれ難しさのベクトルが異なります。総合職は、特別な技能を求められないぶん、文理問わず応募者が殺到する高倍率な戦いです。
一方、エンジニアやデザイナーなどの開発職は、応募者数こそ絞られるものの、提出するポートフォリオ(作品集)や技術試験の審査基準が極めて高くなります。職種ごとに壁の種類が異なるため、自分の強みがどこで最も発揮できるかを見極めることが重要です。
ゲーム業界の動向やより詳しい職種の情報について知りたい人は、「ゲーム業界の今後の見通しは?職種や仕事内容から求められる人物像まで解説」の記事をご覧ください。
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ゲーム業界に就職するための狙い目の会社と職種
ゲーム業界への入り口は、大手企業の開発職だけではありません。視野を広げて選択肢を探せば、新卒からでもキャリアをスタートしやすい会社や職種が見つかります。
自分の適性やこれまでの経験と照らし合わせながら、以下で紹介するアプローチを検討してみてください。
総合職・運営職:文系から内定を狙える
特別なプログラミングスキルや画力がなくても、文系からアプローチできるのが総合職や運営職です。具体的には、以下の業務を担当します。
・イベントの企画立案
・ユーザーデータの分析
・SNSを用いたマーケティング など
これらは、高度なクリエイティブ能力ではなく、円滑なコミュニケーション能力やゲームを客観的に分析する力が武器になる職種です。ゲームビジネスの基盤を支えるポジションとして、文系学生にとって有力な選択肢となるでしょう。
デバッグ・品質管理:未経験から挑戦しやすい
デバッグ・品質管理は、製品としてリリースされる前のゲームを実際にプレイし、不具合(バグ)を発見・報告する職種です。専門的な開発スキルは不問であるケースが多く、未経験からゲーム制作の裏側に携わることができます。
一見すると地道な作業ですが、ゲームのクオリティを担保する極めて重要な工程です。ここで製品が完成するプロセスを学び、将来的にプランナーなどへステップアップする道を選ぶ就活生も少なくありません。
開発受託会社:隠れ優良企業で技術を磨ける
開発受託会社とは、自社ブランドではなく、大手パブリッシャーなどから依頼されてゲームの制作を専門に行う会社です。表舞台に名前が出にくいため就活生からの知名度は低いものの、誰もが知る大作の開発を裏で支えているケースが多々あります。
採用枠が比較的広いうえに、短期間で多様なジャンルの開発経験を積める点がメリットです。技術を磨く環境として恵まれており、隠れた優良企業といえるでしょう。
スマートフォンアプリ業界:新卒採用枠が多め
スマートフォンアプリ業界は、コンシューマー(家庭用ゲーム機)業界に比べて企業の数が多く、新卒の採用枠も広い傾向があります。トレンドの移り変わりが激しく、若手の新鮮な感性が必要とされているためです。
日ごろからスマホゲームに触れているユーザーとしての目線が、そのまま強みとして評価されやすい環境といえるでしょう。スピード感のある現場でいち早く成長したい学生におすすめの会社です。
ゲーム周辺業界:視野を広げて探せる
「ゲーム会社はハードルが高い」と感じる場合は、ゲームそのものを作る会社ではなく、周辺ビジネスを展開する業界にも注目してみましょう。具体的には、以下の業界が該当します。
・ゲーム実況の配信プラットフォーム運営
・eスポーツのイベント会社
・ゲーム専門の広告代理店 など
開発の技術をもっていなくても、「大好きなゲームに関わる仕事がしたい」という目的を叶えられるフィールドです。視野を広げることで、これまで気づかなかった魅力的な会社に出会える確率が高まるでしょう。
自分に合った就職先を見つけるには、業界・企業・職種研究が重要です。「業界・企業・職種の研究はなぜ重要?就活を効率的に進めるための基礎知識」の記事で分析のポイントを確認し、理解を深めていきましょう。
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就職が難しいゲーム会社から内定を勝ち取るためのコツ
激しい競争を勝ち抜き、採用担当者の目に留まるためには、「ゲームが好き」という熱意を伝えるだけでは不十分です。ここでは、ゲーム会社の内定を勝ち取るために押さえるべき具体的なポイントを紹介します。まずはできることから行動に移してみましょう。
遊ぶ側から作る側に視点を切り替える
ゲーム会社では厳しい選考が実施されるため、単なる「ゲームのファン」のままでは内定を得られません。「なぜこのシステムが面白いのか」「自分ならどう改善するか」という、ビジネスや制作側の視点でゲームを捉える癖をつけましょう。
面接の場でも、プレイヤーとしての感想ではなく、クリエイターとしての考察を述べる姿勢が評価されます。日ごろからヒット作を分析し、仕掛けを見抜く力を養っておくことが大切です。
スキル習得と作品作りに挑戦する
ゲーム会社の難しい選考を突破するには、自分のスキルや実績を示すポートフォリオが欠かせません。内容を充実させるために、まずはスキルの習得と作品作りに挑戦しましょう。
未経験の場合も、Unityなどのゲームエンジンを使って簡単なゲームを自作したり、企画書を何本も書いたりと、実際に手を動かしてみてください。完璧ではなくても、形にするまでやり遂げたという実績が熱意の証明につながります。
ゲーム会社で必要なスキルのレベル
新卒段階でプロ顔負けの完璧な技術は求められませんが、自走できる基礎力は必要です。職種ごとに求められる具体的な目安を以下にまとめました。
・プログラマー:単独で開発を進められるプログラミングスキル
・デザイナー:3Dツールの基本操作スキル
プログラマーであれば、ゲームを1本形にできるだけでなく、UnityやUnreal Engineなどのゲームエンジンを扱えるレベルが目安となります。デザイナーであれば、デッサンなどの基礎に加えてMayaやBlenderなどのツールの操作スキルが必要です。
入社後に自ら学び、作業を進められる基礎力があるかを厳しく見られていると意識しておきましょう。
インターン参加で経験を積む
ゲーム会社が開催するインターンシップには、可能な限り参加してみてください。実際の開発環境を肌で感じられるだけでなく、現役の社員から直接フィードバックをもらえる貴重な機会になります。
優秀な成績を残せば、そのまま早期選考の案内や、内定直結のルートに乗れるケースも少なくありません。業界内のつながりを作るという意味でも、挑戦して損はないステップです。
業界研究や企業研究を徹底する
ひと口にゲーム会社といっても、得意なジャンルや収益モデル、社風は企業ごとに異なります。業界全体のトレンドを押さえたうえで、志望企業の強みや課題を深く分析してください。
どのようなユーザー層に向けて、どんな価値を届けようとしているのかをつかむ必要があります。競合他社との違いを明確に理解できれば、質の高いアピールが可能になるでしょう。
「企業研究とは?目的や手順を解説!ポイントを押さえて就活成功を目指そう」の記事では、企業研究のやり方を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
なぜこの会社かを志望動機で明確にする
志望動機では、なぜ競合他社ではなくこの会社なのか明確に述べましょう。ただゲームが好きと伝えるだけでは、「ゲームを作れる会社ならどこでも良いのでは」と思われかねません。
徹底した企業研究の結果をもとに、「この会社ではなくてはいけない理由」を伝えることが大切です。その際、特定のゲームタイトルが好きな理由だけでなく、会社の経営理念や風土、事業内容にも深く踏み込みましょう。
志望動機の内容に迷っている人は、「ゲーム会社の志望動機は何を書く?作成の基本ステップと採用担当者に響かせるコツ」の記事をご参照ください。
ポートフォリオを第三者に確認してもらう
ゲーム会社への就職を目指すなら、ポートフォリオの完成度を徹底的に高める必要があります。どれほどES(エントリーシート)の出来が良く、面接での受け答えが優れていても、提出する作品のクオリティが会社の基準に達していなければ内定は得られません。
採用担当者が重視するのは、制作プロセスの言語化です。作品のコンセプトや制作期間、使用ツールはもちろん、「開発中にどんなバグや課題に直面し、どうロジックを組んで解決したか」も記載すると、評価されるポートフォリオになります。
しかし、一人でポートフォリオを作成すると、内容が独りよがりになりがち。自分では完璧だと思っていても、採用担当者にアピールポイントが伝わらないケースは珍しくありません。
客観的な視点を入れるためにも、完成したポートフォリオは第三者に確認してもらいましょう。大学のキャリアセンターや業界の先輩、就職エージェントのアドバイザーなどからフィードバックをもらい、ブラッシュアップを重ねることこそが、内定への一番の近道といえます。
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就職が難しいゲーム会社を目指す際におすすめの資格
ゲーム業界の就職は、資格よりもポートフォリオが評価される実力主義の世界です。資格があるだけで内定をもらえるわけではありません。
しかし、未経験から熱意を証明する手段や基礎知識のベースアップとして、以下の資格は有効に働きます。志望職種に合わせて取得を目指してみましょう。
| 志望職種 | おすすめの資格 | アピールポイント |
|---|---|---|
| エンジニア | ・Unity認定試験 ・基本情報技術者試験 ・応用情報技術者試験 |
開発環境への理解度や、ITの体系的な基礎知識を証明できる |
| デザイナー | ・CGクリエイター検定 | 2D・3Dの映像制作に関する理論や、表現の基礎を示せる |
| 総合職 | ・TOEIC | 海外展開する企業で語学力をアピールできる |
ただし、資格取得だけに時間を奪われては本末転倒といえます。まずは作品のクオリティを最優先にし、そのうえでプラスアルファのアピール要素として資格を活用しましょう。
「就職に有利な資格11選!取得するときの注意点も解説」の記事では、就活で役立つ資格について解説しています。資格の取得を考えている人は、あわせてご参照ください。
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ゲーム会社への就職を目指すあなたへ
ゲーム会社への就職はハードルが高く、何から手をつければ良いのか分からずに、一人で不安を抱え込んでいる人もいるでしょう。そんな人は、就活のプロを頼ってみるのが内定への近道です。
キャリアチケット就職エージェントでは、ゲーム業界の動向に詳しいキャリアアドバイザーが、あなたの強みや適性を引き出す丁寧なサポートを行っています。豊富な求人のなかから、あなたに本当に合った企業を厳選して紹介可能です。
専門的なポートフォリオの作り方や、企業ごとの志望動機の伝え方もアドバイスできるので、就活に悩んでいる人はお気軽にご相談ください。私たちと一緒に、ゲーム業界への第一歩を踏み出しましょう。
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ゲーム会社への就職に関する就活生の疑問
ここでは、ゲーム会社への就職を目指す就活生から寄せられる疑問をQ&A形式でまとめました。疑問や不安を解消し、自信をもって選考に臨むため、ぜひ参考にしてください。
Q.ゲーム会社に就職できる学生の特徴は?
A.自発的に行動し、作品作りを最後までやり遂げた経験がある学生は、ゲーム会社への就職に成功しやすいでしょう。ゲーム制作はチームで行う長期的な作業であり、強い根気が必要です。
そのため、指示を待つだけでなく自分で課題を見つけて解決できる主体性や、ゲームや企画書を完成させた実績をもつ人が、高く評価される傾向にあります。
Q.「ゲーム会社はやめとけ」といわれるのはなぜ?
A.納期前の繁忙期における残業の多さや、実力主義ゆえのプレッシャーが背景にあるからです。しかし、近年は業界全体で働き方改革が進んでおり、労務管理が徹底された会社が増加傾向にあります。安心して長く働ける環境が整いつつあるといえるでしょう。
仕事選びで失敗したくない人は、「仕事選びで後悔しないためにはどうする?選び方のコツや準備を解説」の記事をご参照ください。
Q.ゲーム会社の求人の探し方は?
A.一般的な就活サイトに加え、業界特化型のWebサイトや企業の採用ページを直接チェックするのが効率的です。また、ゲーム業界に特化した合同企業説明会や、SNSで人事アカウントが発信するリアルタイムのメッセージにも有益な情報が隠れています。
アンテナを広く張り、早期から動くことが成功の秘訣です。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。