ブライダル業界について深堀り!知っておくべき職種の内容や向いている人

このページのまとめ

  • ブライダル業界とは、婚礼や結婚に関するサービスを行う業界のこと
  • ブライダル業界の職種はウェディングプランナーやアテンダーなどさまざま
  • ブライダル業界のトレンドは景気や情勢によって変化している
  • ブライダル業界に向いている人は「努力を惜しまない」「笑顔で前向き」など

ブライダル業界について深堀り!知っておくべき職種の内容や向いている人のイメージ

ブライダル業界には華やかなイメージがあることから、就職を希望する方も多いのではないでしょうか。ブライダル業界というと「ウェディングプランナー」が代表的な職業として挙げられますが、アテンダーやバンケットサービスなど、さまざまな職種が活躍しています。このコラムでは、ブライダル業界の具体的な職種や向いている人、またトレンド、歴史について幅広く解説。ぜひ参考にしてみてください。



 

ブライダル業界とは

ブライダル業界とは、挙式や披露宴、結婚情報サービス、ブライダルジュエリーなど婚礼や結婚に関するさまざまなサービスを提供している業界のことです。
新郎新婦の幸せと感動をサポートし、やりがいを実感できるということから、ブライダル業界に注目している就活生も少なくないでしょう。
ブライダル業界を志望するうえで大切なのは、どのような仕事がしたいのか、業界は自分に向いているのかを探ることです。業界を深く知るためにも、業界団体や企業のWebサイト、業界紙などをチェックしたり、アルバイトで実際に働いてみたりして最新の情報を確認しておくと良いでしょう。

▼関連記事
業界研究のやり方とポイントを詳しく解説!自分に合った仕事を見つけよう



 

ブライダル業界の仕事

ブライダル業界の仕事は、クローズアップされがちなウェディングプランナーのほかにも挙式・披露宴で欠かせないアテンダー、サービススタッフといったさまざまな仕事があります。

ウェディングプランナー

ポピュラーな職種として「ウェディングプランナー」が挙げられます。ウェディングプランナーは「プランナー」とシンプルに呼ばれる場合も。担当する挙式や披露宴全体をプロデュースするのが主な仕事で、ブライダル業界でも人気ランキング上位の職種です。
ウェディングプランナーの仕事は、結婚式を希望する新郎新婦に自社のサービスを説明する「営業」から始まります。そして契約が行われると、日程や招待状、挙式当日の内容など、幅広い「企画」に着手。企画の段階では、衣装や食事、会場の装飾、引き出物など打ち合わせの種類もさまざまです。挙式・披露宴の当日は「運営」に携わり、滞りない進行をサポートします。
司会者との連携や各スタッフに指示を出すなど、最後まで責任を持って結婚式を執り行うのが、ウェディングプランナーの仕事です。
必要な資格はありませんが、ブライダルコーディネート技能検定の資格は仕事をするうえで有効となるでしょう。

アテンダー

「アテンダー」は式の最中新郎新婦に付き添って、移動を手伝ったり、進行を伝えたりするスタッフのこと。介添人と呼ぶケースも多く、特に当日はドレスや着物で自由に動けない新婦のサポートを行うことが多いようです。新郎新婦が挙式や披露宴の間、不安なく快適に過ごすために影で支える大事な役割を果たしています。

バンケットサービス

披露宴やパーティーなどで料理や飲み物の配膳を担当するスタッフとして「バンケットサービス」がいます。会場や企業によっては、当日のサービス全般を担当するため、飲食以外にもクロークで荷物を預かったり、音楽や照明の演出を行ったりすることも。参加者が多ければ多いほどサービススタッフも増えるので、スタッフ同士のコミュニケーションや判断力が求められる仕事です。

上記以外にも、新郎新婦を彩る衣装サポートを行う「ドレスコーディネーター」、会場に飾る花やブーケなどを作成する「フラワーコーディネーター」、新郎新婦のヘアメイクを担当する「ヘアメイクアーティスト」などが活躍。ブライダル企業やホテルに勤務している人もいれば、フリーで活動している人や専門企業に属し、派遣として活躍する人もいるようです。



 

ブライダル業界のトレンド

ブライダル業界のトレンドは景気や情勢などが関係し、言葉やスタイルが都度変化しているのが特徴です。
1980年代バブル期の「派手婚」からはじまり、1990年代の「地味婚」、2000年代の「アットホーム婚」と年代ごとに変化。そして近年は、入籍だけで結婚式自体を執り行わない「なし婚」や金銭的な負担を軽減する「スマ婚」がトレンドとなっているようです。
厚生労働省人口動態統計調査の報告によれば、年々婚姻数が減少傾向にあるといわれており、ブライダル業界への影響も心配となるところ。しかし一方で、晩婚カップルの増加や挙式・披露宴の質を上げたいという要望により、1組あたりの結婚式に掛ける単価が上昇しているという報告もあります。ブライダルに対する意識が多様化しているとともに、市場としてはこれからも期待を持てることが伺えるでしょう。

増加傾向にある新しい形式のウェディング

80年代のトレンドで長らくブライダルの代表格だったホテルウエディングですが、近年は新しいスタイルの挙式・披露宴が増加傾向に。代表的なものを以下にまとめました。

レストランウエディング

レストランをウエディング会場として使用するもので、挙式を行ったあと披露宴会場として使用するケースもあれば、レストランにチャペルなどの挙式場を併設しているケースもあるようです。
料理にこだわりがある人や、少人数でアットホームな式を執り行いたい人、自分好みの式を行いたい人などに人気があります。

ガーデンウェディング

屋外で行う挙式・披露宴の総称で、ホテルやレストランの中庭、屋上、リゾート地などが主な会場。
隣接する教会で挙式を行ったあとに屋外で披露宴を行うタイプや、挙式から屋外で行うタイプなどさまざまな形態があり、欧米に近いスタイルや開放感が特徴です。
一方で、真夏や真冬といった季節や天候に左右されやすいというデメリットも考えられるでしょう。

リゾートウエディング

沖縄や北海道といった国内リゾート地のほか、ハワイやグアムなどの海外リゾート地で行うウエディングのこと。「非日常を味わえる」「自然を感じる魅力的なロケーション」「小規模開催なのでアットホーム」「旅行などを兼ねられる」といった理由から人気が高くなっているようです。

時代に即したスタイルや傾向を取り入れながら、多様な変化を遂げているブライダル業界。近年ではSNSの発展によって流行は激しく移り変わっていますが、ブライダルも同様です。
「今年の始めに流行したものが、夏にはもう時代遅れ…」といった話題が挙がることもあり、ブライダル業界のトレンド変化には、常にアンテナを張っておくことも必要でしょう。

参照元
厚生労働省 人口動態統計調査「統計表」



 

ブライダル業界に向いている人

ブライダル業界の仕事に向いている人は、「努力を惜しまない」「コミュニケーション能力がある」「笑顔で前向き」などが挙げられます。以下で詳しく見ていきましょう。

目標に向かって努力を惜しまない人

結婚式という目標に向かい、顧客である新郎新婦のために絶えず努力を惜しまない人が向いているでしょう。結婚式は長ければ1年ほどかけて準備を行います。その準備の過程や当日の大切な1日に、不備や失敗は許されません。顧客の要望に耳を傾けしっかりと準備ができることや、結婚式の成功を実現すべく努められることが大切な資質です。

コミュニケーション能力のある人

結婚式を成功させるためには、新郎新婦としっかりコミュニケーションを取ることが大切です。
また、式では調理スタッフや進行スタッフなど多くの人と関わる機会が多いため、人と関わることが好き、コミュニケーション能力があるという点が重視されます。

笑顔で前向きな人

常に笑顔で明るく、お祝いの場を盛り上げる気持ちを持っている人がブライダル業界に向いています。これからの未来を祝福するブライダル業界で、暗くネガティブな印象を与えてしまうのは好ましくありません。緊張や不安な気持ちでいる新郎新婦には、笑顔で接してサポートするのが必須といえるでしょう。

プレゼン能力のある人

新郎新婦に対し、要望を聞いたうえで的確な提案が行えるプレゼン能力は、ブライダルの仕事で必要です。自社の魅力を伝えることや企画でアイデアを提案することができれば、お客さまの心もしっかり掴めるはず。日々の生活でも、会話のなかで好きな本の魅力を伝えたり、提案を進んで行ったりして、プレゼン能力を磨くことを意識してみましょう。



 

ブライダル業界の歴史も知っておこう

ブライダル業界を目指す方は、業界が確立するまでに歩んできた歴史も知識として身につけておきましょう。
ブライダル業界が確立したのは、近代になってからといわれています。
かつては夫が妻の家に通う「婿入り婚」が婚姻の主流でしたが、武家社会の発展とともに妻が夫の家に同居する「嫁入り婚」に変化。この「嫁入り婚」を起源とした婚礼という文化は、室町時代に確立されたといわれています。
その後、昭和初期に両家の親族らを招いて料亭で結婚披露宴を開催したのが、結婚式場の起源。これを受けて、多くの料亭が結婚披露宴の会場として利用されるようになり、「結婚式場」という存在が広く認知されていきました。

「ブライダル業界」の確立

1970年代に入ると、東京オリンピックや高度経済成長の影響でブームを迎えていたホテルでの婚礼が増加。80年代や90年代には、挙式と披露宴を同一の場所で行える専門式場が一般化して人気を博し、バブル崩壊によって企業利用の減ったホテルが本格的にブライダル事業に参入していきました。
さらに、それまで閉鎖的だったブライダルの情報誌が刊行されるようになり、結婚式や披露宴に関する情報が簡単に手に入る時代へと歩みを進めます。そして、ブライダル事業は「業界」として確立してきました。
現代のブライダル業界は、挙式・披露宴のプロデュースだけでなく、「結婚情報サービス」「結納式・結納品」「ブライダルジュエリー」「ハネムーン」「新婚家具」といった6つの分野で構成されており、幅広いサービスを展開するまでに発展しています。
歴史を知ったうえで、今後も時代の反映が顕著なブライダル業界の動向には関心を注いでおきましょう。



 

キャリアチケットについて

キャリアチケットは、就活生の最高のキャリアスタートを支援するサービスです。