このページのまとめ
- 女性のビジネスカジュアルは「ジャケット×ブラウス×スカートまたはパンツ」が基本
- シンプルなデザイン、ベーシックカラーのアイテムが女性のビジネスカジュアル向き
- ビジネスカジュアルでは派手な色や露出の高いアイテムは避けたほうが無難
- 女性のビジネスカジュアルでは生足は避けて、必ずストッキングを履こう
「女性向けのビジネスカジュアルって?」と気になる就活生は多いでしょう。「どこまでカジュアルにして良いの?」「おすすめのアイテムは?」など疑問はそれぞれかと思います。
ビジネスカジュアルは清潔感を意識し、シンプルにまとめるのが大切です。このコラムでは、ビジネスカジュアルの基本ルールを分かりやすく解説。夏・冬におすすめのスタイルもご説明します。自分に合った服装を選んで、印象アップを目指しましょう。
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女性のビジネスカジュアルとは?
オフィスで着る、スーツからカジュアルダウンした服装をビジネスカジュアルと呼びます。基本的なスタイルは、「ジャケット+ブラウス+スカートまたはパンツ」が一般的です。ビジネスカジュアルは清潔感が求められますが、仕事がしやすい服装である必要もあります。
なお、面接の際に「私服でお越しください」と言われた場合は、「普段通りの服装」ではなくビジネスカジュアルで行くのがマナー。就活における「私服」は、「ビジネスマナーを守った私服」であると覚えておきましょう。
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女性のビジネスカジュアル3つの基本ルール
ビジネスカジュアルの基本ルールを押さえ、マナーにあった服装を心掛けましょう。
1.会社の雰囲気に合わせる
企業によってビジネスカジュアルの範囲は異なるため、先輩社員を参考に社風に合った服装を心掛けましょう。
クリエイティブ系の企業では、ジーンズにTシャツのようなラフな服装で良しとするところもありますが、お客様対応が多い職種では、ジャケット必須の場合もあります。入社後はスーツ出勤から始めて、先輩社員のファッションをお手本に少しずつカジュアルダウンしていくと失敗しないでしょう。
ただし、カジュアルOKな職場だからといって、奇抜な組み合わせや品のないアイテムを身につけると、マイナスイメージにつながる恐れがあります。あくまでも「ビジネスの場にふさわしい服装」を心掛けることが大切です。
2.シンプルなデザインを選ぶ
シンプルなデザインのアイテムを選び、品のある服装を心掛けましょう。襟付きのシャツやテーラードジャケット、膝下丈のスカートなどが定番です。
同じアイテムでも素材によって印象が変わります。ジーンズやジャージのようなカジュアルな素材は避けてください。ハリのある素材やシワになりにくい素材を選び、清潔感を意識しましょう。サイズはきつ過ぎず・ゆる過ぎずのジャストサイズがおすすめです。
3.ベーシックカラーを選ぶ
ビジネスシーンには、黒・紺・グレー・ベージュ・白といったベーシックカラーがおすすめです。
明るい色を入れたいときは、パステルカラーやグレイッシュカラーを取り入れると優しい雰囲気に仕上がります。無地のアイテムを選ぶと、着回しが効き便利でしょう。柄の場合は細いストライプや小さいドットを選び、フォーマルな印象に仕上げてください。
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ビジネスカジュアルでNGな服装
ビジネスカジュアルに適していない服装を、下記で確認しておきましょう。
1.派手な色や柄
赤やオレンジ、ショッキングピンクなどのインパクトがある色や、派手な柄のアイテムは避けましょう。企業によっては容認されていることもありますが、落ち着いた色味のアイテムを着用するのが無難です。
鮮やかな色を取り入れたいときは、ベルトやカバンといった小物で入れるのがおすすめ。ベーシックカラーに差し色を入れることで、軽快な印象に仕上がるでしょう。
2.露出度の高い服
ビジネスの場では、ミニスカートや胸元の大きく開いたトップス、体のラインが出過ぎる服はおすすめできません。品のない印象を与えますし、動作に制限が生まれて仕事がしづらくなる恐れがあります。
肌の露出は「肩から下・膝から下」程度に抑え、仕事に支障が出ない服を選ぶことが大切です。
暑い時期はノースリーブでもOKですが、必ずカーディガンやジャケットを羽織って肌を隠してください。
3.生足はNG
ビジネスの場では生足は厳禁なので、必ずストッキングを着用してください。
パンプスにソックスを合わせたスタイルも、ビジネスの場ではおすすめできません。企業によっては「長いパンツにフットカバーはOK」の場合もありますが、就活生はストッキングを履いたほうが無難でしょう。
4.大ぶりのアクセサリー
アクセサリーをつけることは問題ありませんが、大きさには注意しましょう。特に、大きなピアスやイヤリングをつけていると、金属のぶつかる音で周りの人に不快な思いをさせる恐れがあります。
シンプルなスキンジュエリーを選ぶのがおすすめです。
5.清潔感のないアイテム
シミやシワのあるものや、破れているもの、毛玉のあるものは避けましょう。どんなに良いブランド品でも、きれいな状態で身につけてなければビジネスの場に相応しくありません。自分が着用しているものを見て、周りの人がどのような印象を持つかを考えることが大切です。
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トップス編:女性におすすめのビジネスカジュアル
ビジネスカジュアルでは、シャツやブラウスの上にカーディガンやジャケットを合わせるのが定番です。下記で、トップスの着こなし方を確認しておきましょう。
シャツ・ブラウス・カットソー
シャツやブラウス、カットソーがトップスの定番です。シワになりにくい素材や、ハリのある素材、シンプルなデザインを選ぶのがおすすめ。中でも白いトップスは合わせやすく、着回しが効くのでおすすめです。トップスはタックインするとスッキリ着こなせます。
なお、オフショルダーやTシャツ、パーカーはカジュアルな印象なので、ビジネスの場ではNGです。
カーディガン
シャツやブラウスの上にカーディガンを羽織ると、清楚な印象に仕上がります。同系色のニットと合わせ、アンサンブルにするのもおすすめです。冷房対策にもなるので、カバンに1枚入れておくと良いでしょう。
ただし、ビジネスカジュアルではロング丈のカーディガンは避けたほうが無難。ゆるいシルエットはリラックス感が強く、部屋着のような印象を与える恐れがあります。どうしても着たいときは、タイトなボトムスを選びスッキリしたシルエットにまとめてください。
ジャケット
テーラードジャケットやノーカラージャケットが定番のアイテムです。ジャケットを羽織ることで、きちんとした印象に仕上がります。特に黒のジャケットはどんな色味にも合うので便利でしょう。面接時はもちろん入社後にも使えるため、持っておくことをおすすめします。
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アウター編:女性におすすめのビジネスカジュアル
ビジネスカジュアルでは、ミドル~ロング丈の落ち着いたデザインのアウターを選びましょう。ベーシックカラーのチェスターコートやノーカラーコート、トレンチコートなどが定番です。
デニムジャケットやモッズコート、ライダーズジャケットなどカジュアルなデザインは、ビジネスの場では避けたほうが無難でしょう。
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ボトムス編:女性におすすめのビジネスカジュアル
ビジネスカジュアルでは、スカートでもパンツでもどちらでもかまいません。ビジネスにふさわしいデザインを選び、品のある印象を心掛けましょう。
スラックス・テーパードパンツ
ビジネスカジュアルでは、知的な印象を与えられるスラックスがおすすめ。センタープレスが入っていたり、シワがつきにくかったりするデザインが多く、扱いやすいのもメリットです。
また、テーパードパンツはシルエットがきれいで、体型カバーにも役立ちます。ウエストゴムのタイプは動きやすく、長時間着ていても苦しくならないでしょう。
なお、ビジネスの場ではカーゴパンツやジーンズ、ショートパンツといったカジュアルなボトムスは避けたほうが無難です。
膝丈・ミモレ丈のスカート
タイトやフレア、プリーツなど、膝丈・ミモレ丈のスカートを選びます。膝が隠れることで清楚な雰囲気を与えられるでしょう。
ビジネスの場では、肉感を拾い過ぎない適度にゆとりのあるサイズを選ぶのがおすすめ。とはいえ、ゆる過ぎるスカートはだらしなく見えるので、きちんと試着して購入するのが大切です。ロング丈やマキシ丈のスカートはリラックス感が強く、ビジネスの場にはおすすめできません。ボリュームのあるフレアスカートや膝上丈のスカートもビジネス向きではないでしょう。
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ワンピース編:女性におすすめのビジネスカジュアル
ワンピースは膝下丈・ウエストがマークされたデザインを選びましょう。
春夏はシャツ素材、秋冬はニット素材を選ぶのがおすすめ。細いストライプのような落ち着いた柄でもOKですが、合わせやすい無地だと着回しが効くでしょう。
膝上丈や派手なデザインはカジュアル色が強く、ビジネスカジュアルには向きません。カットソー素材・ゆるいシルエットのワンピースも、ビジネスの場では控えたほうが望ましいです。
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靴編:女性におすすめのビジネスカジュアル
ベーシックカラーのシンプルなパンプスがおすすめです。ヒールは7cm以下がベター。ローヒールやローファー、革靴でもかまいません。1日中履いても疲れないように、足のサイズに合った靴を選んでください。
オープントゥのパンプスやサンダル、ロングブーツなどはカジュアル色が強く、場違いな印象を与える恐れがあります。スニーカーも企業によってはNGな場合があり、ビジネスカジュアルでは避けたほうが良いでしょう。
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バッグ編:女性におすすめのビジネスカジュアル
レザーやナイロン素材で落ち着いた色味のものを選びましょう。A4サイズが入り、置いたときに自立するものがビジネスの場には最適です。必要なものがすぐに取り出せるように、マチのあるバッグを選ぶのがおすすめ。軽いバッグにすると、荷物が増えたときでも持ち運びが安心です。
ただし、高級ブランドのバッグは悪印象につながる恐れがあり、就活中や入社直後は使わないほうが無難。
リュックやキャンバス地のトートはカジュアルに見えるため、ビジネスの場では避けましょう。
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ぽっちゃり女性におすすめのビジネスカジュアルとは?
ぽっちゃり女性の方は、手首や足首を出し、縦ラインを強調する着こなしをするのがおすすめです。
体型カバーのできるスタイリングを下記で確認しておきましょう。
・テーラードジャケット×縦ストライプのブラウス×クロップドパンツ×パンプス
・スキッパーブラウス×タイトスカート×ローファー
・Vネックブラウス×カーディガン×テーパードパンツ×パンプス
・ボウタイブラウス×カーディガン×フレアスカート×パンプス
・テーラードジャケット×シャツワンピース×パンプス
シンプルなボトムスにはレースやボウタイなど華やかなトップスを選ぶと、垢抜けた印象に仕上がります。タイトスカートは地厚で肉感を拾わない素材を選び、きれいなIラインを意識しましょう。
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ヘアメイクもビジネスカジュアルを意識しよう
服装同様、髪型やメイクもビジネスカジュアルを意識しましょう。押さえておきたいポイントは下記のとおりです。
ヘアスタイル
前髪は眉毛が見えるように整え、顔周りの髪もスッキリまとめましょう。ショート・ボブの人はサイドの髪を耳にかけ、ミディアム~ロングの人はハーフアップやポニーテールにするのがおすすめです。
派手なカラーリングや後れ毛を出したニュアンスヘアは、ビジネスの場ではだらしない印象を与える恐れがあります。お洒落よりも清潔感を意識してください。
ヘアアクセサリーもシンプルなデザインを選び、華美な印象を与えないようにしましょう。
メイク
メイクはナチュラルメイクを意識しましょう。ファッション性を意識した派手なメイクは、ビジネスの場では浮いてしまう可能性があります。
口紅はピンクやベージュ系など落ち着いた色を選ぶのが無難。ファンデーションの色選びは、首の色に合わせてください。首の色と合っていないと、顔だけ浮いてしまう恐れがあり注意が必要です。チークは頬骨の高い位置から眉尻に向かって楕円形に入れ、血色感を出しましょう。つけ過ぎると子どもっぽくなるので、顔がほんのり明るく見える程度を心掛けてください。つけまつげやまつげエクステは派手な印象なので、つけないほうが良いでしょう。
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季節別!おすすめのビジネスカジュアル
ビジネスカジュアルの基本ルールは分かっても、季節ごとの着こなしに悩む人も多いはず。
下記で、夏・冬におすすめの着こなしを確認しておきましょう。
夏編:女性向けビジネスカジュアルスタイル
夏は通気性を意識しつつも、露出を押さえた服装を心掛けましょう。おすすめのスタイルは下記のとおりです。
・スキッパーブラウス×クロップドパンツ×パンプス
・フレンチスリーブブラウス×ワイドパンツ×パンプス
・サマーニット×フレアスカート×パンプス
・Vネックニット×タイトスカート×パンプス
白やくすみブルーなど爽やかな色を取り入れ、見た目の涼しさを意識するのも大切です。
冬編:女性向けビジネスカジュアルスタイル
冬は暖かみのある素材を取り入れつつも、スッキリした見た目に仕上げるのがポイントです。
冬におすすめのビジネスカジュアルを下記にまとめました。
・チェスターコート×Vネックニット×テーパードパンツ×パンプス
・ノーカラーコート×ドロップショルダーニット×タイトスカート×パンプス
・チェスターコート×ハイネックニット×プリーツスカート×ショートブーツ
・チェスターコート×ドッキングワンピース×パンプス
同系色でまとめると、洗練された大人らしい印象に仕上がるでしょう。
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