自己PRの自由な形式とは?企業が重視する点や作成方法を解説します!

このページのまとめ

  • 自己PRの自由形式とは、書き方やレイアウトにルールがなく好きに表現できるもの
  • 企業側は、自己PRの自由な内容で応募者の基礎的な文章力や発想力をチェックしている
  • 自由形式の自己PRを魅力的に仕上げるには、イラストや図を加えると良い
  • 自己PRで自身の実績をアピールする際は、グラフも使って表すと説得力がでる

自己PRの自由な形式とは?企業が重視する点や作成方法を解説します!のイメージ

自己PRの自由な形とは、一体どのようなものでしょうか。自由に表現できるものだからこそ、「何から書けば良いのか分からない」と悩む学生の方も多いでしょう。しかし、ポイントを押さえて書くことで自身の長所を十分にアピールできます。このコラムでは、自由な自己PRを就活生に求める企業意図や作成の方法などをご紹介。ぜひご一読いただき、参考にしてみてください。

 

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自己PRの自由な記述形式とは?

自己PRの自由形式とは、書き方やフォーマットなどのルールがなく、好きなように表現できるもの。手書き・パソコンのどちらで作成してもかまいません。基本的に字数制限もなく、イラストやグラフ、写真を使用することも可能です。エントリーシートでは、「自身を自由に表現してください」という形や、「フリースペース」などの表記で出題されるケースもあります。書き方に規則がないため、「どのように書けば良いのか分からない」「印象的な自己PRを作る自信がない」など、悩むことも多いでしょう。自由度が高いため、周りの就活生と評価に差が出やすい項目ともいえます。しかし、コツを得て作成することで、表現力や独自性が出て自身の強みをアピールできるでしょう。

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企業が自由形式の自己PRを求める4つの理由

自由形式の自己PRを採り入れている企業には、一体どのような意図があるのでしょうか?企業意図を汲み、ポイントを押さえることで魅力的な自己PRに仕上がるでしょう。

1.応募者の人間性を知るため

思考や価値観といった、学生の人間性を理解するための目的があります。どのような企業でも、応募者の人柄は重視するポイントでしょう。自由形式の自己PRによって、「自身の長所をどう捉えているか」「どのようにアピールするのか」が浮き彫りになり、その人の個性が理解しやすくなります。

2.基礎的な文章力があるかを見るため

自由に表現できる部分だからこそ、基礎的な文章力があるかが問われます。「正しい言葉遣いができているか」「間違えた表現をしていないか」「順序立てて文章が展開しているか」といった点をチェックしているようです。

3.発想力を確かめるため

アイデアを生み出す力があるかをチェックしています。社会生活では、仕事で企画や提案など自身の発想力が試されることも。「柔軟な視点を持っているか」「自由な思考を持てるか」といった点が問わるでしょう。

4.表現力を見極めるため

思考や知識を、的確かつ分かりやすく表現できるかがチェックされています。社会人になると、状況に応じて適切に情報を伝えるスキルが求められるもの。相手に合わせた表現ができることは、円滑な人間関係の形成に繋がります。

 

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自由な自己PRで企業は何を重視している?

自由形式の自己PRでは、企業はどのような点を重視しているのでしょうか?この項目で挙げているので、確認しましょう。

求める人物像とマッチしているか

どんなに充実したアピールポイントや華やかな経歴があっても、社風や業務への適性がなければ、企業側も魅力に感じないでしょう。

仕事で活かせる能力があるか

また、自己PRの内容が業務で活かせる能力であるかも評価されるポイント。クリエイティブさが求められる業務であればアイデア力や発想力を重視され、きめ細やかさが求められる職種であれば丁寧さ、真面目さが重視されます。

志望度の高さ

自己PRの内容によって、企業への熱意や仕事への意欲などをチェックしています。自由度の高い内容のなかにも、応募者の企業に対する強い気持ちが感じられるかは、選考上では重要なポイントといえるでしょう。

 

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自由形式の自己PRを作成する4つのポイント

自由形式の自己PRを魅力的に仕上げるには、手順を踏んで作成することが重要です。また、面接で自己PRを伝える際に自身が簡潔に述べられるよう、分かりやすい内容であることも求められます。

1.アピールしたいこと探す

最初のステップとして、自己PRの内容を絞ります。自由に書けるものであっても、話の中心となるポイントは十分に見極めることが重要です。話に具体性のないものや、複数の要素を盛り込み過ぎているものだと、読み手は「つまり何が言いたいのか伝わらない」と感じてしまいます。また、伝える内容が明確でないと、その後の作成もスムーズに進みません。志望先の社風や求める人材に沿ったもので、自身の魅力が十分にアピールできる内容を探しましょう。

2.全体の構成を考える

書き始める前に、全体の構成を考えておきましょう。自己PRについては、「自身のアピールポイント」「根拠となる具体的なエピソード」「それをどのように仕事で活かせるか」といった流れで作ります。応募書類の中で別に自己PR欄があり、加えてフリースペースでも求められるケースでは、本編で述べた内容をもとに展開しましょう。面接で自己PRを問われた際にスムーズに答えられるよう、段階ごとに話を整理しておくことが重要です。

3.必要に応じてイラストや図を入れる

適宜イラストや写真などを加えると、自己PRの内容を分かりやすく説明できるでしょう。文章だけよりも全体が見やすく、自身の人柄も効果的にアピールできます。また、自分の経験や実績を伝える場合、図やグラフを挿入すると説得力を持たせられます。

4.見やすいレイアウトに整える

「項目にタイトルをつける」「字の大きさを変える」などレイアウトに工夫をすると、より好印象です。ただし、小さ過ぎる・大き過ぎる字で書くことや、色を何度も変えるのは、全体のバランスが良くないため避けましょう。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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