このページのまとめ
- 自己PRの内容は企業の求める能力や社風と合うかどうかのマッチングも重要なポイント
- 自己PRの内容は入社後も発揮できる再現性があることを具体的なエピソードで示そう
- 面接と応募書類で同じ自己PR内容を使い、簡潔かつ一貫性のある表現を心掛ける
自己PRの内容が思いつかず悩む就活生も多いでしょう。就職活動において、自己PRは自分を企業にアピールする大切なポイントです。企業は自己PRから就活生との相性をチェックしています。
本記事では、企業が自己PRの内容から見ているポイントを解説し、効果的な自己PRの作成方法や注意点、具体的な例文まで幅広く紹介。自己PRの内容に迷っている方は、ぜひ参考にしてください。
- 企業側は自己PRの内容から何を見ている?
- 論理的に話せているか
- 強みの根拠があるか
- 企業の「求める力」と強みが一致しているか
- 企業の社風や価値観に合いそうか
- 入社後にも強みを活かせる再現性があるか
- 自己PRは「華やかな内容」でなくても問題ない
- 自己PR作成までの3つのステップ
- 1.自己分析で自分を客観視する
- 2.企業研究で企業が求める能力を調べる
- 3.企業が求める能力とマッチする長所を選ぶ
- 印象に残りやすい自己PR内容の選び方
- 継続してきた経験を選ぶ
- 「好きなこと」よりも「義務」で発揮した強みを選ぶ
- 成果よりも苦労した経験がある話を選ぶ
- 一人で完結する話よりチームや対人関係の話を選ぶ
- 自己PRの内容は面接と応募書類で同じで構わない
- 自己PRの基本的な3つの構成
- 1.冒頭で自分の長所を説明する
- 2.長所の裏付けとなる実体験を書く
- 3.長所を活かして入社後に実現したいことを伝える
- 読みやすい自己PRにするための4つの注意点
- 1.自己PRに使うエピソードは1つ
- 2.文字数は300文字程度で簡潔にまとめる
- 3.手書きの場合は丁寧に書く
- 4.応募書類は一貫性を意識する
- 経験別!自己PR5つの例文
- 1.アルバイト編
- 2.部活動編
- 3.ボランティア編
- 4.学業編
- 5.語学力編
- 就職活動に必要な自己PRの内容で悩んでいる就活生へ
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企業側は自己PRの内容から何を見ている?
自己PRは、就職活動における重要な選考要素の一つです。しかし企業は、単に「すごい実績」や「魅力的な強み」を聞きたいわけではありません。採用担当者が自己PRから見極めようとしているのは、「その人が本当に自社で活躍できるかどうか」です。
その判断のために、話の構成力や根拠の有無、企業との相性、再現性といったさまざまなポイントに注目しています。ここでは、企業は自己PRのどのような点をチェックしているのか、具体的に見ていきましょう。
論理的に話せているか
自己PRでは、「自分の強みをいかに論理的に説明できるか」が問われます。どれだけ魅力的な強みを持っていても、それをうまく伝えられなければ企業には伝わりません。採用担当者が評価するのは、強みの内容だけでなく、それを筋道立てて説明できる論理性や表現力です。
たとえば、「課題解決力が強み」というなら、「なぜそう言えるのか」「どのような経験からそれを得たのか」「その力がどのように発揮されたのか」を、根拠とともに具体的に語る必要があります。
そのためには、自己分析をしっかり行い、エピソードの構造を整理することが重要です。PREP法(結論→理由→具体例→まとめ)を意識して構成すれば、採用担当者に強みの説得力が伝わりやすくなります。
強みの根拠があるか
自己PRでアピールする強みには、必ず「裏付け」が必要です。企業は「その強みが本物か?」を見極めようとしており、言葉だけでは信じてもらえません。そのため、あなたがその強みを発揮した具体的なエピソードを示すことが重要です。
たとえば、「粘り強い性格」が強みなら、「ゼミで難航したプレゼン準備を最後までやり抜いた」「部活動でケガを乗り越えてレギュラーを勝ち取った」といった経験を簡潔に伝えましょう。このように、強みを支える具体的な事実があることで、自己PRの説得力が一気に高まります。「強み+エピソード」のセットで、自信を持って伝えてください。
企業の「求める力」と強みが一致しているか
企業は、あなたの強みが自社の求める人材像と一致しているかを見ています。なぜなら、企業は「自社に利益をもたらしてくれる人」を採用したいと考えているからです。たとえば、営業職であれば「コミュニケーション力」や「粘り強さ」、企画職であれば「発想力」や「論理的思考力」など、職種や企業によって重視する強みは異なります。
そのため、自己PRを考える際はまず、企業研究を通じて「その企業がどのような人物を求めているのか」を把握することが重要です。そして、自分の強みがそのニーズに合っていることを、エピソードを交えて具体的にアピールしましょう。
このように、「企業の求める力」と「自分の強み」がマッチしていれば、自己PRの説得力が高まり、評価されやすくなります。
企業が求める人物像を知るためには、会社説明会への参加も一つの手段です。「会社説明会に行こう!~企業の求める人物像や自分の会社選びの基準を知る」のコラムで、会社説明会へ参加するメリットを確認しておきましょう。
企業の社風や価値観に合いそうか
企業はスキルや実績だけでなく、「その人が職場に馴染めるか」という相性を重視しています。特に新卒採用では、中途採用のように明確な実績よりも、「チームの一員としてうまくやっていけるか」という人柄や価値観のフィット感が大切にされるでしょう。いくら実績があっても、社風に合わない人が入社するとマイナスになると判断されます。
だからこそ、自己PRではあなたの性格や考え方が企業文化と合っていることを伝える工夫が重要です。たとえば、チームで協力して成果を出した経験や、人との関わりを大切にしている姿勢などが伝われば、企業との相性が良いと判断されます。「自分がその企業で自然体で働けるか」を考えながら、自己PRに反映していきましょう。
入社後にも強みを活かせる再現性があるか
企業が自己PRで見ているのは、「その強みが入社後も発揮されるか=再現性があるかどうか」です。学生時代に成果を出した経験があっても、それが環境や運による偶然なら、仕事では再現できません。企業が求めているのは、どのような状況でも強みを発揮して成果を上げられる人材です。
たとえば「調整力」が強みなら、部活動やアルバイト、学内プロジェクトなどで能力を活かしてきたことを伝えると、「この人は仕事の現場でも通用しそうだ」と思ってもらえます。ポイントは、エピソードの内容だけでなく、どう伝えるかです。共通する行動パターンや考え方を言語化して、「再現性が高い強み」であることを伝えるよう意識しましょう。
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自己PRは「華やかな内容」でなくても問題ない
自己PRといっても、必ずしも華やかな内容にする必要はありません。
企業側は、内容の華やかさよりも、応募者の人柄や能力を重視しています。派手な活動や実績がなくても、学業や部活動、アルバイトなど日常的な場面でも自分の長所は発揮できます。
伝え方を工夫すれば、一般的なエピソードでも自分の長所を魅力的にアピールできるでしょう。
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自己PR作成までの3つのステップ
自己PRはやみくもに書き始めず、下準備することが重要です。下記で、自己PR作成前のステップを確認しておきましょう。
1.自己分析で自分を客観視する
自己PRを書く前に、自己分析で自分の長所を客観的に把握しましょう。「私の長所は△△」と思っていても、単なる思い込みでは説得力がありません。
「過去に熱中したこと」や「努力したこと」を書き出し、それぞれ「なぜ?」を繰り返して掘り下げるのがおすすめです。「なぜ取り組んだのか?」「どう行動したか?」「結果として学んだことは?」と追求することで、隠れた長所や価値観が浮き彫りになります。
共通する考え方や行動パターンがないか、複数のエピソードを掘り下げてみましょう。
2.企業研究で企業が求める能力を調べる
自分の長所を見つけたら、企業研究で企業が求める能力を調べましょう。就活では、「企業が求める能力」と「自分の能力」がマッチした人に内定が出ます。
企業の求める能力は、企業の公式サイトや就職情報サイトの採用ページで調べることができます。企業説明会に参加したり、OB・OG訪問したりするのもおすすめの方法です。
3.企業が求める能力とマッチする長所を選ぶ
企業の求める能力が分かったら、マッチする長所を自己分析の結果から選びます。自分が一番自信がある能力ではなく、「企業が求める能力」を基準に選ぶのが重要です。
自己PRの内容は企業ごとに変えるのがおすすめ
自己PRは1つの内容を使い回すのではなく、企業ごとに変えるのがおすすめです。企業によって求める能力は異なるため、それぞれに適した長所をアピールする必要があります。
たとえば、営業系の職種は行動力、事務系の職種は正確さが求められるので、自己分析の段階で長所を複数ピックアップし、自己PRで使えるよう準備しておきましょう。
企業がチェックしているポイントを知りたい方は「自己PRとは?企業が求める理由や回答のポイント・例文を紹介」もあわせて参考にしてください。
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印象に残りやすい自己PR内容の選び方
就職活動において、自己PRはあなたの魅力を直接伝える重要な場面です。しかし、ただ自分の強みを並べるだけでは、採用担当者の印象には残りません。大切なのは、「その強みが、仕事の現場でも発揮される」と相手に納得してもらえるような内容を選ぶことです。
ここでは、面接官の記憶に残りやすく、評価されやすい自己PR内容の選び方について紹介します。
継続してきた経験を選ぶ
自己PRでは、長期間にわたって発揮した能力や強みを伝えることで、相手に強く印象づけられます。なぜなら、長期的な経験は「再現性=入社後にも同じ力を発揮できる」という信頼感につながるからです。
たとえばアルバイトの話をする場合、1日だけの単発バイトよりも、半年〜1年以上継続して働いたエピソードの方が、努力や継続力、責任感といった強みを裏付ける材料になります。これは企業側が「この学生は、環境が変わっても同じように力を発揮してくれそうだ」と判断するポイントです。
就活では「どのような力が、どのような状況でも発揮されるのか」が重視されるため、自己PRでは長く取り組んだことを軸に、強みの裏付けとして使うのが効果的といえます。
「好きなこと」よりも「義務」で発揮した強みを選ぶ
自己PRでは、「好きなこと」よりも「義務」や「日常的な作業」を通じて発揮した強みのほうが、仕事に活かせる能力として評価されやすい傾向があります。仕事は好きなことだけやれるわけではありません。単調なタスクやストレスの掛かる仕事にも前向きに取り組める精神力も必要です。
たとえば、「趣味のイベントでリーダーを経験した」という話よりも、「学業のグループ課題で地道に調整役を務めた」「毎日の開店準備をミスなく続けたアルバイト」といったエピソードのほうが、社会人としての素養を感じさせます。
好きではない場面でも発揮できた力は、企業の採用担当者にも強みとして伝わりやすいでしょう。
成果よりも苦労した経験がある話を選ぶ
自己PRでは、成果の大きさよりも「どのような困難にどう立ち向かったか」を伝える方が、あなたらしさが伝わりやすくなります。企業が知りたいのは「すごい結果」よりも「結果に至るまでの姿勢や行動」。たとえ結果が小さくても、試行錯誤を重ねたプロセスから、粘り強さや工夫する力、主体性などが見えてきます。
たとえば、「文化祭の集客数を倍にした」という実績は一見華やかですが、その背景が簡単な企画だった場合、能力を発揮した証明にはなりにくいことも。一方で、「うまくいかなかった広報活動を見直し、他大学にも足を運んでチラシを配るなど行動を変えた」というようなエピソードなら、結果に関わらず行動力や粘り強さが伝わります。
このように、失敗や苦労のエピソードには、あなたの「人となり」や「伸びしろ」が詰まっています。面接官に共感してもらいやすいのも、大きなポイントです。
一人で完結する話よりチームや対人関係の話を選ぶ
社会に出るとほとんどの仕事がチームで行われるため、自己PRでは、一人で取り組んだ経験よりも、仲間やお客さまとの関わりの中で力を発揮したエピソードの方が、企業に良い印象を与えやすくなります。コミュニケーション能力や協調性、リーダーシップといった「対人スキル」は、企業が重視しているポイントです。
たとえば、サークル活動でのチーム運営、接客アルバイトでのお客さま対応など、自分以外の人と関わる中で課題に向き合った経験は、「この人は会社でもうまくやってくれそうだ」と感じてもらいやすくなります。誰と、どのような関係性で、どのように成果を出したのかを具体的に伝えることで、魅力がより伝わるでしょう。
「チームワーク力を自己PRで伝えるには?評価される構成や例文を紹介」のコラムでは、チームワークをアピールしたい方に向けた自己PR作成のポイントを紹介しているため、あわせて参考にしてください。
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自己PRの内容は面接と応募書類で同じで構わない
自己PRは、履歴書やエントリーシート(ES)、面接で求められますが、それぞれの内容は同じで構いません。応募書類は文字数が限られるので、要点をまとめて簡潔に伝えるのがポイント。面接では、応募書類で伝えきれなかった内容を、補足して説明するのがおすすめです。
応募書類の内容をベースに熱意を持ってアピールし、面接官に自分の長所を印象づけましょう。
自己PRの内容を相談する自分の価値観とあった企業に出会える!27卒のスカウト登録はこちら
自己PRの基本 的な3つの構成
アピール力の高い自己PRを作るには、読みやすさを意識する必要があります。下記で、自己PRの基本的な構成を確認しておきましょう。
1.冒頭で自分の長所を説明する
冒頭で「私は誰とでも打ち解けられる人間です」のように、自分の長所を端的に説明します。最もアピールしたいことを出だしで説明することで、企業側が話を理解しやすくなるでしょう。自分に対して印象的なキャッチフレーズをつけ、企業側の興味を引くのもおすすめの方法です。
2.長所の裏付けとなる実体験を書く
長所の裏付けとして実体験のエピソードを書き、自己PRに説得力を持たせます。
エピソードは問題にぶつかった経験を選ぶのがおすすめ。
問題解決に向けた努力と結果を説明することで、長所をイメージしやすくなるからです。ただし、エピソードは必ずしも成功体験である必要はあ失敗体験でも努力の過程や成長した点、学んだことを説明すれば好印象につながるでしょう。
りません。3.長所を活かして入社後に実現したいことを伝える
最後に、長所を活かして入社後に実現したいことを書き、入社意欲をアピールします。応募先企業の業務内容と絡めて説明すると、入社後の働き方がイメージしやすくなるでしょう。自己PRの内容を相談する
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読みやすい自己PRにするための4つの注意点
就活生が知っておきたい、自己PRの注意点は下記のとおりです。
1.自己PRに使うエピソードは1つ
自己PRで使うエピソードは、1つに絞るのがおすすめです。あれもこれもとエピソードを盛り込むと、かえって印象が薄まりアピール力が下がる恐れがあります。
長所を発揮したエピソードは1つに絞り、自己PRにインパクトを持たせましょう。
2.文字数は300文字程度で簡潔にまとめる
自己PR欄は文字数が限られるので、300文字程度で簡潔にまとめるのが一般的です。文字数は少な過ぎても多過ぎても読みにくく、配慮が足りない印象を与える恐れがあります。企業側から文字数の指定がある場合は、8割埋めるのがおすすめです。
3.手書きの場合は丁寧に書く
手書きの履歴書やESの場合は、読みやすい文字で丁寧に書きましょう。適度に改行したり、大き目の文字を心掛けたりして、読みやすいレイアウトを意識するのが大切です。
間違えたときは修正ペンは使わず、一から書き直してきれいに仕上げましょう。
4.応募書類は一貫性を意識する
説得力のある自己PRにするには、応募書類の内容に一貫性を持たせるのが重要です。
自己PRで「リーダーシップに自信がある」と伝えたのに対して、「学生時代に力を入れたこと」
で「部活動でチームを陰から支えた」とアピールした場合、ちぐはぐな印象を与える可能性があります。
1枚の書類で魅力が伝わるよう、アピールする長所は統一感を意識しましょう。
資格や特技欄で自己PRの補足をしよう
長所を裏付ける資格や特技がある場合は、「趣味・特技欄」や「資格・免許欄」で補足するのがおすすめです。自己PRを裏付ける要素を盛り込むことで、長所に厚みが生まれ説得力が増します。
面接での会話のきっかけになる可能性もあるため、長所に関連する情報は積極的に盛り込みましょう。
好印象をもってもらえる自己PRを作成したいなら「受かる自己PRのまとめ方と分かりやすく伝えるポイントを解説【例文付き】」もご一緒にチェックしてみてください。
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経験別!自己PR5つの例文
長所を発揮した経験はアルバイトやゼミなど、人によってさまざまです。下記で、体験別の例文を確認しておきましょう。
1.アルバイト編
勤務先のショップは売上が低く、目標を達成できない日々が続いていました。学生向けのブランドでしたが、駅ナカのショップのため社会人も顧客に見込めると考えました。そこで、店長にディスプレイの変更を提案。大人の女性が入りやすいよう、マネキンのコーディネートはオフィスカジュアルを意識しました。
結果として、ディスプレイに使用した洋服の売上が伸び、新しい顧客層を獲得できました。この経験を活かし、世の中の隠れたニーズを察知し、新しいサービスを提案していきたいです。
2.部活動編
大学では陸上部に所属し、箱根駅伝出場を目標に長距離選手として活躍してきました。
そのような中、予選会を前にメンバーの1人がケガをし、代わりとなるメンバーを後輩の中から育てる必要が生じました。予選会出場には標準記録のクリアが必要だったため、私が立候補して指導にあたりました。
練習では必要なペースを覚えこませるだけでなく、良い点はその場で褒め、気持ち良く走れるようサポートしました。
結果として、後輩は標準記録をクリアし、予選会にチームで出場できました。貴社に入社した暁には、心の通ったサポートを心掛け、チームの目標達成に貢献していきたいです。
3.ボランティア編
大学では豪雨被害に遭った地域を訪れ、ボランティア活動を行ってきました。最初はほかのボランティアの指示に従い、黙々と撤去作業に従事する日々でした。
しかし、指示待ちでは被災者の方のニーズに応えられないと思い、やり方を転換。積極的に挨拶し、日常的な会話を心掛けました。
会話を重ねることで、次第に家族構成や被災当時の恐怖、今の現状を話してくれるようになりました。
結果として、話の中から「本当に求めていること」が明確になり、こちらから提案してお手伝いできるようになりました。
貴社に入社した暁には、心に寄り添う対話を心掛け、お客さまとの信頼関係を築いていきたいです。
4.学業編
ゼミでは「商店街による地域活性化」を研究テーマとし、地元の商店街でフィールドワークを行ってきました。
調査の結果、空き物件が多く、地域のお年寄りが自宅にこもりがちなことが分かりました。
そこで、空き物件を使ったコミュニティスペースの運営を提案。
コミュニティスペースでは定期的に学生による演奏会や朗読会を行い、手作りのチラシを1軒1軒配ることで集客を狙いました。
結果として、地域のお年寄りが気軽に立ち寄るスペースとなり、全国新聞で取り上げられるまでになりました。
この経験を活かし、貴社においてもお客さまとの対話を心掛け、課題解決に向けて提案していきたいです。
5.語学力編
大学では東洋史を選考し、中国語習得を目標としてきました。交換留学で中国で学ぶことを夢見ていましたが、1年次には語学力が基準に達せず、落選してしまいました。
落胆しましたが、日本にいながら独学で学ぶことを決断。中国人留学生との交流イベントに積極的に参加し、アルバイト先は中国人観光客が多い飲食店を選びました。
独学で学んだ結果、中国語で日常会話ができるまでになりました。アルバイト先では、「説明が分かりやすい」と中国人観光客の方から高評価をいただいています。
貴社に入社した暁には、訪日観光客の拡大に向け、粘り強く日本の魅力を発信していきたいです。
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就職活動に必要な自己PRの内容で悩んでいる就活生へ
自己PRは、自分の強みを相手に伝えるだけでなく、企業との相性や将来性を示す大切な要素です。内容に華やかさは必要ありません。論理的で一貫性があり、企業の求める人物像とマッチしていれば、しっかりと評価されます。
それでも「自分に合った強みが分からない」「どの経験を選べばよいか悩んでしまう」という場合は、就活エージェントの力を借りるのも有効な手段です。
キャリアチケットでは、自己分析や自己PRの添削、企業選びのアドバイスまで、あなたの強みを引き出し、就活成功までを親身にサポートしています。一人で悩まず、プロと一緒に納得のいく自己PRを完成させましょう。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。