このページのまとめ
- 就職試験の作文では、応募者の人柄や考え方が評価されている
- 就職試験の作文では、未来過去に関するテーマや社会に関するテーマが聞かれる
- 就職試験の作文では文章の読みやすさを意識し、一文一義で書くとわかりやすく伝わる
「就職試験の作文で何を書けばよいかわからない」「作文で何が評価されるのか気になる」と悩む就活生も多いでしょう。就職試験の作文では、あなたの人柄や考え方が評価されていることを意識し、文章を考えるのが大切です。
この記事では、就職試験の作文で評価されている点や文章の書き方について解説します。最後まで読めば評価される就職試験の作文がイメージでき、選考突破につなげられるはずです。
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- 企業が就職試験の作文からチェックすること
- 応募者の人柄や考え方
- 文章力
- 仕事への意欲やビジョン
- コミュニケーション力
- 就職試験の作文でよく出題されるテーマ
- 未来に関するテーマ
- 過去に関するテーマ
- 社会に関するテーマ
- 就職試験における作文の書き方のポイント
- 作文の準備には箇条書きを活用する
- PREP法で論理的な文章を作る
- タイトルと内容を一致させる
- 一文一義を心がける
- 就職試験の作文を書く際の注意点
- 字は丁寧に書く
- 文字数の下限や上限を守る
- 前置きは省く
- ねじれ文に注意する
- 就職試験作文の例文
- 「社会問題」をテーマにした就職試験作文400字の例文
- 「私の将来の夢」をテーマにした就職試験作文800字の例文
- 就職試験の作文で失敗したくないあなたへ
企業が就職試験の作文からチェックすること
企業は、就職試験で課す作文から「応募者の人柄や考え方」「仕事への意欲やビジョン」などのポテンシャルを見ています。企業が就職試験の作文でどのような点を見ているかを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
応募者の人柄や考え方
就職試験の作文からは、応募者の人柄や考え方が見られています。あなたの人となりがわかるように、考えや行動面も意識して記載しましょう。
たとえば、「最近のニュースで関心を持ったこと」というテーマがあった場合を考えてみます。何に対して興味があるのか、それに対してどのような考えを持っているかがわかるでしょう。
ただ事実を記載するのではなく、あなたの人柄が伝わるように書くのがポイントです。
文章力
相手にわかりやすく伝える文章力があるかも、作文から見られています。仕事ではメールや日報、会議の資料など、文章を書く機会が多いからです。
正しい日本語を使えているか、誰が読んでもわかりやすい文章を書けているか、などが評価対象のため、文章の書き方も意識してください。
仕事への意欲やビジョン
会社は就職試験の作文を通じて、応募者の仕事に対する意欲や将来のビジョンを知ろうとしています。応募者がどのような将来像を描いているか、どのような目標を持っているかを見極めることで、自社の求める人物像に合致するかどうかを判断できるからです。
あなたの考えと会社の方針が合わないと、入社してもミスマッチを起こすかもしれません。ミスマッチが起きると、せっかく採用してもモチベーション低下や早期退職につながりやすいため、作文を見て会社とのマッチ度も判断しています。
就職活動におけるビジョンがどのようなものか知りたい方は、「就活のビジョンはどう答える?企業が質問する意図や答え方のコツを解説」の記事を参考にしてください。
コミュニケーション力
企業は、作文を通じて、応募者のコミュニケーション能力を評価する場合があります。具体的には、「設問の意図を正しく理解しているか」「自分の考えを論理的に整理しているか」「読み手に伝わりやすい文章を構成しているか」などの点がチェックされます。
これらの点は、仕事におけるコミュニケーション力の基盤となるものであり、重要な評価ポイントです。面接だけでなく、作文でもこのような能力が求められていることを意識して取り組みましょう。
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就職試験の作文でよく出題されるテーマ
作文試験で頻出するテーマは、「未来」「過去」「社会への関心」の3つです。以下ではそれぞれのテーマについて解説するので、事前に対策を練っておきましょう。
未来に関するテーマ
自分が将来どうなっていたいかは、就職試験の作文でよく聞かれる内容です。テーマの具体的な例として、以下のようなものが挙げられます。
・10年後(20年後)の自分
・どんな社会人になりたいか
・私の将来の夢(目標)
・やってみたい仕事
これらのテーマでは、自分の目標や夢を会社の方針に沿わせることが大切です。また、企業研究や業界研究を十分に行っていることや、目標のために努力していることなどを伝えられると、入社意欲の高さを示せます。
過去に関するテーマ
自分の過去の出来事についてもよく聞かれる内容です。具体的には、以下のようなものがあります。
・大学で頑張ったこと
・学生生活で得たもの
・これまでにもっとも打ち込んだこと
・価値観が変わったエピソード
過去に関するテーマで重視されるのは、どれだけ優れた経験をしたかではなく、「頑張った理由」や「どう成長できたか」ということです。また、困難な状況に陥ったとき、どのようにして乗り越えてきたかを書くと、将来性や可能性について高い評価を得やすくなるでしょう。
社会に関するテーマ
社会問題やニュースなどに対する、自分なりの考えが問われます。具体的な例として以下のようなものがあるので、覚えておきましょう。
・最近気になるニュース
・最近見た映画(読んだ本)
・△△についてどう思うか(時事問題や社会問題など)
知らないテーマだと何も書けなくなるので、日ごろからニュースをしっかりとチェックし、自分の考えをまとめておきましょう。また、選んだニュースの内容が応募企業と関連のあることなら、そこから志望動機につなげるのも選択肢となり得ます。
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就職試験における作文の書き方のポイント
就職試験で作文を書く際は、「結論」「理由」「結論」の3つで構成する方法がおすすめです。以下で、作文を書く際のポイントを解説します。
作文の準備には箇条書きを活用する
作文を書く前に、内容を箇条書きで準備しておきましょう。いきなり書き始めてしまうと文章にまとまりがなく、読みにくくなる恐れがあるからです。
箇条書きでまとめておけば、順番を入れ替えてわかりやすい文章を書くことができます。また、全体を見たときに、「余分だから削ろう」「文字数が足りないから追加しよう」のように判断することも可能です。箇条書きでまとめておくことにより、文字数が多い文章でもわかりやすくまとめられます。作文が苦手な場合は、準備をしっかりと行うところから始めてみてください。
PREP法で論理的な文章を作る
論理的な文章を作るために、PREP法を活用してみましょう。PREP法とは、以下の形で文章を作るフレームワークのことです。
・Point:結論
・Reason:理由
・Example:具体例
・Point:結論
PREP法は、作文はもちろん、ビジネスの場面でもわかりやすく伝えるために使われている方法です。結論から伝えることにより、相手に理解してもらいやすくなるメリットがあります。
「文章がわかりにくいと言われる」「文章の書き方がわからない」などと悩む場合は、PREP法で文章を考えてみましょう。就職活動での作文の対策については「就活の作文はどう書く?担当者がチェックするポイントや書き方のコツを解説」の記事でも解説しているので、併せて参考にしてください。
タイトルと内容を一致させる
タイトルと内容が一致するように文章を作成しましょう。本文を書く前に、ある程度内容を決めておくことが大切です。
内容を決めずに文章を書き進めると、途中で話の主旨が変わってしまう場合もあります。「書いているうちに話が飛んでしまい、タイトルとは違った文章になった」といったことがないように気をつけてください。
一文一義を心がける
わかりやすい文章を書くために、一文一義を意識しましょう。一文一義とは、一つの文章に一つの事柄のみを書くことです。
たとえば、以下の文章は一文一義ではないため、内容がわかりにくくなっています。
お客さまから返却があったクレーム品の調査結果の報告ですが、部品Aが取れている状態と部品Bが引き抜けない状態であることがわかり、対応は部品交換ということになりましたが原因はまだわかっていません。
一つの文章に伝えたい事柄を詰め込んでしまうと、結局何が大事なのかがわからなくなります。以下のように、一文一義の文章に直してみると、内容が整理しやすくなるでしょう。
お客さまから返却があったクレーム品の、調査結果のご報告です。
部品Aが取れている状態と、部品Bが引き抜けない状態になっていることがわかりました。対応としては部品交換になります。原因はまだわかっていません。
一文一義の文章は一文が短くなり、読みやすいメリットもあります。文章を書き終えたら、複数の内容を詰め込んでいないか見直してみてください。
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就職試験の作文を書く際の注意点
就職試験の作文を書く際は、字の丁寧さやルールなども意識して書くことが大切です。作文を書く際の注意点をまとめているので、こちらも参考にしてください。
字は丁寧に書く
作文を手書きで提出する場合は、字を丁寧に書くようにしましょう。字が汚いと文章が読めず、評価できない場合もあります。
また、丁寧に書いているかどうかで、あなたの人柄も伝わります。適当に文章を書く人より、丁寧に書く人のほうが信用されやすいでしょう。
字がうまい下手ではなく、丁寧に書いているかどうかが大切です。相手に呼んでもらうことを意識して、丁寧に作成してください。
文字数の下限や上限を守る
文字数の指定がある場合、上限や下限を意識して作成しましょう。文字数を超えるのはもちろん、少な過ぎるのも良くありません。
文字数は、指定の9割以上を書くのが目安です。文字数に指定がなくても、空欄が多いと印象が悪いため、記入欄の9割以上を書くことを目安にしてみてください。
前置きは省く
就職試験の作文では、言葉の意味や定義などの前置きは必要ありません。前置きをしてしまうと、文字数稼ぎをしているような印象を持たれるリスクがあります。
意味や定義を説明しなくてもよいように、誰にでもわかる言葉を使うのがポイントです。初めて読む人も理解できるような言葉や言い回しを心がけてください。
ねじれ文に注意する
ねじれ文とは、主語と述語の組み合わせに誤りがある文章のことです。内容がわかりにくくなるため、ねじれ文になっていないか確認しておきましょう。
たとえば、「私の夢は、弁護士になりたいです」という文章はねじれ文です。「私の夢」が主語の状態で、「なりたい」が述語になるのは文章としておかしくなります。
この場合、「私の夢は弁護士です」または「私は弁護士になりたいです」という文章に直せば、主語と述語の関係が成り立ちます。文章を書く際は、主語と述語の関係を意識して書くように心がけましょう。
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就職試験作文の例文
就職試験の作文に向けて、例文を紹介します。400字と800字の2パターンを紹介するので、どのような文章を書けばよいかの参考にしてください。
「社会問題」をテーマにした就職試験作文400字の例文
私が社会問題を解決するために大切だと考えているのが、地域社会への貢献です。地域社会への貢献を通じて、人々に喜びを提供することで問題解決につながると考えています。
私が地域社会への貢献の重要性を実感したのは、大学1年生のときにボランティア活動に参加したからです。その際、地域の清掃活動や老人ホームでの支援活動を通じて、関わった方々から感謝の言葉をいただきました。
相手に喜んでもらうと、自分も幸せな気持ちになります。お礼を言う方も、言われる側もお互いよい気分ですごせるでしょう。反対に、相手を非難するなどネガティブな言葉を伝えれば、ネガティブな言葉が返ってきます。相手に喜んでもらうためには、まずは自分が横んでもらうようなことをするのが重要だと考えています。
社会問題と向き合うときに、身近に貢献できるのが地域社会への貢献です。今後もこの信念を持ち続け、社会に貢献できる人間でありたいと考えています。
「私の将来の夢」をテーマにした就職試験作文800字の例文
私は将来、利用者さまとそのご家族を笑顔にする介護士になりたいと考えています。なりたいと考えた理由は、要介護と診断された私の祖母を熱心に介護し、祖母の笑顔を取り戻してくれた貴社の介護士の方々に憧れたからです。
私は幼いころから祖母が大好きで、よく遊んでもらっていました。しかし、私が中学生のとき、ちょっとした転倒がきっかけで介護が必要になり、施設へ入所することになったのです。祖母は施設をとても嫌がり、面会のたびに「帰りたい」と繰り返していましたが、私にはどうすることもできませんでした。
そんな祖母と私に対し、優しくフォローしてくださったのが、貴社の施設の介護士の方達です。どんなに祖母の世話が大変でも、心に寄り添った丁寧な介護をしてくださり、面会に来る私のことも気にかけてくださいました。
今では祖母も施設に慣れ、面会の際に笑顔を見せてくれるようになり、楽しそうに施設でのことを話してくれます。こうして、祖母が穏やかに過ごせるのも、私達家族が安心して祖母を任せられるのも、利用者さまだけでなく、ご家族に対しても配慮を欠かさないという貴社の方針があってこそだと思います。
私は、このような出来事をきっかけに介護に対しての関心が大きくなり、介護施設でのボランティア活動を積極的に行うようになりました。それは、将来、貴社で働く介護士さん達のように、利用者さまとそのご家族を笑顔にできるような、心強い存在になりたいと考えるようになったからです。
少しでも多くの方を幸せにできるように、大学入学後はボランティア活動に取り組みました。老人ホームへの支援活動を行い、利用者の方々が楽しく、笑顔になれる時間を過ごしてほしいと感じたからです。
ボランティア経験を活かしながら、貴社で多くのご家族を笑顔にできる介護士として貢献することが、私の夢です。
就職活動でわかりやすい文章を書くためには、書き方のルールを知ることも大切です。エントリーシートで使える書き方のルールを「ESの語尾は『ですます調』がおすすめ!文章ルールを意識した書き方を解説」の記事で解説しているので、こちらも参考にしてください。
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就職試験の作文で失敗したくないあなたへ
就職試験の作文に取り組む際、「どのように書けば評価されるのかわからない」と悩んでいる方もいるでしょう。作文は自分の考えや価値観を伝える重要な機会であり、しっかりとした準備が求められます。
就職試験の作文で高評価を狙いたい方には、就職エージェントのキャリアチケットがおすすめです。キャリアチケットでは、作文の書き方や構成、効果的なアピール方法について具体的なアドバイスを提供しています。
作文で高評価を得るためには、明確なテーマ設定や論理的な展開が必要です。就職活動は自分一人で悩まずに、プロのアドバイスを受けて、説得力のある作文を作成しましょう。
キャリアチケットでは無料で相談を受け付けているため、就職試験の作文に自信を持ちたい方はぜひお問い合わせください。
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本記事の監修者
淺田真奈(あさだまな)
大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。