このページのまとめ
- 就活セミナーとは、就職活動に関するお役立ち情報を教えてもらえるイベントのこと
- 就活セミナーへ行かないと不利になるわけではないが、参加メリットはたくさんある
- 就活セミナーへ参加するメリットは、就職活動のノウハウを学べることなど
- 就活を始めたばかりの人、選考がうまくいかない人は参加するのがおすすめ
- 就活セミナーへ行かない場合でも、無断キャンセルは避けよう
「就活セミナーに行かないのは不利になる?」と不安を感じている新卒の方は多いのではないでしょうか。就活セミナーへの参加は必須ではありませんが、参加するメリットは多いので、行ってみることをおすすめします。
このコラムでは、就活セミナーへ行くメリットや、参加をおすすめしたい人の特徴をご紹介。参加を迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
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就活セミナーとは
就活セミナーとは、就職活動に関するお役立ち情報を教えてもらえるイベントで、「就職セミナー」と呼ばれることもあります。セミナーには、エントリーシート作成や面接対策に特化したもの、業界研究ができるものなど、多彩な種類が存在。大学内で開催される場合や、合同説明会と同時に行われるパターンが一般的です。
就活セミナーの種類
先述したとおり、就活セミナーの種類は多彩に存在しています。
以下に、セミナーの主な種類を挙げたので、ぜひ参考にしてみてください。
・就活準備セミナー
・エントリーシート対策セミナー
・面接対策セミナー
・グループディスカッションセミナー
・自己分析セミナー
・業界研究セミナー
・インターンシップセミナー
就職活動初心者の方には、「就活準備セミナー」がおすすめ。就職活動を始めるうえで必要なビジネスマナーの基本や進め方のポイントなどを教えてくれます。
開催する大学や企業によって、セミナーのイベント名や内容は異なるので、参加する前にそれぞれ確認する必要があるでしょう。
参加方法
まずは、大学のキャリアセンター(就活課)や合同説明会のイベント情報などから、セミナーの情報を調べましょう。希望するイベントの募集要項に沿って、参加を申し込んでください。
セミナーによっては、事前予約や整理券が必要な場合も。急に参加するのは難しいこともあるため、参加方法は事前に調べておくことが大切です。
説明会との違い
合同説明会や企業説明会(会社説明会)といった「説明会」は、就活セミナーと混同されがちですが、異なる点も多いので気をつけてください。
就活セミナーは「就職活動」に関する情報を得る場。それに対して説明会は、「企業」について知るための場というのが大きな違いです。
合同説明会なら複数の企業について、企業説明会なら該当企業について、事業内容や理念、会社の規模、部署ごとの業務内容など詳しい情報を得られます。
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就活セミナーへ行く3つのメリット
就活セミナーへ参加するメリットは、以下の3つ挙げられます。
「行く意味なんてない」とお考えの方は、自分にとって本当にメリットがないか、もう一度検討してみてはいかがでしょうか。
1.就活のノウハウを学べる
就活セミナーでは、就職活動のノウハウを学べます。
就職活動の流れや進め方を教わったり、「自己分析」「企業研究」「面接対策」といった、さらに踏み込んだ内容のアドバイスを受けられるため、就活生にとって学びの多い機会となるでしょう。
また、エントリーシートが苦手なら「ES対策セミナー」、模擬面接がしたいなら「面接対策セミナー」など、自分の苦手な分野に特化したものを選べるのも、就活セミナーの利点です。
2.ほかの就活生と関わることで意識が高められる
就活セミナーに参加すれば、ほかの就活生と交流する機会が生まれます。
そもそも就職活動は個人で行動することが多いため、仲間やライバルの動向を見る機会はほとんどありません。就活生によっては、1人での就職活動に不安を感じる人もいるでしょう。
就活セミナーへ参加すれば、ほかの就活生と就職活動の状況を話し合ったり、悩みを相談したりできます。「自分以外にも頑張っている人がいる」と知るだけでも、就活に対する意識を高めることにつながるでしょう。
3.業界・企業選びに必要な知識が身につく
業界・企業研究セミナーに参加すれば、「どんな業界・企業が自分に合いそうか」を判断するための知識が身につきます。
就職活動を始めて間もないときは、知識不足から「業界って何?」「どうやって企業を選べばいい?」と不安を感じるもの。セミナーで業界・企業選びに必要な知識を得られれば、志望業界はもとより、就職活動の方向性も定まってくるでしょう。
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就活セミナーに行くべき人の3つの特徴
ご紹介した「就活セミナーのメリット」を読んでも参加すべきか悩む…という人は、今の自分と「就活セミナーに行くうべき人の特徴」を照らし合わせてみましょう。
就活セミナーに行くべき人の特徴は、主に次の3つです。
1.これから就活を始める
就職活動の経験がなく、これから就活をスタートする人は、ぜひ就活セミナーへ参加しましょう。
就職活動を効率よく、かつ効果的に進めるには、プロの意見を聞いておくのも1つの手。就活の流れや基本、マナーなどを学んでおけば、就活が本格化したときも慌てず落ち着いて対応できます。
自分で就活の流れを理解するのは、意外と難しいもの。セミナーを通し、就活の基本を押さえておきましょう。
2.就活がうまくいっていない
「応募書類が通らない」「面接でうまく話せない」など、就活がうまくいっていない人も、就活セミナーへの参加がおすすめです。
特に、「応募書類がダメ」「面接が不安」など、うまくいかない原因がはっきりしている人には、苦手克服に特化した就活セミナーが有効。採用担当者に刺さる効果的なアピール方法や考え方のアドバイスを受けられるほか、対処法を具体的に示してくれるでしょう。
3.志望企業が就活セミナーを開催している
志望企業や興味のある会社が就活セミナーを開催している場合は、積極的に参加しましょう。
企業が就活セミナーを開催する場合、その会社の説明というよりも、属している業界や展開している事業について理解を深めるものが多いようです。具体的な業務などをワーク形式などで学べることもあるため、自分で行うよりも深く業界や企業を理解できるでしょう。
また、セミナー終了後に社員へ質問できる場合も。その際、担当者へ効果的なアピールができれば、選考で「セミナーで良い質問をしていた学生だ」と思い出してもらえ、印象アップにつながる可能性があります。
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就活セミナーを受ける際の3つの注意点
就活セミナーへ参加するときは、以下の3つに注意してください。
1.行かない場合でも無断欠席はNG
就活セミナーへ行かない場合は、きちんと連絡をしましょう。
就活セミナーは、れっきとしたビジネスの場。無断キャンセルは悪印象になるため、避けるべき行動です。応募予定の企業が関わっていないセミナーであっても、これから社会人になるということを念頭に置き、ビジネスマナーの基本を守りましょう。
2.参加する目的をはっきりさせる
就活セミナーへ参加する目的意識を持ちましょう。
目的なく参加しても、気が緩んでしまったり、すでに理解していた内容を聞くことになったりと、無駄な時間を過ごすことになりかねません。
そんなことのないよう、「ESの作成ポイントを知りたい」「効果的なアピール方法を知りたい」など、目的をはっきりさせてから参加セミナーを選びましょう。
3.参加態度にも気を抜かない
就活セミナーは、参加態度にも気を抜いてはいけません。
特に、応募予定の企業が主催するセミナーで悪立ちすると、採用担当者が覚えている場合があります。
就職活動の雰囲気に慣れるためにも、最初から最後まで気を引き締めて参加しましょう。
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