圧迫面接とは?乗り越えるための対策と厳しい質問への回答例5選

このページのまとめ

  • 圧迫面接とは、威圧的な態度や批判的な質問で就活生の対応力を測る手法
  • 圧迫面接に遭遇した際は、笑顔を絶やさず冷静に回答しよう
  • 圧迫面接を受けたら、企業の採用戦略か社風かを慎重に見極めることが重要

圧迫面接とは?乗り越えるための対策と厳しい質問への回答例5選のイメージ

「圧迫面接に遭遇したらどうしよう」と悩んでいる就活生もいるでしょう。圧迫面接ではストレス耐性や臨機応変さが見られるため、直面した際は冷静に対応することが重要です。

この記事では、圧迫面接とは何か、5つの特徴と企業が実施する理由を解説します。また、圧迫面接に備えるための対策や直面したときの対処法、質問に対する回答例もまとめました。圧迫面接の不安を解消するため、ぜひ参考にしてください。

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目 次

圧迫面接とは?5つの特徴を解説

圧迫面接とは、面接官があえて高圧的な態度をとったり、就活生の回答をすべて否定したりして、精神的に追い込むような形式をとる面接手法です。

もともと「ストレス耐性」や「論理的思考力」を測る目的で行われてきましたが、近年ではハラスメントや企業ブランドの観点から問題視されるケースが増えています。まずは、どのような状況が圧迫面接に該当するのか、代表的な5つの特徴を具体的に見ていきましょう。

1.就活生を萎縮させる態度が見られる

面接官が横柄な振る舞いを見せ、就活生が本来の力を発揮できないように心理的プレッシャーを掛けるのが圧迫面接の典型的な特徴です。具体的には、次のような態度が見られるでしょう。

・腕組みをする
・にらむような表情をする
・鼻で笑う
・首をかしげる
・ため息をついたりあくびをしたりする
・頬杖をつく
・面接官同士でこそこそ話す

面接官は上記の振る舞いによって、就活生が話しにくい雰囲気を作り出します。

2.質問の回答に対して否定ばかりされる

質問の回答に対してすべて否定し、就活生を精神的に追い込むのも圧迫面接の特徴です。たとえば、以下のような否定が挙げられます。

・君の学歴でうちを志望するのは無謀だね
・そんな経験、社会では通用しないよ
・今の話を聞く限り、うちには向いていないね

面接官は、あえて就活生の人格や努力を否定し、感情的にならずに自分の意見を伝えられるかを見ているようです。

3.説教されたり怒鳴られたりする

面接官が感情的に叱咤したり、大きな声で怒鳴ったりするケースも見られます。本来、面接は対等なコミュニケーションの場です。しかし、圧迫面接では面接官があえて支配的な上下関係を作り出し、恐怖心を与えて就活生の本音を引き出そうとします。

4.面接官の反応がない

就活生の回答に対し、面接官が無反応を貫くのも圧迫面接の特徴です。たとえば、以下のようなケースが見られます。

・相槌を打たない
・メモをとらない
・目を合わせない

面接官に無視されると、「自分の話が伝わっていないのではないか」と不安になることもあるでしょう。周囲の反応がない孤独な環境を作ることが、面接官の目的といえます。

5.「なんで?」と追及される

一つの回答に対して「なぜ?」「どうして?」と何度も深掘りし、逃げ場をなくすように追い詰めるのも圧迫面接の特徴です。

通常の「深掘り質問」は理解を深めるためのものですが、圧迫面接の場合は「相手の矛盾を突くこと」が目的化しており、逃げ場をなくすように追い詰められます。あまりに度を越した追求を受ければ、「責められている」と感じる就活生もいるでしょう。

意図せず圧迫感が出ている場合もある

圧迫面接と感じても、企業が意図的に行っているとは限りません。以下のような状況から圧迫感が出てしまうこともあります。

・就活生の話を真剣に聞くあまり、面接官の表情が厳しくなる
・面接官が経験不足で就活生との距離感が分からない

もちろん、就活生側が「圧迫面接である」と感じたのであれば、面接の進め方として不適切でしょう。しかし、相手に悪気がない可能性もあるため、過度に怯えず冷静に対応することが大切です。

面接にはどんな種類がある?特徴を理解して選考に備えよう」の記事では、面接の種類と特徴について紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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圧迫面接は減少傾向にある

実態として、圧迫面接を行う企業は減少傾向にあります。圧迫面接は企業にとって以下のようなリスクがあり、今後の採用活動に悪影響を及ぼしかねないからです。

・圧迫面接がある旨の口コミが出回り、就活生が集まらなくなる
・就活生から損害賠償請求を受ける可能性がある
・企業イメージが下がりかねない

意図して圧迫面接を行う企業は減少しているものの、内容次第では圧迫面接と捉えられる場合もあるでしょう。いずれにしても、面接対策は入念に行い、どのような状況においても自分の魅力をしっかりと伝えられるようにしておくことが大切です。

就活を成功させるためには、動向を知っておくことが重要。就活のトレンドについては、「27卒の就活はやばいって本当?内定獲得へ向けて効果的な対処法を解説」の記事をご確認ください。

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企業が圧迫面接を実施する理由

企業が圧迫面接を行うのは、ひと言でいえば「現場の厳しい状況下でも成果を出せる人物か」を短時間で判断するためです。具体的には、以下の要素から「自社で活躍できる人材」を探しています。

企業が圧迫面接を実施する理由のイメージ

ここでは、企業が圧迫面接を実施する理由や背景について、詳しくまとめました。

ストレス耐性を見極めたいから

企業には、圧迫面接を通じて、就活生のストレス耐性がどの程度あるか見極めたいという狙いがあります。社会に出ると、年齢や立場などが異なる人々と関わる必要があり、たとえ自分が苦手な相手であっても、円滑に仕事を進めなければなりません。

業務を進めるうえで理不尽なクレームが入ったり、自分に非がないのに責任を追及されたりすることもあります。対人関係のトラブルを含め、予期せぬ事態が精神的なストレスになる可能性もあるでしょう。

圧迫面接という特殊な環境において、自分の魅力をしっかりとアピールできる精神的な強さを持ち合わせているかどうかを、企業はシビアに見極めているのです。

コミュニケーション能力を確認したいから

圧迫面接中の受け答えを通じて、過酷な状況下でも適切なコミュニケーションをとれるかどうかが見られています。

コミュニケーション能力は、働くうえで不可欠な資質の一つ。厚生労働省の「令和5年若年者雇用実態調査の概況」においても、企業が新卒の学生に求める点として上位へランクインしていました。

※上位5項目を抜粋
※複数回答可

企業が新卒選考で重視した点 重視した企業の割合
職業意識・勤労意欲・チャレンジ精神 79.3%
コミュニケーション能力 74.8%
マナー・社会常識 58.6%
組織への適応性 53.2%
体力・ストレス耐性 36.2%

参照:厚生労働省「令和5年若年者雇用実態調査の概況(p.7)表4 採用区分、若年正社員の採用選考の有無及び採用選考にあたり重視した点別事業所割合

圧迫面接では、面接官から厳しい指摘を受けたり、回答を全否定されたりするため、思うようにコミュニケーションをとれません。特殊な状況においても思考を停止させず、面接官の質問の意図を汲み取って、冷静に対話を続けようとする姿勢が評価につながります。

参照元
厚生労働省
令和5年若年者雇用実態調査の概況

就活生の本音が聞きたいから

準備された「きれいごと」ではなく、受験者の偽らざる本音を引き出すことも意図の一つです。通常の面接では、多くの就活生が事前に用意した「完璧な回答」を披露するため、その人の本来の人間性が見えにくいという課題があります。

面接官は、圧迫面接で就活生の心の余裕を奪い、ポロッと出る「本音」を探っているのです。「極限状態での言動こそが、その人の本質である」と考える企業もあるでしょう。

感情をコントロールできるか判断したいから

「自分の感情を律して行動できるか」を確認するのも、圧迫面接の大きな目的です。

揚げ足をとる質問を繰り返されたり、無反応を貫かれたりすれば、誰しもイライラや焦りを感じるもの。しかし、負の感情にのまれず、冷静に振る舞う姿を見せられれば、「入社後も着実に成果を出せる人材」という評価につながるでしょう。

臨機応変な対応力を知りたいから

想定外の事態が起きた際、自ら考えて柔軟に行動できるかを知るために圧迫面接が活用されます。

仕事は計画的に進むことのほうが珍しく、イレギュラーな事態への対応が求められることも日常茶飯事です。関係各所との複雑な調整が求められるシーンでは、状況に合わせた柔軟な対応が欠かせません。

面接官は、予期せぬ角度からの質問に対する反応を通じ、「現場での対応力」があるかをチェックしています。

面接で受かるための攻略法6選!話し方のコツやよくある質問と回答例を紹介」の記事では、面接の攻略法を解説しているので、ぜひ選考突破のヒントにしてみてください。

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圧迫面接に備える対策

圧迫面接を乗り切るためには、事前の「心構え」と「準備」が欠かせません。あらかじめ、厳しい追及が来ることを想定し、自分なりに対策しておけば、本番で焦ってしまうリスクを避けられるでしょう。ここでは、圧迫面接に備えるための対策を紹介します。

「なぜ?」に対応できるように回答を整理する

執拗な深掘り質問に備え、自分の考えを論理的に整理しておくことが重要です。

圧迫面接では一つの回答に対し「なぜそう思うのか?」「具体的には?」と何度も追及されます。この対策として、自己分析やガクチカ(学生時代に力を入れたこと)を深掘りする際、「なぜ」を5回繰り返して自問自答しておきましょう。

自分の行動原理や価値観を言語化できていれば、どのような角度から質問されても一貫性を保てます。回答の「根拠」を明確にしておけば、論理の矛盾を突かれにくくなるでしょう。

模擬面接を受ける

圧迫感のある雰囲気に慣れるため、模擬面接を繰り返し受けることが効果的です。友人やキャリアセンターの職員、就職エージェントのキャリアアドバイザーなどに協力してもらい、あえて厳しい口調や否定的な態度で質問してもらう練習を積みましょう。

厳しい状況を疑似体験しておけば、本番での緊張や戸惑いを軽減できる可能性があります。また、自分が焦ったときに出やすい癖や、論理が破綻しやすいポイントについてフィードバックをもらえば、本番に備えて適切な対応ができるでしょう。

就活のやり方と流れを解説!準備から内定までのポイントと相談先も紹介」の記事では、就活のやり方や悩んだときの相談先を紹介しています。面接対策の方法についても触れているので、ぜひご覧ください。

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圧迫面接されたときの対処法6選

圧迫面接に直面した際は、相手のペースに飲まれず、自分の感情をコントロールしながら回答することが大切です。ここでは、圧迫面接の対処法を紹介するので、冷静な対応をするための参考にしてみてください。

1.「攻撃」ではなく「テスト」と割り切る

面接官の厳しい態度は、自分自身への攻撃ではなく、あくまで「業務適性を測るためのテスト」だと割り切りましょう。先述したように、圧迫面接とは、ストレスの掛かる環境での振る舞いを確認する面接手法です。

面接官に対し、「この人は、選考のために意地悪な役を演じているだけ」という視点をもつと、過度に傷ついたり怯えたりすることを防げます。相手の言動を真に受け過ぎず、企業の意図を冷静に分析する姿勢をもつことが、圧迫面接中にメンタルを安定させるための近道です。

2.質問をポジティブに捉え直す

圧迫面接でトゲのある質問をされたら、自分のなかでポジティブに捉え直してみましょう。たとえば、以下のように言い換えてみてください。

・その経験は仕事で役に立たないですよね?→経験をどのように活かしますか?
・その長所は当たり前ではありませんか?→長所についてもっと詳しく聞かせてください
・そんなことに取り組む意味はありますか?→行動に至った経緯を詳しく聞かせてください

面接は、企業と就活生の双方がコミュニケーションをとる機会です。否定的で厳しい質問や指摘をそのまま受け入れるのではなく、捉え方を変えて回答につなげると、臨機応変な対応力をアピールできるでしょう。

3.一呼吸おいて冷静に回答する

畳み掛けるように質問されたときは、あえて「一呼吸」おいてから話し始めることを意識してください。圧迫面接では、矢継ぎ早の質問で思考を停止させようとする手法が使われます。焦って即答しようとすると、言葉に詰まったり論理が破綻したりしかねません。

圧迫面接で次々と質問を浴びせられたら、「はい」「貴重なご指摘ありがとうございます」と一度受け止め、2〜3秒置いてから話し出しましょう。落ち着いて間を作れば、冷静になれるだけでなく、プレッシャーに強いという好印象にもつながります。

4.肯定したうえで意見を述べる

圧迫面接で回答を否定されたら、まずは次のようなクッション言葉を挟んで、面接官の意見を受け入れる姿勢を示すことが大切です。

・確かにそう思われても仕方ありません
・はい、おっしゃるとおりです

そのうえで、「私は~と考えます」と返せば、柔軟性と論理的思考力の両方をアピールできます。相手を受け入れる度量を見せつつ、芯の通った回答を続けることが、圧迫面接における理想的なコミュニケーションです。

5.質問の意図を汲み取れているか確認する

面接中に高圧的な態度をとられたり、回答に対して否定され続けたりする場合は、質問の意図を汲み取れているか確認してみてください。「私の回答は、ご質問に対する答えになっていますでしょうか」と聞くと、回答の方向性が間違っていないかすり合わせができます。

仮に、面接官から何も反応がなかった場合は、「ご質問に対して正しく回答させていただきたいので、質問内容をもう一度お伺いしてもよろしいでしょうか」と促してみましょう。

6.普段以上に笑顔を意識する

圧迫面接では精神的な余裕がなくなりがちなので、普段の面接以上に明るい表情や笑顔を意識してください。面接官があえて圧迫面接を行っている場合、自信を無くしたり、動揺したりするのは望ましくありません。

面接中は常に冷静さを保ち、普段以上に口角を上げるように意識して、どのような質問が来てもポジティブな内容で答えましょう。圧迫感のある雰囲気に流されず、ブレない姿で対応することが重要です。

就活の面接対策をしたい!新卒におすすめの方法や頻出質問110選を紹介」の記事では、面接対策の方法や新卒の就活でよくある質問を紹介しています。面接当日、本来の力を発揮するためにも、事前の準備を万全に整えておきましょう。

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就活の圧迫面接にありがちな質問と回答例

ここでは、圧迫面接にありがちな質問と回答例を紹介します。次回の選考で圧迫面接が予想される場合は、以下の内容をもとに、自分なりの答え方をシミュレーションしてみましょう。

うちに向いていないのでは

はい。おっしゃるとおり、現時点ではそのように思われても仕方ないのかもしれません。

しかし、入社後1日も早く御社に貢献できるよう、△△(職種名)に必要な△△の資格取得に向けて日々勉強中でございます。

入社後もチャレンジ精神を大切にして、御社に向いていると思っていただけるよう努力を惜しまない所存です。

すぐに辞めてしまうのでは

確かに、学生時代にアルバイト経験もなく、働くこと自体初めてですので、そう思われても仕方ありません。

ですが、習い事や部活など、自分でやりたいと思って始めたことを途中で投げ出したことはございません。もし、嫌に思ったことがあったとしても、自分でその原因を探り、対策を立てて実行してきました。今までの経験から、忍耐強さには自信があります。

もし、内定をいただければ、長きにわたって貢献し、御社にとって欠かせない存在と思っていただけるよう、日々努めていきたいと考えています。

その仕事はうち以外でもできるよね

確かに、法人営業として自社製品を提案し、課題解決を行うという枠組み自体は、同業他社さまでも経験できることかもしれません。

しかし、私が御社を志望するのは、他社のように既存の製品パッケージを売るスタイルではなく、「顧客の細かなニーズに合わせてフルカスタマイズした提案を行う」という徹底した顧客主義を貫かれているからです。

大学の学園祭実行委員で、各出展者の要望を一つひとつ聞き取り、調整に奔走した私にとって、その泥臭くも誠実な御社の営業スタイルこそが、最も自分の力を発揮し、貢献できる場所だと確信しています。

うちは滑り止めで受けてるんでしょ

そのように感じさせてしまい、大変失礼いたしました。私の熱意が言葉として不足していたことを反省しております。

正直に申し上げますと、現在は「人々の生活のインフラを支える」という軸で数社受けております。しかし、そのなかでも御社は、地域密着型で一人ひとりの顧客と深く向き合う姿勢を貫かれており、私の理想とする働き方に最も近い存在です。

本日の面接で現場の厳しさの一端に触れ、改めて御社で成長したいという思いが強まりました。

専攻と関係がない業界を受けている理由は

おっしゃるとおり、私は大学で流体力学を専攻しており、直接的な知識が金融業界で使われることは稀かもしれません。

ですが、研究の過程で培った「数理モデルを用いて仮説を立て、緻密な計算に基づいて検証を繰り返す」という論理的アプローチは、御社のデータ分析やリスク管理の業務に共通する本質的なスキルだと確信しています。

専門外の分野であっても、持ち前の探究心で知識をゼロから吸収し、客観的な根拠に基づいた成果を出していきたいと考えています。

面接で聞かれることと回答例文30選!就活で使える答え方のコツも解説」では、面接でよく聞かれることと回答例を紹介しているので、ぜひ選考対策にお役立てください。

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就活で圧迫面接を受けた際に避けたい3つの行動

圧迫面接を受けた際は、表情や態度にマイナスの感情を出さないようにするのはもちろん、感情的になって言い返さないように気をつけましょう。ここでは、圧迫面接を受けた際のNGな行動を3つ紹介しています。面接の評価を下げないためにも、以下の内容を参考にしてみてください。

1.表情や態度にマイナスの感情を出す

圧迫面接では面接官の言動を通してメンタルを揺さぶられることもありますが、マイナスの感情は表に出さないようにしましょう。苛立ったりムスッとしたりするのは、面接官の思う壺です。一種のビジネスマナーとして負の感情を出さないようにしてください。

2.感情的になって言い返す

自分の回答に対して否定され続けた結果、カッとなって言い返さないように注意が必要です。

企業が懸念するのは、入社後に取引先や社内でトラブルを起こすリスク。圧迫面接で感情を爆発させれば、「ストレスが掛かると自制できない人」というレッテルを貼られ、不採用に近づきかねません。

たとえ理不尽だと感じても、選考手法だと割り切り、冷静に対話を続けることが重要です。

3.黙り込む

圧迫面接では、質問に回答できず無言になることも避けましょう。面接官の反応が薄かったり、回答を否定されたりすると、心が折れてしまいがち。しかし、何も話さない状況が続くと、面接官は就活生の能力を判断できません。

もし頭が真っ白になってしまったら、無理に即答しようとせず、「少し考えるお時間をいただけますでしょうか」と正直に伝えましょう。

面接が怖いと思う場合は、「面接が怖いと不安を感じるのはなぜ?逃げたいときの考え方と事前対策7選」の記事を参考に対策してみてください。

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圧迫面接を受けたあとにすべき3つのこと

圧迫面接を受けたあとは、質問の受け答えや内容を冷静に振り返ったり、企業との相性を慎重に見極めたりする時間を確保しましょう。

ここでは、就活で圧迫面接のあとにすべきことを3つ紹介します。新卒のキャリア選択で後悔しないためにも、以下で紹介する内容を実践してみてください。

1.面接の内容を冷静に振り返る

圧迫面接を受けた際は、面接の内容を冷静に振り返りましょう。

・今までの面接官との違い
・質問の内容や数
・面接の時間

圧迫面接は、「ストレス耐性や臨機応変さをアピールできる」「自分を成長させられる」などと、前向きにも捉えられます。圧迫面接を受ける機会は少ないので、今後の参考にするためにも、当時の状況を冷静に振り返っておくのがおすすめです。

2.辞退するかどうか考える

圧迫面接を受けたあとは、その企業を志望し続けるべきか、一度立ち止まって冷静に考えてみましょう。

圧迫面接を行う企業は、教育体制や現場の環境が非常に厳しい場合があります。もし面接官の態度にどうしても納得がいかなかったり、価値観が合わないと感じたりしたなら、それは相性の悪さを知らせるサインと捉えられるでしょう。

無理をして内定を得ても、入社後に理想の働き方ができなければ本末転倒といえます。「この環境で本当に自分らしく働けるか」を自分に問いかけ、ときには「辞退」という選択肢をもっておくことも重要です。

『辞退させていただきます』はOK?面接や内定を断るときの例文も紹介」の記事では、選考を辞退する際の伝え方について解説しています。トラブルなく辞退を進めるためにも、ぜひご参照ください。

3.第三者から客観的な意見をもらう

圧迫面接で自信を失ったら、一人で抱え込まず、信頼できる第三者に相談してみましょう。

初めての就活では、面接内容が採用手法なのかハラスメントなのか、自分一人では判断できません。否定され続けたショックで「自分は社会に通用しないんだ」と、誤った思い込みをしてしまうリスクもあります。

大学のキャリアセンターや就職エージェントなどの専門家に相談すれば、「その企業の面接が特殊だっただけ」「能力不足ではない」と、客観的な視点で状況を整理してくれるでしょう。

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圧迫面接を行う企業の見極め方

圧迫面接とは、企業の真の姿を映し出す鏡でもあります。入社後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないために、面接の中身や周囲の情報から企業の本質を多角的に分析しましょう。

ここでは、圧迫面接が企業の採用戦略によるものなのか、体質的なものなのかを見極めるポイントを紹介します。

不適切な質問の有無で判断する

面接のなかで、不適切な質問があったかどうかをチェックしましょう。面接は、あくまで業務適性を測るための選考です。以下のように、個人の自由やプライバシーに踏み込む質問は不適切とされています。

・本籍や出生地に関すること
・家族の収入や家庭環境に関すること
・宗教や支持政党に関すること など

これらの質問を威圧的な態度で行う企業は、コンプライアンス意識に疑問が残るため、慎重に判断する必要があるでしょう。

ほかの社員やOB・OGの印象と比較する

面接官一人だけの印象で判断せず、企業全体としての雰囲気を多角的に確認してください。圧迫面接には、面接官個人の性格や体調が影響している場合もあります。

説明会で登壇していた社員の様子や、OB・OG訪問で感じた雰囲気と、面接での対応にギャップがないかを比較してみてください。もしほかの社員が温厚で誠実であれば、圧迫面接は「採用手法」として行われていた可能性があります。

一方で、どの社員からも高圧的な空気を感じるようであれば、それが企業の真の姿であると考えられるでしょう。

面接官の態度から入社後の姿を想像してみる

面接官を入社後の上司や先輩と考え、その態度が教育の一環として受け入れられるものかを想像してみてください。圧迫面接とは、ある意味で入社後のストレス環境の「プレビュー」でもあります。

面接官の厳しい追及が論理的な指摘であれば、入社後も質の高い指導が期待できるでしょう。しかし、単なる憂さ晴らしや感情的な攻撃に感じられた場合、入社後も理不尽なハラスメントに悩まされるリスクがあります。

面接官の振る舞いを「未来の日常」と仮定して、自分の許容範囲内かを見極めてください。

企業の選び方の基準13選!就活で失敗しないコツや面接での回答例文も紹介」の記事では、企業を選ぶ際の基準について解説しています。自分に合った企業を見極めるため、ぜひ参考にしてみてください。

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圧迫面接を乗り越えられるか不安なあなたへ

「圧迫面接に遭ったらどうしよう」「否定されるのが怖い」と不安を抱える就活生もいるでしょう。もし、就活に不安があるならプロの手を頼ってみるのがおすすめです。

キャリアチケット就職エージェントでは、就活のプロが1対1で就活生を丁寧にサポート。不安や悩みに親身に寄り添うので、心に余裕をもって選考に臨めます。本番さながらの模擬面接で、圧迫面接特有の鋭い質問への切り返しや冷静さを保つ振る舞いなども練習可能です。

プロの目線であなたに合う企業を紹介できるため、「ブラック企業に入ってしまったらどうしよう」「入社後のハラスメントが怖い」などと不安な人もぜひご相談ください。

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圧迫面接に関するQ&A

ここでは、圧迫面接に関する就活生の疑問にQ&A形式で回答します。圧迫面接に対する不安を解消するため、ぜひご覧ください。

Q.圧迫面接に受かったのはなぜ?

A.厳しい状況下でも感情をコントロールし、論理的に対話ができたことを評価されたと考えられます。圧迫面接とは、回答内容そのものだけでなく、ストレス耐性や柔軟な対応力を評価する面接手法です。

合格した場合は、面接官の厳しい言動にひるまず、冷静に対応できた証拠といえるでしょう。

Q.圧迫面接の企業はやめたほうが良い?

A.単に「怖かったから」という理由だけで辞退するのは早計だといえます。しかし、もし面接官の態度が人格否定やハラスメントに該当し、それが企業全体の空気感だと感じた場合は注意が必要です。

入社後にそのストレス環境が「日常」になるリスクを考慮し、OB・OG訪問などで現場の実態を確認したうえで、自分の価値観に合うか慎重に判断しましょう。

Q.圧迫面接をする企業はおかしい?

A.一概におかしいとはいえません。企業側が「タフな現場で生き残れる人を探したい」と考えている場合があるからです。

しかし、質問の内容がプライバシーを侵害するものだったり、人格を否定するような暴言が含まれていたりする場合は、企業のコンプライアンス意識が疑われるでしょう。

Q.圧迫面接は時代遅れ?

A.近年の就活では、圧迫面接は減少傾向です。労働人口の減少に伴い、企業側は「選ぶ立場」から「選ばれる立場」へと変化しており、就活生の本音を優しく引き出す手法が中心に用いられています。

就活ルールの現状は?25卒の状況やこれまでとの変更点について解説」の記事では、就活の現状やルールについて紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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