就活のESが苦手…セミナーへ参加すべき?克服方法のアドバイスも

このページのまとめ

  • 就活のESを克服するには、質問の意図や書類作成のマナーを知ることから始めよう
  • 就活のESを作成するコツは、「結論→根拠→ビジョン」で書くこと
  • ESが苦手なら、就職セミナーに参加してみるのがおすすめ
  • 就職セミナーでは、就活ノウハウが学べる
  • ES対策に特化した就職セミナーは、大学のキャリアセンターやWebサイトで探そう

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「就活のESがうまく書けない…」とお悩みの方はいませんか?
克服する方法はいくつかありますが、ESに特化した就職セミナーに参加してみるのも1つの手。講師が書き方のコツを教えてくれるため、効率よく作成できるようになるでしょう。
このコラムでは、ESが苦手な人向けに克服方法や書き方のコツを解説するとともに、就職セミナーのメリットをご紹介。就職セミナーへの参加を検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

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就活のESが苦手な人向け克服方法3ステップ

まずはES(エントリーシート)の作成に苦戦している就活生へ、3段階で克服方法をご紹介します。

1.ESを提出する目的を知る

まずは、ESを提出する目的を知りましょう。
ESが苦手な人は、質問の意図に対する理解不足の傾向があり、漠然とした回答を思い浮かべがちです。内容が漠然としていると、「これではダメだ…」と不安が増すこともあるでしょう。
企業が就活生にESの提出を求める目的は、いうまでもなく採用の判断材料にするため。設問1つひとつに企業側の意図があり、作成時はそれを意識することが重要なのです。
たとえば、自己PRは「会社へ貢献しそうな能力があるか」、志望動機は「会社への志望度」などを推測するのが企業側の狙い。ESを書くのが苦手な人は、それぞれの設問の意図に合った内容のアピールを意識してみることから始めると良いでしょう。

2.ESを書くときの基本マナーを押さえる

次に、ES作成時の基本マナーを学びましょう。
書き方の基本を知らないままESを作成するのとポイントを押さえて書くのでは、仕上がりに大きな差が生まれます。
以下に、ESを書くときに必ず守って欲しいマナーを挙げたので、現状と比較してみましょう。

・丁寧に書く(下書き→清書)
・修正液や修正テープは使用しない
・住所や会社名、資格名などは正式名称で書く
・ですます調で記入する
・内容の使い回しはしない(コピーも不可)
・年号は和暦か西暦のどちらかへ統一する
・正しい敬語表現を使う(書面は御社ではなく貴社とする)

また、ESの回答欄はできるだけ埋めましょう。空欄や「特になし」は、入社意欲が低いイメージを与えるためです。
文字の大きさや改行などにも気を配り、「見やすく分かりやすい」ESを目指しましょう。

3.プロに添削してもらう

苦手克服の最終ステップとしておすすめしたいのは、ESを就活のプロに添削してもらうこと。客観的かつプロならではの視点で、細かなミスや改善点を指摘してくれるはずです。
「就活のプロ」は、大学のキャリアセンター(就活課)や新卒専門の就職支援サービスへ相談するのが一般的な方法でしょう。
大学や就職支援サービスによっては、「ES添削セミナー」といったESに特化した就職セミナーを紹介してもらえることも。コラムの後半で「就職セミナー」について解説していますので、興味のある方はぜひ確認してみてください。

ES添削については「ES添削は誰にお願いする?おすすめの依頼先9選・選び方・注意点も解説」や「エントリーシートの内容とは?書き方の基本と注意点」も参考にしてください。

 

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採用担当者に響くESを作成する3つのコツ

採用担当者に響くESを作成するコツを3つご紹介します。
ESがうまく書けない人は、コツを知らないだけの可能性もあるので、ぜひ試してみてください。

1.ESの質問の傾向を知る

先述したとおり、ESの設問には1つひとつ企業側の意図があります。
質問によって、採用担当者が知りたいことは異なるので、それぞれの目的を理解しておきましょう。

・自己紹介→候補者の人間性を知りたい
・自己PR→入社後に会社に貢献しそうな強みを持っているか確認したい
・志望動機→入社意欲と志望度の高さを測りたい
・長所→会社と候補者との相性を見極めたい
・短所→採用リスクがないか確認したい
・学生時代に頑張ったこと→仕事で活かせる経験や学びがあるか知りたい

ここに挙げたのは、ごく基本的な内容です。ほかにも、採用担当者が見ているポイントはさまざまありますが、まずは基本として上記内容を押さえておきましょう。

2.企業のニーズを調べて自分の強みと照らし合わせる

企業研究を徹底し、「企業の求める人物像」と自分の強みをマッチさせましょう。
たとえ優秀な人材でも、企業の採用ニーズとズレがあれば、「なぜうちの会社に応募してきたのか」と懸念を与える恐れも。自分の強みが入社後どのように役立つかといった点をアピールすれば、採用担当者へ好印象を与えられます。
また、回答内容は使いまさず、応募企業ごとに用意してください。「企業ならではのアピール」をすることもES作成のポイントです。

3.「結論→根拠→ビジョン」の構成で書く

ESの設問に回答するときは、「結論→根拠→ビジョン」の構成を心がけるようにしましょう。
最初に結論を述べることで「これから話す内容」が分かりやすくなり、「なぜその結論に至ったのか」という根拠を述べると話に説得力をもたせられます。最後は「会社へどのように貢献するのか」「強みをどう活かすのか」といったビジョンで締めると、採用担当者が候補者の入社後の姿をイメージしやすくなり、効果的な回答が仕上がります。
「結論」から述べるのは、ES作成だけでなく面接の回答するときにも有効なので、就活中は常に意識しておくと良いでしょう。

Webエントリーシートについては「Webエントリーシートとは?作成のポイントや注意点を解説」も参考にしてください。

 

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就職セミナーに参加する3つのメリット

「ESが苦手…」と不安な方は、就職セミナーに参加するのが有効です。
以下に、その理由を3つ挙げましたので、参加を検討する際の参考にしてみてください。

1.就職活動のノウハウを学べる

就職セミナーは、就活に関するお役立ち情報を教えてくれるイベントです。
「就活スタートセミナー」「就活準備セミナー」といった就活初心者向けから、「面接対策セミナー」「業界研究セミナー」など、分野を絞ったセミナーなどがあり、多彩な種類が存在します。
プロの講師から、効率の良い就活の進め方やポイントといったノウハウを学べるため、就活生にとって良い機会になるでしょう。

2.苦手を克服できる

苦手分野に特化した就職セミナーへ参加すれば、つまずいている部分を克服できます。
たとえば、ESが苦手なら「ES対策セミナー」、面接が苦手なら「面接対策セミナー」、自己分析に苦戦しているなら「自己分析セミナー」という風に、参加するものを選ぶことも可能です。

3.プロの意見が聞ける

就職セミナーは就職のプロから、効率よく就活を進める方法や注意すべきポイントなどを教えてもらうチャンス。1人で就職活動をしていると、どうしても視野が狭くなりがちなので、就職セミナーを活用して自分を客観視してみましょう。講師は普段から多くの就活生を見ているため、自分では気づきにくい失敗も的確にアドバイスしてくれるはずです。
ただし、目的意識がなければセミナーへ参加する意味はありません。「◯◯を学びたい」と積極的に学ぼうとする姿勢も必要です。

就活セミナーについては「就活セミナーとはどんなもの?基本的な内容や参加メリットを理解しよう」も参考にしてください。

 

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ESに特化した就活セミナーを探す3つの方法

最後に、ES対策系の就活セミナーの探し方をご紹介します。

1.大学のキャリアセンターで確認する

大学によって内容は異なりますが、ES対策系の就職セミナーを実施している場合があります。申し込みは大学のキャリアセンターなどでできるため、窓口で「ES対策がしたい」と相談してみると良いでしょう。

2.合同説明会をチェックする

合同説明会のイベント情報からES対策系のセミナーを探せます。合同説明会が実施するセミナーは種類が豊富なうえ、説明会と同日に参加可能な場合も多く、効率重視の方におすすめです。
ただし、説明会に夢中になりすぎてセミナーに参加できなかった…とならないよう注意しましょう。

3.Webサイトで検索する

Webサイトからも、就職セミナーを検索できます。
検索する場合は、「就職セミナー」に加えて「ES対策」「ES添削」といった参加目的を入力してください。セミナーは種類が多いので、ある程度絞り込むことをおすすめします。

 

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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