就活を諦める前にやるべき6つのことを解説!辞めた場合の選択肢も紹介

このページのまとめ

  • 就活を諦めるきっかけとして「最終面接で落ちた」「持ち駒がなくなった」などがある
  • 就活を諦めたあとの選択肢は「就職留年」「フリーター」「独立・起業」など
  • 就活を諦める前に、誰かに相談したり受ける業界を広げたりしてみよう
  • 夏や秋でも内定は目指せるので、春採用で就活を諦めるのは早い

就活を諦める前にやるべき6つのことを解説!辞めた場合の選択肢も紹介のイメージ

何社も不採用が続いてしまうと「就活はもう諦めるべきなのかな…」と悩んでしまう方は多いでしょう。 しかし、実際に就職を諦めた人の中には、後悔しているという声も少なくありません。このコラムでは、就活を諦めた場合の選択肢や、諦める前にやるべき対処法などを紹介します。就活に行き詰まっているという方はぜひ参考にしてみてください。

就活には悩みがつきものです。就活の悩みの種類別の解消法について知りたい方は「就活がうまくいかないときはどうすればいい?就活中の悩みを乗り越える秘訣まとめ!」も参考にしてください。

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就活を諦める4つの理由

この項目では、就活を諦めるきっかけとなり得る出来事を紹介します。

1.最終面接で落とされた

やっとたどり着いた最終面接で落とされてしまった場合、就活を諦めてしまう場合があります。費やした時間だけでなく期待も大きいだけに、激しく落胆してしまう就活生も多いでしょう。

2.持ち駒がなくなった

持ち駒がなくなったことをきっかけに、就活を諦めようと考える学生は多いようです。選考に落ち続けた経験から、「またエントリーしてもどうせ落ちるから辞めておこう…」という投げやりな気持ちが生まれる場合もあるでしょう。

3.ストレスが溜まった

ストレスが限界まで溜まって、就活を諦めてしまう学生も。就活はやるべきことが多く、慣れないことや緊張する場面も多々あるため、疲れが溜まりがちです。ストレスを発散する時間も取りにくく、張り詰めていた糸が切れてしまうこともあるでしょう。

4.就活自体に疑問を感じている

たった数枚の書類や短時間の面接の中で判断される「就活」というもの自体に疑問を感じ、辞めたくなってしまう場合も。確かに、短い選考フローの中で就活生のすべてを理解できる企業は少ないでしょう。ほんの一部分だけを見て判断されることに、耐え難い気持ちを感じてしまう就活生もいます。

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就活を諦めた場合の4つの選択肢

就活を諦めた場合、下記の4つの選択肢が考えられます。もし就職できずに卒業することになると、多くの場合、再度就活するときには新卒の場合よりも難易度が高くなるでしょう。それぞれの選択肢のメリットとデメリットを考慮したうえで、自分の進む道を決める必要があります。

1.既卒で就活する

既卒とは、卒業後に社会人経験がない方のことを指します。既卒で正社員を目指すメリットは、時間の融通がきくため、就活にじっくりと時間をかけられること。しかし、能力や経験などの評価は、新卒より高いレベルが求められるでしょう。

2.就職留年

就職留年とは、卒業せずに就活する状態を指します。就職留年をすれば、新卒として就活できますが、学費が余分にかかることは頭に入れておかなければいけません。

3.フリーター

フリーターは、働く時間を自分で調整できるため、時間的な自由を確保しやすいことが魅力です。しかしその反面、賃金が安く、雇用の安定性が低いことがデメリットとして挙げられます。 

4.独立・起業

雇用されることに囚われず、独立・起業することも選択肢の一つです。働き方を自分で決められるので、職場環境のストレスがかかりにくいことは魅力的といえるでしょう。頑張り次第で、新卒の給料を超えられる可能性もあります。デメリットは、事業の種類にもよりますが、初期費用がかかること。また、毎月決まった給料がある会社員と比べ、収入も不安定でしょう。

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就活を諦める前にできる6つのこと

就活を諦める前に、下記の6つのことを試してみましょう。気持ちを持ち直せたり、就活が上手くいったりする可能性があります。 

1.第三者に相談する

1人で悩みを抱え込まず、悩んだら誰かに相談してみると良いでしょう。親や友人、先輩などに話を聞いてもらうだけで、前向きな気持ちになれることがあります。近しい人には相談しづらいと感じたら、大学の就職課でアドバイスをもらうのもおすすめです。 

2.就活エージェントを利用する

就活エージェントを利用して、就活を全面的にサポートしてもらうのも良いでしょう。1人で就活を進めることに不安がある方には、特におすすめのサービスです。適性に合った求人を紹介してもらえるだけでなく、書類や面接対策の相談にものってもらえます。 

3.面接の練習に力を入れる

面接が就活のネックになっている方は、練習を重ねて克服を目指しましょう。頭の中でシミュレーションをするだけでなく、模擬面接にもぜひ挑戦してみてください。模擬面接とは、第三者に面接官役をお願いし、入室から退室までの流れを一通りやってみる練習法のこと。実際の雰囲気に近い空気を体験できることや、第三者からのフィードバックがもらえることなど、多数のメリットがあります。 

4.幅広い業界にチャレンジする

視野を広げ、幅広い業界にチャレンジすることも大切です。就活が上手く行かない原因として、業界を絞り込み過ぎている場合もあります。自分のやりたいことを見つめ直し、それがほかの業界でも実現できないかどうか再考してみましょう。 

5.自己分析を念入りに行う

自己分析を念入りに行うことも、有効な対策の一つです。自分の強みや長所を改めて見直し、ESや履歴書で適切にアピールできるようにしておきましょう。 

6.休息をとって気持ちを切り替える

就活を諦める前に、一度しっかり休むのも大切です。2~3日や1週間など期間を決め、就活のことを考えずリフレッシュしてみましょう。運動や部屋の片付けなどを数時間行うだけでも頭がすっきりする場合があります。

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春採用の時期から就活を諦めるのは早い

「就活が上手く行かない…」と感じても、春採用から就活を諦めるのは時期尚早です。春採用のあとには、夏採用や秋採用が控えています。卒業までにいくつかチャンスはあるので、最後まで諦めず前向きに取り組んでいきましょう。 

夏採用も視野に入れよう

春採用の結果が芳しくなかった方は、夏採用も視野に入れて行動しましょう。6月後半から8月後半にかけて行われる夏採用は、まだまだ求人も多く、採用活動が盛んな時期です。夏採用で採用を行う企業は、春採用で必要な人数を確保できなかった企業が多いでしょう。しかし、知名度が低くとも、優良な企業は数多く存在しています。企業研究を念入りに行い、内定獲得に向けて駆け抜けましょう。 

秋採用でもチャンスはある

もし夏採用が上手く行かなかった場合でも、秋採用が残っています。9月ごろから11月の終わりにかけて行われる秋採用でも、粘り強く就活を続けましょう。就活は諦めないことが大切です。
 
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本記事の監修者

淺田真奈(あさだまな)

大学時代は接客のアルバイトを3つかけもちし、接客コンテストで全店1位になった経験をもつ。新卒では地方創生系の会社に入社をし、スイーツ専門店の立ち上げからマネジメントを経験。その後、レバレジーズへ中途入社。現在はキャリアチケットのアドバイザーとして、学生のキャリア支援で学生満足度年間1位と事業部のベストセールスを受賞し、リーダーとしてメンバーのマネジメントを行っている。

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