新卒就活における面接のコツを解説!事前対策を万全にして、第一印象を良くしよう

このページのまとめ

  • 第一印象で好印象を残すことが面接突破には重要
  • 面接のコツはマナーや受け答え、話の順序にあり
  • 面接には自己分析や企業研究などの事前対策も必要

新卒就活における面接のコツを解説!事前対策を万全にして、第一印象を良くしようのイメージ

面接がなかなか上手く行かず、「面接のコツを知りたい!」と悩む就活生はたくさんいます。面接を突破するために気を付けることは、事前に対策できることと、当日心掛けることの2つがあります。

この記事では、面接突破に重要なコツや事前対策について紹介。面接前にやるべきことや、気をつけるべき部分についてもまとめているので、ぜひ参考にしてください。

これを読んで面接のコツや対策をおさえて、選考を突破しましょう!

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目 次

面接は第一印象が大切

初めて対面する人に、いい印象を持ったり、あまり好ましくない印象を受けたりしたことはありませんか?これは整った容姿だからといって、必ずしもいい印象を持たれる、という訳ではありません。

例え容姿端麗であっても、身なりがだらしなかったり、ネガティブな雰囲気では、面接官にいい印象は与えられません。そこで、面接官が好印象を持つ就活生の人物像を紹介します。

姿勢がいい

背筋がスッと伸びている人と、肩が内側に入って丸くなっている人だと、明らかに前者の方が堂々とした印象を面接官に与えます。

堂々としていると自信があるように見え、「この人になら任せられる」「信頼できる」という期待を相手に抱かせます。

また、姿勢を正すという行為には、相手に好印象を与えるだけではなく、自分にも「私はできる」という自信をもたらす効果もあります。

面接前は不安で普段以上に体が縮こまってしまいがちですが、意識的に肩の力を抜き、顔を上げて、気持ちを前向きに整えるよう心がけましょう。

表情がほがらか

姿勢を整えて息を深くつき、緊張を解くと、自然と表情にもゆとりが生まれます。面接時に常にニコニコする必要はありませんが、ハの字眉毛になっていたり、口を間一文字に結んだりと緊張した面持ちでは、面接官は、「取引先企業の担当者と対面する際にもこのような表情になるかもしれないな」と心配になってしまいます。

面接官は採用・不採用を決める人、と考え緊張するのは当然ですが、その前に面接とは「人と人との対話」です。

面接官が厳しい表情を浮かべていたとしても笑顔を作ることを意識することによって自分も面接官もリラックスさせることができますのでぜひ試してみてください。

好感的な態度

「他人は自分を映す鏡」という言葉がある通り、好感を持った相手には好感を持たれている場合がほとんどです。

「お忙しい中面接の時間を設けてくださり、ありがとうございます」という一言を面接時に告げるのはハードルが高いかもしれませんが、そのような感謝の心で面接に臨むと、面接官にもその謙虚な姿勢が伝わり、好印象を与えることができるでしょう。

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マナーや受け答えに気をつけて好印象に繋げよう

服装をきれいに整えることや、元気に挨拶をすることでも第一印象は良くなります。人は最初と最後に受けた印象が記憶に残りやすいと言われています。入室段階から好印象を残せるように、以下のポイントをおさえて面接に向かいましょう。

入退室の挨拶は欠かさない

入退室の挨拶は欠かさないようにしてください。入るときには3回ノックをしてから、「失礼します」と言い、椅子の横まで歩きます。椅子の横に立ったら、「〇〇大学の△△と申します。本日は宜しくお願いいたします。」と挨拶をしましょう。
退室するときは、椅子から立ち上がり、「本日はお忙しい中、お時間をいただきありがとうございました。」と言ったあとに、深くお辞儀をして出口に向かいます。扉の前に着いたら、面接官のほうを向いて「失礼いたします」と最後に挨拶をしてから、出るようにしましょう。

挨拶でしっかり声が出れば、面接の質問にも大きな声で答えられるはずです。第一印象を大きく左右する入退室の挨拶は明るく元気に行ってください。

スーツにシワがないか確認する

面接する前日には、スーツやシャツにシワや汚れがないか確認しておきましょう。

自己PRや志望動機が魅力的な内容であっても、スーツにシワがあり、髪型なども乱れていると説得力に欠けてしまいます。髪型は前髪が目にかからないのが理想です。面接の前日には、スーツのシワや汚れをチェックし、清潔感のある服装を心がけてください。

明るい声と表情を意識する

面接の受け答えは、明るい声と表情を意識するようにしましょう。声が小さかったり顔が下向きだったりすると、面接官には自信がないように見えます。本番は緊張して顔が強ばりがちです。
そのため、事前に声を出して練習するのがおすすめ。そのときに明るい声と表情を意識して身につければ、本番でも自然と笑顔でハキハキと答えられるはずです。

自信がなさそうな姿はマイナスなイメージに繋がってしまうため、明るく堂々とした話し方を意識しましょう。

話す・聞くときは面接官の目をしっかり見る

話したり聞いたりするときは、面接官の目を見るようにしてください。目を見ることで面接官に「しっかり人と会話ができる人だ」と思ってもらえます。
また、Web面接の場合は、画面ではなくカメラを見るようにしましょう。つい画面に移る面接官の目を見てしまいがちですが、そうすると面接官からは応募者の顔が目線の下がった状態に見えてしまうため、気をつけてください。

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新卒面接における話し方のコツ5つ

新卒の面接のコツとして「質問の意図を理解する」「結論を1番に話す」「長々と話さない」などが挙げられます。以下に面接での話し方をまとめましたので、そのほかのコツも含めてチェックしてみてください。

1.質問の意図を理解する

面接では、回答する前に質問の意図を理解することが重要です。答えることばかり意識して、面接官が聞いた質問に対してズレた回答をしてしまうのはよくあるミス。

たとえば、「趣味は何ですか?」という質問に対し、「寝ることです」という回答はプラスの評価になりません。「旅行が趣味で、良い気分転換になります」と回答した人の方が、前向きで自分のストレス解消方法を分かっていると印象付けられるでしょう。面接官の質問の意図を汲まずに回答すると、「会社にとって有益な人材ではない」と評価されてしまいます。
面接官の質問は常に「会社にとって有益な要素を探している」と意識して聞くことで、入社後に活躍できるイメージが持てるような回答に繋げましょう。

2.結論を1番に話す

面接で回答するときは、結論を1番に話してください。結論を述べ、次に理由として具体的なエピソードを説明し、最後に結論もしくは結果で締める形が理想です。
この順番で話すと面接官は結論と理由を捉えやすく、深い理解に繋がります。先に理由から述べてしまうと、面接官は結論がどこにくるか探しながら聞かなければなりません。先に結論を伝えれば、面接官もそのあとに続く理由に集中して聞くことができます。

3.長々と話さない

面接では、長々と話さないように気をつけましょう。面接での回答時間は1分程度が基本です。それ以上の時間は面接官に「長過ぎる」と感じられてしまいます。

1分を超える場合は、もともと用意していた回答が長いか、緊張して余計なことを言ってしまった可能性が考えられるため、回答の内容を整理しておきましょう。

4.ネガティブ発言は控える

否定的な発言は品位を疑われるため、しないように心掛けましょう。例えば、志望している企業の素晴らしさを示すために、競合企業をよく言わない場合、それはかえって面接官に悪い印象を与えます。悪口を言っていると「他所で面接を受ける時にはうちのことを悪く言っているのだろう」と思われる可能性もあります。

また、自信の無さ、そして謙遜から自分を劣っているように発言する人もいますが、面接は自己アピールする場なので、謙虚な姿勢は逆効果に繋がります。後ろ向きな姿勢は、一緒に仕事がしたいと思ってもらえなくなるため、注意しましょう。

5.相槌はしっかりと打つ

面接では相手の話にしっかりと相槌を打つようにしてください。面接は回答だけではなく、面接官とコミュニケーションを取ることも大切です。「どんな質問がされるのか」「なんて回答すれば良いのか」を意識し過ぎると、面接官の話を聞く姿勢が疎かになってしまいます。

相槌を打つことで、「話を理解している」と面接官にアピールできるので、聞く姿勢には注意しましょう。

「面接で緊張しすぎてコミュニケーションをとる余裕がない」と悩む人は、「面接で緊張しないコツとは?答えに詰まったときの対処法も解説」を読んで対策を行いましょう。

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面接前に行いたい、重要な対策5つ

受け答えだけでなく、事前の対策も面接には重要です。当日に向けて、しっかりと対策をとっておきましょう。

1.自己分析をする

面接前の自己分析は自己PRや学生時代に頑張ったことの回答に繋がるため、とても重要です。これらの回答には、事実や願望だけではなく、「なぜそう思ったのか」「なぜそのような行動を取ったのか」という理由が重要になります。

自己分析ができていないと、自分の中にある理由を見つけられません。具体性のあるエピソードとはっきりした理由が持てるように、自己分析を深めましょう。

2.企業研究をする

面接が決まったら、その会社に対する企業研究を徹底的に行いましょう。企業のパンフレットやWebサイトを見ると事業内容を理解できます。応募先の企業の強みを見つけるには、同業他社との比較が必要です。

企業研究は、志望動機の回答作りや、入社後のミスマッチを防ぐことに繋がります。面接の中でも、志望動機の回答はとても重要です。志望動機から入社への高い熱意が伝われば、面接官に好印象を残すことが可能です。

また、その企業について深堀りして調べることで、自身が持つ働くイメージを明確にできて、本当に自身のやりたい仕事か判断できます。企業分析をして応募先の会社のことを可能な限り知っておきましょう。

3.面接の練習をする

回答内容を声に出し、面接の練習をしましょう。暗記するだけでなく、声に出すことでスラスラと発言できます。その様子を録画することもおすすめです。

答えるときは、回答に集中してしまい、顔が強ばり目線が下を向いてしまうことがあります。面接では、ハキハキした声で相手の目を見ながら伝えることが重要です。そのため、録画して自分の声の大きさや表情、目線の位置を確認しておきましょう。

4.履歴書を再確認する

面接前には、企業に送った履歴書を再確認してください。履歴書の内容は企業によって内容を変えているため、事前に確認しておくことが大切です。

自己PRや志望動機の内容を改めて確認しておきましょう。

面接で履歴書とは異なる回答をすると、「発言に一貫性がない」「内容の信憑性が低い」と思われてしまう可能性もあるため、注意が必要です。

5.逆質問を用意しておく

面接で聞かれることが多い逆質問は、事前に用意しておきましょう。逆質問は、自身で調べて分かることは避けてください。面接官にしか分からないことや、実際に働くイメージに繋がることを聞くと面接で好印象に繋がります。以下は例になります。

・「1日の仕事の流れを教えてください。」
・「〇〇部署ではどのような人が活躍していますか」
・「入社前に勉強しておくべきことはありますか」

また、逆質問は面接官によって内容を選ぶようにしてください。

最終面接で社長が面接官になった場合に「社員の1日の仕事の流れ」を聞くのは不適切です。聞かれた場合に備え、あらかじめ複数の逆質問を用意しておきましょう。

面接の事前対策については「面接対策をしないとどうなる?その影響とよく聞かれる質問への対策を紹介!」で詳しく解説をしてますので参考にして下さい。

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面接を受けたあとは必ず振り返ろう

面接を受けたあとは、必ず振り返り、改善点や良かった点などを明確にしましょう。落ちてしまった面接とそうでない面接の比較も重要です。

選考では、上手く受け答えが出来ても、会社の求めている人材と合致せず不採用になる場合もあります。その場合は仕方のないケースですが、回答不足だったりコミュニケーション不足だったりする場合には、改善が可能です。

面接を受けるごとに改善していき、選考突破できるようにしましょう。

就活を進めていく中で自信を失ってしまった…という場合は、「就活で自信がない学生必見!原因と対策を知って前向きに就活を進めよう」を読んで、前向きな気持ちを取り戻しましょう。

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就活での面接のコツに迷うあなたへ

面接のコツを含め、就活活動全般に不安を感じている就活生は、就活支援サービス「キャリアチケット」を利用してみてはいかがでしょうか。キャリアチケットでは、就活アドバイザーによる個別面接対策を何度も受けることができます。

また、面接の実践経験を積みたい方には特別選考会の機会も。選考後に採用担当者の評価を聞くことができるため、面接のコツが分かったり、面接が上達したりと自己成長につながるでしょう。興味をお持ちの就活生は、ぜひお気軽にご相談ください。

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