ゲーム業界の特徴とは?職種や求められる能力をご紹介!

このページのまとめ

  • ゲーム業界では主にスマホゲームとオンラインゲーム、家庭用ゲームの3種類を扱う
  • ゲーム業界は扱うコンテンツによって、ビジネスモデルが大きく異なる
  • ゲーム業界では、ゲームプランナーやデザイナーといった職種が活躍している
  • ゲーム業界は、技術面以外にコミュニケーションスキルが求められる

ゲーム業界の特徴とは?職種や求められる能力をご紹介!のイメージ

「ゲーム業界に興味があるけど、実際どのような仕事なのか分からない」と感じる人は多いでしょう。漠然とした疑問を感じるのは、「業界の動向が分からない」「向いている人の特徴が掴めない」といった疑問が影響しているようです。ゲーム業界について深く知りたい方は、このコラムでゲーム業界の特徴や仕事内容、働くやりがいをチェックしましょう。

 

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ゲーム業界が扱う3つの分野

ゲーム業界は「情報サービス業」に分類されます。この項目では扱っている分野について詳しく説明しているので、チェックしましょう。

1.スマホゲーム

スマートフォンを使用するゲームの開発や運営を行う分野。スマホゲームは、時間や場所を問わず気軽に楽しめることから、利用者の多さが特徴として挙げられるでしょう。
常に新しいゲームが展開されているため、スピード感を持って開発していくことが重要です。

2.オンラインゲーム

コンピュータネットワークを利用したゲームの開発をしている分野。オンラインゲームは「ネットゲーム」「ネトゲ」とも呼ばれており、世界中のユーザーとプレイを共有することが可能です。
実際に存在する人間が関わることで、コミュニケーションを楽しめるという魅力もあります。

3.家庭用ゲーム

携帯ゲーム機や据え置き型ゲーム機など、家庭向けのハード・ソフト開発をしているのが家庭用ゲーム分野。いわゆる「ソフト」がないスマホゲームやオンラインゲームとは異なり、家庭用ゲームは手元に形として残ります。
また、知名度の高い大企業が多く存在しているため、安定感のあるカテゴリーです。

 

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ゲーム業界の動向と課題

近年はスマホゲームやオンラインゲームが主流となっています。
また、家庭用ゲームもヒット商品が多数開発されているため、この先も賑わいを見せるでしょう。
しかし、海外と日本で好まれるゲームの傾向が異なるため、海外輸出において壁が立ちはだかっているという問題も。少子化におけるゲームの普及率の低さから、どのようにユーザー層を拡大していくかという課題もあります。
今後は、その課題にどう向き合っていくかが、ゲーム業界の発展に大きく影響していくでしょう。

 

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ゲーム業界3つの特徴

ゲーム業界には多数の企業があり、メインコンテンツは異なるもの。企業によってさまざまな特色があるでしょう。以下に、ゲーム業界の特徴を詳しくまとめています。

1.企業や部門によってビジネスモデルが異なる

企業や部門によって、「家庭用ゲーム機ソフトの開発」「スマートフォンを利用したアプリゲームの開発」など、中心的なビジネスが異なります。ビジネスモデルが異なると、利益の上げ方も違いがあるようです。
家庭用ゲーム機ソフトを開発する場合、利益はゲームソフトそのものの売上がメインでしょう。いっぽう、アプリゲームを開発する場合、無料ゲーム内の「課金」という形で利益を得るケースが多いようです。もしくは、ゲーム内の広告で利益を得ることもあります。

2.1つのゲームのために多様な部署がある

ゲームの開発には企画や管理、デザイン、シナリオ作成など複数の業務が必要なため、多くの部署が存在します。企業によって実際の部署名はさまざまですが、 経理や営業、広報といった幅広い職種同士で関わりながら仕事を進めるのが基本です。

3.労働環境の変動が大きい

ゲーム業界は、絶え間なく新しい技術の進化が起こるものです。世間の流行に左右されることも多く、「年齢が上がるにつれて確実にキャリアアップする」という業界ではないでしょう。
しかし、小規模の企業でも同業他社にはないスキルや能力があれば、大きなビジネスチャンスを掴むことが可能です。
また、ゲーム業界は会社の吸収や合併が多い傾向のため、中小企業から大手企業に所属する可能性もあります。

 

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ゲーム業界にはどんな職種がある?

ゲームを作るにあたっては、プログラマーやデザイナーなど、大勢の人が開発に携わっています。
ゲーム業界の主な職種を例に挙げたので、参考にしてください。

ゲームプランナー

ゲームプランナーは、新しいゲームを開発する際の企画や構成を考えるのが仕事です。
ゲームの世界観やシナリオ、ルール、キャラクターなどの設定を決めるために、ニーズやトレンドを把握する必要があることから、情報に敏感な人が向いているでしょう。
また、スタッフに指示出しやプレゼンをする機会があるので、説明力を備えている人が適している仕事でもあります。

プログラマー

プログラマーは、企画や構成に合わせてゲームが動くようにプログラムを組むのが仕事です。
それ以外にも企画されたゲームが実現可能か考えたり、チームメンバーや上司と情報を共有したり、クライアントと交渉をしたりするなど仕事内容が幅広いのも特徴。そのため、プログラミングの専門的なスキルを持ちつつ、コミュニケーションスキルも兼ね備えている方がピッタリでしょう。

デバッカー

デバッカーは、ゲームが仕様どおりに動くかという品質チェックを実施するのが仕事です。
指示されたチェック項目に沿って、通常のプレイではやらないような行動などを取りながらバグやエラーを確かめていきます。
プログラミングの経験があれば、仕組みを考えることで、バグやエラーの予測ができるケースも。
長時間の単純作業が多いため、根気強さを備えている人に適しているでしょう。

デザイナー

ゲームデザイナーは、ゲームの背景やキャラクター、武器、アイテムなどのデザインをするのが仕事です。場合によっては、ゲームの世界観やストーリー創作、動作システムの構築などに携わる場合もあります。
ゲームの世界観やストーリーに配慮したアイデアやセンス、思考力などが問われやすいでしょう。

プロデューサー

プロデューサーはゲーム作成にあたる工程全般をマネジメントする仕事です。
具体的には企画やデザイン、設計、開発、リリース、運用、予算・スケジュール・スタッフの管理など、業務は多岐に渡ります。プロデューサーは、現場でデザイナーやプログラマーといった経験を積んだ後に就くのが一般的です。
問題解決能力やコミュニケーション能力、ゲーム作成で必要とされる知識全般、幅広い視野などが問われるでしょう。

 

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ゲーム業界で必要とされる人材とは?

ゲーム開発は人と関わることが多いため、技術面だけでななくコミュニケーションスキルも必要です。この項目では、ゲーム業界で求められる能力や技術、適性などをご紹介します。

求められる能力

求められる能力は職種によって異なります。しかし、人と関わることが多いためコミュニケーション力は必要となるでしょう。また、企業によっては社員の適性によって「デザイナー希望だったけど営業も兼ねる」といった場合も。特定の思考に縛られない柔軟性や発想力も求められます。

あったほうが良い技術

プログラマーにおいては、プログラミングの経験や知識を持っていたほうが有利です。
ゲームのプログラミングでよく使われるC++やC#、この2つの言語の元となっているC言語などは、覚えておいて損はないでしょう。

ゲーム業界に向いている人の特徴

ゲーム業界には、ゲームへの情熱を持ち合わせている人が向いています。「もともとゲームが好き」という人は、業務に対して前向きに取り組めるでしょう。また、「ゲーム好き」ならではの視点を仕事にも活かせます。
トレンドチェックが好きな方や情報収集が得意という方も適しているでしょう。

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ゲーム業界のやりがい

ゲーム業界におけるやりがいには、以下のようなことが考えられます。

・最新のテクノロジーに触れられる
・アイデア一つでヒット商品を開発できる
・大勢のスタッフが関わって一緒に作り上げるので達成感を味わえる
・家庭用ゲームでは開発した商品が形になって残る

上記の事から、結果が目に見えて表れることがやりがいに直結しているようです。

 

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