考え抜く力を自己PRするコツは?参考にできる例文も解説!

このページのまとめ

  • 考え抜く力とは、現状を分析して課題を解決する力のこと
  • 考え抜く力とを自己PRで伝える際はエピソードを伝えるのが効果的
  • 考え抜く力を仕事にどのように活かすかも、自己PRを伝える際には重要

考え抜く力を自己PRするコツは?参考にできる例文も解説!のイメージ

「考え抜く力を自己PRでアピールする場合のコツは?」「評価されるためにはどうやって伝えるのがいいの?」と考える就活生もいるでしょう。考え抜く力をアピールする際は、根拠になるエピソードを伝えるのがポイントです。

この記事では、考え抜く力を自己PRする際のコツを解説します。自己PR作成に参考になる例文も紹介しているので、確認してください。

目 次

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「考え抜く力」とは物事に疑問をもち課題を解消する力

考え抜く力とは、物事に疑問を持ち、課題を解消する力です。経済産業省が提唱する社会人基礎力の1つとして挙げられています。

社会人基礎力については、「人生100年時代を生き抜く術、教えます!社会人基礎力に追加された「3つの視点」とは?」で解説しているので参考にしてください。

考え抜く力は、「課題発見力」「創造力」「計画力」の3つから構成されている能力です。どのような力が含まれているか、詳しく知っておきましょう。

課題発見力

課題発見力とは、現状を分析し、課題を発見する能力です。仕事では、目標達成に向けて必要な行動をとる力が求められます。状況を考え、課題を発見し、どのように解決するかまでを考えられる人材は評価されるでしょう。

創造力

創造力とは、新しい発想から価値を生みだす能力です。ビジネスでは、今までにない発想で、新しい取り組みを実施することが求められます。既存の概念にとらわれない、柔軟性も創造力に含まれるでしょう。

計画力

計画力とは、目標達成や課題解決に向けて、順序立てて考える力です。物事を進める際には、周囲に説明を行い、納得してもらってから行うのが重要になります。

参照元
経済産業省
人生100年時代の社会人基礎力について

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「考え抜く力」を自己PRする際のコツ

「考え抜く力」を自己PRする際は、最初に結論から伝えたり、エピソードを説明したりするのが重要です。ここでは、考え抜く力を自己PRする際の、3つのコツを紹介します。

最初に結論から伝える

考え抜く力を自己PRする際は、最初に結論から伝えましょう。「私の強みは課題を発見し、解決するために考え抜く力です」のようにアピールします。

最初にアピールしたい強みを説明すれば、自己PRで何を伝えたいかが明確になります。印象にも残りやすく、あとの話の内容も理解してもらいやすいでしょう。

内容がわかりにくい自己PRは埋もれやすく、選考を突破できません。まずは結論から伝えて、わかりやすい構成になるように工夫しましょう。

根拠になるエピソードを説明する

強みを伝えたあとは、強みの根拠になるエピソードを説明します。エピソードがあれば、「なぜ強みといえるのか」が納得してもらいやすくなるからです。

エピソードを説明する際は、具体的に、数字や実績を活用しながら説明してください。たとえば、「たくさんの部員を率いる部長でした」と伝えるよりも、「50名の部員を率いる部長でした」の方が、イメージが湧きやすくなります。「たくさん」「さまざま」のような言葉は使わず、数字で説明するのがコツです。

採用担当者は自己PRから、「どのような強みがあるのか」「過去の経験から何を得たのか」を見ています。エピソードは具体的に、わかりやすく説明するようにしましょう。

自己PRに使うエピソードの探し方は、「自己PRが書けない!エピソードを見つけるコツとは?」で解説しています。

強みの仕事への活かし方を伝える

自分の強みを仕事にどのように活かすかも伝えましょう。仕事への活かし方を伝えれば、採用担当者に入社後の働く姿をイメージしてもらえるからです。

考え抜く力をアピールする場合も、どの仕事であれば考え抜く力が活用できるか考えましょう。たとえば、「営業職であれば目標達成をするために考える力が必要だからアピールしやすい」のように考えます。

強みと仕事内容があわない場合、アピール不足になるので注意してください。企業研究を行い、仕事内容と強みがあっているか、企業が必要としている強みにあっているかなどは調べておきましょう。

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考え抜く力を自己PRで伝える際の例文

ここでは、「考え抜く力」を自己PRで伝える際の例文を紹介します。

私の強みは、どのような準備やタスクが必要か考え抜き、計画的に物事を進められる点です。物事の優先順位を考えて、効率的に作業を進められます。

私はイタリアンのキッチンでアルバイトをしています。アルバイト先は非常に忙しく、常に優先順位を考えて動かなければなりません。アルバイトを始めた最初の課題は、注文を受けた順番に調理をしていたら、料理の提供が遅れてお客さまに迷惑をかけてしまうことでした。

そこで私は、注文順に調理するのではなく、時間のかかるものや仕込みが必要なものから調理を始め、待ち時間のうちにほかの料理を作るようにしました。すると、忙しい時間帯もスムーズに乗り越えられるようになり、お客さまをお待たせするケースも減りました。

貴社の企画営業職は、マルチタスクをこなしながらノルマを達成する力が必須だとお伺いしております。入社後にはまず何をすべきか優先順位をしっかり考え、計画的に仕事を進め、目標達成を目指して努力いたします。

自己PRはどのような企業でも必要になるので、入念に準備をしておきましょう。作り方やほかの例文を「就職活動の基礎!自己PRの作り方とポイントを例文付きで解説」で紹介しているので、あわせて参考にしてください。

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考え抜く力を自己PRで伝えて内定を獲得したい方へ

考え抜く力を自己PR材料にしようと考えても、どう伝えるか難しくて悩む就活生も多いでしょう。どんな構成にするのか、どのエピソードを選ぶのかなど、十分なアピールになるのはもちろん、相手に分かりやすく伝わる内容にするには就活のプロに相談するのがおすすめです。

自己PRの伝え方に悩んだら、キャリアチケットに相談してください。キャリアチケットでは自己PRの伝え方のアドバイスや、模擬面接をとおしてのアピール練習などを実施しています。就活を効率的に進めるためには、就活エージェントの活用が重要です。無料で登録できるので、ぜひご相談ください。

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考え抜く力を自己PRする際によくある質問

ここでは、考え抜く力を自己PRする際によくある質問に回答します。

Q.考え抜く力とはどのような力ですか?

A.考え抜く力とは物事に疑問を持ち、課題を解消する力です。「課題発見力」「創造力」「計画力」の3つから構成されています。

Q.考え抜く力をアピールするメリットは?

A.考え抜く力をアピールするメリットは、「物事を深く考える力がある」「計画的に仕事ができる」などの印象を与えられる点です。

仕事で成果を出したり、目標を達成したりするためには、状況を性格に判断して計画的に進める力が欠かせません。考え抜く力をうまくアピールできれば、多くの企業で評価されるでしょう。

Q.考え抜く力を自己PRするコツは?

A.考え抜く力を自己PRするコツは、「結論から伝える」「エピソードを伝える」の2点です。最初に強みをアピールし、伝えたい内容がわかるようにしましょう。

また、「私には考え抜く力があります」とだけアピールしても、納得してもらえない可能性が高いため、エピソードを伝えて強みの根拠を明確に示すのも重要です。

内定を獲得するためには、面接でのアピール方法も大切です。面接で自己PRする際のコツは、「面接の自己PRで「いいな」と思わせるコツとは?例文もあわせてご紹介」を参考にしてください。

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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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