このページのまとめ
- 企業が求めているのはリーダとしての「地位」ではなく「素質」
- 自己PRの内容は「結論→結論の根拠となるエピソード→仕事にどう活かすか」という構成がおすすめ
- エピソードはリーダーシップをアピールする要の部分
- 「役割」や「事実」のみで、具体性のないエピソードだと不十分
自己RRで「リーダーシップ」をアピールしたいなら、リーダーシップのどういった部分にニーズがあるのか、企業が求めるものをきちんと把握しておくことが大切です。
このコラムでは企業の意図や構成のコツを始め、リーダーシップを効果的にアピールするポイントをご紹介。参考にしながら、説得力のある内容を目指してみてはいかがでしょうか。
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選考で求められるリーダーシップとは?
リーダーシップのアピールとして、就活生は「部活の主将」や「文化祭実行委員長」などの経験を元に、その「役割」を語るケースが多いです。
けれども、これでは印象アップには繋がりにくいでしょう。なぜなら企業が求めているものは、リーダーとしての「地位」ではなく「素質」だからです。
では、リーダーの素質とは一体どういうものでしょうか。一般的なリーダーシップの定義を下記にまとめました。
・他者を巻き込みながら物事を進める牽引力があること
・チームをまとめる調整力があること
・目的意識と責任感を持って行動できること
・課題を解決し目標を達成できること
選考の場ではこういった要素を的確にアピールしていきましょう。
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自己PRでリーダーシップをアピールするコツ
自己PRの役割は「リーダーとしての強み」と「入社後のポテンシャル」を感じてもらうこと。この2点を分かりやすく伝えるコツは、内容の組み立て方にあります。一例として、下記におすすめのフレームワークを挙げました。
(1)結論(リーダーの素質)
(2)結論の根拠となるエピソード
(3)仕事にどう活かすか
この構成がなぜ効果的かについて、それぞれトピックごとに詳細をチェックしていきましょう。
(1)結論(リーダーの素質)
自己PRではまず最初に「私の強みは○○です」と簡潔に結論を述べましょう。結論から入ることにより、受け取り手は「これから何について語るのか」を冒頭で理解することができます。
また、その後に続くエピソードとの整合性を確認しやすく、内容を肉付けするときにブレが生じにくいのもメリットです。
○○部分では、「私の強みはチームをまとめる調整力です」のように、リーダーとしての素質をシンプルに示しましょう。
このとき、「私の強みはリーダーシップです」という表現は避けること。「リーダーシップ」という言葉自体は抽象的で具体性に欠けます。何が強みなのか相手に伝わりにくいので、控えたほうが無難です。
(2)結論の根拠となるエピソード
次に、結論の根拠となるエピソードを展開します。ここでは下記の順序に従って物事を明らかにしていくと分かりやすいです。
(a)チームの規模や目的
(b)そのときの課題と自分の目的意識
(c)課題を解決した手段
(d)その手段を選択した理由
(e)どんな成果を出したか
(f)結果から得た学び
エピソードでは具体性が重視されます。(a)(b)では「チームの人数」「何をしているグループなのか」「どんな課題があったのか」「課題に対する目的意識」などを簡潔に述べましょう。
続く(c)(d)は、エピソードの要となる「リーダとしての素質」をアピールする箇所です。
(c)では自分がチームに与えた影響、チームの反応、苦労したこと、良かったことなどを具体的にしつつ、牽引力や調整力を伝えましょう。その後(d)では、どういった理由でその手段を選んだのか、リーダーとしての責任感や決断力を明確にします。
エピソードのまとめとして、(e)(f)では取り組みの成果と、結果から得た学びについて伝えます。
(3)仕事にどう活かすか
最後に、(1)と(2)で示したリーダーシップを仕事にどう活かすかを述べます。
企業にとっては、就活生が「自社で活躍する人材かどうか」が重要です。能力を使ってどう貢献するのか、入社後のイメージを手短かにまとめましょう。
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自己PRにリーダーシップを選んだときによくある失敗例
次に、自己PRでリーダーシップを選んだときに陥りがちな失敗をチェックしていきます。下記に詳細をまとめました。
肩書きや事実しか書かれていない
リーダーとしての「肩書き」と「事実」のみで構成されている内容は、自己PRとして不十分です。
「2年生でありながら部長として抜擢された」「自分が3年間主将を務めたチームが全国大会で優勝した」などのアピールは、一見輝かしく感じられますが、リーダーとしての資質が明示されていません。
企業が求めるものから焦点がずれているため、その他大勢の中に埋もれてしまう可能性が高いでしょう。
手段や結果に具体性がない
同じように、「問題が発生した」「本音で語り合った」「責任感を持って行動した」「解決に導いた」といったフレーズにも要注意です。
聞き心地が良い反面、「実際に何をしたか」という部分には触れていないので、強みや良さが伝わりません。
どんな問題だったのか、どんな本音が出たのか、どんな行動を取ったのか…手段や結果を伝えるときには、工夫や実績を具体的に述べましょう。
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自己PRでリーダーシップをアピールするときの例文
最後に例文を紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
例文
私の強みは、周囲に積極的に働きかけ、巻き込んでいく力があることです。
私は大学2年生のときに、所属していたデザインサークルにて、ビジネスコンテストへの参加を企画しました。
メンバーを募りましたが反応は鈍く、定員7名のところに3名しか集まりませんでした。
そこで聞き込み調査をしたところ、消極的な意見の多くは「参加する意味が分からない」だと判明しました。
私は改めて、「自分たちのデザインがどこまで通用するかを知るため」と目的意識を共有し、「目指すは3位入賞」という目標を掲げました。
さらに、学業やインターンなどと両立しやすいよう、メンバーは自分の都合で参加期間を設定できるというルールを追加。すると、最終的に20名以上のメンバーが集まりました。
そして、メインのメンバーは「制作管理」「コンテンツディレクター」など分野ごとに1人ずつ選出し、他の人達にはアシスタントとして参加してもらうにしました。
この決定は、人数を絞るよりも、大枠を決めた上で全員参加としたほうがモチベーションを高め、効率よく作業を進めることができると判断したためです。
結果的に、チームとして最大限の力を発揮するに至り、目標としていた3位入賞も達成しました。
この経験から、「自ら働きかけていくこと」「目的意識の共有」「メンバーが動きやすい環境づくり」の大切さを学びました。
仕事おいても、積極性を持って行動しながら、周囲と力を合わせて利益向上に貢献したいと考えております。
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