面接のコツが掴めない…ちょっとした面接対策で自信をもって臨める!

このページのまとめ

  • 面接で第一印象アップは、身だしなみ・元気な挨拶・アイコンタクトから
  • 面接前の受付や待機中も振る舞いに気をつけよう
  • 面接では、質問の意図を理解する・相手の話を最後まで聞く・マニュアルに頼りすぎない

面接のコツが掴めない…ちょっとした面接対策で自信をもって臨める!のイメージ

「面接で緊張してしまってうまく答えられない」「何社受けても内定が取れない…」といった悩みを抱えている就活生も多いでしょう。コツを掴み、十分な対策をして面接に臨めば、内定獲得につながります。

この記事では、面接で好印象を与える振る舞いやマナーなど、面接対策のコツを紹介しているので、面接が苦手な方はぜひ参考にしてください。

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目 次

面接対策のコツは第一印象アップから

面接は、相手に与える第一印象で明暗が分かれるといっても過言ではありません。第一印象アップを図り、面接官によい第一印象を与えましょう。

身だしなみ

清潔感のある身だしなみは、面接において重要なポイントの1つです。面接官に好印象を与えてスタートできるよう、しっかり整えておく必要があります。

まずは、スーツとYシャツにシミ・シワがないかチェックしておきましょう。男性であればネクタイの結び方やズボンの丈、女性であればスカート丈やストッキングの伝線などにも要注意です。

男性はえりあしが短く、耳周りがすっきり見える髪型、女性は耳と眉毛を出し、ロングの方は後ろにまとめた髪型にするのがいいでしょう。

会場に入る前に鏡で服装や髪型に乱れがないか確認しておくと安心です。

元気な挨拶

面接中の受け答えはもちろん大切ですが、その前の最初の挨拶にも気を配りましょう。挨拶をしない、あるいは覇気がない挨拶では、質問が始まる前から印象が下がってしまいます。笑顔ではきはきと元気のいい挨拶を心がけましょう。

もし面接で緊張しているなら、なおさら大きめの声で挨拶をしてみてください。「少し大きすぎたかな」というくらいの声を出すと、緊張がとけリラックスして面接に臨めるはずです。

アイコンタクト

面接にアイコンタクトを取り入れると、より効果的です。自分が話しているときと面接官の話を聞くときは、相手の目を見つめて誠意を伝えましょう。ただし、あまり凝視するとかえって相手に威圧感を与えてしまう可能性があるので、ときどき鼻やネクタイなどに視線を移すといいかもしれません。

また、欧米では商談などで0.2〜0.5秒程度眉毛を上げて目を見開く「アイブロウフラッシュ」というテクニックが使用されており、相手の警戒心を解き、関心を伝える効果があるといわれています。このアイブロウフラッシュを会話の中で取り入れてみるのもいいでしょう。

面接で好印象を与えられるように、基本マナーを確認しておくことが重要です。「面接準備を完璧にしよう!必要な対策とマナーや持ち物などを紹介」面接直前になって焦らないために、こちらの記事を参考に、下準備を万全にしておきましょう。

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面接は受付や待機中の振る舞いにも気を配ろう

受付や待機中の態度も社内の人は見ています。「まだ面接は始まっていないから」と油断せず、社内の方への敬意と節度をもった行動を心がけましょう。

受付での対応

受付は、面接開始時間のおよそ10〜5分前を目安に済ませるのが理想的です。遅刻はもちろん厳禁ですが、あまり到着が早すぎても企業側の準備が整っておらず、かえって迷惑をかけてしまうため注意しましょう。

受付をする際は、「本日△時に△△部の△△様と面接のお約束をさせていただいております、キャリア花子と申します」と、用件をわかりやすく簡潔に伝えます。この際、笑顔で明るく伝えると好印象です。

待機中の態度

待機中は緊張から気を紛らわせたくなるかもしれませんが、その際の振る舞いにも注意が必要です。スマートフォンをいじる、他の応募者と私語をする、居眠りをするといった行為は、社内の人に悪印象を与えてしまう恐れがあるため控えましょう。

待機時間は、緊張をほぐすための深呼吸、面接の回答の再確認などに使うといいかもしれません。また、面接時と同様、姿勢を正すことも忘れずに。

会場に入った段階で面接が始まっているという気持ちで、面接前から終了後までマナーのある振る舞いを心がけましょう。

面接はオフィスビルに入る前から始まっています。面接の流れを再確認したい方は「知っておきたい就活のマナー!面接時の入室と退室の仕方」を参考にしてください。

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面接官に好印象を与える受け答えのポイント

面接では、受け答えの態度でも印象が変わります。受け答えの際は、下記のポイントを意識しながら面接対策に取り組みましょう。

相手の話を聞く

面接官の話は最後まで丁寧に聞きましょう。相手が質問をしている最中に遮って回答すると、気分を害してしまい、「話を聞けない人」とマイナスの印象を与えかねません。相手の目を見る、適度に相槌を打つなど、話をしっかり聞いていることをアピールするのが大切です。

質問の意図を理解する

相手の意図を汲み取った受け答えをするというのは、コミュニケーションの基本です。しかし、面接という場では、緊張から難しく考えてしまい、思うように答えられないことも。落ち着いて面接官の質問を最後まで聞き、意図に沿った回答をしましょう。

しかし、予想外の質問を投げかけられることも多々あります。そのような場合は、パニックにならずに、一度深呼吸をして自分を落ち着かせましょう。

また、質問の意図がわからず、どう答えればよいか迷った場合、素直に「ご質問は△△という理解でよろしいでしょうか」と尋ねてOK。質問の意図を理解できず、的を得ない回答をしないよう、冷静に判断することが重要です。

よくある質問は対策をしておく

すべてを予想するのは難しいですが、志望動機や自己PRなど、ある程度想定できる質問もあります。転職面接であれば、「転職理由」はほとんどの企業で聞かれるはず。

そのようなよくある質問は、事前に回答を用意して対策をしておきましょう。ただ、回答を丸暗記すると、万が一答えに詰まったとき、機転を利かせて続けることが難しい可能性があります。

回答は、丸暗記せず要点を覚えておくようにしましょう。そして、自分だけでなく、家族や友人など、周りの第三者にチェックしてもらうと、より的確で洗練された内容に仕上がります。

マニュアルに頼らない

面接の回答を考えるとき、ついついマニュアルやテンプレートに頼りたくなることがあるのではないでしょうか。しかし、それらは参考程度にとどめておくのが無難です。

マニュアルやテンプレートをなぞったような回答は、面接官にもすぐに見抜かれてしまうでしょう。
マニュアル通りではなく、あくまで自分の言葉で、自分の考えを述べるようにしてください。

結論から伝える

自己PRや志望動機は、先に結論から話しましょう。前置きが長くなると話の内容が冗長になり、相手に伝わりにくくなってしまう可能性も。結論から先に伝えれば、その先の内容も自然と頭に入りやすくなります。

面接でも、書面で伝える場合でも、PREP法を用いて、相手が理解しやすいように伝えます。先にもお伝えしたように、まずは結論から。そして、理由→具体的なエピソードを交えた根拠→入社後の展望という流れに沿って話しましょう。

応募書類の見直しをする

応募書類と回答の内容が食い違ってしまうと、あらぬ疑いをかけられてしまう恐れがあります。面接前に応募書類の内容を再度確認し、矛盾なく回答できるように見直しておきましょう。

面接では、応募書類に記載したことを、より深く掘り下げて話す場面があるかもしれません。記載した内容を具体的に話せるように準備しておきましょう。

事前に企業研究をしておく

面接官が納得するような説得力のある回答をするには、企業研究が必要不可欠です。企業について知っておかないと意欲が伝わりにくくなり、「うちでなくてもいいのでは?」と思われてしまう可能性が高くなります。企業研究のやり方を次項で紹介しているので、参考にしてください。

面接が迫ってくる…と不安に感じている方は、面接の心得をチェックしておきましょう。「面接の心得って?好印象を与えるコツ」こちらの記事を参考にしてください。

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企業研究は欠かせない!面接対策のコツ

面接を受ける場合、少しでも多くの企業情報を入手し、企業が求める人物像を把握することが欠かせません。企業研究には、ノートを一冊用意しておくと内容を整理しやすくなります。実際に企業研究に取りかかる際は、下記のポイントに注目しましょう。

企業の特徴

まずは、志望先の企業の特徴となる情報を調べます。事業内容や企業理念、社風など、その企業ならではの特徴を知っておきましょう。企業の特徴を調べる際は、自分の長所や強みと交わるポイントがないか、探しながら行いましょう。

また、企業の社風を掴むことは、企業と自分の相性が合うかどうかを知る重要なポイントです。会社説明会やOB訪問、インターンシップなどを通して、志望企業で働く人や社内の雰囲気を知ることができれば、面接でも自信をもって入社意欲を伝えられるでしょう。

同業他社との違い

志望先の企業について十分な基礎知識をつけたら、次は同業他社との違いを調べます。業界内のポジションや、取引先、資本構成など、同業他社と比較した際の違いを明らかにしておけば、志望先企業の魅力を見つけ出すことができるでしょう。

逆に、同業他社との違いを明らかにしなければ、志望動機を答える際に、最も重要な「その企業でなければならない理由」に説得力をもたせることができません。違いが見つからない場合は、企業の特徴をもう一度調べ直してみましょう。

マッチングの度合い

これまで調べたことを踏まえ、自分の希望にどれだけマッチングしているか改めて分析しましょう。志望先企業の「魅力を感じた点」と「気になる点」を挙げ、自分の希望と食い違っている点や優先度の高い点を深堀りしていくと効果的です。

企業研究を怠らずにしっかり情報を掘り下げていけば、具体的で魅力のある志望動機や自己PRを作成することができます。人とよりよい関係を築き上げるために、深くお互いを知ることが必要なように、入社したいと強く思っている企業のことを深く知ることは、自分との相性を知るうえで必要不可欠です。

企業研究を行う前に知っておくべきことについては、「企業研究のやり方と就活に活かすコツを解説!効率的な進め方とは?」を参考にしてください。

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集団面接で気をつけるべき3つのポイント

一人の応募者と面接官の対面で行う面接に対し、集団面接は複数の応募者が同じ質問に回答していく形式です。一人で受ける面接とは勝手が違うため、戸惑う方もいるかもしれません。

集団面接でも一人ひとりの受け答えや態度はしっかり見られているので、下記のポイントに気をつけましょう。

1.自分ばかり話しすぎない

集団面接は、性質上一人ひとりが回答できる時間が限られています。そのため、自分一人が長く話しすぎてしまうと、面接官やほかの学生に迷惑をかけてしまうかもしれません。

また、面接官に「話が長い」「協調性に欠ける」などと評価される可能性もあります。集団面接の際は、できるだけ回答を簡潔にまとめます。そのためには、短い時間で端的に自分をアピールできるよう、面接対策を徹底して行いましょう。

2.ほかの学生の話を聞く

集団面接では、ほかの学生の意見を聞く時間があります。自分の順番ではなくても、面接官にはその際の振る舞いもチェックされています。ほかの学生が話している時も、適度に相槌を打つ、笑顔を見せるなど、話を聞く姿勢を示しましょう。

ほかの学生の意見を聞くことは、集団面接のメリットでもあります。たとえば、意図が掴めない質問をされたとき、ほかの学生の意見を聞いて、自分も回答を準備できるチャンスができたり、話を聞いているうちに、よい考えが思いついたりするかもしれません。

3.自信を持つ

「自分が答えようと思ったことを先にいわれてしまった」「あの学生の回答のほうが自分よりも優れているような気がする…」というのは、集団面接で陥りがちなことです。

ほかの学生の回答の後にプレッシャーを感じるのはわかりますが、自信がないことを表に出すのは面接の場では好ましくありません。尻込みせず、自信をもって自分の考えを伝えましょう。

グループ面接の注意するべきマナーやポイントについては「グループ面接の対策が知りたい!よくある質問のポイントは?」を参考にしてください。

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WEB面接での注意点をおさえておこう

近年、ZoomなどのWEBツールを活用して面接を行う企業も増えています。WEB面接により、海外など遠方であっても、学生が応募できる機会が増えました。

オンラインで実施される面接でも、基本マナーは共通しています。ここでは、WEB面接特有の注意点をご紹介します。

ネット環境を整える

WEB面接は、ネット環境がなくては始まりません。面接中に画面が固まる、画面の動きが遅れる、声が途切れるなどのトラブルが起きないよう、ネット環境が安定した場所で行う必要があります。

同じ部屋の中でも、場所によってネットがつながりにくいところがあるかもしれません。あらかじめつながりやすい場所を探しておきましょう。

また、天候によってネット環境が左右されることもあります。無線LANでつながりにくい場合は、有線LANのほうが比較的安定するので、事前に試しておきましょう。スマホで面接を受ける場合は、通信量に余裕があるかチェックしておくのも忘れずに。

アプリをインストールしておく

WEB面接では、ZoomやGoogle Meet、Skypeなどさまざまなアプリケーションを使用し実施されます。WEB面接で使用されるツールを持っていない場合は、前もってインストールし、事前に使い方を把握しておきましょう。

また、既に使用しているアプリの場合は、アカウント名が本名になっているかチェックしておきましょう。面接時に本名でなければ、名前と顔が一致せず混乱を招く恐れがあります。そして、プロフィール写真も設定している場合は、面接にふさわしいものに変更しておきましょう。

マイクやイヤホンの設定を確認する

面接が始まる前に、必ずマイクとイヤホンの設定をチェックしておきます。音声テストがあるツールなら、声が届いているか、または音が聞こえるか、音量は適切かを確認しておきましょう。WEB面接に不安がある場合は、家族や友人に協力してもらい、テレビ電話に慣れておくと安心です。

WEB面接中は、いつもよりやや大きめの声ではっきりと話すことを心がけましょう。通信速度によって、多少の時差が生じることがあります。相手の話が終わったら、少し間をおいてから回答しましょう。

対面面接のときより話し方を意識する

WEB面接では、対面で話をするよりもお互いの表情や動作がわかりにくいというデメリットがあります。そのため、心から「一緒に働きたい」というポジティブな気持ちを忘れずに、明るくにこやかに面接に臨みましょう。

しかし、どうしても緊張してしまい、いきいき元気よく面接に臨めないという就活生も多いかもしれません。そのような場合は、話の内容で表情を変えることをおすすめします。

楽しい話は笑顔で、意気込みを伝えるときは、凛々しい表情など、内容によって表情を変えてみましょう。また、感情に合わせて抑揚もつけると、面接官に印象を与えられるはずです。

WEB面接のコツやマナーなどについては、「Web面接ってどうやるの?就活生が知っておくべきマナーや注意点」を参考にしてください。

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面接でうまく話せるか自信がないあなたへ

面接で印象を上げるコツやマナーを紹介しましたが、いかがでしたか?準備を十分に整えて、万全の状態で面接に臨みましょう。面接に自信が持てない方は、就職エージェントを活用するのも1つの手です。

キャリアチケットでは、就活アドバイザーによるマンツーマンの個別面接対策や、セミナー、グループワークなどを行っています。「今更聞きづらい…」と思うような小さな疑問にも丁寧に対応するので、遠慮なくご相談ください。万全の面接対策なら、ぜひキャリアチケットへ!

就活で自信がもてないと悩んでいる方は「就活で自信がない学生必見!原因と対策を知って前向きに就活を進めよう」を参考にしてください。

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